38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

大晦日、今年も大阪へ。

2007年12月31日 | 農と暮らしの日記
大阪、阪急の十三(じゅうそう)駅前。
改札を出るとアーケードの中というのが、たまらない。駅前からアーケード商店街が延びている町はわりとあると思うけれど、「屋根続き」は珍しい気がする。



ついに、大晦日。
5時半に目覚ましで起き、6時過ぎに飯岡の家を出る。毎年恒例の大阪帰省(薫の実家)、まだ真っ暗な旧道を自転車で飛ばす。6:30、JR伊予西条駅前から高速バス「いしづちライナー」に乗車。

高速に乗るとすぐに雪がちらつき始め、吉野川PAあたりは吹雪。
しかし、鳴門から淡路島へと渡る頃には晴れ間も出て、どうやら阪神方面はさほどの天気の崩れはなさそう。

10時過ぎ、予定より早く神戸・三宮に到着。
バス自体は大阪・梅田行きなのだが、今年はここで降車。しばらく、繁華街をぶらつく。そごう神戸店で、地下の食品売り場をのぞくと、まあなんと野菜の高いこと。里芋100g198円(うちは60円)に始まり、小松菜、ほうれん草、蕪などなど、いちいち「おーっ!」と声が出そうな値がついている。聞くと、「やはり年末なので品薄のものはだいぶん高くなってます」とのこと。

阪急の電車で冒頭の「十三」へ。
阪急に乗るのは久しぶり、というか前に一度か二度乗っただけだけれど、チョコレート色の車体もいいし、遠くに海を見下ろす感じもいいし、そして、小学校時代からずっと、いまはなきブレーブスのファンだった僕としては(山田、佐藤、今井、福本とか、ショートに弓岡とかのいた頃)、感慨深く乗車させていただいたのである。

で、十三は何の用事かというと、映画である。
第七芸術劇場で、前にちょっと書いた「いのちの食べ方」。大晦日だからか何だからか、なんと特別料金の1,000円で観ることができた。感想はまたどこかで書きたいと思いますが、観てよかった。ストーリーはなく、ドキュメンタリーとしても筋書きというほどのもはなく、とにかく淡々と、畜肉、野菜、穀物など食糧の生産現場を主にカメラを固定したかたちで撮影しただけ、という映像。美しいです。全国各地で上映中&上映予定で、この第七芸術劇場では1/5から「食の未来」も同時上映。愛媛では松山のシネマルナティックで2/9~2/22。



見終わって薫の実家、山田家へ。
難波から南海線に乗り、駅は北助松。3時半頃に到着したので、さっそくお茶の時間となり、そのあと近所のユニクロでちょっと買い物。このエリア(泉大津市の北部)は電車をおりると駅前商店街が続き、そのままそれがバイパスにつきあたって、そこにいわゆるロードサイドの大型店が建ち並んでいるので、小さな買い物にも大きな買い物にも便利なところである。



大晦日の夜はもちろん紅白歌合戦。
去年に続いて出場の秋川雅史くんをはじめ、徳永英明、アンジェラ・アキ、アイコ、和田アキコらの歌を楽しむ。いつのまにか「せんのか~ぜ~に~」が得意になっていた真が秋川くん登場の前に眠ってしまったのは残念だが、やむをえない。僕も薫、渚とともに、年の改まる前に就寝。今年一年をゆっくりと振り返る間もなく……。
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藤田家族、仕事納め。

2007年12月30日 | 農と暮らしの日記
いつものスーパー地産地消コーナー、今夜の様子。
藤田家族は今日で仕事納めだけれど、スーパーは年中ほぼ無休で正月はもちろん営業。ということで、明日の大晦日から正月3日までは野菜の入れ替えがないまま、残ったものはそのまま次の日も並んだまま、なくなったものは補充されず……という状態になる。そこで今日はその間の棚をなんとか維持するための品揃え。

朝出荷した葉ものはほぼ売り切れていた。
残ったのはチンゲン菜1束だけで、それは持ち帰る。葉ものはいまとてもよく売れるのだけれど、鮮度がすぐに落ちるので、目の行き届かないときに棚に並べることはできない。そこで、いつも(たとえば最近だと普通はこんな感じ)とは違い、写真のように、大根、人参、里芋をずらりと並べた。写真には写っていないけれど、最下段にはさつま芋。



今日は5時起き。
仕事納めの日なのでやることが山積みだから。まずは朝一番のスーパー出荷ぶんの仕上げをして出荷し、市街に出たついでに、昨日のうちにつくっておいた野菜セットその他の荷物を宅急便の集荷センターに持ち込み、さらに買い物いくつか、戻って、強風で外れた稲藁のブルーシートを整理し、さらに、遅くなっていた地代の支払いや年末の挨拶などで近所をうろうろ。

そして、上記のスーパー追加分の野菜の収穫。
人参、大根を畑でとる。里芋は在庫から。昼頃から予報どおり雪というかあられのようなのが降り始める。風も強くなり、わざわざこんなときにたくさん人参や大根をとってきているのを洗うのがたまらなく冷たい。泥を落とすために洗うので、流水ではなく汲み置きの水を使う。これがとにかく冷たい。軍手でごしごしやって、感覚が麻痺してきたころに終了、急いで水道の蛇口をひねるとまるで温水のように温かく感じる。

遅昼のあと、荷造り。
人参は3~4本を1袋に入れ、大根は小さいのは1本、大きめのは半分に切って袋に入れる。里芋は泥つきのまま保存してあるのをパキパキと折り取って袋詰め。並行して家のまわりの片付け。注連縄も飾る。

夕方、野菜の仕事は終了し、近所の散髪屋さんへ。
髪を切る時間がないまま年越しかと思っていたが、年賀状を年越しさせることにして、さっぱりするほうを優先させた(珍しく電話で予約なんかした)。

日没後、しばらく年賀状書き。
8時前に家を出て、上記の通りスーパーに今年最後の出荷。戻って晩ごはん、そしてとりあえずブログを書いている。このあとは明朝6時頃の出発まで年賀状を書き続けるか、気力が絶えて途中ひと眠りするか……。

しかし、ここへ来てようやく年の瀬らしい寒波の襲来。
愛媛も今日明日は曇りのなかに雪が混じる予報で、元日はいま「暴風雪」となっている。ネットの天気予報を見るようになって数年になるが、初めて画面上で出会う表現だ。念のため、二階の雨戸を閉めた。



日本列島全体が寒波にのまれる予報の年末年始。
みなさまくれぐれもお気をつけください。ブログはたぶん、今年はこれが最後になります。大晦日からの記録は年が明けてからまとめてアップ予定。

今年一年、ありがとうございました。
来る2008年がみなさまにとってよい年になりますように。
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ひとりランチに、スパゲティ。

2007年12月29日 | 農と暮らしの日記
今日の“ひとりランチ”は蕪(かぶ)のまびき菜のスパゲティ。
スパゲティはひとりきりの食事に最適である。というか、「スパゲティに最適なのはひとりきりの食事」、というほうが正しいかも。いや、もちろん二人とか家族みんなで食べるほうがおいしいに決まっているけど、「作って食べて」の流れを考えると、やっぱり自分が食べたいときに自分で作って、間髪入れずささっと食べるのがスパゲティの醍醐味のような気がする。

作り方は、今日はこんな感じ。
大鍋に湯を沸かしながら蕪のまびき菜を3つに切る。蕪の部分、茎の部分、葉の部分。にんにくを包丁でつぶす。湯が沸いたら塩とスパゲティを入れる。フライパンににんにくとオリーブオイルを入れて弱火にかける。

にんにくが色づいてきたらスパゲティを入れる皿に一度出す。
代わりに、切った蕪の部分を入れて炒める。火が通りにくそうならふたをして蒸し焼きにする。鍋のスパゲティがそろそろぐにゃっとしてきたら蕪の茎の部分を入れて一緒に茹でる。蕪の葉の部分をフライパンに加えてさっと炒め、火を止める。

スパゲティがほどよく茹だったらフライパンの火をつける。
蕪の茎ごとざるにあけ、すぐにフライパンに移して強火で炒め合わせ、塩・胡椒でさっと調味して皿に盛る。皿にあげておいたにんにくは上に散らす感じで盛りつけたらすぐに、いただきます! 白ワインはなし。昼からまだ軽トラに乗るから。



土曜の朝、6時過ぎ起床。
新聞をとりに出ると、なま温かい空気。今日は先にごはんを食べてから、昨日までと同じように、先にスーパーと野菜セットの配達。戻って生協出荷ほかの収穫。昼過ぎに待ち合わせ場所まで行って納品、そのまま市街で用事あれこれ。戻って上記の昼ごはん、そしてまた収穫、調製、荷造りも少しして、終わったらもう22時になってしまって、いま晩ごはんを作りながらブログ。

このあとはごはんを食べて、それからいよいよ年賀状?
明日は列島大荒れで、四国も雪が降るかもしれないそうだ。まだ風はさほど強くない。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪・赤蕪、ほうれん草、小松菜、水菜、チンゲン菜、太葱、など。
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葉菜の成長、速すぎ?

2007年12月28日 | 農と暮らしの日記
大きめのものから収穫を始めた葉ものの畑。
真ん中と左のが小松菜、右端がほうれん草、左のやや黄緑色っぽいのが蕪、さらに左端(左上方)はそれらより10日ほど遅らせて播いたもの。ねらいとしては正月明けから2月辺りにとるつもりで11月に播いたのだけれど、いつまでも暖かいのとこのところの雨のせいなのだろう、ぐんぐん大きくなってきた。

3週間前はまだこんな感じだったのに
いまとり始めたのは小松菜で、まだ“仕上がり”という貫禄はないけれど、丈は20cmくらい、スーパーなどには7~8株をまとめて0.16~0.17kgくらいにしたのを98円で並べている(kg単価600円=野菜セットの場合も同じ)。ほうれん草はたぶん年明けから、蕪はまびき菜で少しずつ出し始めており、1月後半にピンポン玉の“小蕪”の見込み。



金曜の朝、未明から予報通りの雨。
今朝もひとりなので早めの6時過ぎ起床、朝一番の仕上げをしてスーパーと保育園へ。保育園は今日が今年最後の納品。スーパーはそろそろ正月向けを意識したいところだけれど、とくに正月向けの品物があるわけじゃないので、まあ少し多め、という感じで。

戻って朝食後、収穫に出る。
主に生協のぶんで、量的には多くないのでささっととって昼までにこさえ、在庫のさつま芋の出荷も整えていつもの待ち合わせ場所へ。年の瀬で込んでいるかと思った国道11号線は以外にすいていて、いつもより早く現地着。帰りも速く、市街地で買い物や用事あれこれして戻り、夕方の収穫。

17:21発、1時間に1本のバスに乗る。
約30分、400円で終点着。そこから徒歩&小走り約5分で、「ホテルひうちつどい」に到着。ここのcomcomcafeで忘年会なのである。地産の野菜や魚介をふんだんに使った料理と、ふだんお世話になっている方々、初めてお会いする方々といろいろな話をした。暮れで忙しく、ちょっと出て行きにくかったのだが、行ってよかった。素晴らしい場を設けてくださって、ありがとうございました。それと、帰り軽トラで送ってくださったTさん(ノンアルコール!)、ありがとうございました、助かりました。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、大根、蕪・赤蕪、ほうれん草、小松菜、チンゲン菜、水菜、太葱、など。
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ひとりの朝、白い朝。

2007年12月27日 | 農と暮らしの日記
今日、午前中に出荷を準備した野菜セットの材料。
年末で日程変更などあり、いつもの木曜よりセットが少ないので、ささっと収穫、ささっと完成……のつもりが、やはり一人だと何かと手間をとられてしまう。野菜のことだけでなく、ごはん、洗濯、その他、カーテンや窓を開けるとか玄関の花の水やりとか、ふだんすべておまかせになっていることが多いことにあらためて気づく。

野菜は時計回りで次のとおり。
ほうれん草、小松菜、白菜、太葱、金時人参、大根、水菜、チンゲン菜、赤蕪、蕪のまびき菜、萬葉(たかな)、蕪(小~大)。

お客さんにとっては今年最後のセットなので、少しずつ多め。
この冬は白菜がない、レタス類がない、キャベツもブロッコリも少ない……という状況だけれど、通常の大セット1,800~2,000円くらいを組むにはさほど不都合がないのが現実。逆に、いまのセットに白菜、キャベツ、レタス類を入れようと思うと、ちょっとボリュームが出過ぎる。

つくづく、セットの分量と種類というのは難しい。
うちのセットはネットなどで見る他の有機農家さんの野菜セットと比べて総額が安いように思うけれど、たとえばこれで一家4人1週間というと、それが多いか少ないか一概には言えない。ちょっと足りないくらいで、最後の1~2日は新鮮な葉ものなどをどこかで買い足して……というのがいいように思うけれど、それもまたお客さんそれぞれ。



木曜の朝、少し早めの6時起床。
一人なので。ゴミを出すのも久しぶり。パンをトースターに入れるのも久しぶり。門灯のスイッチを切るのも久しぶり。新聞をポストから取ってくるのも久しぶり……。まったく、ふだんは畑のことしかやってないわけだ。ひどいな。

朝いちばんで市街に出荷、納品。
車窓から、陽の射し始めたあちこちの畑が真っ白に輝いている。こんな霜もこの冬まだまだ珍しい。戻って上記の収穫、荷造り。昼にまた市街に出て納品やあれこれの年末の用事。戻って夕方、明朝出荷ぶんの収穫、調製、少し夜なべして出荷準備あれこれ。

ごはんも久しぶりに炊いたら、水加減をもう忘れてる。
時間も忘れていたが、それはまあ湯気の匂いでわかるから問題ない。冷蔵庫や土間にある野菜あれこれで適当に汁を作って食べる。今夜も焼酎お湯割り。

明日は雨の予報。
これから年始にかけて日本列島は大荒れだという。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪、葉もの各種(ほうれん草、小松菜、チンゲン菜、水菜、まんばなどから)、ブロッコリィ、白菜、太葱、など。
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家族3人は、大阪へ。

2007年12月26日 | 農と暮らしの日記
今朝のスーパー地産地消コーナー。
野菜セットの出荷のない日ということもあって自分の作業にも畑にも余裕があり、葉ものをいつもよりちょっと多めに並べた。

品目はこんな感じ。
水菜、ほうれん草、若どり小松菜(まびき)、蕪の若菜(まびき菜)、雪白体菜、チンゲン菜。そのほか、写真の2カゴぶんの下にもう1カゴあり、人参、大根、里芋、さつま芋なども。



水曜の朝、いつも通りの朝ごはん。
そして僕は保育園と上記のスーパーの出荷に出て、薫、渚、真の3人は大阪へと旅立っていった。年末の帰省である。僕は31日に合流予定。

午前中、イレギュラーの野菜の出荷など。
市街に出たついでに集金、挨拶、その他あれこれの用事を済ませて午後はしばらくじっくり見てなかったキャベツの畑に足を踏み入れ、どうも葉の繁り方がおかしいと思っていたらやっぱり虫喰いのひどい株がちょっと多い。30分ほど指で虫をつぶしてまわる。日没までまた収穫。明朝出荷ぶんをとり、ちょっとだけ夜なべで調製、出荷準備。

晩ごはんはひとり。
今日はとりあえず、残っていた大根と豚肉などの炊いたのをベースに葉ものを少し加えて汁にし、これも残っていたご飯、卵であつあつの雑炊。それと、とにかくどんどん片付けてしまわなければいけない冷蔵庫の野菜の中から、蕪のまびき菜とまびき大根を取り出して竹輪と炒めて副菜に。ありあわせだけれど、十分に贅沢な食卓。芋焼酎のお湯割りつきだし。

深夜、ゆうき生協から年内最終の発注書がFAXで届く。
思ったより出荷量が多い。やっぱり年末って、これでなきゃ。ありがたいことである。30日出荷まで営業中です、お正月の野菜、お気軽にご連絡ください。
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年内最終週、スタート。

2007年12月25日 | 農と暮らしの日記
藤田家族の長葱(太葱、白葱?)。
本当はもう少し白い部分を長くしたいのだが、土寄せが十分にできていない。もう出荷最盛期のはずなのに……。まあこれでも去年よりは進歩している。3月に種を播いたあと除草に苦しみ、それでもなんとか6月に植えて、秋冬が収穫期。



クリスマスイブから一夜明け、クリスマス。
渚と真にもサンタさんが贈り物を持ってきてくれ、ふたりともいちばんほしかったもの、渚は鉛筆削り(手動の)、真はLaQの恐竜のをもらって(他に絵本とかも)にこにこ笑顔の朝。サンタさん、ありがとう!



連休明けの火曜日、出荷はいつも通り。
朝いちばんでスーパーと保育園に出荷・納品に行き、戻って野菜セットを今日は12個ぶん急いで収穫、調製、荷造り。午前中にその大半を納品、戻って昼ごはんのあと、残りを仕上げ、夕方また明朝出荷ぶんの収穫、調製。

今夜は渚のバレーボールのクリスマス会。
薫と真も一緒に出かけてしまった。僕は留守番、そしたら援農Sさんが飯岡のイルミネーションを観に来てくれたので、ついでにご近所のけっこう素敵なイルミネーションのお宅もご案内した。



さて、明日から子どもたちは完全に冬休み。
こちらはまだまだ出荷が続きます。年内は30日(日)まで営業予定。年末年始の野菜のご注文、まだ承っております。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪、葉もの各種(小松菜、ほうれん草、チンゲン菜、水菜、壬生菜、キャベツなどから3~4種)、太葱、など。
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クリスマス・イブ。

2007年12月24日 | 農と暮らしの日記
今日はどうしたって、このタイトルしかない。
世の中に歩調を合わせ、藤田家族も。ケーキは薫と渚、真の合作だそうだ。僕が外で出荷作業をしているあいだに、他の料理たちと同時進行的に作った模様。



3連休最終日、振り替え休日の月曜日がクリスマス・イブ。
出荷はほぼいつも通りで、ほぼ終日、野菜セットや生協納品分の収穫、荷造りなど。午後は明朝出荷分が多いのでその一部も収穫、調製。

FMラジオで「クリスマスソング三昧」を聴きながら。
小林克也がDJ。ベストヒットUSAの頃と声が変わらない。いろんなクリスマスソングがかかったけど、おもしろかったのは石原裕次郎の赤鼻のトナカイ。歌詞がいま一般的なのとちょっと違っていて、一部、裕さんぽかった。(ちなみに裕次郎は僕が二十歳になった日に亡くなったこともあり、毎年誕生日を迎えると、ぜんぜん比べてもしょうがないんだが、というかそもそも何も比べるものがないけど、「裕次郎○歳の頃は……」とか思い浮かべたりして独り遊ぶ僕でありました…)。

吉永小百合のジングルベル、弘田三枝子のウインター・ワンダーランドもなかなかでした。
ここに当日の全曲リストあり)

なお、次回の「○○三昧」は「みんなのうた」だそうだ。
大晦日、12/31の9:20~18:50(途中 中断あり)。



晩ごはんはクリスマスの食卓。
薫と僕は結婚して以来ずっと、そして渚と真が生まれてからもずっと、毎年この日はやっぱりクリスマス。研修中はどうだったんだっけ。この何年かは似通った献立だと思うけれど、今夜のメニューは、トマトスパゲティ(渚の絶対希望)、さつま芋コロッケ、蕪とじゃが芋のポタージュ、ソーセージ(真の絶対希望)と温野菜(人参と小松菜?かな)、それと、もちろん「おにぎり」も。と、赤ワイン。

クリスマスには音楽もクリスマス。
うちでいちばんよくかかっているCDはこれかな。タック&パティのタックのソロ。なかでも僕は「ひいらぎかざろう」がベスト。



さてさて夜も更けてきた、早く寝なければ。
サンタさんはどこから入るのかわからないけれど、ふだん明朝出荷ぶんでいっぱいになっている玄関の土間は、一応きちんと片付けておいた。
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ちょっと忙しい、日曜日。

2007年12月23日 | 農と暮らしの日記
飯岡小学校前の田んぼ。
毎年、高学年の子どもたちが餅米を栽培しているところで、稲刈り後のこの季節には「クリスマスのくに」?になる。



3連休の中日、天皇誕生日は雨もあがり、いつも通りの日曜の朝。
保育園の納品がないのでスーパーの出荷も開店後に行くことにして、生協その他の出荷・納品分を収穫してきてこさえ、昼前に出発。生協は普通、月~木に納品するのだけれど、年末は特別日程で今週は月~木に続いて日~火、さらに28~30の金~日も納品がある。



午後は明朝出荷ぶんの収穫、荷造りなど。
夜6時から、小学校でのクリスマスのコンサートに渚、真と三人で出かける。中学校の合唱部や地域の方々のバンドやコーラスなどを聴き、だけど子どもたちは眠くなる時間なので途中退席して帰り、急いで晩ごはん。

明日はクリスマスイブ。
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3連休初日、完休!

2007年12月22日 | 農と暮らしの日記
藤田家族の冬キャベツ。
ようやくぼちぼち出荷を始めた……といっても、いま畑にキャベツは100個ほどしかない。いろいろあって育苗がうまくいかず、だけど野菜セットを定期的にとってくださっているお客さんに、冬のあいだ一度もキャベツなし、というのも心苦しいので、JAでセルトレイ1箱(128本の苗が1枚のお皿に載っかってる)だけ買い、とりあえず植えておいたもの。なので、野菜セットのお客さんにもこの冬それぞれ一度入るか入らないかという感じ。ごめんなさい……。



さて、なんと、世の中3連休の初日は、藤田家族も完休!
朝から予報通りの雨で、とりあえず朝一番のスーパー出荷と保育園給食の納品だけは出かけ(準備はゆうべしてあったので)、戻ってからは専ら机しごとのみ。一度も畑に行かない日なんて、いつぶりだろう? 台風のときだって支柱や排水の様子を見に行っていたので……。一日雨で、しかも野菜セットなど日中の出荷も明日の出荷準備もないなんて……。

ま、そんな土曜日、午前中は机の片付け。
本当は毎日、毎週、毎月やっておかなければいけない書類の整理とかが全然進んでいないのでそれをやろうと思い、だけどその前にそもそもその資料とかが全然揃ってないし、机もぐちゃぐちゃなので。そんなこんなであっというまに昼になる。

午後、やっと伝票の整理など始める。
……といっている間に、ぼちぼちパーティの準備だ。藤田家族忘年会第二弾、というかクリスマス会? 真の幼稚園つながりでお友だち家族何軒かに声をかけ、こじんまりと晩ごはんの食卓を囲む。みなさんなんだか飲み物やら食べ物やら山のように持ってきてくださり、夢のようでありました。

あれこれしゃべり、いろいろなわからなかったことがわかってよかった。
子どもたちがまだ小さいので、ちょっと早めの解散だったのが残念。また今度やりましょう!(お酒もたくさん残っているし)。
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いのちの食べ方

2007年12月22日 | 農に関する情報
全国各地で上映中。僕は年末か年始に大阪で時間がうまく合えば観る予定です。
ご覧になった方はぜひコメントをお寄せください。
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里山保育が子どもを変える

2007年12月22日 | 農に関する情報
NHK教育テレビ「ETV特集」の再放送で、12/24(月祝)午前10:30~正午まで。
千葉の木更津社会館保育園のルポだそうです。映画『子どもの時間』を思い出した。
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大根、初めて不耕起で。

2007年12月21日 | 農と暮らしの日記
今週収穫を始めた畑の大根。
藤田家族初の“不耕起”大根である。夏のトマトを片付けた畝(この写真の右端)を崩さず、そこに種を播いたもの。これまでのところ、まずまずの成育である。葉つきで1.5~1.8kgくらい。ただ、耕起した畝と明らかに違うのは、株ごとの成育のばらつきが出ていること。味の違いはよくわからない(トマトの味はしないようだ)。

藤田家族の畑は基本的に耕起する。
収穫が終わった畑(または畝ごとの単位)はトラクタで耕し、畝を立て直してから次の作付けをする。でも、いわゆる「自然農」のやり方とは違うけれど、一部の畝はそのまま崩さないで次の種を播いたり苗を植えたりすることがある。ほとんどは「場所がない」から「しょうがない、ここに播いて(植えて)おこう」という感じで。これまでに、玉葱や小松菜の後にレタス、レタスの後にキャベツや胡瓜、胡瓜のあとにエンドウ豆など。

不耕起の大根は、素直に感動。
茄子やトマトなど地上で“成る”ものならともかく、収穫する野菜そのものが地中に伸びる直播きのものは、やっぱり”サラサラにしてある”(と確信が持てる)畝に播かないと不安……というのが正直なところ。「人が耕さなくても、枯れた根や小動物たちが地中をふかふかにしてくれる」とかいうのを聞いても、見えないわけなので……。そこに、根菜の中でもとくに「裂根になるので、よく耕して、小石などは取り除いて……」と園芸の手引き書などには書いてある大根を播いたので、本当にひと安心、そして感動なのである。すべてを不耕起でされている方々には笑われると思いますが。



金曜の朝も家族4人のごはんから。
食後に市街へ出荷・納品、戻って午前中は野菜セットの収穫と出荷準備。

午後、早めに明朝出荷ぶんの収穫。
小松菜と小蕪の小さいのを間引き、別の畑では、同じ畝のなかで成育の遅れている人参も間引き的にとる。クリスマスの付け合わせやスープ用に小さい人参はいかが? 皮つきのまま丸ごと使えます(スーパー「フジグラン西条」で販売中)。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、蕪と赤蕪、葉もの2~3種(ほうれん草、小松菜、チンゲン菜、パクチョイなど)、太葱、ブロッコリィなど。
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そろそろ、年賀状も。

2007年12月20日 | 農と暮らしの日記
きのう籾殻(すくも)でマルチングした玉葱の畝。
これでとりあえず玉葱は年越し準備完了。あとは年が明けてから、葉の色を見ながら追肥をすることになるが、「見ながら」っていってもどう判断してどう追肥するかは手探りになりそう。

いずれにしても暖かくなってからの追肥は禁物だという。
寒さの厳しいうちに済ませてしまうことが収穫後の貯蔵性を高めるためにも大切らしい。去年は収量が少なくて貯蔵どころではなかったので、そんなことも考えずに済んだが。



木曜、週の後半が始まり、午前中はいつも通りの動き。
朝いちばんの出荷・納品のあと、野菜セットや生協の収穫、荷造り、そして納品・出荷でもう西日の時刻になる。急いで収穫に出る。

夜、年賀状の準備。
今年もあと10日あまりとなった。「平成20年」とパソコンで打ったら、なんだか未来予想のような文字に映る。昭和最後の日、初々しく感じた「平成」もはや“成人”である。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋各種、大根、赤蕪、葉もの2~3種(小松菜、ほうれん草、壬生菜など)、太葱、など。
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さつま芋、防寒貯蔵。

2007年12月19日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の防寒対策を始めた。
年末から年越しして出荷する予定の芋をすくも(籾殻)にうずめるかたちでキャリーに詰める。畑に穴を掘って埋めるのが本式なのかもしれないけれど、今年はとりあえずこれでやってみる。



野菜セットのない水曜も、朝はいつもと同じ動き。
出荷から戻って今日は上記のさつま芋貯蔵の作業。先日に続いて籾殻を近所の農家さんからいただいてきて、昼ごはんまでと、午後もその続き。夕方、余った籾殻(というか余りのほうが多いけど)を畑に持っていき、12月上旬までに植えた玉葱の畝に敷き詰める。ビニルマルチの代わり(というかビニルマルチがこれの代わり?)に、保温・保湿(保肥)・抑草をお願いする。延べ約200mぶんの畝に約1,000リットルの籾殻。ちょっと薄いような気がするので、また追加で敷かなければ。



夕方、明朝分の収穫。
もうちょっとしっかりと収穫する予定だったが、上記の籾殻マルチの作業に思ったより手間どり、日没後の薄暗闇でとれるものだけとって帰る。



<本日野菜セットなし>
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