38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夏休み最後の、親子活動。

2009年08月31日 | 農と暮らしの日記
今日も畑の写真じゃない。とにかくひどい畑の状態……。
ま、野菜はとれているのですが、「こんなの、野菜とる前に草刈ったらどうなの!」と指摘(叱責?)されること必至なので、ちょっと遠慮している次第。

で、この写真は昨日書いた、真と昼ごはん食べた加茂川。
このすぐ下流(2キロくらい)が西条市の市街地で、というと、遠くの方は「そんなところにこんな自然が!」とびっくりするかもしれないけど、そうなんです。まあ、西条、そこそこの田舎なので。人口11万人を超えているけど、合併前の西条市は6万人ほどだし、そのときでも面積はけっこう広くて、しかもその大半が山間部または中山間だし、平野部もほとんどが水田。



8月の最終日、小学校の夏休みも今日で終わり。曇りのち晴れ。
朝:5時半から人参水やり、収穫、8時頃戻って朝ごはん。
午前:野菜セットづくり。途中抜けてトラクタで畑1枚を耕耘。戻って11時半から市街~氷見・小松方面の配達、帰宅前に近所の商店で宅配便発送用の空き段ボール箱をたくさんいただいて、13時戻り。昼ごはん。

午後:14時過ぎから、いよいよ育苗用温室周辺の草刈りに着手。
ここは就農当初から3年間住んでいた借家の裏のハウスで、この春引っ越した後も育苗が終わるまでということでハウスはそのままにさせてもらっていたのを、育苗が終わっても片付ける時間がなかなかとれず、ついに8月最終日となってしまって、もう大家さんにはどうにもこうにも申し開きのできない状況で、心の中で頭かきかき現地へ。

がしかし、今日は強力な助っ人が。
夏休み最終日の渚と真だ。なぜか「一緒に行く!」とやる気まんまんだったので。約2時間、背丈を超えて木になってしまっている草やつる状に地面を覆っている草を渚と僕が次々に始末していく。その間に真はハウスの中に残したままだったポットやら育苗箱やらを引っ張り出し、種類別に分けて重ねていく。

とりあえず、ハウスのまわりは終了。
拾い集めた各種育苗資材を軽トラに積み込み、温室の中はめちゃくちゃ暑いからまた今度来ることにして、親子3人の夏休み、力を合わせて汗を流した野外活動体験&食農学習体験&地域を美しくする活動、の打ち上げを兼ねて、さっき段ボール箱もらった近所の店でアイスを購入。16時半戻り、遅めのお茶の時間。僕は当然、「ガリガリ君」だ(今日は、はずれ)。

夕方:17時半まで上記の資材類を納屋やら家の周りやら?に片付けて、人参の除草と水やり。19時、暗くて見えないぎりぎりでやっと終わり、帰宅。晩ごはん。



台風11号は夕方から夜にかけて首都圏に接近。
四国にはほとんど影響がないそうで、今日も昼ごろからはほぼ快晴。夜のこの風はもしかしたら台風の関係かな、という程度。気温は30℃を超えているようだけれど、からっとしていて汗もほとんど出ない。朝晩はかなり涼しい。しかし、とにかく雨が降っていないから畑は極度に乾いている。



<本日の野菜セット>例
茄子、緑茄子、長茄子、ピーマン、胡瓜、赤毛瓜(沖縄の赤皮胡瓜)、ゴーヤ、つるむらさき、空芯菜、などから。
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周ちゃん広場に、かかし集合。

2009年08月30日 | 農と暮らしの日記
市内のJA周桑直販所「周ちゃん広場」で行われた「かかしコンテスト」。
西条市青年農業者協議会が主催する毎年恒例の行事なのだけど、僕は今年初めて参加した。市内といっても旧東予市、うちは市内の東端、こちらは西の端に近いエリアということもあって、去年まではこの周桑エリアの会員のみなさんに「おまかせ」という感じでいた。

しかし、今年は僕はこの会の副会長ということになっている。
なのに、ちょっと遠方への視察旅行とかいろんな交流行事などにはなかなか顔を出せないので、出られるときには出ておこうという感じで。それと、このコンテストには「籾まきからとうどまで」の稲作学習に取り組んでいる飯岡小からも参加していて、今年は5年生になった渚もいよいよ出番。夏休みに何日も登校して仕上げた傑作?が並んでいるので(指導してくださった先生方には大変お世話になりました)。



8月最後の日曜。
朝:5時半から人参の水やり、市街スーパー出荷ぶんの収穫。戻ってごはん。
午前:渚は松山にバレーボールの練習試合なので、真を連れて軽トラで上記「かかしコンテスト」の会場へ。9時スタートのちょっと前、8時過ぎに到着。土日の2日間行われていて、今日は二日目なので準備もほとんどなく、足をたたんであったテントを立て直すくらい。

それにしても、人がすごい。
この「周ちゃん広場」はJA西条の「水都市」と同じく生産者が直接、野菜などを持ち込み、自分のつけた値段で売ることのできる直売所。規模は「水都市」が市街地でこじんまりしているのに比べて、こちらはロードサイドの郊外店といった感じ。

で、日曜ということもあるのだろう、とにかく人が多い。
駐車場を歩く人たちに、「かかしコンテストの投票をお願いしま~す」と片っ端から声をかけるとほぼ9割がた、投票に参加してくれる。だから、もうめちゃくちゃ忙しい。声をかけ、投票用紙と鉛筆を渡し、「奥のほうにもかかしがありますから、全部見てから決めてくださ~い」とか言って、そしたら用紙に書き終わった人が次々戻ってくるから、「あの投票箱に入れて、くじ引きして帰ってください」と指さして、あ、また新しいお客さんだ、「かかしコンテストの投票をお願いしま~す」、の繰り返し。



あっという間に正午になる。
みんなはたぶん一日いて動き回ってくれるのだけど、僕はどうしても午後、畑に出なければいけないので(みんなも同じだと思うけど)、正午すぎに辞去。周ちゃん広場で簡単な昼ごはんを買ったから、そのまま家に帰って食べてもいいけど、夏休みのお出かけもたいしてしてないので、「真、海と川とどっちがいい?」と聞いて、そしたら「川」だというから、市街近くの加茂川の河原へ。

「いもたき」の始まっている旧トリム公園のあたりに駐車。
去年はここにエンテツさんこと遠藤哲夫さんと、「日頃お世話になっているみなさん」と一緒に来て、いもたきを楽しんだのだが、今日は真とふたり、河原の大きな石に腰をおろして弁当だ。買ったのは、たこめし、おこわ、野菜かきあげ、小いかの煮つけ、である。8月も末なら川遊びなんかしてる人もいないだろうと思ったらびっくり、車は100台以上停まっていて、みんなターフやらテントやらはって、バーベキュー、ボートや浮輪で川遊び、釣り、など、とにかくにぎやか。こちらはとくに川遊びの用意をしてきているわけではないので、そうなれば奥の手で、川遊びの原点、石投げだ。平べったい石を水面をスキップするように飛ばす遊びで、4、5回投げたけど、どうやら周囲と雰囲気が違うので、やめた。

13時半帰宅。
午後は、14時すぎから第一弾の人参の除草とまびき、里芋の水入れ、第二弾の人参の除草、その水やりなど、19時あがり。



昨夜の雨は市内西部の一部ではかなり降ったらしい。
車の運転がこわいほどだったという。同じ西条市でもこれだけ離れていると、そういうことも珍しくない。市街地とここ飯岡でも降り方がまったく異なることもあるのだから。飯岡の中でも、うちの何か所かある畑によって雨量が全然違っていることもある。とにかく、秋作本番に入る前に、ちょっとまとまった雨がほしい。
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みんなで、白菜種播き。

2009年08月29日 | 農と暮らしの日記
うちの庭に大勢集まって、白菜の種播き。
写真はまだ種を播く前段階、セルトレイに詰める床土の配合をしてもらっているところで、それより電車(予讃線)が気になる子どもたち。

ゆうき生協の西条・周桑地区会のイベント。
西条市内の同生協組合員(消費者)の集まりで、最初は単に「キムチをつくろう!」という企画だったのだが、たぶん僕が勢いで口を滑らせたのだろう、どうせなら白菜の種播きからやりましょうということになって、たまたまうちは消費者であるとともに生産者でもあるので、「藤田家族の白菜種播き」が今日のイベントに合体した次第。うちの菜園としては、白菜の育苗は今日がスタートで、これから9月上旬まであと1~2回播く予定。その後、畑への直播きもするかもしれない。

今日は6組、大人7人、子ども7人が集合。
これに僕と薫。子どもたちはバレーの練習や練習試合で不参加である。朝10時集合で土を混ぜて、セルトレイに土を詰めて、種を播いて覆土して。1組(1家族、または1人で参加している人は1人)がセルトレイ1枚を担当、11時すぎに完了して、ちょっと早いけれど各自持参の弁当で、交流を兼ねながらお昼ごはん。



土曜。予報は未明から午前中の雨だったけれど、明け方ちょっと降っただけ。
朝:5時半から収穫、ごはん、市街スーパー出荷。
午前:10時から上記の白菜種播きイベント。昼ごはんで交流、13時半頃解散。
午後:僕は昨日に続いて人参の除草3時間半、薫も別の畑の第一弾の人参の除草。
夕方:結局今日もかんかん照りだったので、人参の水やり。まだ発芽は揃わない。19時あがり。

夜:21時をすぎて雨が少し降っている。
明朝の水やりが不要になるほどの雨には、いまのところなりそうもない(なってくれたら、それはもうとてもありがたいけど)。台風が月曜に首都圏に接近する可能性が大きいようだ。四国には風はともかく雨の影響はさほどないだろう。とにかく、とにかく降ったら降りすぎ、乾けばとことん乾く。夏なんだから、普通の夕立ち、雷雨が普通に欲しい。
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芽は揃わないけど、人参除草。

2009年08月28日 | 農と暮らしの日記
真が描いた絵、ではありません。
(あたりまえ……)。Joan Miro(1893-1983)の"Vegetable Garden with Donkey"だそうで、作業場に掛けてあるカレンダーの「8月」がこの絵(というか、カレンダーをデジカメで撮ったので、切れてるし、ゆがんでますが)。カレンダーは就農前の職場の同僚が何だったかのついでに送ってくれたもの。取引先のお歳暮でもらったものだろう。雑然とした作業場に近現代アート、なかなかいい。このところ毎日のように畑の写真を撮り忘れる(正しくはその余裕がない)ので、ついにこんな画像が登場した次第。これくらいの小さな菜園を耕すのって、素敵だろうな。ろばはいてもいなくてもいい。



きのう書いていないので、2日ぶんまとめて。

8/27(木) ほぼ終日、曇り空。
朝:6時前から人参水やり1時間、収穫2時間で9時戻り、朝ごはん。
午前:野菜セット荷造り、途中に市街に出てスーパー出荷。昼ごはん。
午後:キャベツ、ブロッコリィ類の種播き(セルトレイ)。冬どりはこれで終わり。渚も土の配合と種播き、覆土まで手伝ってくれる。途中、お隣さんがくださった甘い西瓜で3時のお茶。18時から人参水やり、果菜類の追肥、20時前あがり。

8/28(金) 曇り、時々晴れ。
朝:5時半から人参水やり1時間、収穫1時間半で8時半戻り、朝ごはん。
午前:野菜セット荷造り。12時前に市街出荷・配達。戻って昼ごはん。
午後:第二弾の人参の除草。いま水やりを毎日して発芽を促している人参で、だいぶん芽が出てきたけれど、草もそれに増して出てきているので、本来なら芽が出そろってからの作業である除草を前倒しで。「昼過ぎから雨」の予報だから、雨が降るまで、できる限りと思って始めたけれど、雨どころか青空になってきた。それで、13時すぎから19時まで6時間で全体の1/3くらい済んだ。当たらない天気予報、今日はこれでラッキー。夜には雨が降ると修正された予報が伝えられていたが、いまさら誰が信じるかって。真っ暗闇の中、しっかり水やりして作業終了。19時半あがり。

除草の途中、同級生のK君が突然、畑に来訪。
帰省中で、なぜか足元は農作業に不適なサンダル履きだったけど、それは見なかったことにして2時間ほど除草を手伝ってもらう。並んで草をひきながら、あれこれの話。飲みながらもいいけど、草ひきながらもいい。飲みながらだと消費だけど、草ひきなら生産だ。前向きな男たち。



<最近の野菜セット>例
茄子、長茄子、ピーマン、とうがらし(辛いの、甘いの)、オクラ、ゴーヤ、つるむらさき、空芯菜、枝豆、などから。
※胡瓜がセットから脱落。緑茄子も不調。代わるべき新顔がない。枝豆もこの畑のは今日で終わり。来週のセットはいよいよ夏の終わりの端境の苦しさに直面しそう。
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いい天気って、どんな天気?

2009年08月26日 | 農と暮らしの日記
お盆に播いた第二弾の人参が、いま……。
播いたあとに乾燥極まり、毎日(朝夕、最近は昼も)の水やりにもかかわらず、出てくるのは草ばかり、という状況が続いていた。これ以上、水やりしてもしょうがないんじゃないか、それより他のところに播き直したほうが、同じ時間を水やりするならそのほうが可能性があるんじゃないかと思い始めて3、4日。というタイミングで、今日の夕方、それがこの写真。

画面では左右に播き溝が走っている。
つまり、画面上下の真ん中あたりに横一線に人参の芽が並んでいる、というのが理想なのだけれど、人参はちらほら、草のほうがばっちり育っている。それでも、こんなふうに「ちらほら」でも芽が出てくると、これを放棄してしまう気にはならなくなる。あとで草取りが大変だとわかっていても、いや、それより本当に発芽がこれから揃ってくるのかわからないのに、やっぱり、健気な芽たちの姿を見ると、放っておけない。少なくともあと2、3日は水やりを続けて様子を見ることになる。



水曜、野菜セットのない日。
朝から山に雲がかかっている。真上は青空だけど、太陽のある南東の空にだけ雲があって、日差しをさえぎっている。その雲が太陽の動きに合わせるように西に延びてきて、今日はほとんど薄日か曇りの空だった。久しぶりに畑の乾燥の速度が少し鈍くなるわけで、1日3~4時間の人参の水やりもこれなら意味があると思える(いつもは、こんなのすぐに乾くのに、意味あるのかなと思いながらやっているので)。

朝:5時半から人参水やり、収穫、朝ごはん。
午前:スーパー出荷で市街へ。ついでに衆議院議員選挙の期日前投票を済ませる。30日の投票日は青年農業者の主催行事で朝から出なければいけないので。期日前投票は、「不在者投票」だったときに渋谷区役所に行って以来2度目。その他あれこれの仕事を済ませて帰宅。そしてまた昼の人参水やり。曇っているので、こんな日盛りに水やりしても、それなりに畑は水を吸いこんでくれる。

午後:戻って遅昼。
あれこれの用事をしてから、夕方、早めの人参水やり。そのついでに茄子、ピーマン、オクラなど果菜類の追肥。水をやらないと効果が出ないけど、その余裕はなく、とにかく水やりは人参に集中。18時半、少し早めにあがって帰宅。

薫、渚、真が大阪から帰ってきた。
約1週間の夏の帰省はいろいろ楽しんできたようだ。僕も人参の水やりがないとか、出ていく用事が少ないとか、もうちょっと余裕があれば、ひとり暮らしを楽しむ気分にもなったのだけど、今回はちょっと時間がなさすぎた。2日ほど、出かける用事や出荷準備のない夜があって、このときは部屋を片付けたりごはんを作ったりしながらラジオを聴き、新聞を少し読んだりできたくらい。頭の中では、夜の図書館もいいなとか(22時まで開いている)、今治で映画のレイトショーでもやってないかなとか(普通電車で1時間ほど)思っていたけど、ぜんぜん無理だった。

冬は冬で夜なべで出荷準備だし。
やっぱり普段2人(プラス子ども)でやってる藤田家族の仕事をひとりでやるのは無理だ。ひとりで露地野菜の少量多品目、消費者直売、有機でというと、大変だろうなと思う。全国にたくさんいると思いますが。家族経営の自分は、これでもずいぶん楽してるんだろう。うちの米と野菜使って毎日3食自分でごはん作ろうと思ったら、畑にいる時間はかなり少なくなる。



朝晩はだいぶん涼しくなった。
けれど、暑くてもいいから、いま欲しいのは雨だ。連日35度で熱帯夜続きでもいいから、4,5日に一度の夕立ちが欲しい。ニュースで「天候不順で野菜が高騰」と言ったアナウンサーに、そのあとの気象情報で「明日もからっとしたよい天気で、にわか雨の心配もありません」とか言われると、ちょっと困ってしまう。
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こんな野菜も、食べてみる。

2009年08月25日 | 農と暮らしの日記
つかの間のひとり暮らし、最後の夜の食卓。
これは「あるもの」の茎と葉の炒め物、なかなかいける。茎は皮をむいて水にさらしてあく抜き、葉は塩を入れて下茹でし、それを「いりこ」(煮干し)と一緒にオリーブオイルで炒め、仕上げに、にんにく醤油を少し入れて香りづけ。

今日はこれと、「がら海老」の炊いたの。
瀬戸内ではよく食べる小海老の一種で、これはそのなかでも殻が硬めなので、殻ごと食べる人は少ないかもしれないけど、僕は殻ごと食べる。それと、冷ややっこ、さらに、冒頭の「あるもの」の葉だけを包丁で細かく叩き刻んだもの(モロヘイヤみたいな感じで、ちょっとトロトロする)。



火曜、野菜セットが一番多い曜日。朝から晴れ。
朝:5時半から人参の水やり1時間、収穫2時間。戻って8時過ぎにごはん。
午前:まず市街スーパーぶんを作って出荷しに行き、戻ってからセットの野菜。とにかくセット数が多いのと、僕ひとりだけなのとで時間がかかり、いつもは昼前には出発できるところが13時半に昼ごはん抜きでようやく伝票も書き終わって出発。帰路、時間がないので珍しく立ち寄り外食、うどん屋さんでささっと。15時半戻り。

午後:茄子、ピーマンなどの畑に用水から水を引く。
この夏初めてなので、畑の中での水路を鍬で作りながら。この2週間ほどかなり乾いてきていたので、このあたりが限界と思い、ようやく敢行。それぞれ1、2時間ほど水を入れて、畝の肩のあたりまで水が浸かった状態になり(すぐにひくけど)、これでひと息ついてくれれば。

17時半から人参の水やり。
なかなか芽が出ない。ダメかもしれない度合いが日ごとに高まるけれど、まだやめられない。いつあきらめるか。この水やりがなければ、他の夏野菜の水やりができる。夏野菜はかなりへろへろになっていて、セット組みにも影響し始めているので、この人参をあきらめれば、セットを生き延びさせることができる。この選択はかなり難しい。商売だけ考えれば、ここはすぱっとセットを休んでしまってもいいのかもしれない。そのほうが結果的には秋冬のセットを充実させることになるかもしれない。でも、明日のセット、今週のセットを確実に届けることは、いまのうちの経営の基本。だから、「野菜がなければ休めばいい」というふうには割り切れない。19時あがり。

晩ごはんは冒頭に記したような感じで。
「あるもの」の答えは、さつま芋。今日は空芯菜のつもりで調理してみた。芋づるを食べるなんて、なんだか戦時中か戦後みたいな感じだけど、このあいだ帰省していた妹によると、現住地の山口では、以外に身近な食材らしい。皮をむいて売っているスーパーもあるとか。愛媛でつくしを食べるよりポピュラーかも、とのことで、もしそうなら、かなりポピュラーだろう。つくしは全国的に普通に食べるのではないか。どうですか?



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛いとうがらし、オクラ、ゴーヤ、つるむらさき、空芯菜、枝豆、などから。
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夏の終わり、枝豆の味。

2009年08月24日 | 農と暮らしの日記
枝豆の出荷くずを茹でたもの。
束の間のひとり暮らしの、ぜいたくなおつまみ。写真で見ると、出荷できそうなのも入っているように見えるかもしれないけれど、裏側が虫食いだったり、見かけより豆がぺちゃんこだったり、もう身が入りすぎて黄色っぽく変色していたりする。それほど厳密に取り除いているわけではなく、ここにあるようなのがいくつか枝についたまま、たぶん、出荷している。



月曜、8月も今週でほぼ終わり。予報は晴れ。
昨夜ちょっとだけ降った雨はもうすぐに乾いてしまいそうだ。

朝:5時すぎから収穫。人参水やりは昨夜の雨もあり、とりあえず休止。
午前:7時戻り、朝ごはんのあと、出荷作業。9時半頃に市街・氷見・小松方面に出荷、配達出発。11時戻り。人参水やり1時間半。12時すぎ戻り。

午後:市役所で西条地区地域審議会という会に出席。
初めてのことで、青年農業者の会の副会長をしている関係から委員に指名されたらしいのだけれど、その他の委員の方々は毎日のようにあちこちの会にあれこれの立場で忙しく走り回っていらっしゃると思われる大先輩ばかりで、自分の場合はたまたま就いている役職によるご指名とはいえ、「なんで自分がこんなところに……」という違和感で居心地が悪い。

けれど、座っていれば、それはそれで勉強になる。
地域審議会は旧の西条市、小松町、丹原町、東予市が合併して現在の新しい西条市になってからの市政について、旧の地域ごとに市民の意見を聞く場、というような位置づけと理解している(厳密なことは法律か何かに書いてあるはず)。

今日はまず1時間ほど、とくに新規の事業についての市からの説明。
後半はそれについての委員からの質問、事務局(市)からの回答など。居心地はともかく、いちおう市民の代表として呼んでもらっているわけなので、僕もひとつだけ質問。小学生の農山漁村での5日間の宿泊体験について(今年は神拝小と壬生川小)、来年度以降の他校での実施の見込みと、旧西条市域の農家・漁家等による体験受け入れの見通しについて(今年は主に周桑地区や市外での体験だということだったので)。15時半頃に終了。

家に帰って、16時頃から里芋の中耕。
ほんとうは梅雨のあいだに最後の中耕・土寄せをやっておきたかったのだけれど、思いのほかの長雨で作業ができず、そうこうしているうちに他の畑しごとが目白押しで、今日必ずしなければならないというわけじゃない作業がどんどん後回しになっていき、気が付いたらこんな時期だ。根を切ってしまうだとよくなさそうなので、軽く管理機でかきまぜる程度で、作業後、少し水を畝間に流しておいた。本来なら8月は芋がどんどん太る時期なのだが、このところの乾燥はおそらく、芋の肥大にブレーキをかけているはず。

17時半頃から人参水やり1時間。
そのあと、明朝出荷ぶんの一部を収穫、19時に戻ってしばらくその計量、袋詰めなど。明朝は出荷が多く、ひとりでそれをやっていると時間がかかりすぎるので、少し前倒し。鮮度は朝どりのほうがいいだろうけれど、やむをえない。



<本日の野菜セット>例
茄子、緑茄子、長茄子、ピーマン、辛いとうがらし、オクラ、胡瓜、ゴーヤ、つるむらさき、モロヘイヤ、枝豆、などから。
※モロヘイヤは初出荷。まだ少しだけ。秋になってもとれるのだろうか……。


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雨には、任せられない。

2009年08月23日 | 農と暮らしの日記
町内の盆踊りが、今夜、集会所前の広場で行われた。
おそらく地蔵盆の時期にあわせての伝統行事なのだろう。飯岡校区では連合自治会の盆踊りがもう少し早くに小学校で行われていて、各自治会それぞれの盆踊りをしているところは少ないという。写真はまだみんなが踊り始める前の情景。



日曜、天気予報は曇り。忙しい日なので朝からばたばた。
朝:5時すぎから人参の水やり1時間、収穫2時間。8時に朝ごはん。
午前:8時半から小学校の保護者がみんなで行う校庭の清掃活動。草を刈ったり、ネットにからまったつるをとったり。女性中心に校舎の窓ふきもあり、今年はなかったけれど遊具のペンキ塗りがある年もある。11時すぎ終了。

午後:帰り際に追加の収穫。
戻ってまずスーパー出荷ぶんを整えて市街に出る。戻って昼ごはん、13時すぎから明日の野菜セットの一部を整え始める。これは夏季にはかなり例外的なことで、というのは明日、畑仕事以外のことでかなり時間をとられる予定があるため。15時までにまず宅配便で届けるセットをつくってしまい、17時までに他のセットもほとんどを整える。あとは、明朝、オクラと葉ものを収穫して仕上げる予定。

17時すぎからまた人参の水やり。
途中、小雨が降ってくるが、水やりの代わりになるほどの量ではないので、淡々と水やりを続ける。18時半戻り。

19時から冒頭に書いた町内の盆踊り。
僕は踊りがかなり苦手、というか「嫌い」に近いくらい違和感のある活動なので、みなさん楽しそうに踊っているのを見るだけ。小さい子ども連れの家族も、ふだんはあまり見かけないのに、たくさん来ている。彼らに人気なのは金魚すくい。町内の農家さん(というか、うちの畑にも隣接していて、いつもお世話になっている)が趣味で育てているらしい。20時すぎ、途中だけど辞去。

中干ししていた田んぼに水入れを再開。
夕方、人参の水やり前に入れ始めて、盆踊りの帰りに止めた。とりあえず今日は3時間ほど。明日からまたもとのような深さにまで入れていく予定。

家に戻って、セットの伝票下記など。
書きながら枝豆の出荷くずをゆで、ごはんを炊く。テレビの衆院選挙特集の各党討論を聞き、それがいま終わりかけて、今度は太平洋戦争時代のラジオの役割検証みたいなのが始まったのでチャンネルを変える(テレビはないから、ラジオのチューニングを変える)。

夕方の雨は予報になかった雨。
しかし、水やりを休むほどの量ではなく、雨に濡れながらの水やり。なんかへんだけど、しょうがない。雨に任せてはいられない。
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小雨、もう少し降ってくれれば。

2009年08月22日 | 農と暮らしの日記
今日の記事に関係のない写真。
また写真を撮るのを忘れていたので。ところで、これはどこでしょう? 西条在住の方、出身の方はわりとすぐわかるかも。

こたえは西条の市街地、アーケードの商店街の一部を構成する「銀座街」。
昨年まで藤田家族も毎月5日の「五日市」に出店していたのがこのあたり。これを裏側、というか、駅前本通り側から見た風景である。右端が明治屋、左端が越智家具店で、アーケードの中を歩いているとこんなビルだという感じがしないのだけれど、ちょうど隣接の建物が取り壊されていたりして、このあいだ通りかかったときに、カシャリ。中央に聳えているのは最近できたマンション、というか高層アパート。



野菜セットのない土曜、今日もひとり暮らし。
朝:ちょっとゆっくりめに、6時半から収穫約1時間。ごはん。昨日炊いたごはんが残っていたので、茄子、オクラなどを具にして味噌汁の雑炊に。冬のひとり暮らしは鍋三昧(=雑炊三昧)だが、夏もやっぱりこれが楽。ただし、むちゃくちゃ暑い。


未明というか、3時頃だったのだろうか、予報にはなかった小雨。
それでも朝の人参水やりはしなくていい感じの雨音だったので、かなりうれしく、夜明けまでまた眠る。

午前:荷造りをして10時頃に市街スーパー出荷。
戻って、そのほかの出荷作業をしてから昼ごはん。ごはんを炊いている暇がないので、ゴーヤとオクラのスパゲティにする。胡瓜も生でポリポリ。ほんと、自分のぶんだけごはん作るのって、手間がかかる。はけた野菜(収穫したけど出荷できないB品、C品)がどんどんたまってくるので、食べるしかない。

午後:秋冬野菜の育苗の場所を整える。
まだ初期なので、ほとんどは畑に直播きするのではなくセルトレイに播く。それを、防虫のために寒冷紗(目の細かいネット)をトンネルがけしたところに並べるのだが、農家の家じゃないから庭が狭いし、畑も歩くと遠いので、なかなか場所がない。なんとかとりあえずのスペースを確保し、すでに本葉が展開しているキャベツ類を並べる。

15時半ごろから今日も人参の水やり。
朝と午前中の小雨でほっとしたのも束の間。昼ごろからまた昨日までと同じようにカンカン照りになってきて、早めに水やりしようと畑に行ってみたら、もうカラカラ。今日は3往復して17時すぎたところで切り上げ、17時半からは町内の盆踊り(あしたの夜です)の準備に顔を出す。集会所横の広場の草をひき、やぐらを組み、提灯に電球を入れて、というあたりまで。約1時間でお茶をいただいてから解散。ほぼ日没のため、今日はあがり。家であれこれ片付け。



それにしても。
今朝の未明と午前中の雨はほとんど意味がなかった。降っているときは「ありがたい!」と思ったのだが、実際は水やり1回分やらなくてすんだというだけで(それだけでも十分ありがたいのだけど)、昨日の段階で「人参ピンチ!」と叫んだ状況は変わらない。1週間たって発芽の兆しがほとんどない。失敗の可能性はかなり高い。それでもしばらくは毎朝毎夕(ときには昼にも)水やりをやめるわけにはいかない。いつやめるか。「勇気ある撤退」の決断が迫られる。
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人参の発芽、ピンチ。

2009年08月21日 | 農と暮らしの日記
写真がないので、とりあえず文章のみ。
あとでまた何か適当な絵を入れておこうと思います。

ひとり暮らし2日目の金曜。曇りの予報に反して、ほぼ終日の快晴、高温。
朝:5時半から人参催芽の水やり1時間、収穫2時間。朝ごはん。
午前:ひたすら出荷準備、13時頃にようやくできて市街へ。14時半戻り、昼ごはん。
午後:15時すぎからまた人参催芽の水やり。まだ日が高くて水やりには早すぎるけれど、畑がからからに乾いているので。とりあえず一度湿らせて、また夕方に来ようと思ったのだが、とにかくカラカラで、何度も往復しているうちにもう夕方になってしまい、約3時間ぶっ通しの水やり作業。ざっと計算してみたら、如雨露片手に約6kmを走ったことになる。炎天下……。18時半あがり。

夜は市街の実家へ。
妹が帰省中のところに、夏休みがなかなかとれないその夫が一日だけ合流したので、僕もまた合流して晩ごはん。水やりのあとのビールがうまい。

それにしても、この晴天続きは想定外。
降るときはめちゃくちゃに降り、晴れれば何日でも晴れ続ける。第2弾の人参は果たして芽が出てくれるのだろうか。あすで1週間になるが、もしかすると失敗かもしれない。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、胡瓜、つるむらさき、枝豆、などから。
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しばらくの、ひとり暮らし。

2009年08月20日 | 農と暮らしの日記
最近のセットの一例。
これは通常の大セットで、ちょうど1800円。例によって、畑の様子も含めて説明すると……。

左から枝豆と、つるむらさき。
枝豆1束200円。枝豆は重量では単価を決めておらず、なんとなくの見た目で適当に1束の値付けをしている。つるむらさきは、まだ好調。単価600円×0.3kg=180円。

ピーマンと辛いとうがらし。
ピーマンは単価800円×0.35kg=280円、辛いとうがらしは単価1000円×0.26kg。ともに好調。やや余り気味。

下が中玉トマトとオクラ。
中玉トマトは単価800円×0.21kg=170円、オクラは五角・赤・丸の組み合わせて単価1000円×計0.26kg=260円。トマト類はほぼ終わったのだけれど、今日ちょっと見てみたら少しできていたので。オクラは出荷量にちょうど見合っている。

ゴーヤは曲がっているので値引きで単価300円×0.38kg=110円。
右端の茄子は普通のと長茄子とあわせて、単価500円×0.68kg=340円。以上で1800円。ゴーヤ、茄子はこのところの晴れ続きでちょっとスピードが落ちた印象。クール(冷蔵)料金の一部負担金100円と、送料(関東850円)をあわせて、しめて2750円。



木曜、セットは宅配便のみ。晴天が続いて畑は乾燥気味。
朝:5時すぎから人参水やり、収穫、7時半戻り、朝ごはん。

午前:今日から薫、渚、真は大阪に帰省。
最寄りのJR伊予西条駅まで車で送る。夏の帰省は就農以来初めて。この3年間、薫の大阪の実家への規制は年末年始だけだったのだが、今年は同窓会があるとかで、それに夏の野菜がわりと順調なこともあって初めての「夏帰省」。僕はといえば、1週間のひとり暮らし。

野菜セット、ひとりで作ると時間がかかる(字余り)。
結局、伝票まで書いて宅配便のセンターに集荷の連絡をしたら15時半。それから急いで昼ごはんを食べて、16時から人参のまびき2時間。続いて別の畑の人参の催芽の水やり1時間、19時すぎあがり。

枝豆の出荷くずを茹でて、ブログ書きながらビール。
うまい。今日のブログもこれで終わりなので、これから晩ごはんを作ろう。気が付いたら、もうビールじゃなくて泡盛になっている。久米仙の35度、ロック。夏の夜長(?)にぴったりだ。
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青年農業者、圃場見学。

2009年08月19日 | 農と暮らしの日記
こんなゴーヤを見つけてしまった。
普通はこんな大きさになる前に熟して赤くなってしまうのだけれど、なぜかこれは地面近くの葉陰でのんきに育っていたようだ。食べられる状態かどうか不明なため、比較的“身内”系のお客さん(宅配便)に売った。

ちなみに、これ一本で700g。
通常の単価は500円だから、1本350円のゴーヤ、ということになるけど、もちろんこれはタダで入れました。これとは別に普通のも入れたから、「食べられる状態だったら、食べて」っていうことで。食べられる状態だったら、お得。だけど、普通のゴーヤの3~4本分なわけだから、食べられる状態だったとしても、困るかも。



野菜セットのない水曜。ほぼ終日の晴れ。
朝:5時半頃から人参の水やり、続いて収穫1時間、ごはん。市街スーパー出荷。
午前:トラクタ作業(耕耘)約3時間。人参の水やり、13時すぎ戻り、昼ごはんは自家製ピザ。
午後:14時半から、青年農業者の会で会員圃場の相互見学会。夜は市街でその懇親会。



青年農業者の圃場見学会は4か所。
毎年の行事で、今回は、農業高校を卒業してすぐに家族経営で花卉(かき)でバラを専門にやってるT君のハウス、花壇の花の苗を始めて2年のMさんのハウス、米麦中心ながら里芋やレタスもやってるS君(里芋の広~い圃場を見学)、同じく米麦とレタス、葉葱のK君(葱の圃場を見学)。

みんな圃場がきれい。
うちも見学に来てくれたときは数日前から草を刈りまくったが、あんなにきれいにはならなかった(普段が普段なんだから、あたりまえだが)。やっぱり、自分の仕事に愛があるんだろうな。若い農業者、すごい。僕は仕事に愛がないのかというと、もちろんあるはずなんだけど、草も愛してしまっているらしい。

懇親会は骨つき鶏の「はなや」。
クーラーが利きすぎていたのでビールを飲みすぎずにすんだ。恒例の重量当てクイズは冬瓜。僕は「2.13kg」と書いたが、さて。そのあと、数人で近くのセカンドチャンスに立ち寄り。ライムをひとかけら入れてくれたウォッカのロックがおいしかったです。
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夏休み終盤、花火大会。

2009年08月17日 | 農と暮らしの日記
7月に播いた人参。
先週までに最初の除草が終わり、だけれどもう次の草が生えてきて、そしてそろそろ間引きも進めなければならない。多雨で畑全体が雨に浸かり、もしかすると根が傷んでいるかもしれないけれど、それはまだよくわからないので、とりあえずはきっちりと世話をしていかなければならない。徒労に終わらないことを祈りつつ。



月曜。ほぼ一日晴天。週間予報もずっと太陽マーク。
朝:5時半ごろから収穫2時間、戻って朝ごはん。
午前:セットづくり、11時ごろから市街・氷見・小松方面の出荷・配達。戻って昼ごはん。
午後:茄子、ピーマンまわりの除草2時間半。夕方、二番手の人参の水やり。今後しばらく晴れが続きそうなので、早め早めの灌水を心がける。

18時半ごろに家を出て家族全員で市街へ。
今日は「お観音さんの花火大会」。いつもは実家の窓から特大の花火を見物するのだが、今年は土手に場所をとって。1時間前に座り、花火も1時間。あわせて2時間ものあいだ、家族4人だけであーじゃこうじゃ言う時を過ごすということも普段はまずないので、貴重な時間である。21時半、帰宅。
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2回戦は、明豊と(第7日)。

2009年08月16日 | 農に関する情報
甲子園の高校野球は開幕日の第3試合、西条が八千代東(千葉県)に3-2で初戦突破。2回戦は興南(沖縄県)を破った明豊(大分)と、第7日(2日続けての雨天順延により8/16・日曜)第4試合。
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よくやった、西条野球部。

2009年08月16日 | 農と暮らしの日記
里芋の現在。
僕の背丈くらいに育っている。子どもたちなら楽々、トンネル遊びができる(してないけど。飽きたかも)。水が大好きな里芋だからと、いつでも水を入れられるように稲作の田んぼの隣、同じポンプで水を流しこめるところに植えたのだが、7月の多雨でその必要もなく、雨水だけでここまで成長してくれた。

4月植えの早生種だから、9月に入れば試し掘りができる。
里芋は寒さにも強く、当地では春まで畑においておき、好きなときに好きなだけ掘ればいい。春夏秋冬と綱渡りのような「野菜セット農家」にとっては非常に心強い存在。困ったときの里芋。それが今年は少なくとも地上部はこのように順調なので、この姿を見るたびにちょっと安心し、「よーし、ほかもがんばろ」と思えるのだ。



日曜、世間一般的にはお盆休みも今日で終わり。
天気は明け方に雨、日中は曇り時々晴れ、一時雨と忙しい。
朝:今日はゆっくり7時から収穫。先に市街出荷、9時ごろから朝ごはん。
午前:山裾のほうの畑の水路際の畦の草刈り(というか木を刈る感じ)。石垣の間に草を生やしてしまい、それが固い枝を伸ばしてしまっているので、本当はお盆前にやっておきたかったのだけれど時間がとれず、やむをえずお盆の最中に。
午後:収穫中の野菜のまわりの草刈り。薫も別のところを同時並行で。つるむらさき、空芯菜、など。夏の野菜が比較的順調なので、少しでも長く元気でいてほしいので。調子の悪いものは放っておきがち、調子がよければ世話をしたくなる。いやな感じでしょ? でも、どうしてもそうなってしまう。

夕方、渚と真と一緒に市街の僕の実家へ。
甲子園の高校野球、地元・西条高校の2回戦をテレビで見るため(うちにはテレビがないので)。できれば3回戦くらいまでは仕事しながらラジオで聴いてというつもりだったのだけれど、相手が明豊(大分)ということもあるし(つまり3回戦なんて言っていられるだろうかということ)、子どもたちがなぜか野球を見たがっていたので。

渚には打者ごとの記録表、真には得点板を鉛筆書きで用意させる。
結果は0-4の完封負け。秋山投手は2本塁打を浴びた。だけれど、ここまでよくやったなぁというのが実感。いや、このチームの1年生のときからのこととかすべて知っているわけじゃ全然ないけど、少なくとも去年の春頃からだけ見ても、すごく成長したと思う。市内の選手が7割ほど、隣接市を含めて9割がたが地元の中学から集まったチームでここまで全国レベルで戦えるのだ。飯岡のヒーロー、司馬選手も大きなファウルを打って、いい笑顔を見せていた。こういうチームなら、次につながっていくと思う。西条の小中学生にこれだけエネルギーを伝える仕事って、大人が知恵をしぼり、お金と時間を使っても、なかなかできない気がする。



さて、明日からは夏休みも終盤に入る。
渚たちもバレーボールが始まり、しだいに日常へと戻っていく。
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