38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

夏野菜のレシピ集、刊行!

2010年08月31日 | 農に関する情報
藤田家族の食卓から、レシピ集の第二弾がついに登場。今回は「春夏野菜」です。
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8月終わり、夏は去らず。

2010年08月31日 | 農と暮らしの日記
写真がないのでまた後日。
とりあえず日記のみ。

(※翌日9/1に写真をアップ。胡瓜の跡に不耕起で播いた「つるありいんげん」)

火曜、8月最終日、小学校の夏休みも今日で終わり。晴れ、高温。
朝:6時頃から収穫、戻って7時半頃から朝ごはん。ラジオ体操も今日で終わり。
午前:出荷作業、正午前後に昼ごはん。
午後:薫の新居浜方面配達に渚と真も同行。僕は苗床その他の水やり、田んぼや里芋の水入れ、人参の草とりなど。19時頃あがり。

<本日の野菜セット>例
茄子か長茄子、ピーマン、南瓜、里芋の試し掘り、以上がほぼ全セット共通。以下はセットにより、伏見甘長唐辛子、空芯菜、オクラ、胡瓜、さつま芋の試し掘り、じゃが芋。
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8月なのに、里芋試し掘り。

2010年08月30日 | 農と暮らしの日記
里芋の試し掘り、今季初めての。
これで2株ぶん。写真の容器はB5判くらいの計量ザルだから、芋の大きさは「全然まだまだ」ということがよくわかると思う。夏野菜が息切れ気味なので、今日はこの芋を「里芋試し掘り」としてセットに入れた。定期的に入るのはまだちょっと先(にしたいところ)。これからどんどん何倍にも大きくなるわけだから、この段階で掘ってしまうのはとても惜しい。世の中ではいわゆる「いもたき」用に高く売れるようだけれど、少なくとも藤田家族の販路(野菜セットなどの直接販売が主)でいえば、晩秋まで大きく育ててから売ったほうが得だと思う。



月曜、8月も最終週、というかあと二日。晴れ時々曇り、一時小雨。
午前:ごはんのあと、8時頃から収穫、苗床の水やり、いったん戻って再び収穫、セットづくりは薫が主に。人参水やりを1時間ほど。僕だけ昼ごはんはあとにして12時半頃から市街と市内西部方面に配達、ついでに買い物など。14時過ぎ戻り、遅昼。
午後:苗床の水やりのあと、あれこれ用事で19時あがり、晩ごはん。

今日は昨日に比べれば晴れ間が多かったけれど、雲の多い一日。
時々、パラパラっと小さな雨が降り、しかし畑には何の影響もない。昨日は雨は降らなかったけれど、晴れ間がほとんどなかった、畑には昨日のほうがありがたい。

四国も暑いけれど、近畿地方はこの先1週間ほとんど最高気温が37℃という予報。
明らかに異常である。9月に入って37℃というのも異常だし、一週間ずっと37℃というのは8月だとしても珍しいはず。しかもそれが週間予報の段階というのがとにかく驚異的だ。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、ピーマン、甘唐辛子(伏見または万願寺)、南瓜、空芯菜、以上がほぼ全セット共通、その他セットによって、オクラ、胡瓜、さつま芋の試し掘り、里芋の試し掘り。
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小学校清掃、桜の消毒。

2010年08月29日 | 農と暮らしの日記
8月播きの人参の発芽がかなり進んできた。
まだこの先、数日は寒冷紗をかけたまま水やりを続けていく予定だけれど、草も同時に出てきたので、今日は発芽の早い区域を選んで草とりも始めた。草のほうもまだ1~2mmの大きさで、これまでは「まだ早い、人参の発芽がしっかり揃ってから」という感じだったのだが、最近どうも人参の除草が後手後手に回っているので、今回は「早め早め」を試行してみる。

写真のように、空は低い雲が垂れこめている。
ほぼ終日の曇り空で、ときどき雲間から日が差す程度。これは7月中旬の梅雨明け以来初めてのこと。ちょうど上記のように人参の発芽が進んでいる頃合いなので、日差しが少ないと畝の上の乾燥の速度が鈍り、とても助かる。ただ、気温は相変わらず35℃前後の猛暑。



8月最後、つまり夏休み最後の日曜。ほぼ終日の曇り、時々晴れ。
朝:5時前から机しごと少し。6時過ぎから朝ごはん。
午前:7時過ぎから畑で育苗床の水やり、その他の作業少し。

8時過ぎに小学校に行く。
8時半から夏休み終盤恒例、たぶんPTA主催の親子清掃作業(正式な呼び名は違う気がしますが※後記=「PTA環境整備」のようでした)。例年は草刈りとか木の剪定とかだけど、今年、「6年生の男性保護者」の割り当ては校庭の側溝の掃除、つまり溝さらい。コンクリート製の重い溝蓋が重機で取り除かれ、底にたまった土(というか、溝全体を埋めてしまっている)をスコップなどですくい出し、三輪車に入れて、さらトラックの荷台に移して……。曇り空でよかった……。10時半の予定時刻を1時間弱過ぎて終了。

11時半頃からまた畑の育苗床の水やり。
12時頃から、今朝は時間がなくてできなかった人参催芽の水やり。13時前に帰宅して簡単に昼ごはん。

午後:13時半から公民館と小学校校庭まわりの樹木の消毒。
こちらは飯盛会の御役目で、ふだん農薬を使っていない僕も、同じく無農薬でブルーベリーを育てているT君も今日だけは「殺虫」に全力を尽くす。標的は主に桜の毛虫。午前中の清掃作業中も何人かが被害に遭っていたのを目撃したので、なおさら丁寧に。日常的には「益虫も害虫もない、自然界は共存共栄」とか言っている僕も、動噴で殺虫剤を飛ばし始めると、どういうわけか「完全にやっつけてやれ!」という気分になってくる。

とりわけ、飯岡小学校正門近くの「荘川桜」は念入りに。
発電のためのダム建設で湖底に沈む桜が移植された岐阜県の旧荘川村の「荘川桜」の「二世苗」が、当地にも事業所のある電源開発株式会社を通して寄贈されたもので、この桜を見ていると、多くの方々の努力でつながった命を将来の飯岡っ子にもつなげていこう、という気持ちになる。そのために奪われる毛虫たちの命はどうなのか。世の中は難しい。でも、考えるのをやめないでください、今日、虫とりに来ていて避難してもらった近所の子どもたち、そして僕も。

15時頃に終了、夕方の人参催芽の水やり1時間弱。
そして、草とりも1時間ほど。かなり早いけど野菜が少ないので里芋の試し掘り。3株ほど掘ってみたけど、やっぱりかなり早いぶん、かなり小さい。まだまだだ。18時半頃あがり。



渚と真は午前中は小学校の清掃作業。
そして昼頃からはバレーボールのみんなと一緒に加茂川でBBQ。薫も保護者で朝からテントやら調理やら終日現地、19時頃に帰宅してきて、一家で晩ごはん。

夏休みも月、火の二日間を残すのみ。
こんな猛暑のなかで始まる2学期は、運動会やら音楽会やら行事も多く(まあ、どの学期も行事は多いようですが)、子どもたちも先生方も大変そう。あと二日、元気に過ごしてよいスタートを切りたいものです。
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秋山拓巳、初勝利。

2010年08月28日 | 農と暮らしの日記
畑に出るとき、ほぼ毎日着ているシャツ。
真冬はもっと厚手のものにしているけれど、春から秋はTシャツの上にこれ。野良着にするシャツはあれこれ買っては着古してきた。なかなか「これ!」というのがなく、たいていはいわゆる作業着ではなく、ユニクロやなんかの普段着用のを使っていたのだが、1年近く前だろうか、近所のホームセンターでこの「無敵」に出会ってからはこれひと筋。最初に1枚買って気に入ったので、あと3枚を他店舗の在庫から取り寄せてもらい、ストックしている。

長袖で、綿60%。ポリエステル40%。
気に入っているポイントは、裾がフラット(邪魔にならない、安全、涼しい)、ボタンがホック式(すぐに脱げる。たとえば軍手したままとか、暑くてたまらないときとか)、胸ポケットが2つ(種袋と車のキーなど入れ分けが便利)、そのポケットのふた部分がマジックテープ(開閉が素早い)、そして何より、カット(シルエット?)と、このM寸の袖丈と裾丈のバランスが自分の体に合っていて(こういうのがなかなか見つからない)と、生地の厚さ、肌触りにも違和感がないこと。で、もちろん安い。



土曜、晴れ時々曇り。引き続き35℃前後の高温。雨なし。
渚は練習試合で薫は当番、真も終日練習。
朝:5時半頃から人参水やり1時間半、戻って朝ごはん。
午前:収穫と出荷作業少し。9時半頃から昼まで育苗の水やり、畑の草刈り、枯れ草燃やし。
午後:昼ごはんのあと市街に出て買い物の下見あちこち。人参水やり。早いけど18時あがり。



西条高出身の阪神の新人、秋山拓巳投手(19)が2試合目の先発登板で初勝利。
サンスポの記事スポニチの記事。阪神の首位奪還にも貢献した。今日の内容は5イニングを投げて90球、安5・三3・四4・責1。
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果てしない、暑さの日々。

2010年08月27日 | 農と暮らしの日記
灌水、散水用のタンクをついに導入。
これについてはいろいろ書きたいことがあるので、詳しくはまたあらためて(畑や野菜の写真がなかったので、こんなのを載せたというわけ)。とりあえず、水やりは少し楽になってます。



金曜、今日も晴れ、高温。また雲が少なくなった。
朝:5時半頃から収穫、7時半頃から朝ごはん。
午前:8時頃から二度めの収穫、セット荷造りは薫に任せて9時頃から人参水やり。真にも手伝ってもらいながら11時半頃終了、昼ごはんの準備。薫と渚も配達から戻り、昼ごはん。
午後:ちょっと昼休みなどして、16時頃からあちこちの水やり。人参ももちろん。18時あがり。

人参がほんの少し発芽し始めた。
まだごく一部で、明日、明後日と見ていかないと順調かどうかは楽観できない。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、甘唐辛子(伏見甘長、万願寺のいずれか)、夏の葉もの(空芯菜、つるむらさきのいずれか)、さつま芋の試し掘り、以上がほぼ全セット共通、一部セットに南瓜、オクラ。



あす土曜、こんな舞台があるそうです。
「人権啓発劇 里帰り」。西条市総合文化会館で13:30開演。無料。飯岡小の日記HPに準備の様子が連日紹介されています。

人権の劇というと、中学生の頃を思い出す。
当時、西条南中で生徒たちが劇をすることになり(経緯や劇の内容は忘れました。道徳教育か何かの研究大会でもあったのかな)、僕も何だったかの配役を引き受けるよう先生方にも強く進められたのだが、結局は断った。そして僕は何の役をしたかというと、舞台の大道具づくり。放課後の美術室。セピア色の青春、ではなく、背景の松の木か何かを塗っていた緑色が記憶に残る。

先日の同窓会で卒業以来28年ぶりに再会した当のM先生。
「敏君のことで一番覚えてるのは、劇のことよ」。お互いさま。いまはもう少し人の話を聞くようになったと思うけれど。どうだろ。



この週末はもうひとつ。
こちらは先住地、神奈川・三浦半島の葉山にある森山神社の例大祭。たしか毎年、8月最後の土日に行われていたと思う。小さかった渚と、途中からはさらに小さい真も自転車に載せて、朝から晩までお囃子の山車神輿についてまわっていた。今年はとくに暑そう……。

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久しぶり、ブログまとめ書き。

2010年08月26日 | 農と暮らしの日記
稲の穂がかなり出そろった。
いわゆる「出穂」(しゅっすい)とは全茎の4~5割の穂が出たことを言うのだそうで、それに照らすとうちの田の現状は出穂と言えるのかどうか。厳密にはわからないけれど、田んぼの外からざっと見渡して、「おっ、かなり穂が出てるなぁ」という感じ。当地のヒノヒカリの今年の標準と比べるとどうなのか、それもあまりよくわからない。とにかく、あの草とりの日々を思えば、よくぞここまで来たもんだ、という、例年通りの感慨ではある。



このところブログの日記が翌日になりがちで、ご心配おかけしてます(か?)。
どうも夜になると眠くて(人間だから当たり前です)翌日の昼ごはんのあとの休憩時にパソコンを開くというパターンになっていた。のだけれど、ちょっとそれも滞りそうになってきたので、今日(木曜)は思い切って、まだ書いてない昨日(水曜)の日記とあわせてここに記します。久しぶりの「まとめ書き」。

<8/25水曜>
予報通りの晴天、高温。セット出荷のない曜日。
朝:いつもよりやや遅く6時から始動、まず人参の水やり1時間。7時過ぎから朝ごはん。
午前:苗の水やり、畑の畝間灌水、金時人参の播種、など。12時半頃から昼ごはん。
午後:14時頃から秋じゃが用の畑の大きな草をとって元肥播きとトラクタ耕耘、16時過ぎから人参水やり1時間半、18時頃から畑の水やり。19時頃あがり。

<8/26木曜>
予報通りの晴天、高温。26~35℃前後。
朝:5時半から人参水やり1時間半、7時過ぎから朝ごはん。
午前:8時半頃から渚と一緒に収穫、ついでに育苗の水やり、畑の畝間灌水など。9時半頃戻ってセット荷造りは薫に任せ、昨日薫が片付けた春の豌豆の畑の草刈り払い、その他の畑しごと。12時過ぎ戻り、昼ごはん。

午後:13時に家を出て西条市地域審議会に出席。
西条市青年農業者協議会の副会長を務めていることからのお役目で、年2回×2年=4回出席が求められており、今日は3回目。いつも通り、市の施策の執行状況(税金の使われ方)の説明があり、それを受けて質疑応答など。僕も毎回、ひとつは質問することにしていて、今日は西条市民が「幸せにはたらいているか」について、その指標や関連する施策や市のビジョンについての説明を求めるもの。副市長さんや担当の方から丁寧なご回答をいただいた。
世の中一般的には、非正規雇用の問題など「はたらく」ことについての様々な課題が連日報じられており、そうしたなかで、西条市民は(他市の市民に比べて)「幸せにはたらいているか」、それが市の活力、暮らしの安心につながるのではないかという観点から。
ちなみに僕は毎日、幸せにはたらいていると思う。ありがたいことです。

夕方:上記審議会の帰りに買い物などして16時戻り。
すぐに人参水やり1時間半ほど。18時頃から畑の水やり。19時半過ぎあがり。

<木曜の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、ピーマン、オクラ、南瓜、以上がほぼ全セット共通、他にセットにより、空芯菜、試し掘りのさつま芋(紅東)。
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池の水、井戸の水。

2010年08月24日 | 農と暮らしの日記
みんなで播いた大豆がここまで大きくなった。
上のリンクが一週間前の様子だから、乾燥が続いていても数日おきに水を入れていればこの通り、花のつく時期に水が必要という大豆栽培の「要諦」の重要性が実感される。ま、もちろんこれで安心とはいかない、それは何度も書くように、大豆栽培の成功体験が藤田家族にはないから。その最初の成功を、「みんな」に支えられて実現しようというのが、今年の大豆栽培のねらい。みなさん、いま、この調子のいい時期をぜひ見にきてください。ついでに、よければ援農も(大豆じゃなくて、他の畑ですけど)。

雨はなくとも水があれば野菜は育つ。
地下水の豊富な市街地とは異なり、当地ではその水はもう川の水だけではまかなえず、この時期は昨日、一昨日に草刈りをした地域のいくつかの池が大きな役割を果たしている。草刈りをしている時もみんなが話していたように、草を刈るのは大変だけど、池をつくった先人がいるから水もとれる、草も刈れる。



火曜、今日も晴れ、気温は35℃前後。ただしこの数日と同様、雲がやや多い。
朝:5時半過ぎから播種4日目の人参水やり約1時間。7時過ぎに戻って朝ごはん。
午前:8時半頃から約1時間収穫して戻り、荷造りは薫に任せて追加の収穫約30分、戻ってセットの仕上げ。水やりで出遅れているので先に昼ごはん。
午後:13時過ぎに新居浜方面の配達に出発、14時頃に現地終了、西条市街にまわってスーパー出荷、帰りに種屋さんに寄って14時半頃帰宅。畑の育苗床で水やり。戻ってみんなでお茶飲んで机しごと少し。
夕方:16時半から人参水やり約1時間、18時から胡瓜、いんげんの水やり、19時あがり。



播種4日目の人参はまだ発芽の兆しなし。
一方で、草がもう出始めた。たっぷりの灌水が効いているのだろう。人参の水やりは前にも書いたように隣の田んぼに水を入れながら、その地下水をポンプアップして出てくる水口に如雨露を持っていってざぶざぶ汲むからとても楽。井戸もまたありがたい存在。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、甘唐辛子(伏見または万願寺)、オクラ、南瓜、空芯菜またはつるむらさき、以上がほぼ全セット共通、一部セットに秋どりの胡瓜の小さいの、ゴーヤー、トマトB品。
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遠雷、恵みの雨はなし。

2010年08月23日 | 農と暮らしの日記
そろそろ収穫を始めたい胡瓜(と、左側は別の種類の瓜)。
だけどなかなか実がつかない。やはり水が決定的に不足しているのだろう。ということで、夕方、少しばかりの水やり。遠くで雷がなっているけれど、雨任せにはできないので、とにかくせっせと如雨露で歩く。日没頃にほんのちょっと雨粒が飛んできた感じで、しかし乾ききった地表に落ちた途端に姿を消す雨粒。打ち水ほどにもならない。



月曜、今日も晴れ、高温。しかし若干、雲は多め。
朝:5時過ぎから播種3日目の人参の水やり20分ほど。6時から昨日の池の土手の草刈りの続き。7時半頃に終わって収穫約1時間してから帰宅、8時半頃から朝ごはん。
午前:セットは薫に任せて人参の水やり続き約1時間。配達も薫に任せて僕は畑の大きな草拾い。あと一回耕耘すればすぐに秋作に使える。昼まで胡瓜の整枝、畑の育苗床の水やり。

午後:子どもたちは市民プールで、たぶん泳ぎ納め。
14時半頃から畑の畝間灌水の見回り。15時からこの秋初めての白菜の種播き、まずは72穴のセルトレイに6枚。17時頃から人参の水やり約1時間半、続いて冒頭の胡瓜の水やり。19時あがり。

日没前後にごく弱く、ごく短時間の小粒の雨。
8月9日に「2週間ぶり」に降った雨以来初めての雨といえばそういう雨だけれど畑には意味がない。その8月9日の雨もブログではずいぶん高い評価をしてしまっているけれど、翌日にはもうすっかり乾ききってしまっていた。

予報では毎日欠かさず「東予地方、午後はところにより雨で雷を伴う」と告げている。
降水確率も20~30%。東予地方(愛媛県東部の4市域)の「ところによって」どこか1か所ででも、今夕のような「まあこれを雨ではないといえば嘘になる」という程度の雨が降れば「降った」ことになるのだろう。そんな雨が3日か5日に一度、東予地方の「どこか」で降れば、「東予地方、午後はところにより雨」という毎日お決まりの予報が当たっていることになるのだろう。そして今日も、うちの畑には何の恵みもない。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、南瓜、など。
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池の草刈り、盆踊り。

2010年08月22日 | 農と暮らしの日記
今夜は町内会の盆踊り。
昨年は薫と子どもたちが大阪に帰省していて僕ひとりだったが、今回は全員で参加。といってもみんな踊りはどちらかというと苦手なので、雰囲気だけ楽しみに。あと、ふるまわれるビールと(子どもはジュース、アイス、西瓜など)。

この盆踊り、昔は飯岡の各町内で行われていたそうだ。
いまは僕たちのいる「池ノ内」とすぐ隣の町内、「戻川」(もどりかわ)くらいらしい。実際、今夜も踊っているのは年配の方が中心で、子ども連れの家族も来てはいるけれど僕たちと同様、「雰囲気」のお客さん。それより何より、準備が大変だ。今年は僕も畑のことが忙しくて時間がとれず、申し訳なく思いながらも準備・後片付けは不参加。会場を掃除してやぐらを組み、提灯や飾りをつけて、音頭のテープや音響を用意して、飲み物、食べ物、金魚すくい……他にもいろいろあるのだろう、それぞれに人が出てとなると、続けていくことは大変だと思う。みなさま、ごくろうさまです、いつもありがとうございます。



日曜、今日ももちろん晴天、高温35℃前後。「ところにより一時雨」も当地には降らず。
渚は松山市北条でバレーボールの大会2日目。薫は保護者団、真は下級生チームとしてその応援に。

朝:5時過ぎから人参水やり30分ほど、6時から用水の池の堤の草刈り2時間。帰りにオクラの収穫して、9時前から再び人参の水やり1時間、10時前に戻ってようやく朝ごはん。
午前:10時半から2時間ほどトラクタ耕耘、昨日南瓜を片付けて燃やしたあとの畑など。
午後:14時半頃から野菜の畑に用水から水を引く。並行して育苗床づくり2時間ほど。秋冬野菜のセルトレイを並べて寒冷紗をトンネル掛けするスタイル。種は家で播き、発芽が揃うたびに移動して定植まで育てる。畑だと水やりなどの管理が面倒だけれど、家の庭にそれだけの余地がないので仕方ない。
夕方:17時半頃から人参の水やり1時間半ほど。
夜:19時過ぎ戻り。渚、真、薫は先に盆踊りへ(早く行かないと、「冷たいもの」がなくなるといけないので!)。引き継いだ晩ごはんの用意をちょっとやってから僕も19時半頃に追いかけて参加。しばらく「雰囲気」のみ楽しませてもらってからみんなで帰宅、晩ごはん。



今朝6時からの池の草刈りは地域の共同作業。
川の水や地下水が市街地ほど潤沢でない飯岡地区では先人たちが苦労して溜池を作り、渇水に備えてきた。その池の土手の草を刈る作業は昨冬初めて参加させてもらった。そのときは年に一度の草刈りということだったのだが、どうもそれでは草が多すぎて大変だということで、今年は夏に一度刈ろうということになったようだ。

それにしても、夏の草刈りは大変だ。
草といっても、土手の斜面に背丈ほどの高さに生えたカヤや、それにからみついた蔓草を、転げ落ちないように踏ん張りながら刈り払い機で刈り倒すので、力もいるし、注意も必要だし、虫は顔のまわりを飛びまくるし、そのうえ「蜂がおるけん、気ぃつけんかいよ」とか言われても、何をどう気をつければいいのか「運任せ」みたいな感じ。

とにかく自分が転げ落ちないこと。
それと、藪の向こう側とか土手の上下に他の人がいないか確認しながら(機械がブンブンいってるから、これが一番危ない)、怪我だけはしない&させないように祈りつつ(いや、祈ってたんじゃダメだって)、大汗かきながらの作業。仕事してるって感じ。数年前まではネクタイしめてヒートアイランドな街を歩いて大汗かいてた自分が、こんなガテン系(古い?)な作業してるのが不思議だ。

まあ、ともかくも約2時間で作業終了。
……のはずだったのだが、予想外に時間がかかって全然終わらず、明朝この続きをやることになった。冬ならあと1時間やそこら作業できるかもしれないけれど、炎天下でこの重労働はこのあたりが限界だ。自分だけもう限界と思ってたけど、どうやらみんな限界だったようだ。とりあえず終わったけれど、この段階でまだ朝8時半頃というのがつらい。畑しごとはここからなのだ。
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人参播種、また水やりの日々。

2010年08月21日 | 農と暮らしの日記
二度めの人参をやっと播いた。
最初の人参は7月上旬に播き、ちょうどよい雨続きで発芽もうまくいったのだが、草もまあまあ出て、その後は乾燥が極まって除草に苦労しているところ。その次の人参をなんとか8月末にならないうちに播かなきゃと思っていたのだけれど、とにかくこの晴天続き、乾燥続きで「好機」の兆しがない。でももう待てない、ということで。

この畑はご覧の通り里芋の隣。
ということはもちろん田んぼで、しかも水の便がいい。用水路からではなく、ポンプアップの井戸なので、如雨露に汲むのに都合がいい。発芽が揃うまで10日か二週間か、とにかく朝夕の水やりが始まる。(写真は翌朝撮影)



土曜、晴天、高温。
朝:5時半過ぎから収穫、ごはん。
午前:南瓜の畑で敷き藁や蔓を焼く。同時並行で、とうもろこしの片付け、いんげんの種播き。
午後:渚はバレーの試合で出かけていて、残る3人で市街へ。15時前から薫と真は図書館、僕は実家に寄って巨人―阪神を観戦、小一時間ほど。16時に3人合流して帰宅。
夕方:冒頭の人参の種播き。トラクタで耕耘して管理機で畝立て、播種機で播いて寒冷紗を被せ、水やり2往復、19時過ぎ終了。渚も戻っていて、20時前から晩ごはん。



阪神のルーキー・秋山拓巳投手は堂々の1軍初先発。
西条高校からは沖原佳典(2001・阪神~楽天・2008)以来のプロ選手としてドラフト4位で入団、1年目の初先発は球団24年ぶり、巨人戦は初とのこと。3-2で阪神リードの5回終了まで4安打2失点、勝利投手の権利を得たが6回に逆転されて降板。6イニングを投げて打27・安6・振5・球3・責4、敗戦投手となった。

5回で交代して勝ち投手になればよかったか。
いや、試合そのものはやはり負けていたかもしれない。それでも「4回2失点、勝利投手の権利」で終わったほうがよかったか。本人の答えはもちろん「否」だろう。むろん推測だけど。「6回4失点、敗戦投手」でも、1球でも多く、1打者でも多く投げることができてよかったと思う。19歳である。
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秋山拓巳ベンチ入り、明日先発?

2010年08月20日 | 農と暮らしの日記
稲の穂が出始めた。
8月下旬からちらほらという感じで、ほぼ例年通り。稲は主に自給用のみで、1反3畝ほどのヒノヒカリ。お盆を挟んで数日間の「中干し」を経て一昨日あたりから再び水を入れ始めたばかりの出穂だから、さぞや水を欲しがっていたことだろう。



金曜、今日も予報通りの晴天、高温。夕立ちなし。
朝:5時半過ぎから収穫2時間ほど、戻って朝ごはん。
午前:セット他の荷造り、11時頃から薫、渚、真が市街に出荷、買い物など。僕は宅配便のセットの仕上げ、育苗用の土とり、稲や里芋の水入れなど。13時半頃から昼ごはん。
午後:日陰で育苗の種播き、冬どりキャベツの最終とブロッコリィ、いずれも128穴のセルトレイで計10枚。

おやつに、今日は西瓜。
小学校で真たち3年生が取り組んだ野菜づくりの学習、その文字通りの「成果」を先生がわざわざ家まで持ってきてくださったのを、暑さの盛りの三時のおやつにありがたく。ここは豪快に、サッカーボールほどの大きさのひと玉を4分の1に切ったのを僕は一人分で。水分たっぷり甘みもちょうどよく、これなら半分でも食べられたかも。ごちそうさまでした。

夕方:18時頃から秋どり胡瓜の水やり。そろそろ実がついてきたので。9月頃からとるつもりだから「秋どり」と勝手に呼んでいたけれど、ちょっと早くとれ始めそうだし、9月に入ったからといって全然「秋」ではなさそうなので、「秋どり」じゃない。19時あがり。



いよいよ明日、甲子園の決勝戦。
沖縄の興南と神奈川の東海大相模。相模原市だからキャンプ座間も近いと思って地図をちょっと見てみたら、やっぱり那覇市の市街から近い興南のほうが米軍キャンプの近くだった。

そして明日はもうひとつ、プロ野球も注目。
西条高校からドラフト4位で阪神入りした秋山拓巳投手が1軍初先発予定とのこと。すでに今日はベンチ入りを果たした様子。巨人戦で14時試合開始、TV放映もあるようだ。昼頃から3時間ほど雨が降ってくれれば、甲子園~東京ドームを連続で、どこかで(ホームセンターとか電機屋さんとか)で観戦できそうだけど……。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、甘唐辛子(伏見、万願寺の両方またはいずれか)、オクラ、以上がほぼ全セット共通、一部セットには南瓜、空芯菜。
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乾く畑、野菜も品薄。

2010年08月19日 | 農と暮らしの日記
ピーマンが少し元気になってきた。
というのは、他の夏野菜がとれ始めてもなかなか本調子にならず、実が小さいまま固くなってきたり赤っぽくなてきたり。そうこうしているうちに茄子など他の野菜も乾燥のためか「生り」が鈍くなってきたので、先週あたりからせっせと用水路から水を畝間に流し込んでいたら、その効果が出てきたのかどうか、全体的にみずみずしさが戻ってきた。

畑は全体的に乾燥が極まっている感じ。
とにかく雨が降らないから。そして、気温が高いから。台風が来ない、夕立ちというものがまったくない。北日本や関東で雨が降っても、四国は降らない。畑の野菜は用水からの畝間灌水でしのいでも、上からの灌水が必要な人参は8月播きの作が播けないまま下旬に入ってしまった。雨待ちでは9月に入っても無理かもしれない。



木曜、セットは宅配便のみ。
朝:5時半から収穫、同時に畝間灌水の作業。朝ごはん。
午前:セット荷造り、市街出荷ついでに用事や買い物、戻って昼ごはん。
午後:畑の片付け、トラクタ耕耘、畝の草の刈り払いなど。19時過ぎあがり。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、甘唐辛子(伏見、万願寺)、オクラ、南瓜、など。
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南瓜片付け、雨雲遠く。

2010年08月18日 | 農と暮らしの日記
南瓜の畑の片付けを始めた。
残っていた小さい南瓜を拾い集めて、あとは四方に伸びた蔓を根っこから引き抜きながらかき集め、大きな草は手で抜いて、さらに抑草や保湿のために敷いていた麦藁も集める。これを明日か明後日あたりに焼いてしまい、そのあとをすぐに耕耘して秋作の畑に整える予定。



昨年の春夏と甲子園に出場した西条高校。
その中核を担った秋山拓巳投手(阪神、ドラフト4位入団)が1軍入りし、今週末の巨人戦に投げるのではないかとスポーツ各紙が報じているようだ。21日(土)の試合だとデーゲーム。畑しごとしながらイヤホンで聴ければいいけれど、さて週末に向けての各試合、先発の予定はどうなのだろう。



水曜、セット出荷のない日。相変わらずの晴天、高温続き。
朝:5時半頃から収穫、戻ってごはん。
午前:8時半頃からさつま芋の除草を薫とふたりで。11時前にひととおり終了。
午後:中干ししていた田んぼに水を入れ、次いで里芋の畑にも水を入れる。14時前に直播の稲作をされている市内のIさん親子が来訪、田んぼを見て頂いてあれこれ勉強させて頂く。
15時頃から冒頭の南瓜の畑の片付けを薫と真も一緒に。
夕方:あちこちの草刈りやら畑の片付けやら。19時過ぎあがり。



夕方に10分ほどごく弱い雨が降った。降ったというほどでもないわずかな量。
雨の少ない当地でも、この夏は格別に乾燥が進んでいる。同じ西条市内の旧東予市地域で自然農をされている「まんがら農園」野満さんもブログに書かれている
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花火大会、夏も後半へ。

2010年08月17日 | 農と暮らしの日記
今夜あった西条の花火大会。
小さい写真ですみません、カメラの電池切れのため久々に携帯で。天地左右も合ってないかも。

今年はなぜか予定より18分遅れの20時18分に第一発。
出店の出ている「お観音さん」辺りでは放送で説明があったのだろうけれど、僕たちの見ていたところまでは聞こえない。さらに、まだ半分も上がらないくらいのときに、打ち上げ場所から至近距離を走るJRの電車が現場付近で減速し、鉄橋を渡りきったところで停車。乗務員たちが降りてきて線路の上を走り回っている。10分か15分かの中断があり、電車も出発して花火も再開。結局、最後は30分近く遅れて終了した。こんなことも珍しい。どうやら線路上に障害物があったかなかったか(状況不明)で、おそらく安全が確認されるまでの中断だった様子。

今日は昨日に続いて松山の兄一家も一緒に僕の実家で晩ごはん。
当初は渚がバレーボールの練習だというので花火も諦めていたところ、急遽練習は中止になり、それならと畑しごとは昨日に続いて早めに切り上げて。渚、真の従姉妹たちも一緒ににぎやかに花火観賞。最初は近くの土手に上がって見ていたのだけれど、上述の中断があっていったん家に戻り、西瓜を食べる合間に家の二階やら庭の一隅から光と音の饗宴を楽しむ。西条では花火大会が終わるとお盆休み気分も完全に終わり、夏休みも終盤という雰囲気になってくる。

西条の花火大会の起源は「天正の陣」に遡る。
ちょうど飯岡小学校の日記にこの「天正の陣」のことが書かれています。勉強になる!



火曜、セット出荷の多い日。朝から青空、そして今日も高温。
東京都心では「3年ぶりの37℃超え」だったとか。

朝:加茂町から「朝帰り」で5時過ぎから収穫開始。
渚と真はそのまま残り、従姉妹たち、おじさん、おばさんたちと終日過ごす。

午前:ごはんのあと荷造り、11時頃から新居浜方面に出荷。13時過ぎに帰宅、昼ごはん。
午後:机しごとを少しして、15時過ぎから青年農業者のさつま芋圃場へ。他のメンバーや事務局のみなさんが水やりをするというのでそれに合流して僕は畦まわりの草刈り。
夕方:17時半頃に水やりは終了、青年農業者の市の協議会の会長で里芋もたくさん栽培しているS君にうちの里芋畑に寄ってもらい、今後の栽培管理その他について助言をもらう。
夜:実家でみんなで晩ごはん、20時過ぎから上述の花火大会、22時半頃に帰宅。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、甘唐辛子(伏見、万願寺)、オクラ、ゴーヤ、南瓜、以上がほぼ全セット共通、一部セットに空芯菜、つるむらさき。
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