38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

トンネルぽかぽか、あすから4月。

2017年03月31日 | 農と暮らしの日記
トンネルの中で生育中の春播き一番手の野菜たち。
例年ならこの時期にもう収穫を迎えるものもあるのだけど、今期は露地で冬越しさせて早春に採る作型のものを増やしていたので春播きは遅めのスタート。わさび菜、青梗菜、サラダ水菜など、このトンネルはあと2週間くらいで収穫開始か。
畑が乾いた状態で定植したので、草も少なくて助かる。



3人暮らしとなった藤田家族の1週間。

月・火・水と真は春休みを利用してのひとり旅。
4月から高校生ということで今回は初の宿泊込み、青春18きっぷ利用で鳥取方面へ。瀬戸大橋を渡る快速マリンライナーを除いて各駅停車乗り継ぎの旅なので、初日は日本海にたどり着くのがやっと、2日目は沿海部を東へ移動、3日目は一路四国へ戻るという、ほとんど移動ばかりの旅だったようだ。宿泊は2泊ともドミトリー型のゲストハウス。これで真もバックパッカーになったわけだ。
鳥取のみなさま、お世話になりました。

みなさんも四国方面への旅をぜひ。
鉄路は瀬戸大橋、自転車ならしまなみ海道からどうぞ。西条周辺はゲストハウスもまだ少ないけれど、安価なビジネスホテルがたくさんあります。



やや雨が多く、乾くのを待ってはあれこれ定植や、耕耘。
葉ものがどうにか採れているので野菜セットは休まず出荷中。

あすから4月、新しい年度が始まる。
少し寒いですが、みなさま、よいスタートを!
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震災6年、恐怖薄れる。

2017年03月24日 | 農と暮らしの日記
毎年恒例、早春の消防観閲式。
今年も僕自身は特にお役目もなく、入場行進したあとは整列しているか”休め”しているか。
河川敷なので、3月といっても震えるほど冷える年もあるのだけれど、今回はぽかぽか陽気で助かった。

詰所に戻って片付けしたあと、皆さんは場所を移してにぎやかな(多分)反省会、僕は欠席。
畑を始めてからは、昼からはなかなか飲めない。



前の日記が3/10だから、2週間ぶり。
といっても、この日記が24日付けになっているだけで、実は書いているのはそれよりさらに1週間後。
あんまり長い日数分をまとめて記事1本というのも若干気が引けるので、2つに分けた。



3/11は東日本大震災の発生から6年。
被災地ではまだまだ厳しい状況が残り、続き、また新たにな困難も生まれている。
地震防災の対策は全国で進んでいる一方、原発事故への恐怖や反省というものは確実に薄れている。

この2週間ほど、畑ではあれこれ植えたり冬の畑を片づけたり。
定植したもののうち、キャベツ以外はまだトンネルで。4月以降は完全な露地栽培なる予定。

渚は4月の進学を前に、22日に家を離れた。
生まれてから小1まで過ごした土地に限りなくUに近いJターンで。
ざっとおおまかな引っ越し作業だけ薫が同行して手伝い。

真は16日に卒業式があり、翌日の発表で県立高校に合格。
というわけで、3週間以上の長い春休みに突入。

<最近の野菜セットの例>
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、小さい人参はほぼ終了、大根はややス入り気味。
葉ものは、水菜、ほうれん草、春菊、まんば(高菜)、リーフレタス、菜の花などから3~5種。
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春の強風、小麦すくすく。

2017年03月10日 | 農と暮らしの日記
小麦は穂がぐんぐん伸びている。
やはり暖かい冬だからだろうか、例年に比べて生育が早いように感じる。



ほぼ1週間分を、まとめて記録。

週の前半は風が強く、後半にかけて気温が高め。そして、水曜に雨。
気象状態もいよいよ春の雰囲気になってきた。

月、火、木、金はいつもどおり野菜セットの出荷が中心。
水曜がちょうど雨で、机仕事など。

渚は木曜に高校卒業後の進路が決まった。
真はその日に高校入試が終わり、結果は来週。

<今週の野菜セットの例>
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、小さい人参、大根(源助は終了)。
葉ものは、水菜・リーフレタス・ほうれん草がベースで、セットによってほかに春菊、まんば(高菜)、菜の花から。
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春キャベツ、お好み焼き。

2017年03月05日 | 農と暮らしの日記
春どりキャベツが少しずつ巻き始めている。
10月に播いて11月に定植し、畑で冬越しさせたものだから、一般的な栽培の暦だともう少し早いのかもしれない。冬の野菜が次々に片付いて春の端境期に入るこの季節、柔らかく巻いたキャベツが野菜セットに入れば、出荷する側とすればとても心が安らぐ。

キャベツを嫌いだという人は少ないようだ。
野菜セットからキャベツを外してほしいという声は聞いたことがない。もとより本来のど真ん中の旬である冬にキャベツがなかなか入れられない藤田家族の現実だからそうなのかもしれず、もし真冬に立派なキャベツを毎週入れ続けたら、「たまにはお休みにしてください」と言われるかもしれない。もういらないと言われるくらいに入れたいキャベツ。
変な目標だけど。



日曜、晴れ時々曇り、午後は曇り。
朝ごはんは、いずれも昨日の残りの白玉汁、大根と厚揚げの炊いたの。

午前:消防団の水利点検と独居高齢者宅の見回り・火災警報器設置の確認。
昼ごはんは、渚がつくった鶏玉葱丼と、消防で出たお弁当も少しずつ分けて。

午後:収穫、成人お祝い配りの続き(住所の不明が多くてなかなか終わらない)、机仕事。
晩ごはんは、上記のじゃない、お店で買ったキャベツでお好み焼きと焼きそば、ごはんの炭水化物3兄弟。
ついでに日本酒も飲んだ。



どうやら本格的に花粉の季節。
なかなか気をつけようもないけど、みなさまもどうぞご安静に。
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ほうれん草、雛祭り。

2017年03月04日 | 農と暮らしの日記
ほうれん草のおひたし。
茹でてざるに上げたら自然に冷まし、絞るというよりもごく軽く水を切る。
包丁で切り、人数分の器に各部位を少しずつ均等に盛る。

冬播きのほうれん草が収穫できる大きさになってきた。
姿は秋播き冬どりのものよりいいのだけど、やはり味がいまひとつ。甘味が違う。といって、うちの冬どりほうれん草は小さすぎて使いにくい。野菜セットに入れるとき、やはり大きいほうが気が安らぐ。
味と姿、両立できるようにしなければ。



土曜、晴れときどき曇り。
朝ごはんは、鰯の丸干し、昨晩の根菜味噌汁ですいとん。

午前は葱苗のマルチを片づけ、周辺の畑を春作向けに耕耘。
昼ごはんは、春雨のスープ、厚揚げと大根の炊いたの。

午後は温室で育苗の種播きあれこれ。
晩ごはんは1日遅れで、雛祭りのちらし寿司、今年は鮭入り。白玉汁、さつま芋と竹輪の天ぷら。
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去る3月、春の風。

2017年03月03日 | 農と暮らしの日記
畑にはトンネルが増えてきた。
今年は冬越しのトンネルをほとんどやらず、春どり野菜のほうに支柱やフィルムなどの資材を回した。写真の3本はいずれも葉もので、4月中旬くらいから収穫したいもの。今後この並びにレタス類などの苗を定植し、収穫時期をほぼそろえる予定。
そうすれば片付けの時期もそろい、次作に移行しやすくなる。

木曜に強い風が吹いた。
雨も増えてきて、いよいよ春の兆し。さほどの予報がなかったから突然吹いてきた感じで、支柱の間隔を広くとってしまったトンネルが少し壊れかけたので、応急的に抑えの支柱だけ増やしてなんとかしのぐことができた。

飛ばないトンネルの要は、やはり支柱の間隔のようだ。
ここで資材を節約すると、後で困ることになる。



3月に入って3日間、水・木・金の記録をまとめて。
天気はおおむね晴れ時々曇りで、木曜の未明に雨、その日中に強風。

水曜は大根の続きを播いてトンネル掛け、人参収穫、その跡地の耕耘など。
木曜は宅配便のセットの荷造り、トンネルの補強など。
金曜は荷造り(来訪、配達、宅配便)、市内配達、夕方に図書館など。



食べたものの例。
人参と牛蒡のきんぴら、大根の味噌汁雑炊、ほうれん草のおひたし、根菜たっぷり味噌汁、さつま芋のソテー、里芋と小烏賊の炊いたの、焼き芋、鶏唐揚げ、豚まん、水菜の湯豆腐、鰯の丸干し、鶏葱うどん、など。

<最近の野菜セットの例>
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、小さい人参、大根(青首・源助のいずれかまたは両方)、水菜、リーフレタス。
その他の葉ものは、ほうれん草・まんば(高菜)・春菊から1~3種と、あれば菜の花。
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