38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さつま芋、順調に生育中。

2011年09月23日 | 青年農業者のみなさま
「青年農業者のみなさま」カテゴリの記事です。

青年農業者のみなさん、こんばんは。
台風15号が去り、季節は秋へと急展開。ということで、さつま芋の圃場を見てきました。8月末にみんなで草刈りしたあと、芋づるは順調に成長しています。芋そのものはどうでしょう。あとひと月ほどで収穫ですが、その前にちょっと試し掘りしてみましょうか。近くに来ることがあったら連絡ください、一緒に掘りましょう!
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草刈り後の、さつま芋圃場。

2011年09月04日 | 青年農業者のみなさま
カテゴリ「青年農業者のみなさま」の記事です)

青年農業者協議会のみなさん、こんにちは。
台風12号が去り、自身の圃場や施設、地域のことなどでお忙しいことと思います。

さて、上の写真は先週8月30日にみんなで草刈りをしたさつま芋畑の今日の様子。
台風の影響はほとんどないようです。右上の芋蔓(づる)の薄いところは補植をした際に苗が足りずにそのままにした数列で、それ以外のところは蔓が黒マルチをすっかり覆っています。

ただ、草刈り当日には気付かなかった葉の虫害が今日は目に付きました。
例年は虫の食害で芋の収量に影響するということはなかったと思いますが、ときどき様子を見に寄ってみます。
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さつま芋、草刈りしました。

2011年08月31日 | 青年農業者のみなさま
「青年農業者のみなさま」カテゴリの記事です。
今日は予定通り、さつま芋の草刈りを行いました。お忙しいなか遠くからもたくさん集まってくれました。ご苦労さまでした。農業者8人、事務局からもほぼ同数かそれ以上の応援を頂き、予定よりかなり短時間できれいなさつま芋畑になりました。

今年は6月の植え付け時に異常な高温と大雨で活着が大変でした。
結局、かなりの株を植え替えて、その後の推移を見守っていましたが、この夏そのものは全体的に涼しく、また雨も多かったこともあるのでしょう、これまでのところ順調に生育しているように思います。今日は植え付け後初めての草刈りでしたが、おそらくタイミング的にはどんぴしゃり、早すぎず遅すぎず、この1回だけであとは10月下旬予定の芋掘りまで遠目に眺めているだけで大丈夫ではないかと思います(今後よほどの高温や乾燥、あるいは台風等の大雨によるひどい浸水などがなければ)。

慰労と暑気払いの会には顔を出せず申し訳ありません。
事務局のみなさんには重ねて御礼申し上げます。

今日、都合が合わずに来ていただけなかったみなさん、収穫(芋掘り)の時にまたお願いします。



次回の行事は9/6(火)の会員圃場視察と午後の東予ブロックリーダー研修(地区連絡協議会行事)です。
午前中の視察はいずれも小松で、苺の岡田君と葡萄ほかの渡辺君の圃場を見学させていただく予定です。午後は地区のほうの行事で大三島、夜は今治で交流会だそうです。まだ出席の連絡をされてない方、大急ぎで事務局までお願いします。
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生産者募集。野菜ソムリエ協会の支援で、売上30%増へ。

2011年08月30日 | 青年農業者のみなさま
西条市青年農業者協議会のみなさん、こんばんは。
今日は表題のことについて、生産者を募集しているというお知らせです。

詳細は協議会の事務局か私にお尋ねください。
ここではおおまかに説明します。西条市は日本野菜ソムリエ協会の資格取得に補助金を出して多くのジュニアソムリエを誕生させるなど、同協会との関係が深い自治体といえます。その協会の福井栄治理事長が西条市の「農業活性化プロジェクトに全面協力」するということがすでに発表されています。

そして、西条市青年農業者協議会もこの事業へのお誘いをいただきました。
「農業活性化」という大きなテーマですが、これまでに出ている案を見ると、「西条産のブランド化」ということが中心的な課題としてとらえられているように思います。野菜ソムリエ協会の力を借りて、西条産の野菜や果物を市内・市外にアピールしていくために、今年度(3月まで)に事業計画を立て、2012年度の1年間に、食に関するイベントや全国○○サミットの開催、レシピ作成、市内料理店での「ベジ食」提供(販売)など様々な取り組みを行うという枠組みのようですが、市の予算規模などは未定だそうです。

その一連の事業のなかに、表題の「売上30%増」の取り組みがあります。
詳細はまだ流動的なようですが、さしあたり市内から3軒の生産者(法人、生産組合や部会などを含む可能性あり)を選び、2011年度比で2012年度の売上を30%増やすようにコンサルティング等を行いつつ販売も代行し、「西条市を代表するスター農家に育成する」のだそうです。この取り組みを通じて、やり方によって売上を増やすことができるというモデルを示すことがねらいで、以後これを核に、10軒、100軒という生産者の集まりを作ることも視野に入れているとのこと。

この最初の「3軒の生産者」を9~10月頃までに決定するそうです。
これは今日、この事業の正式な第1回の会合があり、事務局とともに出席した際に、「青年農業者協議会からも候補を推薦してください」という要請がありました。協議会としてはこの事業全体にどう関わっていくかについて明確な方針を決めていませんし、特定の会員を推薦するということは難しそうなので、募集の件を会員に広く案内し、希望する生産者、関心のある生産者がいれば直接連絡を取ってもらうというかたちになる見込みです。近日中に事務局から会員のみなさんに文書が送付されると思いますので、少しでも関心を持たれた方、尋ねたいことがあるという方は事務局か私にご連絡ください。あるいは、この事業の市側の担当であるブランド戦略課に直接問い合わせされてもかまいません。



前述の通り、この事業に青年農業者協議会がどう関わるかは未定です。
8月17日に市のブランド戦略課からお話をうかがったので、翌18日の理事会で報告し、対応を話し合いました。その結果、とりあえず会議出席など関わりは持たせていただきながら、協議会として具体的にどう関わっていくのかはその事業計画の内容によって検討するというようなおおまかな方針を決め、それでよければ当面の会議に出させていただくということにしました。これが受け入れられましたので、本日、8月30日、最初の正式な会合に出てきた次第です(SICSの会議室で約2時間)。福井理事長も出席されました。

この事業のメンバーは「西条チーム」と呼ばれているようです。
手もとにある名簿には30名強のお名前があり、それぞれ所属は、野菜ソムリエコミュニティえひめ西条支部とか同えひめ事務局、名水ブランド生産組合、丹原もぎたてクラブ、JA西条、JA周桑、JA東予園芸、西条商工会議所、周桑商工会、西条市食の創造館、西条市戦略企画課、西条市農業水産課、西条市ブランド戦略課……とあります。このうち半数くらいが野菜ソムリエまたはジュニアソムリエの方です。私も最新の名簿には名前が載っているはずで、所属は「西条市青年農業者協議会」となっているでしょう。余談ですが、私は野菜ソムリエでもジュニアソムリエでもありません。

事前に、「各団体からの意見」が出され、今日はその簡単な取りまとめの資料が配られていました。
青年農業者協議会は上述のような状況なので「団体からの意見」は出していませんが、「はっきりしたプランができあがったらその時に乗れるものには乗っていきたい」というコメントが記されていました。ちょっと他人事みたいな文章になってしまっていて、すみません。趣旨はその場で説明し直しておきました。つまりそれは18日の役員会でまとまった方向性で、「会合に出るなかで計画が固まっていくと思うので、そこにどんな関わり方ができるのかを追って検討していき、当協議会でできることには関わっていきたい」という姿勢です。



私個人的には、協議会としての関わりは限定的にならざるを得ないのではないかと思っています。
行政等に対して農業に関する政策提言を行うこと自体は活動計画として明文化されていますが、会員の意見を集約して一定方向の政策提言するというようなことを継続的に行ってきたわけでもありませんから、「農業の活性化」に向けて青年農業者協議会は何を求めているのかと問われても、まとまった内容をすぐに提示する状態ではないことはみなさんご承知の通りです。また、この事業に対する会員の希望等を募ったとしても、当協議会そのものは出荷組合などの「経営の主体」ではありませんし、共同で販路開拓を行うことを主眼にした団体でもありませんので、他の団体からの声として多く見られる「野菜ソムリエ協会の力を借りて販路開拓や全国の消費者へのPRを」というような意見に集約されるかどうかは不透明です。

会員のみなさんからは「もっと積極的に関わればよいのでは」という声が出るかもしれません。
今後そうした意見を集約して、関わり方を決めていくことになると思いますが、この事業全体は冒頭に例示したように様々なイベントなど基本的には「人」が動き回る要素の多いものです(どんな事業でもそうだとは思いますが)。ですので、事業全体に協議会が関わっていくということになれば、たとえば、○月○日のイベントには準備会議から誰と誰と誰とが出る、○○の作成は○月から準備が始まるので誰と誰とが出る、こんど○○の方々が西条に来られるので会から○人くらいは出ましょう……ということになった時に、なかなか難しいのではないかと思います。会長と事務局は毎月1回の会合に出ることになっていますが、それもおそらくは厳しいので、何回かは他の役員の方や、関心のある会員の方に出席して頂くことになると思います(あるいは欠席)。

というようなことを踏まえたうえで、当面は限定的な関わりが現実的と思っているわけです。
もしかすると、今後の事業計画の進展によっては、もっと幅広く、人もどんどん出ていって、しっかりと関わることができるようになるかもしれません。あるいは、むしろ青年農業者がそういう関わり方をできる事業になるよう積極的に提言していく、具体的な取り組みの案も出していくというやり方もあると思います。そうなればそれが一番よいと思います。ただ、そういう前提のない現段階で「全面的に参加します!」と宣言して、後になって野菜ソムリエ協会や他の参加団体に迷惑をかけることになるというのは避けたいと思います。……というのが私の考えです。



さて、そのうえで話は最初に戻ります。
協議会の関わり方はどうあれ、「売上30%増」を目指す生産者が募集されています。また、今後の事業計画もこれから議論が始まることですので、「西条市の農業の活性化」について意見などがある方はぜひ事務局か私、他の役員さん、あるいは市のブランド戦略課に直接でもかまいません、お知らせください。「売上増」について青年農業者協議会から複数の希望があった場合でも、協議会として事前選考をするとかいうことはないと思います。あくまでも募集の周知をさせていただているだけですので。また、この会議に出席したい(一度出てみたいというのでもかまいません。たぶん椅子は用意していただけると思います)という方もお気軽にご連絡ください。

かなり長くなりました、読んでくださってありがとうございました。
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かかしコンテスト、盛況のうちに終了。

2011年08月28日 | 青年農業者のみなさま
「青年農業者のみなさま」のカテゴリの記事です。
日記は別途書きます。

昨日今日、8/27(土)~28(日)と開催された「かかしコンテスト」は盛況のうちに無事終了しました。
かかしを製作・応募くださったみなさま(小学生・保護者のみなさん、先生方やご指導くださったみなさま、一般応募のみなさま)、会場で投票してくださったみなさま、会場(直売所「周ちゃん広場」)をご提供くださったJA周桑さま、他ご協力くださった多くのみなさま、ありがとうございました。

また、計画・準備も含めて奔走してくださった事務局のみなさんにも感謝申し上げます。
協議会のみなさん、多忙ななか、入れ替わり立ち替わりでのご参加、ありがとうございました。

おかげさまで、前日までの鬱陶しい空模様から一変、晴天の2日間でした。
私自身は前日の準備に行けず、2日目も途中参加、反省会も残念ながら欠席で申し訳ありませんでした。



さてさて、早速ですが、覚えているうちに来年に向けてのアイデアをメモしときます。
いや、本来は今年、会長としてもっとしっかり計画段階から参加しないといけなかったのですが。

1.会場に、このコンテストの要綱、趣旨などを書いて表示しておきませんか?
かかしを飾っている近くに貼っておけば、みなさん読んでくださるはずです。これが毎年恒例の協議会主催の行事であること、2日間の投票で順位を決めて表彰すること(副賞の内容も含めて)、そのうえで、来年はみなさんもぜひかかしを作って応募してください!という呼びかけも添えてはどうでしょう。

2.秋の石焼き芋出店への案内をさらに強化しませんか?
今回は事務局から提案があり、初めての試みで、抽選でハズレた方に、11月の「石焼き芋」出店の日程(東予米まつり、西条市産業祭)を記したメモ入りのポケットティッシュを配りました。例年、せっかく投票してもらったのにハズレの方には手ぶらで帰っていただく、というのが申し訳ないという会員や事務局の感想があり、改善の第一歩です。

今回、ティッシュを手渡す際に、試行錯誤してみました。
「あー、残念でした、ありがとうございました」というようなことを言いながら、「11月に石焼き芋やりますんで、また寄ってみてください」とか、さらには「そのとき、おまけしますので」とかも、たまに言ってみた。次から次へなので、実際は「ありがとうございました」しか言わないことのほうが多かったですが。石焼き芋はもともと定価100g100円の定価ちょうどで売るということはなくて、10円台切り捨てはもちろん、かなりアバウトにおまけしているので、ことさらに、今回ハズレの方に「おまけします」と言ったところで優遇することにはならないのですが、気持ちとして、今回は残念だったけれど次におまけしますから、というメッセージを伝えることで、相手の方も少し和んでくださるかもしれないし、こちらも心苦しい気持ちを表現する、伝えることで、投票してくださったことへの感謝の気持ちを再確認できるんじゃないかなと思いました。

なので、来年はたとえば。
ティッシュのメモに、「石焼き芋おまけ券!」とか書いておき、手渡すときに必ず、「残念でした、石焼き芋やりますんで、そのとき声かけてくださったらおまけします、ありがとうございました!」と言うのを基本形にするとか、ですね。

これはもちろん、石焼き芋出店のPRでもあります。
なので、アタリの方にも同様のメモや青年農業者協議会の活動のPRチラシなどをお渡しするのもよいと思います。

3.かかしの応募を増やすために生産者があと一歩の関わりを。
これは私自身の反省が大きいです。とくに小学校からの応募は、例年夏休みに学年単位などで製作に取り組んでくださる先生の力が大きいので、昨年出してくれた学校には必ず今年も応募してくれるように、またその先生が転任された場合などは転入先の学校で新規に取り組んでくださるようお願いするなどのこまやかな動きが必要だと思います。この際、協議会の会員(生産者)一人ひとり、または地区ごとに、母校や地元の小学校に顔を出し、協力をお願いするということはさほどの負担にならないと思います。

かかしに限らず、地元の小学校には挨拶に行くようにするのもよいと思います。
毎年6月に年次総会があるので、そのあとに事務局の方も加わって頂くなどして、青年農業者協議会の活動のPRと地域での食農教育への協力・連携の申し出というようなかたちで、つながりを持つことは何かにつけてプラスになるのではないかと思います。

また、これは友人から提案されたことですが。
かかしを作って持ってきて、と言われてもどうすればいいかわからない。出前のかかし作り講座などをやってくれれば取り組みやすいという声です。講座までは行かなくても、小学校などでのかかし作り、あるいは稲作学習などの初めの段階で、地元の青年農業者も顔を出して一緒に案を出したり、助言したり、単に一緒に作業したりするということは考えてよいと思います。そもそも何のためにこのコンテストをしているのかを考えると、いまのかたちよりもあと一歩、青年農業者自身の関わりを深くすることは必要なことではないでしょうか。



……というようなことを思いつくまま書いてみました。
今後また、役員会や各行事、懇親会の場などでアイデアを出し合いましょう。おたがい忙しいので、どのみち大掛かりなことはできませんが、かかしコンテストなどの行事に出ていく時間も貴重なものですから、出る以上は会や自分自身のプラスになるような楽しい工夫をしてみたいと思っています。



8月31日(水)15時より。
事務局から案内して頂いている通り、飯岡のさつま芋の圃場にて草刈りを行います。
マルチの植え穴から出ている草を刈る作業が中心になると思われますので、鎌をご持参ください。見た目よりは刈る草の株数は少ないと思いますので、人数が集まればすぐに終わる見込みです。事務局頼みにならないよう、万障お繰り合わせのうえ!
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青年農業者協議会のみなさま。

2011年08月26日 | 青年農業者のみなさま
西条市青年農業者協議会の藤田敏です、こんにちは。

本日、思いつきで「青年農業者のみなさま」カテゴリを新設しました。
毎日の記事で、協議会に関係のある話題も書いていますが、とくに会員のみなさん向けの情報やメッセージなどがある場合に、こちらに書くことにしました。このカテゴリで書いた場合は毎日の記事でもお知らせします。また、事務局から「更新したそうです」みたいなメールをみなさに送っていただくことも考えています。



が、「次回」があるかどうかはわかりません。
なにせ、思いつきなので。

それと、他の記事と違い、ここではなぜか「です、ます」調」です。
たぶん、書きやすいので。あと、主語は「私」にしてみます。



というわけで、早速その第1回の話題は。
8/23(火)にあった「西条市地域審議会(西条地区)」について。

本文記事にも書いた通り、「西条市青年農業者協議会会長」ということでの委嘱です。
昨年と一昨年は副会長だったのですが、会長が西条地区(旧西条市)以外の方だったので、「ま、副会長でもいいか」という感じで(=想像)選ばれたのだと思います。で、2年間で終わりかと思っていたら、継続してお願いしますということでしたので、「会長の任期1年限りになりますが」と断わったうえでお引き受けしました。重要な御役目ではありますが、会議は年に2~3回、そこで何かを決めるというわけでもなく、心理的な負担としてはわりと明るい気持ちで出ていける会議です。ただ、ネクタイはしていきます。他の方は夏なので開襟シャツが多いですが、私の場合はふだんひどい格好なので、こんな時くらいキュッ!としたいわけです。

地域審議会そのものについてはまたの機会に。
ここでは先日の会議の内容について、ごくさらっとですが、ご報告します。いちおう、青年農業者協議会の肩書で出ているので、本来なら役員会等でしっかりした報告をしないといけないかもしれないのですが、協議会の意見を集約して持って行くような(利益代表の)会ではないので、とりあえずこの程度でお許しください。



今回は市側から新市建設計画の進捗状況についての説明があり、それに対する質疑応答です。
簡単に言えば、あそこに道路を作りますとか、○○センターができますとか、何とかの事業をするのでその経費がこれだけですとか、市政の様々な分野ごとに、主だった事業についての説明があり、出席者はそれも含めて市政全体についての質問をしたり意見を言ったりします。

私の質問は今回1件、だいたい以下の通り。
新市建設計画には「これまでの大量消費の生活様式を改め、新エネルギーの利用や省エネルギーの促進を図ることで、環境負荷の少ない地域社会の形成を目指します」とあるが、エネルギーについて市民の理解を深め、意識を高めるような取り組みはあるかということ。

とりわけ、エネルギーの地産地消について。
とくに震災後、電力については関心が高まっているが、これについてはどうしても国の施策や四国電力の意向というものが先にあるということになりがちだが、西条市は工業や商業が盛んなこともあり、エネルギー確保が市の命運を握っていると言ってもよい。国や電力会社任せで困らないように、市民がより主体的にエネルギー政策に取り組む必要があるのではないかという考えからの質問である。

これに対する市の方からの回答はだいたい次のようなことでした。
一字一句そのままではなく、聞きながらのメモに基づいた私の受け止めです。

まず、震災前から、CO2削減の取り組みや太陽光発電の利用促進などには取り組んできた。
公共施設、民間を問わず。また、水素吸蔵合金による食品生産など電気を使わないエネルギーの産業への活用も試みている。

そのうえで、西条はものづくりを大切にしており、それを支えるエネルギーが重要であることは言うまでもない。
国の施策や電力会社の動向には関心を寄せており、市としても声を上げていくことが重要である。

以上。



私の質問の背景には、農業者としてのエネルギーへの関心があります。
言うまでもなく、農業は太陽エネルギーを非常にうまく活用した産業であると言えます。というより、文字通りお天道さまのおかげで生きている。ほんの数十年前と比べても、あるいは100年、200年前と比べればよりはっきりと、現代は太陽エネルギーを軽く見る暮らしになっていると感じています。自然エネルギーというと、化石資源(ウランも含めて)によるエネルギーを補足するものという感じ。ですが、私たちが生きるためのエネルギーの中心は今も昔も太陽エネルギーだと思います。……と演説が始まりそうなのでこの辺でやめときますが、そういう質問でした。これについて、青年農業者のみなさんともまたいろいろ意見交換、情報交換したいと思っています。



その他の委員のみなさんの質問についてはまた今度(時間があれば)。
いろいろと勉強になります。前に日記のほうにも書いたかもしれませんが、こういう場にはもっと多くの市民向けに頻繁に設けられるとよいと、つくづく思います。もちろん、市民も市の職員のみなさんも忙しいから難しいとは思いますが、もう少し市政の主体が市民にあるように感じられる仕組みになるといいなという気がしています。

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