38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

二月逃げ、寒さ去らず。

2012年02月29日 | 農と暮らしの日記
小麦の現在。
とにかくもう、今年の麦はこれまでで最もよくない。種播きが薄すぎたし、その後の生育はいろんな要因があるのだろうけど順調とはいえず、となると草の勢いが勝ってしまい……。これから暖かくなるにつれてぐんぐん大きく育っていくことは確かだけれど、おそらくそれにしたがって、生育の貧弱さも比例的に際立ってきそう。ま、しょうがない。来年(というか今秋から)またこれを教訓にするしかない。



水曜、未明までに雪が少し降った。
5mmかあるいは1cmほどか、日陰を中心に積雪あり。朝には雨になってほとんど溶けてしまったけれど。

午前:温室の管理のあと、机しごと。主に作付けの計画。
午後:臨時の出荷があり、畑の見回りも兼ねて収穫に出て、戻って荷作り。
引き続き机しごと。

最近、日記があっさりしているとの声多し。
自覚してます。昼間はいろいろ書こうと思っていることがあるのだけれど、いざPCに向かうと考えが整理できなかったり単純に眠かったり。

閏(うるう)の2月が終わり、明日から3月。
いろいろ、あれこれ仕切り直し。春近しですね。
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雨週間を前に、フル回転。

2012年02月28日 | 農と暮らしの日記
今日の野菜セットにも入ったほうれん草。
ご覧の通り小さい。草丈20cmほどか。ところが味のほうはというと、これが甘いの甘くないのって意味不明な日本語は止めて、素直に「甘い」。「ほうれん草が甘い」ということについては、甘いほうれん草を食べたことがないと違和感があるかもしれない。けれど、こういう甘さを味わってしまうと、甘くないほうれん草がおいしくないと感じてしまう。ほうれん草のおいしさは甘さだけではないだろうから偏った味わい方かもしれないが、味の好みは感覚的なものだからどうしようもない。



火曜、晴れ時々曇り、日暮れ頃から予報通りの冷たい雨。
セットは配達と来訪のみ。

午前:荷造り、9時半頃にほぼ見通しがついたので(=残る人参と葱の両方を全セットに配分すれば予定の金額になりそう)あとは薫に任せて、僕は畑へ。トラクタで耕耘して管理機で畝立て、小松菜と蕪を播種機で1列ずつ播き、トンネルの支柱(ダンポール)を立てて両端の杭を打って、最後に180cm幅の「農ポリ」を張って14時過ぎに終了、いったん家に戻って昼ごはん。

午後:15時に温室を閉めてから再び畑へ。
収穫の終わった葱の畑で枯れ草を野焼き。風上の1点に火をつけたらうまく燃え広がってくれた。火の守りをしながら隣の畑で麦踏み。畝間に牡蠣殻を振ったあと管理機の逆転・高速でその上を浅く歩き、過湿防止の溝切りと土の振り込みを兼ねた中耕。終わって、野焼きした畑を含めて周辺3枚ちょっとをトラクタ耕耘。日没終了。

今夜の雨から1週間ほどは毎日のように傘マーク。
どれだけ降るかはわからないけれど、来週まではトラクタを使えない可能性が高い。その後晴れが続いてくれれば春作の作付けがどんどんできるけれど、またすぐに降ってくるようだと、春本番の作付けがかなり厳しくなる。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、蕪、ほうれん草または小さいキャベツのいずれか、小さい玉レタス、固めの小松菜、サラダからし菜、葱。
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援農で、豌豆畑の仕上げ。

2012年02月27日 | 農と暮らしの日記
豌豆の畑からレタス類が完全に消えた。
そして今日はお客さんの援農を得てとりあえず1列分の草刈りも終わり、その列だけまだだったネット張りまで仕上がってご覧の通り。残りの列も除草を急ぎたい。



月曜、晴れ時々曇り。
朝は0℃か氷点下の冷たさで、温室から戸外のトンネルに移したキャベツの苗に霜が降りてしまった。

午前:野菜セットの荷作り。11時半頃から市内配達。
午後:13時半から、お客さんのMさん援農で上記の豌豆草とり。薫も畑に出て3人×2時間弱の作業でひと区切り。これくらいの時間でひとつの仕事がすっきり終わるというのはうれしい。
畑仕事が忙しくなる季節、援農大歓迎です。

夕方:トラクタで耕耘作業を1時間半ほど。
冬の畑の片付けと春作の準備と。終わって明日出荷分の収穫を2時間ほど。19時前に帰宅。晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、蕪、小さいキャベツ、小さいサニーレタスと玉レタス、葱。
セットによって、しろな、まんばなどの葉ものを振り分け。

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トンネル枝豆、発芽始まる。

2012年02月26日 | 農と暮らしの日記
枝豆にする大豆が温床で発芽し始めている。
育苗して3月上旬にトンネルに植える予定。播いたのは一昨日で、今朝見たらもうこんなふうに土から膨れ上がるように顔を出していた。ただ、枝豆は例年、水を吸って膨れるだけで発芽せずに腐るものもあるから、いましばらくは様子を見続けないといけない。発芽に高温が必要だから温床に置いているけれど、日が当らないとモヤシになってしまうので、そちらも要注意だ。



日曜。子どもたちは今日もバレーボール。終日の曇り空。

午前:机仕事と温室の管理のあと、明日出荷分の収穫。
午後:明日の出荷の準備をしておいて、あとは机仕事。

2月もあと3日。本当に1月、2月は速い。
東京マラソンは公務員の川口選手が途中脱落、「無職」の藤原新選手が日本人トップでゴール。つくづく、日本のスポーツは人情ものが好きだ。でも、次々にヒーローが出てきて五輪イヤーにふさわしい。
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2/25(土)有機農業入門講座in東京。

2012年02月25日 | 農に関する情報
13時から國學院大学・渋谷キャンパスで。詳しくはこちら
藤田家族の原点、神奈川の相原農場・相原成行さんやその研修生のみなさんも話をされます。一般の方もぜひ。
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温室作業、傍らにラジオ。

2012年02月25日 | 農と暮らしの日記
200穴のセルトレイ(これくらい小さいのはプラグトレイというのかも)に播いたレタス類が芽を出し始めている。
ご覧の通り、発芽がうまく揃わない。レタスはアブラナ科の野菜に比べると愛媛のような暖地での栽培はしやすい(虫害がほとんどないし低温にも強い)のだけれど、発芽の揃わないのだけが(個人的な)課題。畑に播く地床苗だとかなり適当に多めにばらばらっと振り播く感じだから発芽率もさほど気にならないが、セルの場合は一目瞭然だし、限られたスペースに1粒ずつ手間をかけて播いたのに発芽率が悪いのではやはりあまりうれしくない。

セル育苗は地床育苗に比べて播種や灌水の手間がかかる。
その一方で、苗の数が管理しやすく定植の際の段取りに便利なことや活着しやすいことと相殺して、年間に栽培するレタスの総量から見れば大半はセル育苗を選んでいる。地床育苗は涼しい時期に苗を育てる秋植えと、暖かくなってからの初夏どりのみ。



土曜、雨は朝のうち。日中は曇り、そして夜にまたひと降り。
午前:主に温室内で種播き。今日は赤キャベツその他アブラナ科で移植栽培するものあれこれ少しずつ。
午後:机しごと。春夏の作付け計画と種の注文と。それから家まわりのあれこれのこと。

温室での種播きには携帯ラジオが欠かせない。
畑仕事は動き回るからイヤホンが便利だけれど、温室内ではその辺に置いておいてスピーカーから音を出す。土曜の朝はたいていNHKをずっと鳴らしていて、ラジオ文芸館とか文芸選評がおもしろい。年寄りみたいだけど。今日は川柳だった。

先日の短歌のときはこんなのがあった。
ラジオなので文字遣いは違うと思いますが。お名前もなくてすみません。

委託せし作業の領収書のみ多し老いたる吾の農の申告
面接の椅子には浅く腰掛けよと言ひて息子を見送れる朝


来週は火曜に傘マーク、そして週間予報はついに太陽なし。
いよいよ畑仕事の季節、そしてそれとは裏腹に、畑仕事のできる隙間を見つけるのが難しい季節だ。


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温室整理、枝豆播種。

2012年02月24日 | 農と暮らしの日記
人参の畑、「紅葉」が美しい。
春近し。これからの人参は再び葉が青さを取り戻してくる。こうなるといわゆる「トウ立ち」で、人参そのものは筋っぽくなってくるから、どんどん出荷していかないといけない。



金曜、ほぼ終日の快晴。気温も高い。
午前:野菜セットの配達には薫が出て、僕は温室の作業。
育苗スペースを広げながら、いよいよ温室内では足りなくなったので、外の庭に定植時期が近くなってきた苗を並べるトンネルを新設。

午後:この春初めての枝豆の播種。
これも温室内でセルトレイに。この品種は今年初めて試みるもので、いま播いて3月前半にトンネルに定植、うまくいけば5月中に収穫できるという触れこみの「極早生」の品種。種苗会社のカタログを見ていて、その暦通りになどいかないことは承知のうえで、それでも少しでも早くとれるものを試してみようということで種屋さんに取り寄せてもらった。200穴のセルトレイに4枚。5デシリットル買ったら370gあり、播いた800粒で約300g。ということは5デシで約1,000粒か。

それから、調理用トマトも少し。



真は学校で県庁所在地を覚える勉強をしているようだ。
となれば森高千里だけれど、教室で聴いているのがそのオリジナルなのかどうかがよくわからない。ミニモニではないようす。
埼玉はさいたま市。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、蕪、ほうれん草、リーフレタス、九条葱。
他にセットによって里芋またはさつま芋、キャベツから。
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たっぷり降って、春の兆し。

2012年02月23日 | 農と暮らしの日記
昨日写真を載せたレタス畑とはまるきり違う、うちのレタス畑。
というか、豌豆の畑に仮住まいしていたレタスたち、それがいよいよ残りわずかとなり、本来の豌豆畑になってきた、と書きたいところだけど、ご覧の通りそうなってなくて、草畑になっている。豌豆を播いただけだと草が生えてくるからレタスを植えておき、草を刈る代わりにレタスを収穫するのだ、などと以前の日記に書いた時はそういう見通しだったのだけれど、レタスがあっても草はやはり生えてきた。

まあ、レタスのおかげで気休めていどに草は少なめ。
豌豆の蔓が伸び始める前に、思い切って草刈りをしなければ。



木曜、夜通したっぷり降った雨は午前中いっぱいで上がり、夕方には日差しがあった。
気温も高めで、なんとなく春の兆しを感じる。

午前:野菜セットの荷作り。昼までに完成。
午後:箱詰めしたあと、14時頃に畑に出て、追加の収穫、明日出荷分の収穫など。
夕方:17時前に戻り、明日出荷のセット荷造り。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、蕪、キャベツ、リーフレタス、九条葱。
他にセットによって、里芋またはさつま芋。
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雨の周期短く、春近し?

2012年02月22日 | 農と暮らしの日記
市内のレタス畑。
言うまでもなく藤田家族の畑ではなく、国の総合特区に指定された農業革新都市の圃場。本来は昨日、青年農業者協議会などを対象にした見学会があったのだけれど都合で行けず、今日、市の職員の方と近くを通るついでがあり、場所だけさっと案内していただいた。

当たり前だけれど、トンネルがとてもきれいに張られている。
こういうのは実際にこの目で見ればとても勉強になる。もちろんこんな大規模にトンネルを張ることは自分自身はないわけだけれど、これだけ広い圃場でトンネル栽培の管理をするためには抜かりなくかっちりと張る必要があるから、これを見れば、なるほど後で手間のかからない張り方というのはこういうふうにするんだなというのがわかる。規模が小さいから後で手直ししてもたいした手間じゃないというような考えだと、結局はプラスマイナスゼロで、小規模経営のメリットを生かしていないことになる。



水曜、セットの出荷はなし。昨夜から未明に雨。日中はほとんど降らず曇り、夜また雨。
午前:温室の管理などしたあと、9時から昨日播いた葱の畑でトンネル張り。25m×2列張るのに1時間ほど。
終わって明日出荷分の主に根菜類の収穫を2時間ほど。12時過ぎに戻って昼ごはん。

午後:13時半から市役所でのヒアリングみたいなの、約30分。
14時過ぎに車で移動、途中で冒頭のレタス畑を見学させてもらい、15時から「西条市 食の創造館」キッチンスタジオで地域の農産品に関する会合。夏頃から青年農業者協議会として参加させていただいている

今日は地産の野菜を使ったレシピの試食会が先に1時間。
詳しいレシピなどはまた正式に決定すれば市から広報されるようです。主に冬の野菜の素材を生かしたシンプルな料理をおいしくいただいた。食後にアンケート記入。

引き続いて関連の会議1時間ほど。
今後の作業の進め方などについて。僕も青年農業者の代表の立場で意見を述べた。その主旨は、地産の農産品の地元での普及を図ることのメリットとして、消費者と生産者の距離が縮まり、顔の見える関係になっていくことは(自分の経験から言えば)生産者の動機づけ、技術力、生産力の向上につながっていくということ。そのためにも(これは他の方からも発言があったが)PRだけでなく地産地消の販路づくりもいま以上に必要になるのではないかということ。また、地産地消は食に限らず、県産材を使って家を建てるとか地域自給のエネルギー(木質バイオマスなど)とか、地域の資源が活用され、しかも地域にお金が落ちる、お金が回るという点で今後いっそう取り組みが進むだろうということ、など。

17時終了。
新しい出会いもあり、ちょうど出荷のない水曜、しかも雨模様の午後に有意義な時間を過ごせてよかった。

西条市は野菜ソムリエやジュニア野菜ソムリエがたいへん多い。
行政が資格取得を支援した経緯があり、今回の事業もその後ろ盾があってこそのものだろう。そうしたみなさんの集まりである野菜ソムリエ協会が早や10周年なのだそうだ。

また、地元・西条農業高校生と野菜ソムリエのコラボ商品も近々登場予定とのこと。
制作過程はここに少し出ている。サークルKサンクスの四国全店での販売になるそうで、詳しいことがわかったらまたここでもご案内します。

図書館に寄って19時前帰宅、晩ごはん。
畑をお借りしている方から連絡があり、来年度の作付けに向けて一部の圃場についてはまた少し工夫をすることになりそう。畑の使い方については就農7年目に入り、これまでの経験も踏まえて転換期に来ているとも思うので、これを機によい方向に動き出せればと思う。
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初の石灰、牡蠣殻を播く。

2012年02月21日 | 農と暮らしの日記
春作用の畑に牡蠣殻(かきがら)石灰を撒いた。
瀬戸内の養殖牡蠣の殻を細かく砕いたもの。広島県の養殖業者が「副産物」として製造していて、JAで「サンライム」という名で売られている。畑に石灰を入れるのは初めて。酸性土壌を中和するというよりは微量要素を補うという視点で。約3aの畑2枚に2袋(40kg)ずつだから、1反あたり130kgくらい(標準の施用量200kgより少なめ)。

いわゆる「消石灰」に比べると粒が大きく不揃い。
牡蠣殻を砕いたというのが見た目にもよくわかる。子どもの頃、道の真ん中に浅蜊(あさり)の食べ殻を捨ててあって、それを車が踏みつぶしていく光景がよくあったけれど(そういえば最近は見ません)、ちょうどあんなふうに砕かれている(もうちょっと細かいか)。

瀬戸内の牡蠣であれば、その主な栄養分は瀬戸内の山のものだろう。
山から流れてきた数々の微量要素が牡蠣の殻として生成され、それがまた瀬戸内の陸地に還る、という図式ではあるので、ある程度は「地域循環」といえる。ま、その間にかなりのエネルギーを使っているから、手放しで褒められるものではないか。そのあたり歩き回っている川蟹をつかまえてすりつぶして畑に入れればもうちょっと「地域循環」になるけど。自分で食べる浅蜊だってもはや瀬戸内産じゃなくて、よくても高知産だから、なかなか難しい世の中だ。

遠い記憶の夏の朝。
「どっちも大きい」と歌うような声でうちの前まで売りに来ていた草履ばきの浅蜊売りのおじさんも今は昔だ。
西条に自然海岸はほとんどない。



火曜、朝から曇り。夜、小雨。
午前:野菜セットの荷作り。
11時前に家を出て冒頭の牡蠣殻石灰の引き取りでJAの営農センターへ。ちょうど中学校同級生の青年農業者K君が来ていて立ち話。こんなところでお互いに軽トラ停めて石灰がどうの鶏糞がどうのとしゃべっているなんて、30年前にどうして想像できただろう。同級生がまたひとり亡くなったことを聞いた。僕ら、そんな歳じゃない。一日でも長く生きよう、みんな。

午後:薫が新居浜方面への配達。
僕は畑で牡蠣殻を播いたりトラクタで耕耘したり、昨日播いた葱の畝にトンネルの支柱を立てたり。

<本日の野菜セット>例
さつま芋、人参、大根、蕪、キャベツ、リーフレタス。
セットによって、壬生菜、葱、里芋。
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発芽日和、援農日和。

2012年02月20日 | 農と暮らしの日記
温床の上で、茄子・ピーマン類の芽がかなり出揃ってきた。
温床そのものの温度は計画よりかなり低いのに、温室の中で最も温度に気を配っている場所だからだろう、果菜類の発芽に必要な温度は夜間も保つことができているようだ。写真は2月8日に播いたものだから間もなく2週間。やや徒長気味のものもあるけれど概ね順調とみてよさそう。



月曜、ほぼ終日の快晴。
朝は1~2℃、日中は10℃近くまで上がって畑しごとが心地よい陽気。

午前:野菜セットの荷作り。
昼前に仕上がって市内配達1時間ほど、帰りに種屋さんに寄ってトンネル支柱(ダンポール)200本を購入。この春は過去最高のトンネル多用なので。

午後:昼ごはんのあと、薫も僕も畑へ。
セットのお客さんMさんが二度めの援農に来てくださったので、蔓を伸ばし始めた豌豆類を網に誘引する作業や、春どり大根の草とりを薫と一緒にしてもらった。

僕は先週末に播いたほうれん草のトンネル掛け(支柱立てから)に1時間ほど。
そのあと、トラクタ耕耘作業して初夏どりの葉葱の種を少し播くのに1時間ちょっと、夕方は明日出荷分の収穫を2時間ほど。

<本日の野菜セット>例
さつま芋、人参、大根、蕪、キャベツ、リーフレタス。
セットによって、壬生菜またはサラダ辛子菜、里芋。



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氷点下、雪化粧の朝。

2012年02月19日 | 農と暮らしの日記
今日は室川(むろかわ)の一斉清掃。
ちょうど昨晩のうちに雪、というよりはおそらくあられのようなのが降って、河原の枯れ草にもうっすらと積もっている。雪の少ないこの冬、ようやくぎりぎり「雪化粧」といえるくらいに降った。

遠景の霊峰・石鎚山(画面右上)は白銀に輝く朝。
手前中央は八堂山(はちどうやま、中腹に考古歴史館の建物が見える)、その手前は工業都市・西条の伝統を誇るパナソニックの工場。



日曜、朝から快晴。未明に氷点下となり、日中もおそらく5℃前後の冷たさ。
午前:8時から上記の一斉清掃。雪化粧のためか大雨による土砂堆積のためかゴミは少なめで1時間ほどで終了、缶ジュースを頂いて解散。
温室内で育苗の種播き。主にレタス類。

午後:引き続いて温室内で種播き、キャベツなど。
15時過ぎから畑に出て、明日出荷分の収穫など。



週間予報では水・木あたりに傘マーク。
その前に春作の種播きや耕耘作業をまた少し進めておきたいところ。少しずつ雨の周期が短くなってきている。冬の間ずっと少雨・乾燥気味だったからいつ雨続きになってもおかしくない。
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毎年恒例、樹木消毒。

2012年02月18日 | 農と暮らしの日記
あまりなんだかわからない写真ですが。
今日は飯盛会で公民館と小学校の樹木の消毒、その開始前に。僕は今年も散布の最前線係。捨てずにとっておいた古いレインコートなどでフル装備したつもりだったけどやっぱりビシャビシャとマシン油(乳剤)を浴びた。年に一度の農薬体験。



土曜、予報通り曇り時々晴れ、たまに小雪。終日5℃以下の冷たい一日。
午前:自転車で市街に出て、種の購入やあれこれの用事。
帰りは後ろの荷台にちょと荷物を積んだけれど、これくらいなら自動車で出る必要はない。出て戻るまで1時間半ほど、軽トラで出かけてもどのみち1時間以上はかかっただろう。といってもやはりいまの季節だからできることで、夏場などはどうしても時間に追われ、5分、10分が惜しい。

けれどやはり、今年は節電に加えて燃料節約にも励む予定。
昨年のガソリンや軽油の月別の消費量(購入量)を領収証から書き起こしておき、今年は毎月それより何パーセントか削減する目標でやってみようと思う。とかいいながらもう2月も終わりそうなので3月から。関西電力管内ではこの夏は15%節電とかいう話になっているようだから、「15%燃料節約」でやってみるか。電気はもうかなり意識して減らしているから難しそうだけど、石油ならまだ余地がありそう。

戻って昼まで温室内で種播き。
今日はトマトをスタート。スタートといってもそんなにたくさん播くわけではなく、とりあえず今日買った種を播いて、あとはまた後日というわけで。

午後:13時集合で冒頭の樹木の消毒。
1時間ちょっとで終わり、引き続いて、飯盛会でお手伝いしている新成人のお祝い品配りの準備。公民館や社協、連合自治会が共同で校区の新成人をお祝いする事業で、家の近くの地区の分を担当。僕も10人ほどの分を預かって戻り、小一時間ほど自転車で配り歩く。

17時過ぎ、車検に出していた配達車を引き取りに車屋さんへ。
1キロちょっとなので散歩がてら走ったり歩いたり。こんなのもこの時期だから苦にならないけど夏だと時計見ながら大変なことになる。やはりいまは農閑期ということになるのだろう。いまのうちにできることを、あれこれやっておかなければ。

のんびりしていると、すぐに春がやってくる。

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2月も後半、寒さ続く。

2012年02月17日 | 農と暮らしの日記
今日出荷した野菜セット。
前回載せてから2週間と今回は短い間隔で。目に見えて大きな変化といえるようなものはないけれど、畑の写真もないので今日はこれで。

おおまかに、左側が葉もの。
白菜(今日がこの冬最終)、水菜(かなり傷んできているから値引き)、リーフレタスの赤と緑(これも残りわずか)、袋に入っているのが里芋と人参(いずれも小さいけど、量はまだ余裕がある)、蕪は葉つき。大根はきれいな葉の部分がかなり少なくなってきた。
これで1,800円ちょっとの大セット。



金曜、曇り時々晴れ。たまに雪がちらちらと舞う。
午前:野菜セットは昨日のうちにほぼ仕上がっていて、朝一で伝票書き。
薫が配達に行き、僕は宅配便のセットの箱詰めをしてから温室内の整理。苗が増えてきてそろそろ手狭になってきたから、育苗関係のあれこれを整理してスペースを広げる。
1週間ほど前に播いた茄子・ピーマンの芽が次々に出始めている。

午後:薫は真の授業参観、ついでに配達車を車検に出す。
僕は近所の配達と明日出荷分の収穫など。戻って温室内の片付けの続き。終わって育苗の床土詰め。茄子とピーマンをまた少しずつ播く。

<本日の野菜セット>ほぼ上記の通り。
小セットや中セットも品目はほぼ共通で、それぞれの分量で調節。

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逃げる2月も、後半へ。

2012年02月16日 | 農と暮らしの日記
いま野菜セットに入っている蕪。
真冬でもよく太り、葉も青々している……と思っていたら、今日よく見ると、葉の芯のほうから新しい葉が伸び始めていた。トウ立ちの兆し。

そういえば収穫したときに根に土がつくようになった。
これも新しい根が伸び始めている証拠だろう。もう蕪の部分を太らせることよりも早く収穫してしまうことを考えたほうがよいという知らせとも言える。



木曜、野菜セットは宅配便のみの曜日。
ほぼ予報どおり曇り時々晴れ。日数の少ない2月も後半に入った。

午前:8時頃から収穫3時間ほど。
戻って11時頃から13時頃までセット荷造り。

午後:昼ごはんのあと荷作りの続きを14時半頃まで。
薫が伝票を書いている間に箱詰め、15時半頃に仕上がり。。

夕方:明日出荷分のセットの荷作り。
17時頃から追加の収穫1時間ほど。18時頃に戻って荷作り続き。19時半頃に終了。

<本日の野菜セット>例
人参、大根、葉つき蕪、白菜(今期終了)、水菜、リーフレタス。
他にセットによって、里芋、大豆、小松菜、などから。
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