38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

食い倒れの大阪へ。

2006年12月31日 | 農と暮らしの日記
朝6時30分。
年賀状書きで徹夜し、そのままJR伊予西条駅前から高速バスに乗る。神戸三宮経由、大阪梅田行き。4,500円、所要約5時間。初めて利用する便である。

徳島の吉野川沿いを通り、鳴門から淡路島へ。
明石海峡大橋を渡ると、神戸、大阪はすぐである。徹夜明けなので眠くてたまらないのだけれど、座席が出入り口ドアのすぐ後ろ(乗用車なら助手席の位置)なので眺めが抜群。もったいなくて寝られない。なんという貧乏症であろう。

梅田には20分ほど早く到着。
ここから地下鉄に乗り、なんばで乗り換え(写真)。薫の実家は南海沿線にあり、最寄り駅まで急行と各駅停車を乗り継いで約30分。駅には薫、渚、真が迎えに来てくれていて、家まで4人で歩く。



昼ごはんはカレー。
さすが大阪、肉は牛スジで、これが「なにわ食い倒れ正月」の始まりである。「有機野菜と玄米こそ健康な食生活の基本」というようなことはしばし忘れなければならず、それが苦痛な人には勤まらない苦行。僕にとっては苦行というわけではないが、笑いが止まらないとまで白状してしまうのも後ろめたく、それが心苦しいという点では苦行といえば苦行であるような……もう誰もまじめに読んでなさそうなのでおしまい。ちなみに、おかわりは大盛り1回だけでやめておいた(が、真がちょっと残して寝ちゃったので、それはやむをえず引き受けてニンマリ)。



午後、仮眠をしたいところだが年賀状書きが続く。
そして間もなく夕飯で、さらに食い倒れていくのであった。食後は大晦日恒例、紅白歌合戦、そして今年はなんといっても秋川雅史くん初出場である。が、問題は出番が思いっきり遅いこと。初出場なのに11時過ぎてからの登場、徳永英明、和田アキコと同格なので、眠くてたまらない。しかも自分だけならまだしも、薫にも渚にも、薫の親にまで暗黙裡に観戦?を無理強いするのだから、困ったものである。

が、それだけの甲斐はあった。
地味だけど、よかったです。個人的には歌の前のキムタクの朗読と歌唱中のイメージ映像はいったいなんでそんな演出になったのか理解不能だったが、まあ歌は歌を聴けばよいので、それはそれで満足。大晦日に大きな力をもらった。



ゆく年くる年を待たず、就寝。
除夜の鐘を聞く間もなく深い眠りにつく。
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仕事納め、大掃除。

2006年12月30日 | 農と暮らしの日記
朝いちばんでスーパーに出荷。
午前中に電話で野菜の注文あり。市内なので取りに来てくださるということで、ありがたく収穫・荷造りし、お渡しする。

午後は片付けあれこれ。
といっても、これまで毎日の忙しさにかまけて片付けもままならないままにぐちゃぐちゃになっている家のまわりが半日で片付くわけもなく、とりあえず目に付くところだけちゃちゃっと片付けてお茶を濁す。

夕方、注連飾りの取り付け。
本来は、米も作っている農家なわけだから、こんなのは自前で用意しなければいけないのだが、その余裕もなく今日を迎えてしまったので、やむなくスーパーで購入、650円。まあ日頃野菜を取り扱っていただいているスーパーでの購入ということで、感謝の気持ちも込めて……ということで自分の中では折り合いを付ける。二階の和室の飾り棚には実家からもらってきた鏡餅を飾る(写真)。

日が暮れて、三度スーパーへ。
正月のあいだ出荷を休むため、その間に比較的鮮度が保てる人参とさつま芋を出荷しておく。スーパーは当然のように元旦から開いている。青果担当のみなさんをはじめ、店員の方々には本当にご苦労さまです。しかし、僕は休みます。

夜、年賀状を書けるだけ書く。
夜通し書く。タイムリミットは翌朝いちばんの高速バスの時間まで。さて、何枚書けるやら。
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寒波襲来、初雪。

2006年12月29日 | 農と暮らしの日記
昨夜からの雪が日中もちらつく一日。
寒波襲来で気温も下がり、庭の水桶にそのまま持ち上げられるくらいの氷が張った朝、畑のレタスも凍った。触ると葉がパリパリしている。レタス類は寒さに弱いというので、種屋さんにも「クリスマス頃にトンネルをかけて」と言われていた。

……のだけれど、なにせ時間がない。
昨年の研修先の師匠、神奈川の相原さんにレタスの生育状況を伝えて助言を求めたところ、「そこまで育ったやつだったら、かけといたほうがいいね」とのこと。「やらないで失敗するより、やって『無駄なことした』と思うほうがいい」。その通りである。「やります!」と元気よく答えた。

……のだけれど、やっぱり時間がない。
そこで、「全部じゃなくても一部でもかけておけばいい。比較もできるし」という相原さんの言葉に寄りかかって、ほんの一部だけトンネルをかけた。そこは生育がかなり進んでいるところ。で、結果はトンネルのは何事もなく、そして、かけなかったところは写真のように凍った。

が、凍っても野菜は強い。
日中になって気温が高くなってくると、少なくとも見かけは元通りになっていた。ダメージを受けているのか、今後どうなるか、要観察である。



今日も朝いちで保育園、スーパーとまわる。
畑や屋根にうっすらと積もった雪も道路にはほとんどなく、20年前、雪だらけの真冬の山形に合宿(宿は山寺)して免許を取った腕前は発揮されることなく、ひと安心。保育園は今年最後の納品。そのついでに、昨夜つくった野菜セットを宅急便のセンターに持ち込む。宅急便屋さんもいつになく忙しそうだ。

午前中、大阪の薫の実家に送る野菜の仕上げ。
近くに住む親戚たちのところでもうちの野菜を食べてもらっていて、毎回3家族ぶん相乗りで大きな箱に詰め込んでいるのだが、今回は実家に薫ら3人がすでに帰省中だし、僕も間もなく合流予定だし、さらには親戚が集まっての新年会も予定されていて、その「鍋」用の野菜も一緒に詰め込んで……ということで、巨大な「ひと箱」ができあがったけど、白菜や根菜類が詰まっているのでその重いこと。宅急便屋さん、ごめんなさい。

明日ぶんの収穫と荷造り。
人参、大根、白菜に絞って多めにこさえる。スーパー向けの人参、大根は洗って出しているので手間がかかる。人参の赤味は畑から抜いたときがいちばんで、それが乾くと色あせ、洗うと再び赤が際だつのだが、その赤は最初のとはまったく違う。洗うと確かにつやつやつるつると美しい姿になるけれど、畑で見た泥つきのときの輝きはもうない。その美しさを毎日見ていると、店頭に並ぶ「きれいな」人参がなんだかおもちゃのように見える。



夜、市内の実家にひとり帰る。
正月を薫の実家で過ごすことになるので、その前に1泊だけの帰省。思えばもう何年も、大晦日と元旦を西条で過ごしたことはない。結婚したら、まあそういうもんなのだろう。

寒さは明日も続く予報。
幸い天気はよさそうなので、あれこれを一気に片づける予定。片づかないと思うけど。
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出前で野菜こさえ?

2006年12月28日 | 農と暮らしの日記
軽トラの荷台である。
そんなところに「はかり」やらキャリーやら、何より野菜らしきもの(ほうれん草である)を載せて、しかもそこはどうやら駐車場なのに、何をしているのかというと、仕事をしているのである。

これが師走というものか。
なんて世の中のせいにしているが、とにかくバタバタ。きのうのジャズ喫茶が心地よすぎて仕事がはかどらなかったわけではなく、まあ詰め込み過ぎ。昼に市街地で生協への納品があり、そこで午後の別の納品も一緒に行ってしまおうと思ったのだけれど、その最後のほうれん草の調製・計量・荷造りが間に合わないまま生協の納品時刻が来てしまい、やむなく収穫したばかりのほうれん草と諸々の仕事道具を軽トラに乗せて出発、昼の納品は無事終わり、そこから家に戻っていたら時間がもったいないので、午後の納品先の駐車場の一隅(というより車寄せみたいな割といい場所)を占拠して作業中、というのが上の写真。(おかげでこの数分後には無事納品終了)。



今日も朝いちで、スーパー出荷と保育所の納品。
それに個人の野菜セットの宅配便を集配センターに持ち込み1件。その後、昼の生協納品分ほかの追加収穫と荷造り。上記のダブル納品のあと遅昼。午後は明日ぶんの諸々の収穫と荷造り。当然、夜なべつき。今日は昨夜のジャズに続いてJ-POP(とは当時は言わなかった、ニューミュージック)喫茶?にしようかと2枚ほどかけたけど、やっぱり日本語でがんがん歌うCDは続けて何枚も聴けない。急転換して、3枚目はバッハの無伴奏チェロにした。

宵の口から雪が舞い始める。
気温もどんどん下がり、屋内の土間でもかなり寒い。明朝の道路の状態が心配。そして、畑の野菜たちも。
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夜なべBGMは、ジャズ。

2006年12月27日 | 農と暮らしの日記
夜なべ仕事のBGMはジャズにした。
夕方、ヴァンガードに納品に行ったので聴きたくなったのと、今夜は風が強くなるというので、いつもの納屋前の外ではなくて、家のなかの土間で作業することにしたから。土間には簡単なオーディオを置いてあるので。いつもなら子どもたちが寝る時間なので、夜に大きな音を出すことはできないのだが、今日は僕ひとり。

晩ごはんのあとCDをかけながら明日出荷ぶんの荷物をこさえる。
7時台はとりあえず景気づけに、カウント・ベイシーのビッグバンドで『MONTREUX'77』。裸電球の土間がなんとなくジャズ喫茶の雰囲気になってきたので(僕がよく行ったのは下北沢の「マサコ」)、8時台はレッド・ガーランド『Soul Junction』でブルージィな空気を作る。

9時台、夜が深まり、ビル・エバンスのトリオで『Moon Beams』。
ジャズの色濃くなるにしたがい、ちょっと人恋しく、声が聴きたくなったので、アン・バートン『BLUE BURTON』をかける。なんだかすごくしんみりしてしまったが、夜なべはまだまだ続くので、あらためての景気づけに、ジャコ・パストリアス『the birthday concert』。

……とやりながらも仕事が終わらない。
もうCDを変えている暇もなく、フル回転で作業する。12時を過ぎてようやく明朝までに済ませておかなければならないぶんが終わり、とりあえずおしまいにする。



年の瀬は、やはり忙しいのであった。
こうなることを予想して、出荷の予定をギシギシには入れないでおいたのだが、やはりここへ来てありがたい駆け込み注文や「追加」などもあり、しかも、単に量が多いだけでなく、これにはこれこれを入れなければ、それにはそれそれはそれぐらいは必要、あれはあれがまだ未定だったけどどうするんだろう?というようなことを考えながらの作業なので、息つく暇もない。



さらに、明日からは寒波が来るらしい。
雪は降らないことになったようだが、明け方は氷点下が予想される。野菜はどんな感じになるのだろう。未知の世界だ。まあ、どのみち十分な備えをする時間はないので、なるようにしかならない。

それにしても、やっと冬が来た感じ。
野菜にとってはプラスのほうが大きいだろう。僕のからだにとっては、どうかな。いまのところ快調。年内もってほしい。
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冷たい雨、冬の色濃く。

2006年12月26日 | 農と暮らしの日記
この冬初めての雪だるま。
といっても、藤田家族の食卓に。今日の朝食にスイートポテトだるま、でした。ひとり(?)はなぜか後ろ向き。薫は人参のまびいたので帽子を載せようとして、「なんか、『かさじぞう』みたいやから、やめた」そうだ。僕なら、まびいたかぶを半分に切って載せたかったが。



朝食後、薫と渚・真の3人は大阪に帰っていった。
僕もあと何日か働いてから追いかける予定。

今日もスーパーと保育園、生協の出荷。
生協の出荷で街に出たついでに、お借りしている家の大家さんに暮れの挨拶。人参を少し持っていったら、「きれいにできたのぉ」。きれいなかたちにできたのを選んだのだ。けれど、味はゴツゴツのやつのほうがいいような気がしている。だから、味のいいのを持っていく、というのが本来かもしれない。でも、「これは味がいいです」と言えるだけの自信があるわけではなく、結局、「かたち」で選んでしまう。そんな段階です、まだ。



朝から雨。
早々に明日ぶんの収穫、調製、荷造り。午後からは本格的に降る。あすはあがって晴れ間ものぞき、しかし、あさって木曜には雪の予報が出ている。年の瀬の慌ただしさに天気の波も加わり、今週はかなりばたばたしそう。落ち着いて、ひとつひとつを片付けていくよう心がけたい。
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サンタ来て、冬休み。

2006年12月25日 | 農と暮らしの日記
クリスマス・ケーキ。見ればわかるが。
薫がつくった。まああの忙しいなかで、どうしてこんなのができるのか不思議ってなもんだが、渚も手伝ったそうだ(よけい不思議)。昨日のイブ、食後のデザートで食べて、その残りが今日の三時のおやつ。苺が築山さんのじゃないのが、とても残念。きのうの午後、スーパー「フジ」に買いにいったけど、すでに売り切れ(当然か)。築山さんの苺が食べたかった、というのもあるけど、「5個入り」っていうのもよかった。かえすがえすも残念。でもまあ、この苺もおいしかったです。



サンタは無事に来てくれたようだ。
去年は神奈川だったので、引っ越し先がわかるか不安だったけど、夜中に来てたようだから、いったん前の家に行ってから慌てて飛んできたのでもなかろう。さすがぬかりはない。



渚も真も今朝は早起き。
階下でにぎやかな声が聞こえるので、つられて僕もちょっと早起き。朝いちのスーパー&保育園の出荷・納品も少し早めに行くことができて、午前中の収穫・出荷作業も順調に進行。早昼のあと生協の納品に出て、あれこれの買い物もして戻り、日没まで明日ぶんの一部を収穫。……とバタバタしているうちに、NHK-FMの特番「秋吉敏子音楽生活60周年」を聴くのをすっかり忘れていた。火水木とまだ続くようなので、明日からは聞き逃さないようにしなければ。



今日も夜なべで調製と荷造り。
それにしても暖冬なので助かる。去年みたいじゃなくてよかった。でも野菜にとってはどうかわからない。やはり冬は寒くなければいけないのだろう。……などと思いながら久しぶりに去年のブログを見てみたら、今日はこんなことを書いていた。1年、早い、早すぎる。

明日は雨の予報。
そして、西条市の気象情報にこの冬初めて、雪のマークが今週木曜に出た。
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レタスのベーコン炒め

2006年12月25日 | 藤田家族の食卓から
レタスに火を通す料理の最もシンプルなもののひとつ。
この組み合わせを炒飯にしたのも、僕は好きです。(敏)
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クリスマス・イブ。

2006年12月24日 | 農と暮らしの日記
藤田家族も今宵はクリスマス・イブである。
僕と真はキリスト教系の幼稚園だし、薫もそんな学校に通っていた時代があるようだけど、ぜんぜんクリスチャンではない。それでもやっぱりクリスマスはクリスマス。畑は無農薬で無化学肥料でも、12月24日はクリスマス・イブなのである。



が、しかし、クリスマスでもやっぱり畑は無農薬で無化学肥料なのである。
今日もまた、草だらけの畑から虫食いだらけの野菜を収穫。ひどいのはチンゲン菜。なんとかいけるのは白菜。虫害のほとんどないのは萬葉(高菜)、レタス、サニーレタス、人参。大根は8月播きのはかなりやられたが、9月以降のは大丈夫。かぶは葉がかなり食われているけれど、かぶの部分はほぼ問題ない。ほうれん草は一般的に虫がつきにくいと言われるが、今年は虫が多いそうだ。うちは早く播いた作でちょっと目立つくらい。

朝いちのスーパー出荷にはサニーレタスを加えた。
まだ小さい(1株120~150gくらい)のだけれど、今日は「洋食系」の食卓が多いはずなので、棚にそんな「季節感」?を出すために、ちょっともったいないけど初出荷。キロ単価500円で計算して60~70円くらいの値段をつけたら、まあまあ売れた。けど、やっぱりもったいない。

午前中は田んぼの稲藁集めの続き。
家族4人総出でやったら、昼までに終了。まだ搬出はできてないけれど、暮れまでに一応片づいてひと安心だ。本当は注連縄も作りたかったのだが、去年研修先の相原農場で教わったはずの縄ない自体をもうすっかり忘れている。おまけに藁がほとんど濡れてしまっているので、断念。



晩ごはんは年に一度か二度の洋食?づくし。
渚と真のリクエストに応えたもので、鶏の唐揚げ、ソーセージ、コロッケ、トマトのスパゲティ。”有機菜園”の面目を保つためか、薫はサニーレタスと赤かぶを添えて、スープもかぶのポタージュにした。あと、さつま芋のホイル焼き(渚の希望)。大根のない晩ごはんは久しぶりだ(スーパーでも売れゆき鈍し)。

サンタが入りづらいといけないので、今日は外での夜なべ仕事はなし。
パソコンに向かってあれやこれやを片づけ、早めに休んで明日からの戌年最終週に備えたいところ(ブログ記入段階では未定)。

野菜は29日(金)発送まで承っています。
ばたばたしてますが、まだ出荷の余力はありますので、どしどしご注文ください。
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だんじりと、ジャズ。

2006年12月23日 | 農と暮らしの日記
なんだか、妙な一日だった。
写真は夕方、市内の西条神社(通称:御旅所)に集まった「だんじり」。年に一度の秋祭りに出る山車(だし、屋台)なのだが、近年は少し露出が増えていて、今日は天皇誕生日のお祝いということで、一部のだんじりによる奉祝運行だったようだ。

噂を聞きつけ、僕と渚、真が自転車で現地へ。
「クリスマスのチカチカ(イルミネーションのこと)を見に行こう」といって誘い出し、驚かせてやろうと思ったのだけれど、渚はどうも気に入らなかったようす。「祭りじゃないのに、見てもつまらない」。って、僕の感想そのものじゃん。なんだか大人だな。

夜道を自転車を必死でこいで帰宅。
クリスマスの電飾はあまりなかった。西条に来る前に住んでいた三浦半島の葉山では、とくに派手なのがあるというわけではなかったけれど、多くの家々がそれぞれに冬の夜の彩りを演出していて、僕と子どもたちはよく自転車で見に行ったものだが。

お疲れ気味の晩ごはんの途中、外からにぎやかな音が聞こえる。
飯岡小学校前の田んぼにクリスマスの電飾があって、今日の昼間通りかかったら、そこに巨大なスピーカーとかが置かれていたので何かあるのかな?と思っていたが、どうやらそれらしい。

気になるので食後に僕ひとりで見に行ったら、びっくり。
仮設のステージができていて、焚き火を囲んだ観衆?が思ったより大勢いる。そこで演奏していたのは、ガンバッタン・ジャグ・クインテットだった。水曜には市街のジャズ・バー「ヴァンガード」でライブしたという話は聞いていたのだけれど、まさかこんなところで(家から徒歩2分の田んぼのなか)遭遇できるとは。(さっそくその様子がwebにアップされていて、二度びっくり)



今日は朝いちばんでスーパーとJA直売所(水都市)福武店に出荷。
野菜セットなどの注文が入っていないので、午前中、ようやく田んぼの稲藁の片付けに着手。しかし、昼までに終わらず。

午後、渚と一緒に畑へ。
ほうれん草の中耕・除草、葱の土寄せなど久しぶりに畑の手入れらしきことを少しやってから、渚にはスーパー出荷用の間引き人参の収穫を頼み、僕はサニーレタス、大根、ほうれん草などを少しずつとる。

夕方以降は上記の通り。
明日も晴れの予報。来週はまた出荷に追われる日々が想定されるので、年内にやっておくべき畑まわり、身のまわりのあれこれを……と思っているけど、そんなの一日でどうなるもんでもなし、かなり消化不良の日曜となりそう。
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西条の青年農業者。

2006年12月22日 | 農と暮らしの日記
午後、久しぶりに自分の仕事から離れる。
西条市内の青年農業者の集まりで、会員相互の圃場を見学してまわるという行事があり、それに参加。うちの畑はとても見学に値するような状況ではないので、今日は見るだけ、とても楽しい遠足気分である。

西条ではいろいろな農業が行われている。
今日見せていただいたのは養鶏2か所、いちご2か所、野菜1か所。野菜(上の写真)はうちの畑とはぜんぜん違って、ほうれん草も大きいし、どの野菜も黄色っぽくなっている葉っぱなんかはほとんどない。草ももちろん少ない。なんかこう「よし、どんどん収穫するぞ!」という気になるような畑である。うちの畑の場合は、「えーと、ちょっととらせてもらうよー、よさそうなのは、どこにあるかなー」という気分。

夕方、まだまだ見学は続くのだが、明日ぶんの収穫もあり、途中早退。
このあとは花卉や果樹で、自分には直接関係ないといえば関係ないのだけれど、こんな機会でないとなかなか見学できないところばかりなので、かなり残念。うしろ髪ひかれながら畑に戻り、ちぢみ菜、パクチョイ、人参、かぶなどをささっと収穫して帰る。



午前中はいつも通りの出荷・納品。
昼ごはんにレタスとベーコンの炒飯、晩ごはんはキャベツのおひたし、みぶ菜と豚の炊いたんなど、今日も野菜をたっぷり食べた。最近の「藤田家族の食卓」のようすをまたいくつかまとめてアップしました。目次にはまだ入ってません。



週末は好天が続く予報。
決まった出荷も少なめなので、畑の仕事をできる限り進める予定。
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レタスとベーコンの炒飯

2006年12月22日 | 藤田家族の食卓から
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みぶ菜と豚の炊いたん

2006年12月22日 | 藤田家族の食卓から
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キャベツのおひたし

2006年12月22日 | 藤田家族の食卓から
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大根の塩昆布漬け

2006年12月22日 | 藤田家族の食卓から

●作り方
①薄いいちょう切りにした大根と刻んだ大根葉に塩をまぶしてしばらくおく。
②水気を切って塩昆布と和える。胡麻はお好みで。
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