38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

薄氷踏む、大阪帰省。

2010年12月31日 | 農と暮らしの日記
大晦日の朝、大阪行きのバスの車窓はうっすらと雪景色。
伊予西条駅前6:30発の「いしづちライナー」、ちょうど日の出の7時半頃、本来なら新居浜から松山自動車道に乗って最後の乗車地である三島・川之江ICのはずだけれど、今日は高速が積雪・凍結で全面通行止めとのことで新居浜から海岸回りの峠越え、こちらも路面は凍っているから一歩一歩踏みしめるような走行で、ようやく四国中央市の土居に入った辺りのようだ。この道を通るのは初めて。こんな急峻な海岸線だったとは知らなかった。



金曜、大晦日。昨日仕事納めをし、今日は家族を追いかけて大阪へ。
予報では昨夜から朝にかけて暴風雪のおそれもあるとのことだったが、幸いわずかな雪が降っただけで空は明るい。
朝:5時起床。例年なら自転車のところ安全策で6時にタクシーを予約してあり、駅に6時過ぎ着。
午前:バスは6時半発。乗車するとき運転手さんは「こんな状況なら運休してもおかしくないんです。とにかく大幅な遅れが予想されます」。上記の通り一般道を通って三島・川之江ICへ。ここは徳島自動車道と高松自動車道のターミナルでもあり、本来のバスの経路である松山道~徳島道がともに通行止めでも幸い高松道に迂回して淡路島方面へ。愛媛を出て香川に入ると路面の凍結もなく、その後は順調に走行、結局、終点の梅田には定刻の11:30より20分ほど遅れただけで到着した。

この日、山陰地方は記録的な大雪。
鳥取では平野部でも1m近い積雪で何百台もの車が立ち往生したまま年越し。積雪2mという大山のスキー場では雪崩で死者が出た。帰省先が瀬戸内経由の大阪だからよかった。鳥取、島根方面に帰られた方は大変だっただろう。

午後:梅田から地下鉄で難波へ、正午過ぎ着。
毎年この正月休みの帰省では、大阪の中心部辺りで道草を食ってから薫の実家に帰るのが習わしとなっているのだけれど、今年は例年行っている十三の第七藝術劇場もあまり見たい映画がなく、とりあえず難波で普段はできない買い物でもするかと駅を出た。一昨年行った食事処「しみず」も休みに入っていて空振り。料理関係の本が充実している波屋書房に寄って立ち読みして南海本線なんば駅へ。15時頃に最寄りの北助松駅下車、薫の実家まで歩いてちょうどお茶の時間。
夜はいつもどおりの年越しそば、紅白歌合戦。今年は嵐が白組司会ということもあって子どもたちも夜更かし。愛媛からは秋川雅史くんに代わって水樹奈々が2年連続出場(新居浜出身)。僕はaikoを見ればよく、23時頃みんなで就寝。



例年なら30日に大阪に来ていた。
だから大晦日は一日わりと暇で、子どもたちと電車に乗って公園に遊びに行ったりしていたのだけれど、今年はそれもなくなだれ込むように年越し。やっぱり29日に仕事納め(最終の配達)して30日帰省がいいかな。来年のカレンダー見てみよう。
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作業場に灯、仕事納め。

2010年12月30日 | 農と暮らしの日記
作業場に待望の照明がついた。
引っ越しから2週間以上、早朝に夕方、夜鍋しごとは写真奥に見える裸電球ひとつでなんとかしのいでいたけれどやはり暗い。そこへ有り難い手を差し伸べてくれたのはおなじみ“援農Sさん”。電気仕事ならお手のもの、前の家の作業場にも照明をつけ、その撤去もささっとしてくださっていたので、今回の工事も織り込み済み、ではあるのだけれどなにせSさん現在単身赴任中で、今回もその前の撤去工事も貴重な一時帰省の時間を使って。家族も待ちわびた「お帰り」なので本来はうちで脚立にのぼってる場合じゃない、本当にありがとうございます。



今日は30日、いわゆる晦日(みそか)。
いよいよ寒波襲来で、朝のうちに冷たい雨が降り始め、時々遠雷も響く。とにかく冷たい。

朝:6時過ぎに起きて出荷作業。野菜セットは最終日。
午前:8時過ぎて市街に出てスーパー出荷、その足で野菜セットの配達。そのまま今年の地代のお支払いと年末の挨拶にまわり、11時前に帰宅。すぐに援農Sさん到着で冒頭の電気工事開始。今日も末っ子のRくん同行だけど遊び相手もいないから退屈じゃね。PCでだんじりやら電車やらの動画を見せてあげつつ、僕はお昼ごはんの準備。
午後:食後もまたSさんは作業続行、僕も配線とかはできないので照明器具をネジで取り付けるとかの簡単な手伝い少し。18時終了、蛍光灯3つと電源コンセント1か所が仕上がった。そうだ、忘れていた、急いで渚の作ったしめ飾りを玄関に取り付ける。
夜:20時前後に市街に出てスーパーの棚の確認。以上をもって2010年の仕事納め。戻ってあとは机しごと少々の予定。

<本日の野菜セット>
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2種、人参・金時人参、大根(源助、青首、雑煮用の小大根など)、赤蕪、白菜、水菜、ほうれん草、などから。



この冬一番の寒波が今夜から四国、中国、近畿、そして東日本へ。
すでに外は小雪が吹雪いている。明朝はどんな具合だろうか。どうかみなさまお気をつけください。今年もありがとうございました。そしてよい年をお迎えください。
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今年も、あと2日。

2010年12月29日 | 農と暮らしの日記
白菜や大根も収穫が進み、畑は少しずつさみしくなっている。
いずれもほぼ肥大が極まり、ここからは品質としては下り坂になっていく。白菜は寒さで外葉からどんどん傷んでくるし、大根も葉が黄色くなり、また、大根そのものも皮が固くなっていく。ちょうどこの年末年始が品質的にもピーク、そして書きいれどきでもある。



水曜、普段ならセットは休みの曜日。
だけれど年末年始で明日の木曜出荷分を前倒しして出荷。終日晴れ時々曇り。
朝:5時から机しごと。6時頃からごはん。8時前後に市街に出て納品、出荷。
午前:本日発送の野菜セットの荷作り。
午後:明朝出荷の野菜セットの荷作り、途中で追加の収穫と買い物少し。19時あがり。
夜:年賀状や菜園だよりなど机しごと。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のいずれか1~2種。大根(源助、青首のいずれか)、雑煮向きの小大根、赤蕪、ほうれん草、水菜。一部セットにはこの他、小松菜、白菜など。
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温室解体、無事終了。

2010年12月28日 | 農と暮らしの日記
育苗用の温室を完全に解体、部材を新居に運び出した。
写真は昨日の作業終了時のもの、今日はここから骨組みをばらしていった。というのは僕ひとりでやったのではなく、強力な助っ人、新居浜から遠路来てくれたJ君のおかげ。先日じゃが芋掘りで真が手伝ってくれて大いに助かった話を書いたけれど、それとは次元が違って、J君がいなかったら今日中に解体・運搬が終わってなかったに違いない。本当に助かりました、ありがとう。とくにあの長いアーチパイプを運搬するのは僕だけでは絶対無理だったろう。技術的にもそうだけど、これでいけるんじゃないかな、えいやっという感じの思い切り。

で、昨日、一昨日の記録が飛んでいる。
従来はその日に書けなくてもあとから埋めていくことが多かったけれど、今回はあきらめた。時間なさすぎ。というわけでまとめ書きします。

12/26(日)寒い一日。
収穫やら何やら。夜、ちろりん農園の西川さんが来訪されたので、軽く忘年会。

12/27(月)今日も寒い一日。
午前:市街納品、出荷のあといったん戻ってセット仕上げ、配達。
午後:温室の解体ひとり作業続き。シートを留める桟(さん)の部分を外して冒頭の写真の状態まで。夕方収穫して荷作り少し。

12/28(火)本日、気温は高めだけれど風が強く、午後から強風、雷、一時雨。
朝:昨日早く寝てしまったので4時前起床、机しごと、荷作り。8時前後に市街保育園納品、スーパー出荷。
午前:9時から冒頭の通り温室の解体仕上げと運搬をJ君と。昼前に終了、最寄りの「外食処」であるブルドッグ、さつま芋収穫でおなじみの店だけど、ここでまたカツカレー大盛。
午後:雲行きが怪しいので先に収穫。15時頃から温室跡や周辺の草刈り。途中から吹き降りとなり、びしょびしょ。でもとりあえずこれで前の家と周辺がすべて片付いた。
夕方:明朝出荷分の一部荷作り。夜は机仕事の予定。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のいずれか1~2種、人参と金時人参、大根(源助または青首)と雑煮向き小大根、赤蕪(一部セットには白の大蕪も)、白菜、小松菜、水菜、一部セットにはほうれん草、春菊。



年内は12/30(木)が最終営業日。
通常は月火と木金が野菜セットの出荷日だけれど、年末特別日程で木金のセットを水木に変更させていただき、月火水木と4日連続の出荷日。なんとかこの年末も乗り切れそうな見通しが立ってきた。

というのも、かなり今回はピンチだったからだ。
転居に伴って畑を1か所返すことになり、その期限が今月25日だったからそれに間に合うように畑の野菜をすべて出荷してしまわないといけなかったこと。市場に出すわけではないから、取り過ぎて無駄にすることのないように、だけれど取り渋って残してしまわないようにという塩梅に苦心した。また、借家の明け渡しも年内が期限で、普通の引っ越しなら家を出るときにきれいにしてしまうのだけれど、上述の温室もあり、作業場もあり、とにかく農業をやっていると荷物が多く、こちらもなんとかぎりぎりで片付け終了。……というなかでの年末出荷だから、例年よりかなりバタバタした気がする。

そんな今年の年の瀬営業も、あと2日。
引き続きバタバタなので、とにかく間違いのないように、また事故のないようにゆとりを持って。天気もかなり厳しくなる予報なので、みなさんもあとひといき元気でがんばりましょう!
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温室、解体に着手。

2010年12月25日 | 農と暮らしの日記
軽トラの荷台には、春の育苗に使っていた踏み込み温床の床土。
引っ越しから2週間、ようやく温室の解体に着手、それに先だってまずは中のものを出さなきゃ、ということで、育苗の道具やら何やら搬出して最後に残ったのがこれ。来年の温床にもベースとして使うので、当然、新居の庭先に持って行く。

背景はまだ片付けていない稲木。
転居に伴って自家用の米を作っていたこの田んぼは畑にし、新たに家の近くに稲作用の田んぼを借りることにしているのだけれど、その準備がまだ整わず、稲木の居場所がないからとりあえずそのまんま。この田んぼの脇は散歩の人も多いしクルマもよく通る。「この稲木は一体いつ片付けるんだろう……」と毎日のように思われていること間違いなし、だけどしょうがない。すみません、こんなんじゃいけないという「思い」はあります。行き先が確保され次第片付けます。



土曜、今日が本来のクリスマスの本番、25日。
朝から気温が上がらない。晴れていてこんなに冷たいのだからよほど気温が低いのだろう。

今日は渚と真がお世話になっているバレーボールの年に一度の招待試合(主催)。
しかも今年は結成25周年とかで、ずいぶん前から準備にみなさん奔走されていて、いよいよその本番、ということで薫も昨日今日はフルタイムでそちらに参戦。というか、本来なら僕もばりばりに手伝い(というか主催なので)しなきゃいけないところ、どうにもこうにも身動きがとれず。

朝:5時半頃、みんな起床、6時前後に朝ごはん。
クリスマスの朝、サンタさんは今年も渚と真にうれしいプレゼントを届けてくれたようす。だけれどその喜びに浸っている時間はない。7時前に子どもも大人も集合して大会の準備。僕も最初だけ、炊き出しの豚汁の鍋を軽トラに載せて会場に搬入。7時過ぎて、保育園に納品、スーパーの棚をチェック(今日は手が回らず出荷見合わせ)、8時頃帰宅。

午前:冒頭の通り、育苗用の温室の片付け。
軽トラで何往復かして中のものをすべて出しては新居の倉庫やら畑の一隅やらに適宜納めて14時頃にひと段落。昨日のクリスマスイブの食卓の残りで昼ごはん。何かというと、「ハヤシ雑炊」。僕のひとりごはんはかなりの確率で雑炊になる。雑炊になりたくないものでも容赦しない、だってごはんは冷たいのでそれをレンジで温めるくらいなら、ハヤシのルーと一緒に温めればOK。水を少し加えて本来のハヤシのルーよりゆるくするから鍋の片付けも楽になる。

午後:洗濯物とりこんだりして15時前から温室の解体に着手。
といっても今日は骨組みには手をつけず、まずは「くるくる」(サイド換気)一式を取り外し、蛇腹を外して全体を覆っているビニル(正しくは何とかシート)をすべて取っ払うところまで。17時終了、外した部材を持ち帰る。

この温室、前の引っ越しに伴って移設して1年しか使っていない。
たくさんの人に手伝ってもらって移設したのに本当にもったいない。もう1年はそのままの場所で使うかなと思って移設したのだけれど、思いのほか早くに引っ越し先が見つかったので。元は間口6m×奥行10mで立てたのを奥行およそ5mに縮小して建てたのを、次もほぼそのままのサイズで庭先に復元する予定。とにかく年内に全部ばらして撤去してしまわないといけない。



夜。渚、真、そして薫はバレーボールのクリスマス会。
というか招待試合の打ち上げも兼ねることになるのだろう、監督はじめコーチ、保護者スタッフのみなさんこの一年も本当にお世話になりました。僕は全然出て行けず、薫も他の保護者の方に比べると当番や遠征の配車も限られた形でしかできませんでしたが、子どもたちはバレーを通じて今年もいろいろと成長した様子、本当にありがとうございました。
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就農5度目の、聖夜。

2010年12月24日 | 農と暮らしの日記
切り干しの大根と人参、そして干し柿。
風の冷たい師走の日差しを受けて喜びもひとしおという感じがする。干されて喜ぶこともないかもしれないけれど、確かにそれは太陽の恵み。干し柿、実は初挑戦。なのでたくさんは作らず、これだけ。



金曜、いよいよ寒気がやってきた。終日おそらく10℃以下。
朝:6時半頃からごはん。子どもたちは終業式。本当にたくさんの行事、学びの場があった2学期、それを振り返る終業式も小学校のホームページをのぞいてみると、それだけで中身の濃いショーのようだ
午前:今日も8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。今日はそのまま野菜セットの配達にも回り、帰宅後は家の中や作業場辺りで引っ越し後のあれこれ。薫は明日のバレーボール招待試合の準備で終日学校と公民館。
午後:渚も終業式のあと薫たちに合流して手伝ったり宿題したり? 真は帰って来て僕と二人で昼ごはんを食べたあと、夕方からの練習まで友だちと遊ぶと言って学校に戻っていった。僕は引き続き家の周りであれこれ作業、夕方から明朝出荷分の収穫と荷作り。
夜:クリスマスイブなので普段とはちょっと違う色合いの食卓。だけれどバレーボールの練習から戻って20時過ぎてからの晩ごはん、しかも明日は試合で家族みんな5時台に起きなければいけないからのんびりしてはいられない。食後に渚がささっと苺のケーキを作ってくれたのを食べ、みな慌ただしく就寝。僕はブログを2日貯めてしまったので頑張って書いて、いまほぼ終了、寝ます。



明日の朝は3℃前後にまで冷え込む予報。
そしてこの先年末まで最低気温1~2℃、最高気温も10℃を上回らないような真冬の1週間になるという。書き入れどきで夜鍋続きになる出荷作業は寒さとの戦いになりそう。

<本日の野菜セット>例
里芋、じゃが芋、さつま芋のうち1~2種類、人参・金時人参、大根(青首または源助)、小松菜、ほうれん草、水菜、白菜、リーフレタス、などから。
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源助大根、師走の貫録。

2010年12月23日 | 農と暮らしの日記
でっぷりとした姿が特徴の源助大根。
これも先日載せた青首と同じく中秋の夜に播いたもの、ちょうど3か月が過ぎて野菜セットに入り始めた。「おでんには源助」という料理人も多いそうだけれど、いつもながら僕の味覚は「うーん、どうだろう、青首でも十分に旨い、大蔵も旨い」。とにかく大根の味と香り、食感、そしてあの温度がたまらない季節になってきた。



木曜、おだやかな初冬の一日。
朝:6時過ぎからごはん。今日も8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:9時頃から収穫、木曜恒例で宅配便のみの出荷作業を昼まで。
午後:前の家の片付け、ようやく追い込み。作業場や押入れに残る荷物を薫と搬出。
夜:晩ごはんのあと、明朝配達する野菜セットの荷作りを23時まで。家に入って本棚の設置を25時頃まで。

今日は毎年恒例、飯岡小学校の実習田でのクリスマスコンサート。
だったけど今年は忙しくて行けなかった、残念。渚と真はバレーボールのあとに少し立ち寄り、豚汁を頂いてきたようだ。

<本日の野菜セット>例
里芋、じゃが芋、さつま芋のうち1~2種類、人参・金時人参、大根(青首または源助)、小松菜、ほうれん草、水菜、白菜、リーフレタス、などから。
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冬至、今年もあと十日。

2010年12月22日 | 農と暮らしの日記
お正月料理に欠かせない金時人参。
藤田家族の菜園では普通の人参の5%くらいの量を作っていて、そんなわずかな量だからそのほとんどはこの時期から年始にかけてさっさと出荷してしまう。今年は間引きの手間がとれなかったから、写真のように細いのが多い。いまのところは野菜セット中心、年末になって量に余裕があればスーパーの地産地消コーナーにも並べる予定。



水曜、野菜セットのない日。雨上がりの雲がいつまでも晴れず、終日ほとんど日差しなし。
午前:家の中で大工仕事少し。9時半頃から、今季限りで返す畑(田)に最後まで残っていた野菜の収穫、水菜とリーフレタス類。昼前に久しぶりに髪を切りに行く。帰宅して、ゆうき生協に納品する蕪の荷作り。不足あり追加収穫、戻って仕上げ。
午後:遅い昼ごはんのあと、15時頃から前の家の作業場の片付け、まだまだ続き。いるものもいらないものもとりあえず軽トラの荷台に乗せて戻り、分別、収納。途中、先日T田君からもらったヒラアジのアラ(三枚に下ろした中骨部分と腹身の部分)を揚げて人参と玉葱で南蛮漬けに(身は当然その日のうちに刺身で頂きました)。19時あがり。子どもたちがバレーから戻り、20時頃から晩ごはん。



今日は冬至。
南瓜は夏のうちに在庫がなくなってしまったので、今夜は南瓜色の?カレーライス。渚は小学校で注連縄を地域の方に教えて頂いて作り、持って帰ってきた。こりゃ売れる!
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電話、ネットも引越完了。

2010年12月21日 | 農と暮らしの日記
最近のスーパー地産地消コーナーの棚。
水菜、リーフレタス、白菜、人参など冬の野菜をぎっしりと並べている。クリスマス前なので赤と緑のリーフレタスがわりと売れる。鍋の季節だから白菜や水菜も売れてよさそうなものだけれど、いまひとつ。まだ寒さが足りないか。



火曜、予報通り終日の雨。
朝:6時半頃からごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:9時前から、本降りにならないうちに今週後半分の人参の収穫、明日出荷のゆうき生協用の蕪の収穫、戻って大雑把に調製。昼前に電話の移設工事立ち会い(前の家)、昼食を挟んで新しい家のほうの工事の立ち会い。
午後:収穫済みのじゃが芋を段ボール箱に収納する作業。LL(主に保育園給食用、LとM(主に野菜セット)、Sと種芋の3種類に分けながら。19時終了、子どもたちのバレーボール練習のお迎え。20時頃から晩ごはん。入れ替わりに薫はそのバレーボールの保護者の会合に出かけた。

<本日の野菜セット>例
里芋、じゃが芋、さつま芋のうち1~2種類、人参、大根、小松菜、ほうれん草、水菜、白菜、リーフレタス、などから。
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飯岡も、クリスマス色。

2010年12月20日 | 農と暮らしの日記
飯岡小学校の実習田に、今年もクリスマス・イルミネーション。
「いいおか」の文字と小学校のシンボルである玉うさぎの姿も見える。6年生も電飾作りに参加したそうで、全体的に例年より派手なようだ。23日の午後3時半からはここで恒例のクリスマス・コンサートが予定されている。小中高校生らの合唱やおどり、地元のコーラスグループやバンドの演奏も。雨天の場合は小学校の体育館でということだけれど、予報の雨は明日いっぱいであがるようなので、心配はなさそう。



月曜、晴れ。午前中は付近一帯の電線工事のため停電。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に保育園納品、スーパー出荷。
午前:セット等の荷造り、11時過ぎから配達、ゆうき生協との待ち合わせ納品も挟んで13時半頃に戻り、昼ごはん。
午後:T田君が釣果をお土産に壁塗りに来てくれたので和室1部屋およそ畳12枚分を一気に仕上げる。17時半終了。
夜:晩ごはんのあと20時半頃から明朝出荷のセット荷造り、22時半終了、伝票書き。

<本日の野菜セット>例
里芋、じゃが芋、さつま芋のうち1~2種類、人参、大根、小松菜、ほうれん草、水菜、白菜、リーフレタス、などから。
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男ふたり、じゃが芋掘り。

2010年12月19日 | 農と暮らしの日記
男ふたり、今日もひたすらじゃが芋掘り。
僕が掘った芋の土を手で軽くはたいて落としてくれる真、いつも書いているけれどやはりふたりいると作業が速い。とくに同時進行でふたりが作業していると普通の「二人前」よりも速い。掘った芋は時間をおくと土がとれにくくなる。すぐに土を落としてくれる人がいれば、掘り上げ方もそれなりに大雑把、泥団子みたいな芋もそのまま転がしておけばよいから、こちらの仕事も速くなる。ただ、こんなことは普段はなかなかない。子どもたちは宿題もあるしバレーボールもあるし、その寸暇に友だちと遊べるかどうかという具合だから、親の手伝いなんかしてる暇がない。



日曜、晴れ。
朝:6時頃からごはん、市街に出てスーパー出荷。
午前:今日は新居浜のcafé curioさんでのフリマに出店、その準備。9時頃に薫が売り物たくさん箱バンに積み込んで出発、僕と真は留守番でじゃが芋掘り。途中、隣の畑の枯れ草焼き、明朝出荷分の野菜の収穫も。芋は掘って土をはたき落とすところまでやって13時半帰宅、炒飯で昼ごはん。
午後:畑に戻り、あらかた乾いた芋をキャリーに入れて軽トラへ。隣の畑で明日ゆうき生協に納品する蕪を収穫してこれも積み、帰宅。15時過ぎ、フリマ帰りのまんがら農園・野満さん来訪、薪用にがらくたっぽい材木を持って帰ってもらう。かなり片付いた、助かりました!
夕方:16時過ぎから、じゃが芋を掘った畑でトラクタ耕耘。年内にこの畑(田んぼ)は返すので、野菜が片付いたところから次々に耕耘している。残るは水菜、リーフレタス、蕪が数日分のみ。いまのところ計算通りで、クリスマス前にはとり切ってしまう予定。18時戻り、明朝出荷の野菜の調製。
夜:20時頃からセット荷造り、22時頃にひと区切りし、本日あがり。



新居浜のフリマはまずまずだったようだ。
今回も薫が早朝からオートミールクッキー、蒸しパン、ケークサレなどあれこれ用意し、自家製キムチ、うちの畑の全粒小麦粉、さらにこれまた薫の力作であるレシピ集も持っていき、本来の主役であるはずの野菜は800円のお試しプチ・セットと人参少々。さすがに新居浜の街中だからまるごと1本の大根や白菜1玉というお客さんではなかったようで、有機菜園の「手作り」感をPRするにはよい機会になったようす。
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ようこそ、戻川へ。

2010年12月18日 | 農と暮らしの日記
藤田家族が引っ越してきた「戻川」。
その戻川の冬の風物詩ともいえるクリスマス・イルミネーション、うちのすぐ近所。引っ越してきたばかりのところへ「ようこそ」とあると、この温かい光が、まるで僕たちの転入を歓迎してくださっているように思える。こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。



土曜、晴れ。
朝:目覚めたら7時。学校が休みなのと、セット出荷がないからか、寝過ごした。7時過ぎからみんなで朝ごはん。
午前:荷造りを急いで8時過ぎに市街の保育園納品、スーパー出荷。袋詰めの間に合わなかった野菜やスーパーの駐車場で整えて。戻って午前中は作業場で臨時の出荷作業や昨日収穫してきたじゃが芋の片付けなど。子どもたちはバレーボールなので、薫と二人で昼ごはん。
午後:13時過ぎから前の家で片付けなど、14時頃から今日もまたじゃが芋掘り、同じ畑で明朝出荷分の収穫、種採りするルッコラの株とりなどなど、18時戻り、収穫してきたものを大雑把に調製など。
夜:子どもたちと薫は町内のクリスマス会で集会所へ(写真の電飾のあるところ)。新しくこの町(戻川)にお世話になるのでそのごあいさつも兼ねて。僕は留守番で明日の新居浜フリマの出荷準備(チラシ、POPづくりなど)。
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ひたすら、じゃが芋掘り。

2010年12月17日 | 農と暮らしの日記
ひたすらじゃが芋を掘る一日。
地上部は枯れてまさに掘りどき、といって、寒さに強いじゃが芋は、さつま芋のようにいつまでに必ず掘らないとだめになるというのでもないから、ついつい収穫が後回しになりがちなのだけれど、この畑のは来週中に掘ってしまわないといけない事情があり、とにかく優先的に掘っている。芋の状態がよいのが救い。今日は掘るのに4時間、土を落としてキャリーに集めるのにまた4時間、のべ約100m、200kgほどか。



金曜、予報通り昨日に続いての低温、ほぼ終日の「冷たい晴れ」。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:9時頃から冒頭のじゃが芋掘り。約35m×3列を掘り終え、地上部も集めて別の畑に運び出し、14時頃に帰宅、市街の配達に出ていた薫も戻って昼ごはん。
午後:15時頃からじゃが芋収穫の続き。午前中に掘り上げた芋の泥をはたいて落とし、キャリーに入れる。家でキムチ漬けを終えた薫も参戦して17時過ぎ頃にひと区切り、以降は僕がひたすらキャリーに入れて搬出、19時半終了。日は暮れていても今日は月明かりがあり、芋を拾うくらいの作業には問題ない明るさ。ただ、ちょっと寒い。
夜:バレーボールの渚がお迎えの薫とともにもどり、20時過ぎから晩ごはん。22時頃からレシピ集『秋冬野菜で、しあわせごはん。』のプリントアウト、製本。日付が変わって25時終了。

このレシピ集を抱えて、あさって19日(日)、新居浜のcafé curioでのフリマに出店します。
野菜お試しミニセット、人参単品、自家製キムチ、小麦全粒粉、なども少しずつ並べる予定。ぜひお立ち寄りください。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2品、人参、青首大根、小松菜、ほうれん草、水菜、ちりめん高菜、リーフレタス、一部セットに白菜(先週のセットに入っていない方など)。
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大根太り、師走も後半。

2010年12月16日 | 農と暮らしの日記
冬の本命、青首大根が大きくなってきた。
ここにも何度も書いている、あの記録的な猛暑が終わった未明の雷雨の前夜、中秋の月明かりに播いたもの。暦を振り返ればまだ3か月にもならない、ついこの間のことなのに野菜というのは本当にすごい。いま、野菜セットの大根はこれ。少し余裕があるけれどスーパーでは値段の割に場所をとるのと、市販の青首大根より太いので手ごろな98円とか128円とかに切り分けるとかなり短いから高く感じられて敬遠されそうなのとで、当面は畑からのまるごと1本直売のみ。ご連絡いただければ単品でもお分けします。葉つきの目方で200円/kgなので、小さめで250円前後、大きめで350円前後。



木曜、予報では曇りで所により昼頃まで雪か雨、だったけれど幸い当地に雪はなし。
しかし、とにかく冷たい一日。日差しがなく体感的には5℃前後、記録としてはおそらく7~8℃か。

朝:6時過ぎからごはん。荷作りの仕上げをして8時前後に保育園納品、スーパー出荷。
午前:セット出荷は宅配便のみで材料は昨夕とってきてあるので、荷造りは薫に任せて僕は家の仕事。あちこちの棚の手直しなど。棚が使えないと引っ越し荷物が片付かないので(本来は引っ越し前の仕事ですが)。
午後:昼ごはんのあと、新しく入る自治会の会長さん宅に挨拶。本日出荷の宅配便は準備が終わり、15時頃から薫は引き続き、明朝配達するセットの荷作り。僕はその不足分などを収穫1時間ほど。戻って17時頃からまた家の中の仕事。まだ壁塗りしないといけないところの下地固め、部屋の中に足場を組んで壁にはローラーをころころ。ふたりとも19時頃あがり。
夜:子どもたちはバレーボールから帰宅して20時頃から晩ごはん、薫は入れ替わりにその保護者会に出かけた。

今日は西日本でも各地で初雪を観測したそうだ。
明日もまだすっきりしない予報。じゃが芋がまだまだたくさん畑に残っているのに掘る時間がない。何度も書いていますが、お手伝いいただける方、大募集。どうぞお気軽にひと声おかけください。固定電話は留守番になっていることが多いですのでメッセージをお願いします。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2品、人参、青首大根、小松菜、ほうれん草、水菜、ちりめん高菜、リーフレタス、一部セットに白菜(先週のセットに入っていない方など)。
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畑も片付く、12月。

2010年12月15日 | 農と暮らしの日記
まさに書き入れ時、収穫が進んでどんどん片付いている畑。
4列並ぶうちの左端はほうれん草、中央は水菜(奥のほうが残っている)とちりめん高菜、右手は小松菜、そして赤と緑のリーフレタス(これも奥のほうが残り)。いずれも野菜セットとスーパー地産地消コーナーに最大限に使っており、予定では来週前半ですべてとりきるつもり。クリスマス前の1週間だからスーパーも普段よりは売れるという前提で。ほうれん草は大きいものを選んで、水菜とリーフレタスはとにかく端から順々にと、採り方が異なるから畑の片付き方も異なる。


水曜、セットの出荷のない日。曇りのち晴れ、寒い一日。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:ゆうき生協に出荷する蕪の荷作り。規格が「600g入り」で月曜に出したのは2個組みだったけれど、今日のは1個が小さめで3個組み。個数で「袋数×3個」ほぼちょうど収穫してきて、それを600gちょうどか僅かに超える程度に3個組みにしていく。最初は大・中・小を組み合わせ、後半は残った中くらいのを3個組み。最初のほうで景気よく600gを超えて組んでしまうと、後半は3個で600gに足りなくなってくるので、はかりをにらみながらの作業。幸いうまくぴったり組むことができた。昼まで家の中のあれこれ作業。
午後:ごはんのあと、市街に出て眼鏡屋さん(昨夜ツルが折れたので新調)、ハンコ屋さん(伝票に押す藤田家族のゴム印の番地部分の1行差し替え依頼)、ホームセンター(あちこちに収納スペースを作るパイプやネジ、壁塗りの資材など)。
夕方:16時頃から明日あさって出荷分の収穫、くれぐれも不足のないように。というのは明朝に「所により雪」の予報が出ているからで、もしも積雪・凍結の事態にでもなれば収穫ができなくなってしまうので。材料が手元にさえあれば、雪だろうと嵐だろうと出荷作業はできる。



明日からはもう師走も後半。
今年も残すところ2週間と少し、らしいけれど全然実感がない。毎年のことながら。
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