38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ラーメンと、スパゲティ?

2010年01月10日 | 農と暮らしの日記
大蔵(おおくら)大根。
東京・世田谷の「大蔵」がその名の由来だそうだという話は先日も書いた。一般的な青首大根ではなく「白首」で、葉のつけ根から根っこまで白一色、太さもほぼ一定、というのが特徴らしく、ご覧の通り、確かに1本の中では太さはあまり変わらず「筒状」になっている。だが、これもご覧の通り、長さも太さもまちまち。これはうちの栽培の技術そのままなのだろう。上手に作ればもっと太さ・長さが揃った仕上がりになるはず。

とはいえ、うちではこれでもさほど困らない。
野菜セットが主だから、大きいものはたいてい大きなセットに入れ、小さいものは小さいセットに入れる。ただ、あまり単純にこうしてばかりいると、小さいセットの人はいつも小さい大根(あるいは小さい人参、小さい蕪……)ということになってしまうので、大きいセットに小さいのを2本入れるとか、どちらも大根は同じ大きさだけど、大セットにはもうひと品、別の野菜を入れるとか、あるいは小さいセットは白菜を一週間おきにするとか、その辺りはいろいろ考えながらセットを組んでいる。いずれにしても、「1本何キロ、1本何センチ」で揃ってなきゃいけないという制約は、まったくない。



世の中3連休の中日、日曜日。渚はバレーボール応援、真は休み。
朝:7時頃にごはん、市街スーパー出荷。
午前:9時からお客さんのIさん父子とじゃが芋掘り。Iさんには秋にさつま芋も掘ってもらって、ちょうどその隣りに植えたじゃが芋がまだ掘らずに残っていたので。1時間半ほど真も加えてどんどん掘ってもらい、僕はそのあいだに隣の畑で冒頭の大蔵大根とか白菜とかその他の葉ものなどを収穫、最後はみんなで芋をキャリーに収集。人参もちょっと抜いてもらった。Iさん、ありがとうございました。芋掘り体験というよりはほとんどお任せで、かなり援農に近く、助かりました。僕と真は別の畑で昼まで収穫。昼ごはん。

午後:13時半頃から、宅配便で今日出すセットと明日配達するセットの荷作り。
日曜はセットの出荷を入れない曜日だけれど、「ハッピーマンデー」(月曜祝日)で「関東方面に午前着」の宅配便が「中1日」必要になるため。18時とりあえず終了、伝票書き。渚も戻ってきて、晩ごはん。以降、机しごと。



今日の記事のタイトルですが……。
ラーメンは渚がバレーの応援でお昼に食べたそうだ。めったに外食しない藤田家族ではラーメンは“大特別”メニュー。その店では(高知県、どうやら芸西村?)他にスパゲティもあったそうで、引率してくださった方々もそれぞれお好みのものをオーダーした様子。ラーメンもあってスパゲティもあるというと、ファミレスぽい店かと思ったらそうではなく、聞けばどうやら昔ながらの食堂っぽいところのようだ。注文とってくれた女性が、暖簾の奥の厨房に「○○2つ、××1つ!」みたいな感じだったらしく、会社員時代に戻って、出張中の僕なら迷わず入ってそうな店……。古いテーブルに新聞の広告が反転して映ってたという話を聞くまでもなく……。

そういう藤田家族の食卓も今夜は。
おでん(昨日の残り)、コロッケ(先月頂いて少し分けておいたもの)、太刀魚の焼いたの(実家からもらってきたのを焼いた)、人参とターツァイの炒め物、人参のきんぴら……と脈絡がない。よく言えば居酒屋チェーンふう(よく言ってないか)。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋、じゃが芋、大蔵大根(白首)、蕪・赤蕪、白菜、水菜、ターツァイ、サラダ菜、サニーレタス、ねぎ、などから。
コメント
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