38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

大豆にも水、ひと雨ほしい。

2011年07月31日 | 農と暮らしの日記
大豆の畝間にも初めて水を流し込んだ。
左のほうの白いのは追加で播いた豆の寒冷紗。大豆の生育そのものは約2週間前の播種以降、約1週間前の三角ホーでの中耕時点も含めて、見た目にとくに異常があるわけではないけれど、このところ乾燥が続いているから、早め早めの対応ということで。一昨年まではおそらく「灌水不足」が原因で大豆がうまくできなかったのを、昨年は一念発起して徹底的に灌水をし、よい結果につながった。今年も同じようにしてうまくいけば、もうしっかりと自分の技術として定着するので、心残りのないように。流し込んだ直後はこんなふうに派手に水が溜まっていても、乾燥した畑だからすぐに水は引いてしまう。それでも、お湿り程度のちょっとひと雨、くらいの代わりにはなるはず。



日曜、7月も今日で終わり。予報よりやや雲が多く、晴れ、昼頃からは曇り、という感じ。午後は少し蒸し暑い。
朝:先に収穫少し、戻って7時からごはん。
午前:真はバレーボールのサマーキャンプ(日帰りで川遊びとBBQ)で加茂川の武丈公園へ。薫も保護者で参加。
僕も調理器具などの搬入お手伝いで8時過ぎに出て、ついでに市街で用事して10時戻り、昼まで2時間半ほど人参の手除草。

午後:渚が部活動から戻って来て昼ごはん。
涼しそうな空を横目に、思い切って午後の前半(といっても14~16時半頃)は待ったなしの机しごと。渚は横で宿題など。

夕方:17時前に畑に出てトラクタであちこち耕耘。
初夏までの畑の片付けと秋作に向けての畑の準備を兼ねて。18時頃、そろそろ終わりにしようかと思ったらトラクタのエンジン部分がおかしい。うなるような音がして煙だか湯気だか白いものが出ている。慌ててエンジンを止めて農機具屋さんにダメモトで電話したら、日曜なのに出てくれた。この土日が展示会だったようで幸運にも見に来てくれることになった。

それを待つ間に真たちのキャンプの荷物の撤収。
飯岡に戻ってきて片付いたところで畑に急行、すでに農機具屋さんのいつものHさんが来てくれていて、どうやらフィルターにほこりが詰まって冷却の機能が働かず、エンジンが焼き付きかけている様子とのこと。あちこち見てくれた結果、ひと晩置いてエンジンが冷えてから、明日もう一度状態を確認しに来てくださることになった。いつもいつも助かります。本腰入れて農機具の最低限のチェックと日常的な整備を覚えなければ。

夜はキャンプで余ったカレーを頂いてきたので、それで晩ごはん。
なんとなく、夏休み前半終了という気分。カレンダー見たら、まだ始まったばかりだけど。
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夏本番へ、作業山積み。

2011年07月30日 | 農と暮らしの日記
胡瓜と同じ畝(と支柱、網)に植えてある赤毛瓜(アカモウイー)。苗を植える時、種袋に「株間は2、3mで」と書いてあったのだけれど、胡瓜が60~90cmくらい、ゴーヤーでも1mほどだからと、たぶん1mで植えただろうか、それでもこんなに混み合ってきてしまった。やはり「2、3m」でよかったのかもしれない。とにかくそれくらい生育旺盛、さすが暑さの本場、沖縄の野菜だけのことはある。



土曜、「晴れ時々曇り」の予報よりは午後になって雲が多く、晴れのち曇りの感じ。今日も夕方は涼風。
午前:薫と畑に出て、茄子、ピーマン、空芯菜、つるむらさき辺りの草刈り。
午後:午後は僕だけ引き続き草刈り、唐辛子類の移植(調子の悪い株が多く、よいのを選んで一か所にまとめる)、また草刈りあちこち、19時頃あがり、晩ごはん。



そろそろ秋冬ものの育苗を始めなければ。
キャベツ、ブロッコリィ、レタスなど。その前に秋どりの胡瓜やいんげんもまだ播いてないし、人参はまた草が出てきたし、さつま芋も蔓返しと草とりが待ったなしだし、葱も植えたあと放ったらかしで草がすごいし、まあ次から次へとやることがあるものである。毎日、「夜」というものがあってよかったとつくづく思う。
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気がつけば、この夏も乾季。

2011年07月29日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑に今日も水を入れた。
台風のあと雨がほとんど降らず、いよいよ「乾季」に入ってきたので(どうやら当地における夏の農業は、暑さより乾燥が課題)、1~2日おきにこうして、ポンプアップした地下水を畝間に流し込んでいる。たいていは夕方に水を入れ、しばらくは畝間に堪まっているけれど、翌朝にはもう引いている。それでも、2週間前、除草と土寄せが終わって水を入れ始めた頃と比べると、葉色も濃くなり、少し里芋畑らしくなってきた。



金曜、晴れ時々曇り。昨日よりもまた少し気温が高いようだけど、それでも30℃をちょっと過ぎたくらい。
午前:ごはん、収穫、セット荷造り。
昼前に薫が市街配達。僕は7月上旬に播いた大豆の畝間に初めて管理機を通して中耕・土寄せ。さらにオクラの除草など少しして帰宅、渚も部活動から帰って来て昼ごはん。

午後:今日もあちこちの草刈り。
刈り払い機で畦を刈ったり、鎌で野菜の畝の草を刈ったり。途中来客、うちの野菜を取り扱いたい(そのまま、あるいは加工して)という会社の方で、畑を見て頂いて、「このとおり零細だし、食べてくださる方への直接販売でほとんど出荷してしまっているので」とご説明しつつ、地域の有機農業を支えるという姿勢は有り難いことなので、「すでに有機栽培をしている農家ではなく、希望される野菜を力を入れて作っている地域の生産者に、これを有機で作ってほしいと働きかけて販路を確保すれば、地域の有機圃場の比率が高まっていく」ということもお願いしておいた。

夕方:上記の通り野菜畑に水を引く。
里芋、茄子、胡瓜、オクラ。その水口で如雨露に水を汲み、同じ圃場内の人参の畝で毎夏おなじみの発芽の灌水。台風の雨で発芽が始まったので安心していたら、その後の乾燥で発芽が進まず、一方では草も出始めて一通りは草むしりをしたのだけれど、また次々に出てきて、少々焦り気味。ひと雨来て、ばっと発芽してくれると助かるのだけれど。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋(メイクイン、男爵、男爵コロコロなどから)、胡瓜、茄子、ピーマン、空芯菜、モロヘイヤ。
セットによっては他に、赤毛瓜(アカモウイー、沖縄野菜)、オクラ、つるむらさき、バジルなどから。
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梅の土用干し、田んぼもそろそろ。

2011年07月28日 | 農と暮らしの日記
梅の土用干し、たぶん。
今朝、薫が庭に出し、これから三日間、夜は軒下に取り入れながら干すらしい。この時期、田んぼもいわゆる「中干し」の季節。田植えから40日とかひと月半とか、ぼちぼちうちの田んぼも乾かしていかなければ。



木曜、セットは宅配便のみ。予報通り晴れ時々曇り。今日は日差しが少し強くなった気がする。
午前:収穫を2回に分けて、前半分を持ち帰って薫が荷作り開始、後半分を持ち帰ったら僕も荷作りに参加。昼前に早めのごはん。

午後:宅配便の荷作りの仕上げ。
15時頃から僕は畑に出て、里芋、茄子、ピーマン、オクラ辺りの畑の草刈り。刈り払い機のアクセルを戻してもフル回転の状態だったのを昨日、農機具屋さんに直してもらったので作業は順調、1時間半ほどでひと通り完了。

夕方:明朝分の一部収穫(胡瓜)。
そのままバレーボールの真を小学校に迎えに行き、20時過ぎから晩ごはん。薫はそのバレーの保護者の会で出かけたので3人で。



<本日の野菜セット>例
じゃが芋(メイクイン、男爵、男爵コロコロなどから)、胡瓜、茄子、ピーマン少し、空芯菜、モロヘイヤ。
セットによっては他に、赤毛瓜(アカモウイー、沖縄野菜)、オクラ、つるむらさき、バジルなどから。
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胡瓜好調、曲がってるけど。

2011年07月27日 | 農と暮らしの日記
二番手の胡瓜が、なんとなく「最盛期」と思われる。
写真手前はイボイボで細身なのが特徴の「四葉(スーヨー)」、上は白イボの「夏節成」。いずれも固定種専門の野口種苗の種から。生育に出荷が追いついておらず、かなり大きめでの収穫になってしまっている。昨日、スーパー「フジグラン西条」の直売コーナーに出したもの「四葉」は2本で約250gの98円と、約300gの118円。本当は1本100g以下で若採りするようだ。たぶん、そのほうが長く安定して収穫できるのだろう。昨日のフジは2本で約300gの大きいほうが予想に反してよく売れた。消費者心理は難しい。

藤田家族の胡瓜は、ほぼまっすぐなのも、曲がっているのもある。
野菜セットにはその両方を組み合わせる感じで、同じ定価(400円/kg)で入れている。曲がった胡瓜を安くすると、まっすぐなのをもっと高い値段にしなければいけないので。家で食べるぶんには(冷蔵庫で保存するときに少し不便だけど)曲がっているから価値が下がるというものではないという考えから。ただ、1本の胡瓜で頭が太くて尻が細い、というような「変形」が「ひどい」場合には多少の値引きをしている。



水曜、野菜セットのない曜日。今日も雲が多く、午後には一瞬パラッと雨が落ちた。
午前:薫と二人で畑に出て、じゃが芋、トマト&バジルの草刈り、じゃが芋の収穫など。じゃが芋は男爵を掘り終え、あとはデジマ2列を残すのみ。なんとか7月中に終わりたいところ。正午過ぎに戻って昼ごはん。

午後:市街の実家から母が来て、庭の草むしりをしてくれた。
部活動から帰ってきた渚と、用事で市街に出て戻った僕も合流して草むしり。薫は小学校のプール当番で真も一緒に。僕は15時頃からトラクタであちこち耕耘、枝豆、小豆、ささげを少しずつ播いた。小豆とささげは予定よりも播き遅れ、間に合うのかちょっと不安。

夕方:そのまま明日出荷分の一部収穫、胡瓜、オクラ、トマト類など。
18時半頃に戻って収穫物の整理(予冷など)、今日はちょっと早めに19時過ぎから晩ごはん。



職場体験に来てくださった中学校から、生徒の手紙(礼状)を先生が持ってきてくださった。
将来の進路に直接かかわる仕事の体験ではないにせよ、二日間、野菜や土に触れたことを頭か体のどこかで記憶しておいてくれればと思う。何かの役に立つとかいうことはないだろうけど。手紙と交換で、うちで撮った職場体験中の写真(CD)をお渡しした。
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涼しい夜、米麦実践班の会。

2011年07月26日 | 農と暮らしの日記
青年農業者協議会で植えたさつま芋の現在。
最初の植え付け(6/23)は活着が著しく悪く、全体の約半分、800本を補植した結果がこの通り。葉の繁っているのは最初の植え付けで活着した株、まだ心もとない感じのは補植した株。補植したのにまた活着せず欠株になってしまったところも2割ほどだろうか、歯抜けになっている。画面右のほうの何列か全く葉の見えない畝は補植しなかったところ。そろそろ畝間や株もとから草が目立ってきているので、夏の間に一度、みんなで草取りすることになりそう。



火曜、曇り時々晴れで、今日も風のある涼しい一日。
午前:収穫、荷作り、昼ごはん。
午後:薫が新居浜方面に配達、真も同行。
僕は昨日に続いて人参の初期除草、2列目が昨日とほぼ同じ3時間ほどで終了。同時に里芋、茄子にも水を流し込み、その水口で如雨露に水を汲んで人参の発芽を促す水やりと、隣の畑の大豆の初期生育を促す水やり。17時半に終了。

夕方:18時過ぎに家を出て市街へ。
18時半から青年農業者協議会(今日は新居浜を含む「西条地区」の「連絡協議会」)、その「米麦実践班」の年次総会。
総会といっても「班」なのでこじんまり、本来は班員が十人前後いるはずだけれど、みなそれぞれに忙しく本日は4人、事務局のMさん、東予地区のS君と新居浜のJ君、そして僕。会場は当班おなじみ、JR伊予西条駅前の焼鳥「D家」さんで(余談ながらここには西条・今治のフリーペーパー「is.(イズ)」が置いてある。

総会は決算、予算と今年度の計画の話し合い。
市の協議会の行事である会員の相互圃場視察や視察研修旅行のこと、それから、米麦実践班については若い班員も増えているので、班独自の視察研修かプロジェクト研究みたいなことでみんなが集まって活動できる企画を考えましょう、ということになってあとはいつもの通り飲んで食べながら。実践班の話以外も、いつもの通り96%(計測担当、藤田敏)まで農業のこと。里芋のこと、無農薬の稲作のこと、種のこと、農機具のこと、などなど。

たぶん22時頃、帰宅。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋(メイクインまたは男爵と、男爵コロコロ芋)、胡瓜、茄子か長茄子、トマト類(ミニ、中玉)。
葉ものは空芯菜、モロヘイヤ、つるむらさき、バジルから2~3種。
そのほかセットによってはオクラ(まだ少ししか採れていない)。
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毎日除草、今日は人参。

2011年07月25日 | 農と暮らしの日記
1週間前に播いた人参の草とりに着手した。
写真の奥のほう、草が出てきているのがこの畑の現状で、それを一本ずつ抜いたのが手前の姿。今日は4条×約40mを約3時間で片付けた。人参そのものの発芽はまだ1~2割か。それでも、台風前に播いたから水やりは一切必要なく、その後も雲の多い天気だからうまくいけばこのまま「自然発芽」しそう。ただ、去年もこの狙いで発芽まではうまくいったけれど、そのあと土がかちんかちんに固まって除草どころではなくなり、結局は放棄してしまったのも事実。この二の舞を踏めば来るべき8月播きが今年の第一歩になる。そうならないためにどうすればよいのか、明確な答えはなく、いまはただ草をとる。



月曜、予報は曇りで昼前後に雨、ところにより雷。だけれど、昼前にさぁっと降ってあとはほぼ晴れ時々曇り。
今日も暑さを感じるのは真昼の2~3時間ほどで、夕方はもう涼風が吹いて、用意してきた水筒の水も減らない。

朝:5時過ぎ起き、野菜セットの準備。

6時半から渚と二人で朝ごはん。今日は珍しくお粥。
夏の朝のお粥、僕は好き。うちでは滅多にしないけど。梅干し、じゃこ、海苔、味噌と薬味はけっこう豪華で、だけどたぶんすぐにお腹が減る。

午前:渚は部活に行って僕は収穫。
11時頃までに荷造りも終えて、その頃にちょうど薫と真も昨日からの小学校のサマーキャンプから帰還。とり急ぎ配達に出て、14時頃に戻って昼ごはん。

午後:冒頭の人参の草とりを3時間ほど。
明朝出荷分の収穫を30分ほど、戻ってその整理や明日の出荷準備を1時間ほど、19時頃から晩ごはん。



TVのアナログ放送が昨日で終了し、今日からは完全にデジタル時代。
藤田家族には、何度も書いているとおりテレビはないからほとんど関係ない。ただ、ラジオでテレビの音声を聞くことはよくあったので、それができなくなるのはちょっとさみしい(受信料のことでNHKの方が来たときはいつも、その事情を話して、テレビはないけどそういう聴取料の仕組みがあるなら、ラジオもテレビも音で聴かせてもらっているから、必要なものは払いますよ、と毎回伝えてきた)。これについては聴覚障害者の不便が指摘されている。まあ、もともとラジオでテレビの音が聞こえるというのは「おまけ」みたいなものだと僕自身は思っていたけれど、これが頼みの綱となっている人たちもいるということを考えると、何年もあった準備期間に何らかの対策を取ることを国民全体で考えなければいかなかったかもしれないと思う。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋(男爵と、そのコロコロ芋)、胡瓜、茄子。
その他の果菜類はトマト類、オクラ、ピーマンなどから1~2種。葉ものはモロヘイヤ、空芯菜、つるむらさき、バジルから2~4種。それに、セットによって小さい人参、葱、赤玉葱から。


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やはり、暑くないこの夏?

2011年07月24日 | 農と暮らしの日記
昨日草取りをしたさつま芋。
作業前にはほとんど草しか見えなかったのが、今日はもうさつま芋の蔓が自立してこんなふうに「さつま芋の畑」らしくなってきている。よほどの日照り続きにならなければ、おそらく1週間ほどで蔓と葉が畝を覆って、11月の収穫までにあと一度の草取りをすれば済むような感じで生育してくれる見込み。



日曜、晴れ時々曇り。
真は小学校のキャンプで新居浜マリンパークへ。薫もPTAの係をしているので同伴。渚は部活動。
午前:臨時の出荷分と明日出荷分の先どりで収穫少し。
戻って荷作りやら予冷の処置やらして、じゃが芋掘り。正午前に戻って昼ごはん。渚が今朝、居残り組み2人分のお弁当を作ってくれていたので助かる助かる。

ラジオでは高校野球の県大会。
西条高校はシードの新田に5-7で敗戦。スコア以上のワンサイドゲーム。解説者がしきりに言っていたのは、投手がもっと「打たせて、野手に取らせるようにしないと」ということ。三振をとることを考えるより、早く野手ひとりひとりが守備機会を得ることでリラックスできて攻撃につながるのだからというような。

午後:渚はお友達とお勉強。
僕は明朝出荷分の野菜の一部荷作りをしたあと、15時頃からまた畑に出て、ゴーヤの支柱立て、オクラの草刈りなど。18時半に戻って晩ごはんの準備。渚と一緒に、ポテトサラダ、きゅうりの酢の物、鯵のオイル焼きなど作って食べる。

今日もさほどの気温上昇はなく、風もあって過ごしやすい一日。
もちろん、暑いのだけれど、覚悟しているほどの暑さではないから拍子抜けの感じもあるけれど、とにかく強列な暑さでないから助かる助かる。7月もあと1週間、「たまらない暑さ」はまだ来ない。

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葱を干し、さつま芋は除草。

2011年07月23日 | 農と暮らしの日記
昨秋に播いた九条葱を仮植床から抜いて畑に並べた。
九条葱は初めて試みるもので野菜作りの教科書と首っぴき。7月中下旬に仮植床から抜き、畑に並べて1週間干したあと、2~3週間稲木などに掛けてさらに干してから8月中下旬に本圃に定植する、ということになっている。抜いて畑に並べるというのがもうたまらないほどもったいない感じで、というのも、この状態で野菜セットに入れたらどれだけ助かるかしれないから。いま、野菜セットは品不足で、毎晩、翌日の出荷のことを思っては胃がキリキリと音を立てそうな感じになり、起きたら観念して畑に向かい、その日の生育具合を見てさらに胃が痛むという具合で。だから、まかりなりにも仕上がっているこんな葱を前にしたら、それが「苗」ではなく「商品」に見える。ま、そこを我慢して秋冬に備えるわけだ。



土曜、晴れ時々曇り、30℃ちょっとで、今日も暑いけれど猛暑というほどじゃない一日。
午前も午後も薫と一緒にさつま芋の草とり。
植え付け後に一度草をとった畝が半分、それもできてない畝が半分の畑で、近くにいくのが気の進まない畑だったのだけれど、諦めて突入。そしたら案外にさつま芋は力強く、欠株率はおそらく1割以下、草に囲まれて力強く蔓を伸ばしてくれていた。

午後:引き続きさつま芋の草とり。
そのあと、じゃが芋掘りまた少し、トマト類の一部収穫とさらにまた誘引、茄子のまだ立ててなかった支柱立て、などなど細ぎれの作業をあれこれして19時前に帰宅、晩ごはん。



藤田家族ではyou-tubeで大人も子どもも、ときどき画像を観ている。
昨日と今日は僕がこんなのを出してきて、子どもたちに「なんじゃこりゃ」と言われているけど、なんじゃこりゃだろうが何だろうが、見ておけば目と耳に残像と残響が残り、何かのときに役に立つ、かもしれない。

「愛する人を救うために~脳卒中になったとき」。

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大豆発芽、中耕・土寄せ。

2011年07月22日 | 農と暮らしの日記
台風前に播いた大豆
発芽がほぼ揃ったので、鳥よけの寒冷紗を外し、三角ホーで中耕・土寄せをした。



金曜、予報通り晴れ時々曇り。気温は30℃台の前半。
子どもたちは本格的に夏休みで、渚は部活動、真は朝のうち勉強して、午後は小学校のプール、夕方からはバレーボール。

午前:収穫2時間ほど。戻って荷作り、12時前から昼ごはん。

午後:薫が配達に出て、僕はじゃが芋掘り、薫が戻って二人で冒頭の寒冷紗片付け、オクラの除草。里芋にまた水を入れる。
真がバレーボールから戻って20時頃からみんなで晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、じゃが芋(男爵、デジマ、メイクインなどと、それぞれのコロコロ芋の組み合わせ)、果菜類2~4種(胡瓜、茄子、ピーマン、オクラ、トマト類から)、葉もの2~3種類(モロヘイヤ、バジル、つるむらさき、空芯菜から)、葱。
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思わぬ援農、草とり進捗。

2011年07月21日 | 農と暮らしの日記
夏の葉ものの定番のひとつ、つるむらさき。
他に、モロヘイヤ、空芯菜とで「3人娘」という感じ。ワタシたち、ツル、モロ、クウ、です……。そういえば今年は作ってないけど、ヒユナといのもある。別名ジャワほうれん草。これも入れると4人娘、夏の葉もののフォーリーブズ?

さて、そのつるむらさき。
見た感じ、きれいになっているのは今日午前中に「援農」があったらから。僕が草を引いていると、「藤田さんですかぁ」と初対面のおじさん、無農薬の家庭菜園であれこれ野菜を作っていて、訊きたいことがあるとのこと。ちょうどいいので、空芯菜とつるむらさきの草とりを向かい合って業しながら、あれこれの話。このMさん、ずっと東京暮らしをしていて定年を期に夫婦で西条に郷帰り、近くの農機具屋さんで僕のことを聞いて畑を尋ねてくださったそうだ。もともと農家の家の方ということで手が速い速い、どんどん除草が進んで12時半の別れ際までにほとんど済んでしまった。ほんとに助かりました、ありがとうございました。



木曜、セットは宅配便のみ。予報通り曇り時々晴れ。台風一過の青空はない。
朝:6時半頃からごはん。真は一日遅れで修業式、渚は今日から夏休みで早速部活。
午前:収穫1時間半ほど、戻ってあとの荷造りは薫に任せ、僕は冒頭の草とり。援農Mさんと一緒で大いにはかどる。

午後:13時頃からごはん。
真は学校から戻って近所のお友達と一緒に遊んでついでに昼ごはんも一緒に食べて、渚も部活は午前で終わって合流、午後は学校で勉強するとかで出かけ、僕はまた午前の続きの草とりとじゃが芋掘り。

夕方:市役所からお客さん。
昨年度も出させていただいた地域審議会の委員に引き続き委嘱してくださるということで、その挨拶に担当の方が来てくださった。うち1人はたまたま僕の高校の同級生F君。就農する前、東京で会社勤めをしている頃に仕事の出張だといって西条から東京に来た時、何度か連絡をくれて有楽町や大船で飲んだことがある。就農前に「農業やるかも」と話していたのはなぜだかこのF君だけだったので、ちょっと感慨深いものがある。

夜:土用の丑で、わが家も鰻。
毎年恒例、ゆうき生協で配達してもらった四万十川の養殖鰻。稚魚は四万十河口のシラスを使っているそうで、まあ、鰻の「天然」「養殖」「国産」「輸入」の区分けは難しいのだけれど、これならまあまあかなという判断。2尾を4人で分けて頂く。



放射能汚染された稲藁を餌に与えられた牛の肉の問題。
この稲藁、意外というか、やはりというか、全国各地に出荷されていたそうで、西日本など思わぬ地域の牛肉にも影響が出ている。牛肉そのものも全国規模の流通に乗り、隣市の新居浜のコープ(スーパー型の店舗)でも販売されていたというのが今日のニュース。一方で、こうした”汚染牛”を国で買い取ってくれという生産者の声。まさに原発事故さえなければの災難だから同情の念に堪えないけれど、同時に、それでは生産者のとしての「衿持」のようなものはどこへ行ったのかとも思う。

原発事故はもちろん生産者の力を超えたものだ。
けれど、餌の安全性を確保する責任というのは生産者にはないのだろうか。この事件で当該の(あるいは近隣の)畜産業者の暮らしが立ち行かなくなる現実は大いに理解できる、その一方で、その責任を「国だ」「東電だ」というのでは、消費者は「生産者」を信用できなくなる、あるいは、信用しなくてもよいということになる。仮に、消費者は放射能汚染された食肉を買った、あるいは食べたことの賠償を国や東電に求め、認められたとしても、そうなれば今後、食べ物の安全性はすべて国のお墨付きをもらわなければならなくなる。

消費者としては、どう行動するのが正しいのだろう。
難しい問題だと思う。生産者を支える意味からも、より上部の、つまりは国の、東電の、責任を追及していくことは大事なことだとは思う。だけれど一方で、より身近な、売り手、流し手、作り手の、その責任を問うことが、結局は、地に足のついた「安全性」や「安心感」を確保するためには不可欠なのではないかと僕は思う。極端な言い方かもしれないけれど、うちの子どもが、今夜のごはんで食べたものについて(たとえば年に一度のあの鰻を)、「これ、ダメだよ、だけどうちのお父さん、お母さんには責任ないよ、国の責任だよ」って言ったら、「そうだよね、ありがとう」って言える?



<本日の野菜セット>例
小さい人参、じゃが芋(メイクイン、デジマ、男爵などから。一部、コロコロ芋も)、葱。
今日は台風の直後で果菜類が品薄のため、少しずつ割り振ってセット入り。茄子、ピーマン、とうがらし類、胡瓜、トマト類のうち1~2種類。葉ものも同様で、冒頭のつるむらさき、モロヘイヤ、空芯菜、バジルから2~3種類。
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台風一過、大過なく。

2011年07月20日 | 農と暮らしの日記
台風6号は去り、オクラが少し曲がった。
写真ではわかりにくいかもしれないけれど、茎が根元から傾き、だけれど今日はもうその傾きとは関係なく、葉が地面に水平に広がっている。オクラは倒れてもそこからまた上へ上へと育っていくと言われる。その通りだ。だから、倒れても茎を垂直に起こしたりしないほうがいい。起こせば水平感覚が狂って、逆に変な方向に伸びて行きそう。

当のオクラは平気の平左。
え? 曲がってました? 別に風で倒れたわけじゃありませんわ、最初からこうですけど何か? 傾いてるとしても好きで傾いてるのですからお気遣いなく、というような、あの程度の風で傾いてしまったということを認めたくないような素早さで、葉を水平に広げている。



水曜、セット出荷のない曜日。
台風6号は今日未明、徳島にちょこんと表敬訪問したあとまた海に出て、紀伊半島をかすめて東進しているようだ。
おそるべし四国山地、だったようで、当地には豪雨というほどの雨もなし、暴風というほどの風もなし。畑への影響もだから、上記のオクラの「え?」という程度のもので済んだ。雨はまずまず降ってくれて、期待される選択肢のうちでベストに近い。

朝:6時半の時点で警報が出ていたら小学校は休校、という段取りだった。
そして、ラジオとネットと首っぴきだったのだけれどついに6時半前には大雨警報が解除されず、真は夏休みを先食いして暇な一日。中学校は警報解除まで自宅待機、8時台に連絡網があって9時半登校、終業式。


午前:机しごとあれこれ。
午後:真と自転車で市街へ。土曜日には渚と自転車で出かけたルートと少し違う道を通って、西条市立図書館へ。
うちからはほとんどまっすぐ一本道、途中、三叉路で行き止まりになるところを右へ行くか左へ行くか悩んで選んで、約15分で到着。
何冊か選んで貸出手続きまでさせ、僕も2冊ほど新たに借りてから帰宅。

15時頃、帰宅してすぐにまた雨が降り始める。
夕方、僕は明朝出荷ぶんの一部収穫と圃場の見回りを兼ねて出かけ、渚と薫はそれぞれ17時台に帰って来て、早めの晩ごはん。



魁皇は数々の記録を残して引退。
揺れに揺れる大相撲の「古き良きかたち」を支えた大関なきあと、誰が何をしていくのか。
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台風6号、高知沿岸を東進。

2011年07月19日 | 農と暮らしの日記
先週の水曜に播いた大豆が発芽し始めた。
鳥よけに寒冷紗を掛けてあったのが、台風接近による強風で写真のようにところどころめくれてしまっているけれど、いまのところ鳥害はなさそう。昨年は梅雨明け前の大雨で浸水して発芽を心配したけれど無事に発芽が揃った。発芽前に水分が多いと腐ると言われる大豆だが、さほど弱くもないのかもしれない。



火曜、予報では今日と明日が台風6号の影響で終日「雨」の予報。
朝方は高知の足摺岬沖数十キロを北上、午後は上陸一歩手前で東に進路を変えつつも、なお時速15~20kmとゆっくり進んでいるようだ。台風情報で見れば当地も暴風域に入っているようなのだけれど、19日夜20時半までのところ、土砂降りというほどの雨ではなく、しとしとと降り続く程度で、風もそれほどは強くない。

朝:警報が出て、小中学校は休み(自宅待機?)。夏休み直前に子どもたちはごろごろ。
7時過ぎに市街に出て保育園納品、ついでに用事少しして8時過ぎ帰宅。

午前:昨日のうちに前倒しで荷作りを進めていた野菜セットの仕上げをして、8時半に新居浜方面に出発。
10時半頃に配達終了、そこから西条市街に出て、買い物、図書館(子どもたちが家で暇そうなので2~3冊ずつ借りて帰る)、最後に飯岡まで戻っていつものお店で散髪。13時前に戻って昼ごはん。

午後:14時頃から、贅沢な読書タイム。
夕方、9月にあるイベントの準備で電話などなど。17時頃から圃場を見回り、冒頭の大豆の畑の寒冷紗を直したり、果菜類の風による影響を確認したり、青年農業者と飯盛会のさつま芋圃場も見回り(はがれかけているマルチを直したり)。18時に帰宅、19時頃から晩ごはん。
外は引き続き、やや強い風、そして21時現在、雨は降っていない。



明日は朝6時半の時点で波浪警報以外の警報が出ていたら小学校は休校だそうだ。
そして翌21日が全校登校日になり、終業式が行われるとのこと。



W杯で初優勝した女子サッカーなでしこジャパンが凱旋帰国
ドイツに出発する直前の合宿が、隣市で今日も配達で近くを通った新居浜グリーンフィールドだったこともあって、ちょっとは気になっていたW杯だったけれど、うちにテレビはないし、ラジオ中継もやってないし、あれよあれよと言う間に(言いませんが)頂点に立っていた。昨日朝のPKはネットで1人ずつの速報をチェックしてしまったが、文字だけで「日本勝利!」といきなり表れたのを読んでも、なんだか間が抜けている。せめて携帯くらいテレビの見られるのにしたい、気もする。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、じゃが芋(デジマと、男爵コロコロなど)、葱、胡瓜、茄子、トマト類(ミニまたは中玉)、空芯菜。
他にセットによって、ピーマン、モロヘイヤ、バジル、などから。
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台風接近、希望と不安。

2011年07月18日 | 農と暮らしの日記
写真手前は、先日来、何度も登場する里芋。
とにかくいまの時期にこの状態というのはかなり心配だ。生育が遅すぎる。追肥をして除草をして畝間に水も流して、昨日今日辺りは少し葉の色が濃くなってきた気がする。

そこへ台風6号が接近している。
まとまった量の雨が降るのはまず間違いなく、となればこの里芋の生育にもプラスに働くはず。一週間後、畝間を歩いて葉に触ってしまうくらいになっていればひと安心、だけれど、相変わらずスカスカしていたら、かなりの覚悟をしなければならない。

同じように台風の雨を期待しているのは、里芋の奥の人参。
昨日種を播いて白い寒冷紗を掛けてある。秋冬どりの人参は7月、8月、9月とずらして播いているのだけれど、この2~3年は7月播きの時期に雨が極端に少なく、8月の気温も高いからなかなかうまくいかない。それでも、はなから8月スタートでは出荷が遅くなるから、いちかばちかの心持ちで7月にも播かなければならない。そこへ台風接近の予報があり、昨日書いたように2列を播いた。雨は水曜まで降り続く予報だから、それならそのあといくら晴れたとしても水やりは2日もやれば芽が出てくるはず。ただし、あまりに雨が激しいようだと、土が固く締まってしまい、その後の除草や間引きがうまくいかなくなる。あくまでも「適量」の雨が望まれる。

さらにその奥、支柱を這い上がるのは収穫中の胡瓜。
写真の部分は「四葉(スーヨー)」という品種で、イボイボが特徴。細めでとって「モロきゅう」なんかがおいしそうだ。胡瓜のように支柱で育てる野菜は、まさに台風が大敵で、悪くすれば収穫開始後いくばくもなく終了ということにもなりかねない。なんとか雨だけで済んでくれればよいのだけれど。

というように、台風接近といっても、希望と不安が入り混じる。
どちらかというと来ないでほしいというのが本音で、だけれど雨だけで済むのなら、今後の真夏の乾燥を考えれば、「もらえるものはもらっておこう」という感じで、ある程度の大雨は「希望」の部類に入る。



月曜、「世の中3連休」の最終日、子どもたちも学校は休み、バレーも休み。
朝:ゆっくり起きて、7時頃からごはん。
午前:収穫2時間半ほど。台風接近が予測されるので、今日と明日の2日分をまとめて収穫してくる。
戻ってまずは本日出荷分の荷作り。

午後:昼ごはんのあと、市内に配達。
宅配便で出すセットは薫が荷作りも済ませる。僕は帰宅して15時頃から明日出荷のセットの荷作り。19時前にひと区切り、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、じゃが芋、同・コロコロ芋、葱、茄子、胡瓜、トマト類(ミニまたは中玉)、空芯菜。
他にセットによって、バジル、モロヘイヤ、ピーマン、などから。
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援農で人参播種、田の草とり。

2011年07月17日 | 農と暮らしの日記
昨年までの田んぼから場所を移し、面積も半分にした稲作用の田んぼ。
田植えからちょうどひと月たち、満を持して最初の草とりをした。写真はその後の様子だけれど、草とり前もさほど変わらない。やはり、新しい田んぼでは無農薬でも草が出にくいことが確認された気がする。前年まで除草剤を使っていた田んぼなので。

草は100%が、たぶんオモダカ。
水面に出たか出ないかくらいのがかなり出てきていて、とにかくそれを取るというよりは、稲の株まわり、田んぼの表面すべてを手でぐしゃぐしゃとかきまぜて、たまたま草がひっかかったらぐるぐる巻きにして田んぼの泥の中に埋め込む、という感じで。オモダカは水生雑草だから、これだとまた出てきそうだけれど、とにかくは目先の対策ということで。

実は、田んぼの草とりに着手したのは「援農」があったから。
伊予市から初来訪のOさん、農家の後継者だけれど現在はお父さんが元気にされており、自分の代には有機農業または自然農でと考えているそうで、そのヒントにと藤田家族の圃場を見に来てくださった次第。しかしこちらは、見学だろうと何だろうとこの季節、情け容赦なく「援農」に区分け、バリバリ働いていただいた。有機農業の一つの現実を知っていただくため、です。親切な僕。



日曜、予報通り晴れ時々曇り。「ところにより雨」はなし。
朝:6時過ぎからごはん、真は今日も試合、渚は午後から部活動。
午前:野菜セットの収穫1つぶん。月曜が祝日で関東方面に午前着できる便が休みになるため前日出荷。「ハッピー・マンデー」、いつものこと。
9時前にOさん来訪、すぐに畑へ。
まずはさつま芋の除草を1列。遅れて植えた紫芋の草を鎌で刈って、刈った草は隣のピーマンの畝にばらばらと降り落としておく。

11時頃から、この夏最初の人参の種播き。
火曜日頃に台風が接近する予報なので、その雨を生かし、水やりなしで発芽させようというねらい。作業は僕がほとんどして、Oさんには見学していただいた。約40m×4条×2列(畝)=のべ320mぶん、トラクタで耕耘、管理機で畝立て、播種機で播く。最後に寒冷紗を掛ける作業は一緒にお願いして、13時前に終了、帰宅して薫も一緒に昼ごはん。

午後:冒頭の田んぼの草とりを3人で。
田車を使ってみたけれど、ちょっと草が大きくなりすぎているので効果が限られる、ということで全員で手除草。ひとり5~6列を受け持って、とにかく株まわりをぐしゃぐしゃとかき混ぜる。手に草がひっかかったら丸めて埋める。約2時間半で終了。やはり人数がいると速い。Oさん、とても助かりました、またぜひお願いします。呼び出しメールします。



今日も列島各地では猛暑だったというニュース。
だけれどやはり、当地は気温ほどの暑さを感じない。山に雲がかかっている時間帯が多く、真上は青空でも太陽が雲に隠れる時間帯がかなりあり、風もあって、一日を通してみれば、まあ夏だからこんなものかな、という程度の暑さ。梅雨明けが早かったから心配していたけれど、しばらくこんな感じならとても助かる。



「超大型で非常に強い」という台風6号は火曜日頃、四国に最接近のようだ。
予想進路図を見ると、四国と九州の間の豊後(ぶんご)水道を北上しつつ東に進路を変え、そのまま瀬戸内海を大阪方面へと進む絵が描いてある。これだとまさに「直撃」だけれど、さてさてどうなるか。月曜、火曜の野菜セットは半日ずつ前倒しで準備する予定。
みなさまもお気をつけください。
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