38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

荒れた10月、あっという間に。

2013年10月31日 | 農と暮らしの日記
まさに秋らしい鰯雲の空。
里芋は葉がどんどん枯れていき、いよいよ収穫が真っ盛り。というほどの量でもないのがうちの里芋畑だから、いよいよという意気込みも実はたいしてなく、毎日、野菜セットに必要な量だけ、細々と淡々と掘り上げている。



木曜、晴れのち曇り、昼頃に一瞬ぱらっと雨。
午前:収穫、セット荷造り。
午後:ようやく畑が乾いてきたので、溜まっていた苗をあれこれ定植。
今日はとりあえずレタス類と春菊。雨続きの間にずいぶん苗が傷んでしまった。

週末はまた傘マークが出ている。
こうなるともう、「すっかり乾いた畑」というのは当分望めそうもない。多少湿度の高い土でも、だましだまし、なんとか作付けをしていかなければ。
明日からはもう11月。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、抜き大根、人参まびき菜、枝豆、ピーマン・伏見甘長唐辛子のいずれかまたは両方、レタス類(サラダ菜、サンチュ、サニーレタスから)。
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青年農業者の芋掘り、手伝い。

2013年10月30日 | 農と暮らしの日記
さつま芋を順次掘り上げ、その跡を急いで片付けている。
さつま芋の跡は他の野菜類に比べると格段に残渣類が少ない。蔓を運び出してから一度トラクタで耕耘するだけで、写真のようにすっかりきれいになるから、例年、玉葱を植えたり早春どりの葉ものをトンネルがけで播いたり植えたりするのに重宝する。

ただ、今年は芋がまだ小さいから、芋掘りも先延ばしにしている。
当然、畑の片付くのも遅れてくる。芋が小さくても次の作付けを急ぐべきか、次の作付けが遅れても芋を大きくするのがいいか。



水曜、今日も晴れ。
午前:7時に家を出て、市内西部の周布(しゅう)地区へ。
青年農業者協議会のさつま芋掘りがここであり、僕はもうこの会を卒業しているのだけれど、手伝いに。というのも、飯盛会のさつま芋が今年はかなり不作で秋の各行事に使う芋が足りず、今日はここで少し分けてもらおうというわけで。

圃場は協議会のS君のところ。
S君は里芋をたくさん栽培していて、さつま芋の畑も畝立てとマルチ張りは里芋の機械を使ったらしく、収穫前の畑が美しい。そして今日の収穫も、蔓を刈るのは人海戦術でやったけど、そのあとは芋をマルチごと「おがす」(掘り起こす)アタッチメントをトラクタにつけて、その速いこと。
芋も見事に大きく大量に育っており、これで飯盛会の芋の手当てもでき、ひと安心で帰路に着く。

O会長、S君はじめ協議会のみなさま、事務局のみなさま、ありがとうございました。
青年農業者協議会の石焼き芋販売は、今年も11/9~10の土日、西条市産業祭(西条農業高校)にテントが出ます。西条の農業の明日を担う若者たちが育てたさつま芋を、ぜひ味わってみてください。

午後:冒頭のように、今度は自分のさつま芋の畑の片付け。
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枝豆虫害、早播き原因か。

2013年10月29日 | 農と暮らしの日記
野菜セットに入っている枝豆も、そろそろ終盤。
例年どおり本来は12月に「大豆」として収穫する種類のものを、9月末頃から11月初旬あたりまで早どりし、「枝豆」で出荷している。野菜の少ない端境のこの時期にありがたい枝豆なのだが、今年は虫の食害が多く、1株から採れる枝豆の量が1~2割くらいしかない。そのまま畑に置いておいても食われた莢は元には戻らず、大豆で採れる量が増えるわけではないから、毎日、大量の株を刈って軽トラに載せて戻っては、わずかな量の豆を採り、そしてまた残骸となった大量の枝を畑に持って帰る。
虫害の原因は研究中だけれど、早播きし過ぎたことが大きいかもしれない。



火曜、晴れ。
午前:収穫、セット荷造り。
午後:さつま芋の収穫、畑の枯れ草焼きなど。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、枝豆、ピーマン、伏見甘長唐辛子、レタス類(サンチュ、サニーレタス、サラダ菜から)。
その他、セットによって、人参まびき菜、抜き大根、つるむらさき、空芯菜、葱、から。
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陸上記録会、若杉ばあちゃん。

2013年10月28日 | 農と暮らしの日記
秋晴れのもと市の小学校陸上記録会。
会場は市臨海部の、ひうち競技場。真は走り幅跳びの選手に選ばれて出場し、記録はともかく、3回跳んで3回着地した。お疲れさま。夏休み頃から(だっけ?)始まり、放課後や週末を中心に練習に励んできた飯岡小のアスリートたち、かっこよかった。
ご指導くださった先生方、ありがとうございました。

授業が6時間あってその中に体育もあって、放課後に陸上の練習して。
それからバレーボールの練習して帰って来て、8時頃から晩ごはん食べて宿題して。そのうえでまだ笑い転げたり、母親に悪態ついたり、静かに「いじわるばあさん」読んだり。
子どもって、元気ですね。つくづく……。



月曜、快晴。
6時前にみんな起きてごはん。陸上記録会に出る真は6時半頃に家を出て行った。

午前:野菜セットの荷作り、昨日から途中だったのを仕上げ。
伝票書いたり箱詰めしたりして、9時頃に家を出て市内配達と宅配便センター持ち込み、10時半前に上記の競技場に到着して陸上記録会観戦。芝生スタンドの、走り幅跳びがよく見える場所に行ったら高校の同級生F君を発見。彼のところは別の小学校でソフトボール投げに出ていて、それを見終えてから出勤だそう。

11時過ぎ、競技場を出て帰宅。
しばらく家で机しごと。昨夜の飯盛会の打ち合わせを受けての今後の準備やらゆうき生協のあれこれやら。

薫は午前中、市の総合福祉センター。
「若杉ばあちゃん」こと若杉友子さんの講演会「野草の力をいただいて」があり、お手伝いも兼ねて。会場は満員の大盛況だったそうだ。

午後:畑であれこれの中耕など。
明朝出荷分の一部収穫。帰りに飯盛会やJA青壮年部の案内文書配り。18時頃に帰宅。

<本日の野菜セット>例 ※品薄につき、まだなお一部のセットは休ませていただいています。
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、抜き大根、人参まびき菜、枝豆、ピーマン、伏見甘長唐辛子または万願寺唐辛子、サンチュまたはリーフレタス(サラダ菜とサニーレタス)、空芯菜またはつるむらさき。
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さつま芋は、紅東から金時へ。

2013年10月27日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の収穫は紅東が終わり、今日からは金時。
しかし。ご覧のとおり小さい。あと2週間でも3週間でも置いておけば多少は太ってくることがわかっているのだが、霜の降り始めるぎりぎりの週末に畑全部を掘り起こすなんていうのは無理なので、小さいのは織り込み済みでどんどん掘らなければならない。
だけど、やっぱり小さい……。



日曜、晴れ時々曇り。
真は大町小学校で市内の小学生バレーボール大会、渚もその当番で。渚は生徒会。

午前:苗の水やりなどしたあと畑に出て、さつま芋(金時)の収穫など。
明日出荷分の野菜などを収穫して帰宅。
午後:明日は午前中、ひとりなので前倒しで出荷作業。
夜:19時半から、公民館で飯盛会の打ち合せ。
石焼きい芋ほかを出店する11月10日の飯岡総合文化祭や同23日のさつま芋オーナー収穫祭などの段取り。
22時過ぎにひと区切りついて解散、帰宅、晩ごはん。



NHKのラジオ深夜便をよく聴く。
というと、年寄りみたいだが、確かにもう年寄りだともいえるし、あるいは、この番組はさほど年寄り向けというわけではないような気もする。昨夜(というか正確には今朝未明)のアンカーは柴田祐規子アナウンサーで、この人はほぼ同世代と思われ、だからだろうか、とくに2時台、3時台の音楽中心のコーナーの時に挟まれる何でもない話が妙にはまるというか、意図せずこの人の素が出ている感じで、和むというより少々たじろいでしまうことがある。

今朝の2時台は、クインシー・ジョーンズの特集。
彼のプロデュースによるマイケル・ジャクソンのアルバム「オフ・ザ・ウォール」を、柴田アナはお小遣いをためて買ったらしいのだが、そう言えば、そのアルバム(もちろんアナログ盤)はいつの間にかどこかに行ってしまったんですよねぇ……。とつぶやいて、それはそれで、ああ、そういうこともあるなと思わされるのだが、よくよく考えてみるとその話は今夜の特集とは関係がないのである。3時台の石川さゆり特集でも、「津軽海峡冬景色」をかけたあとに、思えば彼女は当時まだ10代だったんですねぇ……。とつぶやいて、それはこの歌手のキャリアの長さとか実力とかを物語っていて、確かにこの特集に絡んだ話ではあるのだが、その話しぶりはとてもパーソナルな感慨からついこぼれ出したようなトーンだから、こちらは石川さゆりを聴いているのか柴田アナのひとりごとを聴いているのかわからなくなる。

機会があったら、聴いてみてください。
出番が日曜の深夜(月曜の未明)というのが、やや難。
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台風一過でも、また晴れず。

2013年10月26日 | 農と暮らしの日記
水曜に植えたばかりの玉葱苗は、大雨による畑の冠水で根が浮いてしまった。
昨日はほとんど緑の葉の部分も見えないほど完全に水没したが、雨が上がった今朝は水が引き、とりあえずは息をつないだ感じ。ただ、植え方が甘かった苗や、水の流れがあったところの苗だろうか、文字通り根こそぎ土から浮いて流れてしまい、元の植え位置ではない別のところに横たわっていた苗も少なからずあった。
明日あたり、畝間が乾いて踏み込めるようになったら、そんな苗を拾って植え直してやらなければ。



土曜、曇り。台風27号は深夜に四国はるか沖を通過して東海から関東方面のはるか沖へ。
雨は昨夜のうちにあがり、予報ではこれから強くなると言われていた風も深夜に少し気になった程度で朝には弱まった。

午前:畑の見回りを兼ねて、収穫。
本来は昨日出荷予定だった野菜セットを今日に延期してもらったので。

午後:薫が市内に配達。
僕は残りの宅配便と来訪のセットを仕上げて伝票書き。
以降は、机仕事。来月号の菜園だより執筆やら、ゆうき生協の地区会の仕事やら。

渚は生徒会、真はバレーボールと陸上記録会の練習。



昨日はほぼ全面的に冠水してしまっていた畑は、今朝見にいったらほぼ水が引いていた。
見た目に致命的なほどの傷跡はなく、ひと安心。ただ、大根や人参、芋類など地中の作物は、あまり長く水に浸かった状態だと少なからず影響を受けるだろう。とにかく早く晴れが続いて、畑が乾いてほしい。
この秋の台風は、「一過」でも晴れてくれないのがつらい。
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台風で畑冠水、臨時休業。

2013年10月25日 | 農と暮らしの日記
本日午前現在、じゃが芋の畑が水没中。
というか、うちの畑がほぼ全体的に沈んでいる。ただ、午後には雨脚が弱まってきたから、おそらく徐々に水は引いてきているはず。

じゃが芋は地上部がかなり生育しているから、畝が水没してもなお畑であることがわかる。
しかし、レタスやキャベツなどの葉ものや、植え付けたばかりの玉葱などは完全に水中に沈んでしまっているから、水が引いてもその影響がどう残っていくのか、心配でしょうがないけど、いま心配してもしょうがない。
台風はいつか去り、水もいつか引いていく。

この時期の台風続きは多くの農家に大打撃だろう。
うちなどはまだそれぞれの野菜の作付けが少なく、あれがダメでもこれがある、これがだめでも次のがあるという(半ば開き直りもあるけど)、まあなんとか遅れ遅れながらも次々に播いて植えて、あえぎながらも少しずつ収穫して少しずつ出荷していけば、どうにかこうにか、大損はしないようになっている。

けれど、市場出荷など1作が大きい農家は大変だと思う。
いっときに播いたり植えたりする量が多いから、用意している苗も多いし、準備しなければならない畑も広い。大雨の数日後にやっと乾いた畑を1時間ほどで耕耘して1時間ほどで植えて、というようなわけにはいかない。もちろん、僕なんかに比べれば格段に段取りがよく、技術もあるからわずかの好機を逃さず生かしているはずだけれど、自分にはとてもできないなぁと思う。
単に、自分にはできないというだけのことかもしれないが。

台風27号接近の影響で、今日は四国が大雨の中心らしい。
木曜朝からの雨が3日目の今日もほぼ終日、降り続いている。未明から午前中はかなり激しく降り、大雨警報が出て小中学校とも臨時休業、真も渚も家でのんびり。



金曜、台風27号は九州のはるか南沖を東進中。3日目の雨が日没現在、まだ降り続いている。
午前:畑を見に行き、冒頭のような状況だから収穫は断念。
野菜セットの出荷は本日休止とし、明日または明後日の出荷ということで次々にお客さんに連絡をとる。

瓦屋さんに来てもらい、屋内のあちこちを見てもらう。
降雨中に天井などの湿り具合などを見てもらっておくと、晴れた日に屋根に上がって見てもらうときの参考になると聞いていたので。
昼まで机仕事。

午後:ホームセンターで買い物。
物が少なくすっきりしていると言われる藤田家だが、子どもたちが大きくなるにしたがって物が増え、押し入れの中などの思い切った整理が必要になったから、そのための簡易な収納家具を購入、帰宅して据え付け、整理など。

真は学校もバレーもなく、久々にたっぷりの遊び時間。
だけれど、真にとって外に出られない自由時間なんて意味がない、という感じ。仕方なく消しゴムハンコを作ったり割り箸で鉄砲やら毒矢(!)やらヒコーキやらを作ったり、それを家の中で飛ばしていて叱られたり。



台風27号の雨は、四国地方では今夜いっぱいの予報。
明日は上がって、今度は風が強くなるそうだ。晴れて強風なら畑が乾くのには文字通りの追い風となるからありがたい。ただし、「暴風」では困る。

まだまだ油断は禁物。
これから台風が近づく地域のみなさんも、くれぐれもお気をつけください。
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台風大雨、食材「誤表示」。

2013年10月24日 | 農と暮らしの日記
人参は何度かのまびきを経て葉が茂り、地中の「人参」の部分も太り始めた。
ただし、このところの雨続きで、ご覧のように畝間には常に水が浮いている。人参や大根など根ものは浸水の害を受けやすく、地上部がきれいに育っていても安心はできない。



木曜、昨朝からの雨が今日も終日降り続く。
午前:収穫、宅配便のセット荷造り、箱詰めまで。
午後:雨で畑仕事もできないから、中学校の進路説明会に出かける。
説明会は何度かに分けて行われているようで、3年生と保護者が対象。今日は近隣の高校のうち何校かから先生が来られて各20分ほど学校説明。約2時間で終了。

雨は夕方からますます激しくなっている。
台風27号の四国への最接近は明日夜から土曜朝にかけてという進路予想だが、雨のピークは今夜から明日の日中のようだ。明日出荷の野菜を収穫しておけばよかったかもしれない。明日の朝はまだ台風は遠いと油断した。

<本日の野菜セット>例 ※品薄のため一部のお客さまは休止中。
じゃが芋・里芋・さつま芋から1~2種、ピーマン、伏見甘長か万願寺唐辛子、枝豆、人参まびき菜、チマ・サンチュ(赤と緑)。
セットによって他に、まびき薄紅蕪、抜き大根、つるむらさき。



ホテルのレストランで食材の「誤表示」の常態化が発覚し、報道されている。
加工品を焼くだけなのに「手こね」、バナメイエビが「芝海老」というのはさすがにまずいと思うけれど、冷凍だから「鮮魚」表示はダメ、牛脂注入だと「牛肉」じゃないと聞いて、ああ、そういうものなのかと思った。「冷凍魚介サラダ」とか「牛脂注入肉ステーキ」とはまず書かないだろうから、単に「魚介サラダ」「牛ステーキ」とすればいいのだろうか。確かにそれでは味気ない。
食の生産者である僕も、意識はたいして高くはないようだ。

報道の中に、「○○農園産」というもあった。
地産野菜をアピールするために、必要量をまかなえないような小規模農家の名前を冠したメニューを出していたらしい。うちも最近は減ったが飲食店等に多少の出荷があり、量の約束はできないから「あるときだけで」という感じで出すのだけれど、それではお店のほうが大変だろうなと常々思っている。○○農園産などと謳わなければ問題も起こらないが、そのつどメニュー表示を書いたり消したりというのは相当な手間だろう。

もちろん、手間だからといって嘘の表記をしてはいけない。
法的にはレストランや卸売業者の責任が問われるのだろうが、やはり「出す」側も「知らない」では済むまい。今回報道されている農家さんの場合は、そんな量は出せないなどと渋っていたそうだから同情するけれど、消費者からは「被害者」とは見られないだろう。何に使われるか、どう使われるかを見届けるのは「つくり手」の務めといえるかもしれない。

あるときだけ「今日はこんなのがありましたから」という感じで使ってくださって、お客さんに尋ねられたら「○○さんのです」と伝えてくださるというようなのがありがたいです。
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朝から雨、台風27号に要警戒。

2013年10月23日 | 農と暮らしの日記
台風27号の影響で、また雨が降り始めた。
予報では、今日はまだ曇りのち雨、あるいは曇り時々雨くらいの感じだったのだけれど、朝ごはんの頃にはもう降り始めた。

降り始めるより前に、小学校の陸上記録会は延期の連絡網が回ってきた。
いまのところ来週月曜の予定。といっても、この間は雨続きの予報だから練習もままならないだろう。

レタス類の畑はかなり生育が進んできた。
ところへ、雨続きで畝間の溝にはすぐに水がたまる。レタス類は泥はねで傷むことがあるから、これからの時期はもう少し乾いていてほしい。



水曜、セット出荷は休みの日。
早朝は曇り、すぐ雨時々曇り。午後は本降り。日暮れて、いまは上がっている様子。

午前:発芽しかけたばかりのような苗は雨よけで温室内に移す。主に机仕事。
午後:軒下でキャベツ、ほうれん草の育苗の種播き。
夕方:軽トラで畑に出て、トラクタを持ち帰り、歩いてまた畑に出て、畑の見回り、明日出荷分の一部収穫など。



台風27号は本州上陸の可能性が低くなったが、これからが警戒の本番。
愛媛では今日水曜から木、金、土曜と雨が続く予報になっている。市街地のほうを流れる加茂川は、降り始めから半日という早い段階でもうダム放流が始まっている。先週の台風26号の雨とその週末の雨で、山も川も平野も水を蓄える余力が小さくなっているのだろう。
どうぞ、みなさま、お気をつけください。



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玉葱定植、まずは極早生。

2013年10月22日 | 農と暮らしの日記
今期一番の玉葱、まずは極早生を2列植え付け。
今年もまた苗は自分で立てられず種苗店で購入。畑を縮小・集中しているのと、初秋の猛暑などなどで手が回らず、悔しいけれど。

極早生は昨年と同数の1,500本を2列に。
ところが、1列を5条で植え終わったところで余り苗が想定より多いことがわかり、ちょうど2列目の畝幅がやや広めになっていたので、こちらは6条植えにしてほぼぴったり。
収穫は「葉つき新玉葱」で3月下旬頃からの予定。



火曜、晴れのち曇り。
午前:収穫、セット荷造り。
午後:軽トラに玉葱苗と自転車を載せて畑へ。
自転車を下ろしてそれに乗り、とんぼがえりの帰宅、トラクタに乗り換えて畑に戻り、耕耘。管理機で畝立て後、上記の玉葱植え付けを3時間弱で。



台風27号は金曜から土曜頃に四国に最も接近するという進路予報。
ただし、雨はもう明日から降り始めるようで、それどころか今日も予報より早くどんよりと雲が垂れこめ、かすかにポツリポツリと落ちていた。
もう少し他の野菜も植えたかったけれど、玉葱だけなんとか終わったので、それでよしとするか。

<本日の野菜セット>例 ※品薄のため一部のお客さまは休止中。
じゃが芋・里芋・さつま芋から1~2種、伏見甘長唐辛子、オクラ、枝豆、人参まびき菜、チマ・サンチュ(赤と緑)。
セットによって他に、まびき薄紅蕪、つるむらさき。
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ようやく青空、オクラまた播種。

2013年10月21日 | 農と暮らしの日記
オクラの足元に空豆の播種、残っていた1列も本日終了。
空豆は毎年、種採りを試みながら、翌年のすべての分を確保することができず、結局今年も先口の3列分は購入して播き、自家採種の種は今日播いた70粒のみ。



月曜、ようやく晴れ。
午前:収穫、セット荷造り。昼前に市内配達、ついでに買い物など。
午後:宅配便のセットの仕上げ。
15時頃から畑に出て空豆1列の播種。さつま芋をまた少し収穫。

<本日の野菜セット>例 ※品薄のため一部のお客さまは休止中。
じゃが芋・里芋・さつま芋から1~2種、伏見甘長唐辛子、オクラ、枝豆、人参まびき菜、チマ・サンチュ(赤と緑)。
セットによって他に、つるむらさき。
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台風去っても、雨続き。

2013年10月20日 | 農と暮らしの日記
寒冷紗の中で育っている冬どりのキャベツ。
寒冷紗のおかげで虫除けはまずまず成功しているけれど、目が行き届かない分、草の処理が遅れ気味だからこんな感じ。そろそろ一度、寒冷紗をはがして中耕・除草してやらなければ。



日曜、昨日からの雨が夕方まで降り続く。
台風は去ったのに台風一過の秋晴れとはならず、まるで梅雨のような毎日。

小学校のリサイクル活動も雨で延期。
午前:机仕事やら作業場まわりで苗の管理やら。
午後:引き続き家の中であれこれ。夕方に畑に出て、明朝出荷の一部を収穫。



台風27号は26号と同じような進路予想になっている。
当地もそうだけれど、伊豆大島をはじめ、雨の続いているところが多い。
被害が出ないことを祈ります。
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西条、瀬戸内の海の幸。

2013年10月19日 | 農と暮らしの日記
本日の真の釣果。
バレーボールの練習を午前で切り上げ、みんなでコーチに防波堤に連れていってもらったらしい。鱚(大と極小を各1)と、ギンギラ(としては大きめ2)。せっかくなので、真に包丁を持たせ、鱚は3枚に下ろして刺身の仕上げまで、ギンギラはワタを出して醤油で煮付けに。そうそう、鱚のアラ(頭と中骨、そぎ身)は昆布出汁の潮汁にするのも真にやらせた。「釣るだけ釣って帰って、あとは料理してくれでは嫌がられるぞー」と、将来のことを案じて指導したというわけ。

これで僕は、買うだけ買って、料理は真に任せることができる。



土曜、曇り時々雨。
昨夜からの雨が朝まで降り、いったん上がったが、また昼前から降り、降ったりやんだり。
真は陸上の練習が雨で中止になり、朝からバレーボールの練習。薫も午後の当番で出かけたが、「釣り部」に変身したのでその付き添いで。

午前:温室内で育苗の種播き。
レタス類、春菊、ほうれん草など。

午後:机仕事。
夕方、真が帰って来て上記のとおり魚料理の指導。

夜:魚喰いの食卓。
鱚の刺身(一口ずつ4人前)と潮汁(2人前)とギンギラの煮付け(1尾ずつ2人前)のほか、昨日に続いて頂きもののチヌの刺身(たっぷり)、さらに別途たまたま差し入れのあったワタリガニ(1人1杯)も並べて、また祭りが来たみたいなことになった。
(実は海老も来たけど、これはさすがに冷凍庫へ)



食べながらつくづく、西条の海を大切にしなければ、と。
いくら養殖技術が発達したり、輸入が増えたり流通が充実したりして、日本中、世界中の海の幸をふんだんに楽しめるようになったとしても(ならないと思うけど)、「その代わり、瀬戸内の魚はもうありませんよ」ということになるなら、鮪や鰤や雲丹なんかはもちろん(いまもほとんど食べないけど)、鮭も秋刀魚もいらない。

それなら、普段から地産の魚介だけを食べるようにすればいい?
その通りなんだけど、なかなかですね。鮭、秋刀魚は食べたくなる。りんごはどうか。スパゲティは。ガソリン車は。
外国産ばかりの野菜の種は買うのは一切やめて、自家採種だけでやるか。
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冬どり玉葱、試験的に。

2013年10月18日 | 農と暮らしの日記
いわゆる「セット玉葱」が生育中。
玉葱といえば、ちょうどいま頃から初冬にかけて苗を植え、早春から初夏にかけて収穫するというのが一般的な作型で、それに対してこのセット玉葱というのは、春に播いた玉葱が小さく結球したのをいったん掘り上げて干しておき、その「ミニミニ玉葱」みたいなのを8月頃に植え、12月頃に収穫するもの。貯蔵してあった玉葱は夏を越して9月頃になると量も減り、残ったものも貯蔵寿命が尽きて傷んでくる。一般のスーパー等では、秋に収穫される北海道産の玉葱がこれに代わるから、玉葱は一年中あって当たり前の野菜になっているけれど、うちのように、自前で揃えて販売するスタイルだと冬に玉葱が入らない。
なので、量はわずかながら、多少それを補う方策として、試験的に。



金曜、曇り時々晴れ。のち夕方から雨。
秋祭りが終わり、また日常に戻って畑仕事と出荷の毎日。

午前:収穫、セット荷造り。
午後:薫が市内配達、僕は残りのセットの仕上げ。

夕方:空豆の播種。
例年どおり、まだ収穫中のオクラの株もとに、約30cm間隔で1粒ずつ。

<本日の野菜セット>例 ※引き続き、品薄のため一部のセットのみ出荷。
じゃが芋・里芋・さつま芋から1~2種、伏見甘長唐辛子、オクラ、枝豆、人参まびき菜、チマ・サンチュ(赤と緑)。
セットによって他に、つるむらさき。
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飯積祭礼、秋の陽気。

2013年10月17日 | 農と暮らしの日記
うちの近所、室川の西原河原でのかき比べ。
いまちょうど真ん中で上がっているのが、飯岡本郷(撮影:藤田真くん=今年はどういう心境なのか、太鼓台には着いて回らず)。
僕は飯岡本郷太鼓台の中のどこかにいます。



木曜、17日、飯積神社祭礼の本番。晴れ時々曇り。
台風一過のわりには爽やかな青空にはならず、雲が多めの、とりあえずの晴天。曇って風が吹くと寒いくらい。

朝:13時過ぎ起床。14時にJA西条・飯岡支所前に集合。
14時半頃に出発、飯積神社での宮出しから船屋グラウンド、6時過ぎに家の近くを通るところで御花も渡して帰宅、朝ごはん。

午前:7時過ぎ、神さんが戻川集会所に到着して御神楽。
渚と真も一緒に行き、お賽銭もあげてお参り。

僕はそのまま、7時50分集合の飯岡郵便局で太鼓台に合流。
すぐに出発、今年は西回りなので冒頭の西原河原。そこからは、統一行動で八幡神社、そこで早めの昼ごはん。

午後:大生院の渦井川河原へ、そこでかき比べ。
終わって大生院の集落をまわって、飯岡まで戻ってきたところで太鼓台から分かれていったん帰宅、14時頃、苗の水やり。
そのままま「た牛小屋の踏切」あたりで太鼓台に合流。このあたりは例年、JR踏切の通過で太鼓台が滞りがちになるところなので、追いつくには最適のポイント。

夕方:16時頃だろうか、渦井川の土手に到着、早めの夕飯。
昼ごはんも夕飯も、それぞれの家で作った弁当を町内の係の方の家に時間までに届けると、軽トラで現地まで運んでいただける仕組み。

16時半頃から、神社前の河原で最後のかき比べ。
18時過ぎに終わって土手に上がり、飯岡までの帰還途中で僕と真は太鼓台から分かれて帰宅、晩ごはん。
さっき食べたばかりなのにまだ食べるのが不思議だけど、お腹は空いているからしょうがない。

21時頃、早めに就寝。

今年も飯岡本郷のみなさま、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
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