38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

あの人参も、ようやく。

2008年09月30日 | 農と暮らしの日記
一番手の人参の現在。
先週あたりから急に生育が進み、まびきを急いでいるけれど、野菜セットに「まびき菜」として入れる程度(1束200gくらい)では間に合わないので、これ以降は出荷とは関係なく一気にとってしまう予定。猛暑・乾燥の8月、あの連日の水やりが思い出される。

人参はこのあと、2作を別の畑に播いてある。
ひとつは最初の草取り中、もうひとつはまだ草取り前の段階。冬の人参はたくさん必要で、しかし、初期の除草とまびきが大変なため、一時に作業が集中しないよう段階的に播いている。いずれも上のものとは別の品種で、初年度も2年目も晩夏播きでまずまずきれいにできたので今年も。ただ、全体としてはこの冬の人参は作付けが少ない。最後にもう1回播きたかったのだけれど、とにかくこの9月の多雨で畑の準備が間に合わず断念。野菜セット中心の出荷になりそうだが、ともかくあの猛暑・乾燥(……って何度でも言いたくなる)の夏を乗り越えてここまで来ただけでも上出来かもしれない。

ちなみに写真で、人参の左手は秋じゃが。
ようやく発芽がほぼそろったところだが、雨続きで今度は多湿が心配。初期の中耕除草も遅れそうだ。その向こうが昨日の記事で載せた自給用の水稲。



朝:雨のなか、6時から収穫。朝ごはん。
午前:収穫の続き、野菜セットづくり、新居浜方面への配達、帰りに買い物。
午後:戻って昼ごはん。雨が降り続くので畑しごとはあがり、2か月ぶりに散髪。順番を待っていると書架に『BRUTUS』の釣り特集があったのでパラパラと。
さっぱりして戻り、にんにくの種球の準備。ばらして数を数え、野菜セットのお客さんからいただいた「わけぎ」と併せて植え付けの計画。
渚と真はバレーの練習に行ったので遅い晩ごはんまで机しごと。



台風15号が今夜から明日にかけて九州・四国に接近見込み。
ただ、四国上陸はほぼなさそうで、高知沖を離れて通過する可能性が高いようだ。このあいだの13号とは違って速度が高く、明日の夜にはもう天気が回復するとの予報。そうなればいいが……。次の雨までにできれば4日は晴天が欲しい。でないと、次の種播き、植え付けの準備ができないので。



<本日の野菜セット>例
さつま芋、茄子・長茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、オクラ、空芯菜、人参まびき菜、などから。
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瑞穂実れば、うなじを垂るる。

2008年09月29日 | 農と暮らしの日記
稲刈り予定日まで2週間を切ったヒノヒカリ。
援農による田植え、その1週間後のようす、田植え1か月後の7月頃のようす、8月末の出穂を経て、瑞穂実ればうなじを垂るる季節となった。

この写真ではわからないと思うけれど……。
とにかく、草がすごい。それでもいまは薫の連日の早朝草取りによって、なんとかよその田んぼのなかで「どしたん、これ!」というような草の多いところの3~4倍くらい?にまで減っている。あとはこのまま稲刈りまでいってしまいそう。どれだけの種を落としてしまったのか。来年がこわい……。



朝:6時前から昨日の種播きの続き。予報では朝からとなっていた雨がまだ降っていないので。からし菜、体菜など、優先順位が低くて昨日あとまわしにして時間切れとなったもの。
午前:そのまま収穫、9時ごろに遅い朝ごはん。セットづくり。
午後:昼ごはん抜きで市街に出荷に出て、そのまま小松方面に配達。土砂降り。丹原まで走り、ちろりん農園の西川さんところで鶏糞をとらせていただく。市街に戻って残りの配達、種屋さんで買い物少々。
夕方:16時すぎ帰宅、着替えて風呂に入り、遅い昼ごはん? あとは机しごと。



<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、オクラ、空芯菜、人参まびき菜、などから。
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街道てくてく旅、西条へ。

2008年09月29日 | 農と暮らしの日記
本日、9/26(金)深夜11:50~再放送、NHK・BShi「街道てくてく旅」は西条市の前神寺から。その後たぶん、四元奈生美さんらは西条市街~飯岡も通過していったのでしょう。来週は新居浜市大生院(おおじょういん)を経て次の札所、三角寺へ。
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また雨予報、その前に。

2008年09月28日 | 農と暮らしの日記
また、葱だ。
最近、畑の写真というと葱しか出てこない、ような……。とにかく畑が寂しく、また、寂しいだけならいいのだが、草はといえば、寂しいのとは正反対の状況なので。葱は冬に向けて順調に成育中。といっても量がしれているので葱だけで商売するわけにもいかず……。



このところ恒例、日記のまとめ書き。
今日も1週間ぶん、書きます。以前はブログを書かない日がたまにあっても、後日、一日ごとに写真も入れた記事をちゃんと追っかけでアップしていたのだが、その勢いがない……。ちょっと野菜が勢いを取り戻したらまた「毎日更新」態勢に戻りたいと思ってますので、しばらくご容赦を。



9/22(月)雨の運動会の翌日、曇り空。子どもたちは振替休業。
朝:6時から収穫、野菜セットづくり、市街~小松方面配達。
午後:9/13播きの白菜、大根の草とり、寒冷紗のトンネル化(播種後、べた掛けしてあったのを、支柱を立ててトンネルに)。18時半あがり。
夜:久しぶりに家族みんなで僕の実家で晩ごはん。

9/23(火)晴れ。
秋分の日で祝日のため、職場配達が多い火曜の新居浜のセットは明日に。
朝:9/13播きの蕪と小松菜の草とりと寒冷紗のトンネル化(昨日と同)。
午前:里芋の収穫(今週ぶん)。
午後:人参の除草、ブロッコリィ類の定植など。19時前あがり。

9/24(水)曇りときどき晴れ。小学校運動会の後半(全校体育で)。
朝:6時から収穫。
午前:野菜セットづくり、新居浜方面に配達その他。
急いで戻り、小学校の運動会(後半)最後ちょっとだけ観戦。渚は紅白リレー出場。
午後:机しごと、途中、畑の見学1家族あり。

9/25(木)晴れときどき曇り。
朝:6時から収穫。
午前:野菜セットづくり、出荷。トラクタの爪換え。あちこちの耕耘。
午後:白菜の定植、さつま芋の収穫(紅東、当面の出荷ぶん)。18時半あがり。
夜:19時半から青年農業者協議会(市・地区)の役員会(丹原)、議題は秋の行事(産業祭、米まつり)の出店計画、研修旅行の計画、研修会の案内、など。22時戻り。

9/26(金)未明から雷雨。日中、曇り。
朝:6時から収穫、午前:野菜セットづくり、市街出荷・配達、種・資材の買い物など。
午後:机しごと。

9/27(土)晴れ。
朝:6時から育苗培土づくり。
午前:8時から、援農Sさんと一緒に牛糞堆肥の散布、畑の片付け。
午後:トラクタ修理依頼(エンジン始動不良)、トラクタ耕耘、葱の除草・土寄せ(冒頭の写真)、18時あがり。

9/28(日)曇り、一時小雨。
朝:6時から明日出荷ぶんの野菜一部収穫。
午前:田の草の搬出、セロリ定植、トラクタ耕耘、畝立て。
午後:播種あれこれ(大根、蕪、小松菜、ほうれん草、白菜)、貯蔵用玉葱の育苗の播種、18時半あがり。



きょう(日)の午後の播種は忙しかった。
明日は雨の予報が出ており、さらに「猛烈な」台風15号が週の半ば以降に四国に接近見込みで、このまま雨が続けば10月上旬は畑仕事がほとんどできないおそれがあるので、昨年より少し前倒しで年内どりの野菜をあれこれ播いた。

しかも、いつもは播種機で播くものも、一部手播きで。
播種機は便利なのだが、どうも微妙な株間がうまく設定できず、また、畝の凹凸によるのか、むらができやすい。それと、間引きの手間を少し減らすことを考え、薄播き気味にするために、蕪と小松菜は手播きと播種機を併用し、結果を比べてみるつもり。

……というような面倒なことをしているのに。
予報では明日からのはずの雨が、ポツポツと降り始める。しかもこの天気だと日没後の薄暮が期待できないので、限界は18時半頃だろうという見積もりで作業を急ぎ、結局2列ぶんを播けないまま。ではあるが、雨も本降りにはならず、これなら上出来と見るべきだろう。あとは種を流すほどの大雨や寒冷紗を吹き飛ばしてしまうような強風にならないことを祈るのみ。いや、その可能性のほうが大きいのだが。対策はまた明日ということで。

湘南ビーチFMをネットで聴きながら。
久しぶりにつないだら、高橋宏明さんの「リラクシンモード」が最終回だという。葉山にいる頃は毎週、聴いていたこの番組。またどこかで。



<最近の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、伏見甘長とうがらし、オクラ、空芯菜、人参まびき菜、などから。
*じゃが芋はほぼ終了し、里芋、さつま芋を少しずつ掘りながら。
*秋のまびき菜の一番手として人参まびき菜が入り始めている。
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小学校運動会、雨。

2008年09月21日 | 農と暮らしの日記
渚と真の運動会、そのお弁当。
前日からの予報が曇り時々雨、という感じで明け方にも激しく降ったので、今日は中止かな……という雰囲気だったのだが、中止の連絡は回ってこず、二階から眺めた学校の様子もどうやら「開催」の空気だったので、弁当も「授業弁当」ではなく「本番弁当」ができあがった。

8時半の開会式はまずまず明るい空。
そのまま10時半過ぎ頃までは順調にプログラムが進行したが、その間にも周りの人たちは「松山は雷雨で水曜に延期だって」「新居浜は明日に順延だって」というような情報が携帯経由(だと思う)で次々にキャッチしていて、なかには、松山の孫の運動会に向かう途中のおじいちゃん、おばあちゃんが急遽ひきかえし、飯岡のほうの孫の運動会に観戦参加というようなケースも……。情報化社会、すごい……。

で、11時前にこちらも雷が近くなってきて、中断。
子どもたちは教室に、観覧者は体育館に一時避難。直後に土砂降りとなり、結局そのまま今日は中止、残りのプログラムは水曜に「全校体育」で実施ということになった。体育館で児童引き渡しが終わるとほとんど昼だったので、帰宅した家庭も多かったようだが、半分か1/3くらいはそのままそこで弁当を広げたようだ。うちも。家に帰っても歩いてすぐだからそれでもよかったが、体育館で運動会の弁当……というのも滅多にない経験だから。

僕にとっては、途中中止でも今日あってよかった。
配達の必要な出荷がない日曜なので、朝からそのつもりでゆったり観戦できたから。おまけに予報が雨模様とくれば、畑に後ろ髪引かれることもない。真はこの3日ほどなぜか微熱が出て木・金と学校を休んでいたのがようやく回復して間に合い、かけっこは3位、そのほかの競技やダンスでも元気な姿を見せてくれた。渚も「羞恥心」の踊りのほか、招集係として走り回った。市街から「おばあちゃん」(僕の母)も来てもらえたし。

とにかく、先生方にはご苦労さまでした。
水曜の残りプログラム、とくに最後の紅白リレーはなんとか見に行きたいところ。



世の中は、事故米に続いて中国のメラミン牛乳。
餃子であれだけ中国産を騒いでいても、まだそういう手の届かないところから来る食材を頼りに商品を流す日本のメーカー・流通業者、それを買う消費者……。給食に入ってるかもしれなくても徹底的な調査を要求したりはしない保護者……。結局、怒りとか不審とか言っても、ポーズなんだな。世の中全体がポーズで成り立っている。自分もそうだ。だけど、商売でものを扱っている以上、お客さんに詫びる前に川上の業者を責めるようなことを公言してしまう商売人、恥ずかしくないのだろうか。どうなんだろう、人ごとだからそう思ってしまうのだろうか。



朝:6時から苗の水やり。
午前:小学校の運動会。
午後:育苗の播種、白菜、水菜、など。
夕方:青年農業者のさつま芋畑の周囲の草刈り。18時あがり。



しかし、よく降る。
9月の予定はもうとんでもなく遅れに遅れてしまっている。
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脱メタボ教室、新居浜。

2008年09月20日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋のチヂミ。
水曜に新居浜市保健センターで行われた「脱メタボ・野菜で元気!」という学習会での「藤田家族の野菜を使った料理の試食」。3回シリーズのこの学習会、2回目の今日がうちの担当で、僕と薫がそれぞれ、畑のことと料理のことを20分ほどずつしゃべった。ともに、撮りだめしていたデジタルカメラの写真をプロジェクターでスライドショーしながら。

会場はおよそ40人。
話す前に手を挙げてもらったら、日常の野菜は、自分で作る、顔の見える人から分けてもらう、生協の宅配、地産の直売所で……のいずれかに当てはまる人がほとんどで、普通はスーパーで買う、という人は1人だった。のだが、その方が会の終了後、うちの野菜セットを試してくださるということで、やはりこの西条、新居浜というのは「素性のわかっている野菜」を手に入れることが容易な土地だということをあらためて実感した。それだけに、うちが単に「無農薬・無化学肥料」といっても、都市部で考えるほど強くはアピールしないというのも現実、のようだ。ま、それはそれでこの土地の恵まれている証拠であり、その恩恵は自分たちも過分に享受しているわけである。

とにかくしかし、とてもよい勉強になりました。
主催の保健センターのみなさま、会場のみなさま、ありがとうございました。本当は僕たちのほうがいろいろとお話をうかがって勉強させていただかなきゃいけないところでした、ぜひまたの機会、よろしくお願いします。



9/16(火)晴れ、ときどき曇り。
昨日の雨で台風が始まったかと思ったが、速度が遅く、今日は雨なし。
朝:6時過ぎから収穫、午前中はセット荷造り~新居浜配達。
午後:急ぎの机しごとあれこれ、夜も続いて、24時終了。

9/17(水)曇り、一時小雨。
朝:6時から準備、8時に出発、新居浜で冒頭の「脱メタボ」教室~昼まで。
午後:急ぎの机しごと続き、渚のピアノ送り迎え、晩ごはん。

9/18(木)曇り。
朝:6時から収穫、市街出荷。午前中は野菜セットづくり。配達、出荷。
午後:急ぎの机しごと続き。夕方、台風接近のため明朝出荷分の先どり収穫。

9/19(金)台風13号が高知沖を通過。弱い雨、のち晴れ間あり。
朝:6時から野菜セット仕上げ用の収穫。セット荷造り、配達。
午後:急ぎの机しごと、今日も続き。

9/20(土)台風一過の晴天。
朝:6時から収穫、イレギュラーのセット出荷。
午前:田の草とり、人参除草。
午後:別の畑の人参の除草、18時あがり。



<今週の野菜セット>例
じゃが芋、さつま芋、里芋(試し掘り)、茄子(多め)、ピーマンまたは万願寺とうがらし、オクラ、空芯菜、などから。
*茄子は豊作。その他は品薄で、苦しいセット続く。
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新しい、飯岡本郷太鼓台。

2008年09月15日 | 農と暮らしの日記
きのう、飯岡本郷太鼓台の仮の?お披露目。
本年の秋祭りに向けて新調されたもので、仕上がりまであと一歩という段階らしく、祭礼当日には見られない姿での登場。正式なお披露目は祭礼直前の10月13日の予定。といっても、今日だってもう相当の人が集まっていて、あっちこっちへ曳いてまわっていたので、これがお披露目といえばお披露目のような……。例によってここはJA、うちのすぐ目の前なので、僕はふだんと同じく仕事をしながら、ちょこちょこっと様子を見せてもらっていた。(写真は消しました!)

で、昨年までの飯岡本郷太鼓台はというと……。
飯岡地区3台目、「飯岡八幡太鼓台」として同じくこの日、お披露目があったようだ。



ブログの記入がまたまた滞った。
主な原因は写真がないこと。というか、これに尽きる。夏の終わりの端境で野菜も畑も美しくない。といって、秋冬野菜の育苗がこれまたあまりうまくいってない。そして当然のことながら、どこかに秋の風を感じる旅に出て……なんてこともない。したがいまして、また停滞期間中の記録のみ。

9/9(火)晴れ。
朝6時から収穫、午前中は新居浜方面の配達など出荷。
昼に新規就農準備中というAさんが県・市の担当の方々と一緒に来訪され、うちの畑の見学、午後は人参除草の援農をしてもらいながら、いろいろと話を聞く。夕方、人参の水やり、19時半あがり。

9/10(水)晴れ。
セットなし、スーパー出荷も休んで、午前中は秋じゃがの種芋切り、育苗培土づくり。
午後、レタスの育苗播種。夕方は人参など水やりで、19時あがり。

9/11(木)晴れ。
朝6時から収穫、午前中は野菜セットなど出荷作業。
午後、ゆうき生協組合員Kさんが援農に来てくださり、オクラの下草刈り敷き、秋じゃがの植え付け。夕方、人参などの水やり、19時あがり。
薫は松山で運転免許の試験を受けて無事合格。渚は運動会の練習で転んで膝を擦りむき、真と一緒にバレーを休む。
NYテロから7年。

9/12(金)晴れ。
朝6時から水やり。ごはんのあと収穫、午前中はセットなど出荷作業。
午後、秋じゃが植え付けの続き、終了。つるなしいんげんの定植少し。極早生の玉葱の育苗播種。秋冬の畑の仕上げ耕耘、19時あがり。

9/13(土)晴れ。今日から暦は3連休。
朝6時から育苗のあれこれ。ごはんのあと収穫、午前中は出荷と種など買い物。
午後、あちこちトラクタ耕耘と畝立て、やや早どり用のほうれん草、大根、蕪、小松菜を少しずつ播く。最後に白菜の直播き。夕方に人参水やり、19時あがり。

9/14(日)晴れ、一時小雨。
朝ゆっくりめに収穫、出荷。午前中は机しごと。
午後、白菜の育苗播種。ほぼこれで最終。トラクタで耕耘など、19時あがり。
飯岡本郷太鼓台の仮組み、仮のお披露目。

9/15(月・敬老の日)曇りのち雨。
台風が沖縄あたりから九州・四国方面に向かって接近中、今日から台風が去るまで数日間は雨続きが予想される。
朝6時から畑の畝立て、大根、白菜、水菜などを播く。播き終えて寒冷紗を被せる頃に雨が降り始め、そのまま収穫も終えて9時半ずぶ濡れで帰宅。遅い朝ごはん。
午前中は野菜セットづくり。そのまま市街、小松方面の出荷・配達、買い物までして戻ったら15時前。遅い昼ごはん。
宅配便で送る野菜セットの仕上げ、苗の移動(台風に備えて温室内へ)。18時すぎあがり。



この期間中、薫は毎朝のように田んぼで草とり。ヒエがすごい。
わかってはいたが、稲穂の上に飛び出すまでは他の仕事もあれこれあり、見えないふりをしていたところ、いよいよ待ったなし(というか遅い)。



<最近の野菜セット>例
じゃが芋、さつま芋、茄子、ピーマン、万願寺とうがらしまたは伏見甘長とうがらし、オクラ、空芯菜、枝豆、などから。
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エンテツさん、西条上陸!

2008年09月08日 | 農と暮らしの日記
いもたき、である。
肝心の里芋が見えないし、ちょっとぐじゃぐじゃした感じなのは、まさにこれから食べようという状態だからで、ディスプレイ用に美しく調えた状態ではないので。

晩夏から初秋の西条名物となっている、いもたき
今日はその本来の楽しみ方、アウトドア版である。しかもここは加茂川河川敷、元「トリム公園」で、たぶん西条のいもたきといえば、まずはここ、というスポット。わかりやすくいうと、河川敷ビアガーデン。基本的な鍋のセットを人数分購入し、あとは追加の具も酒も持ち込み自由(たぶん)という仕組みで、今回は缶ビールと、白菜、薄切りバラ肉、もやし、うどん、ラーメンを持ち込み。



……そんないもたき、なぜ今晩?というと。
エンテツこと、遠藤哲夫さんが西条に立ち寄ってくださったので。北九州でのお仕事の帰りということで、聞けば博多~岡山乗り換え伊予西条は4時間もかからないのだ。驚くべき近さ。それでありがたくも四国・西条には藤田家族の菜園があるというのを覚えてくださっていて、朝に突然の電話一本、昼過ぎにはもう家に到着しているという身軽さ。畑をちょっとご案内し、夕方まではひとりで西条の町をぶらぶら歩き回っておいていただいたあと、日没を待って、いもたき、という次第である。

お相手が私ひとりではおもしろくないので、人数を増やした。
いつも食と農の関係でお世話になっている方々を強引に巻き込んで、買い出しやら場所とりやらまでお願いして、誘った私は最後にのんびり到着するという本末転倒ぶりだったが、とにかくエンテツさんに再会しておきながら一滴も飲まずに別れるなんてありえないので。ま、かなり強引な宴会でしたが、エンテツさん、そして無理矢理引っ張られたみなさま、ありがとうございました。夜遅くに酔っぱらいを送迎してくださったTさん奥さまにも感謝、というか、すみませんでした……。

しかしこれも何かの縁。
エンテツさんにはとにかく西条の地を踏んでいただいたので、これからは気軽に訪ねていただけることであろう。心残りは西条の「めし屋!」といえるようなところに案内できなかったこと。次回にぜひ。



<本日の野菜セット>例
じゃが芋、さつま芋、茄子、万願寺とうがらし、オクラ、空芯菜、など。
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あまぎ、えぼだい。

2008年09月07日 | 農と暮らしの日記
あまぎ。実家からの差し入れ。
この魚、別名も多く、神奈川にいるときは「エボダイ」だったが、薫は大阪で「うおぜ」と言っていたらしく、その流れか「ぼうぜ」というのもわりとポピュラーな呼び名らしい。英名butter fish。種類が全然違うのかもしれないが、同じような銀色の皮に覆われていて、これより大型の魚に「まながつお」があり、これは高級魚で1~2度買ったことがあるだけのような気がする。形がまったく違うけれど太刀魚も同じ銀色の薄皮があり、脂身の感じも似ている。焼いて旨く、とくに縁側が美味(ここを食べるのは僕だけ。頭も分解しながら食べるのが正統であろう……)。



さて、日曜。残暑が戻ってきたようだ。
朝:6時から育苗の土作り。
午前:レタス類の播種(セルトレイ育苗)。
午後:その他の播種(同)、二度目のレタス類の浸種。
夕方:人参、葱の水やり。



渚はバレーボールの大会(市内のかな?)で準優勝し、夜は焼き肉に行った。
真は疲れて眠ってしまい、薫とふたりで晩ごはん。いま電話があって、バレーでいつもお世話になっている方が渚を連れて帰ってきてくださるとのこと。こんな日は家族みんなで焼き肉に同行する、というのもありなのだろうが、なかなかそうもいかない夏である。というか秋も冬も春もかもしれないが。
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最終の冬葱、稲藁敷き。

2008年09月06日 | 農と暮らしの日記
冬の葱の最後の定植を昨日して、その稲藁敷きを今日仕上げた。
それもこれも、援農Sさん来訪のおかげ。昨日は援農Mさんにこの畑の大きい草を一緒に片付けてもらい、その後日没まで一人で葱の植え付けまで終えることができた。その頃合いにちょうどSさんから援農申し出の連絡があったので、それなら作業はこれしかない、午前中に二人でささっと稲藁を敷いてしまった。保湿と抑草、そしてゆくゆくは肥料分として。

冬の葱はこれで最終。
といっても定植がずいぶん遅くなったのと、そもそもこの品種は分蘖する晩抽性のものなので、来春3~5月くらいに収穫するつもりの畑である。



援農Sさんにはそのまま午前中は別の畑の大きい草とり。
これで近日中にトラクタを入れて秋冬の畑に仕上げることができる。午後はついでにオクラの下草刈りも。ふたりいると速い速い。というか、ひとりじゃやる気がそもそも起きない作業だから、大助かりなのである。

しかし、雲行きが怪しくなってきた。
そこで下草刈りは中断し、人参を播く。別の畑にふたりで移り、僕はトラクタ、Sさんには軽トラで管理機、播種機、寒冷紗などなど大道具・小道具一式を持ってきてもらったので、これまた速い速い。ひとりで行ったり来たりが常日頃だから、やっぱり二人いると楽だなぁというのが実感。



土曜、久しぶりに気温が上がり、32℃だという。
朝:6時頃から収穫、イレギュラーの野菜セット仕上げ。
午前:援農Sさんと葱の藁敷き、大きい草とり。
午後:続いてオクラの下草刈り、畦草刈り、人参の種播き。
夕方:Sさん解放後、先に播いてある人参の草とり、田んぼの水入れ、19時半あがり。

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ばっかり食も、品薄気味。

2008年09月05日 | 農と暮らしの日記
夏野菜の「ばっかり」食卓。
茄子と万願寺とうがらしの揚げ浸し。手前はオクラのおひたし。右はじゃが芋と椎茸と鶏肉の炊いたん。乾燥で厳しい状況が続く畑のなかでも、茄子とオクラはなんとか持ち直した感じで、万願寺とうがらしも、セットに入れるギリギリの量は再びとれ始めたというところ。

例年なら惜しげなくわが家の食卓に載る夏野菜たちも、今年はいわゆる“B品”(出荷不適)が出たときのみの贅沢である。
B品も今年は少し値下げしたり、あるいは定価でセットに入れるときもある。とにかく厳しい夏。じゃが芋はもうすべてが在庫なので、芽が出るのと競争で、どんどん出荷しつつ、だけれど、夏野菜が少ない今季は、できるだけ長くセットの“一員”として活躍してほしい。早出ししつつ温存しつつの微妙な状況に置かれている。



金曜、くもり一時、ごくわずかな小雨。
朝:6時前から収穫。
午前:セットの荷造りと並行してトラクタ耕耘作業。所用で新居浜へ。そのまま西条市街に海まわりで戻って出荷・納品、買い物など。
午後:援農Mさん来訪、畑の大きい草とり、後でそこをトラクタ耕耘、最後の冬葱の定植、19時半あがり。



<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、オクラ、空芯菜、など。



毎月恒例の「五日市」を初めて休む。
野菜が少ないため。新聞折込チラシからは名前を外していただいたが、足を運んでくださった方、いらっしゃいましたら、申し訳ありませんでした。10/5(日)はなんとか出店できるよう、がんばっています。
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さつま芋、試し掘り。

2008年09月04日 | 農と暮らしの日記
野菜が少ないので、さつま芋でも……と初めての試し掘り。
野菜が少ないのは夏の少雨・乾燥のためで、ということはさつま芋も同じように試練の夏だったわけで、一昨年、昨年に比べると葉の広がりが著しく悪い。とりあえず4~5株を掘ってみたら、こんな感じ。ま、これは畑の端のほうだから、まだいいほうかも。



週の後半、木曜。
朝:6時頃から収穫、市街出荷・納品。
午前:残りの野菜セット仕上げ、育苗の土づくり。
午後:ブロッコリィ類の移植。セルトレイの発芽率が悪いのと肥切れ気味のため。
夕方:さつま芋の試し掘り、冬用の葱の除草と土寄せ、人参除草、19時あがり。



<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、伏見甘長とうがらし、オクラ、空芯菜、など。
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レタス、種播き準備。

2008年09月03日 | 農と暮らしの日記
レタスの種を水に浸けているところ。
レタスは高温では発芽しない性質があるそうで、夏に播く種はうちでも例年、こんな感じでガーゼなどに包んで水に浸し、その後冷蔵庫で2日ほど冷やしながら催芽させてからセルトレイに播いている。浸種・催芽しないと本当に芽が出ないのかどうか、試していないのでわからない。

しなくて済むならしたくない。
催芽してしまったら播いてしまわなければならないから。「雨だ、育苗の種でも播こう」というような臨機応変な動きがしにくいのが、夏播きのレタス。ひと月ほど育苗し、11月頃から収穫、出荷し始める。



水曜は野菜セットの出荷がない日。
朝:収穫、出荷なし。
午前:レタスの浸種、ハウスの片付け(除草、その他)。
午後:畑のマルチをはってあるところの片付けに着手。
夕方:来客あり、あれこれ話し合い。葱の苗とり。18時半あがり。
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茄子、少し息吹き返す。

2008年09月02日 | 農と暮らしの日記
このところの雨で息を吹き返したように見える茄子。
しかし、本調子ではなく、写真の茄子も尻のほうが固そうな感じ。それでも、8月の乾燥続きの頃のことを思えば、毎日とりあえず新しい実が大きくなってくれるので、野菜セットに少なくとも茄子は標準的な分量(1kg前後)入れることができる。



野菜セットが最も忙しい火曜日。
朝:6時過ぎから収穫。
午前:セット荷造り、新居浜方面の配達、西条市街出荷、種屋さん。
午後:人参9月播きを少し。別の畑で8月播き人参の除草。
夕方:雨が降り出し撤収。秋じゃがの種芋の選別(春作の在庫から)。



<本日の野菜セット>例
じゃが芋、玉葱・赤玉葱、茄子、オクラ、空芯菜、など。
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野菜のない、9月。

2008年09月01日 | 農と暮らしの日記
稲の穂が一斉に出てきた。
ヒノヒカリの当地での出穂の目安日は8/26日ということになっていたので、その面から見ればほぼ順調に生育しているといえる。田植えが遅くても、草が多くても、植物としては内に持つカレンダー通りに事を進めようとするのだろう。稲刈りは10月上旬予定。稲刈り援農、募集中です。



今日から9月、小学校も新学期。
朝:6時から収穫、7時前からごはん。子どもたちは久しぶりの集団登校。
午前:市街納品から小松方面への配達、買い物など。戻って人参除草の続き。
午後:人参除草の続き、のべ約4時間で4条1列40m(のべ160m)終了。
夕方:トラクタでトマト跡、人参跡の二度目の耕耘、じゃが芋跡の初耕耘。19時あがり。



曇りときどき晴れのなか、一瞬の小雨。
明日は夕方から雨が降るとの予報。また雨……。畑が十分に乾いていないが、このままでは秋冬の準備が致命的に遅れるので、今日は夕方、半乾きの畑にトラクタを軽く入れた。ごく浅くロータリでひっかく感じ。こうしておけば、べたっと濡れたままになっているより、地表の表面積が増えて乾くのが速い……ような、なんとなくそんな気がする。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、玉葱・赤玉葱、茄子、オクラ、空芯菜、など。
野菜不足がますます深刻……。
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