38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

結局、よく降った9月。

2007年09月30日 | 農と暮らしの日記
8月下旬に播いた人参。
これより前に播いた最初の人参が発芽前に草に「完敗」し、播き直したのはいいけれど雨がまったく降らず毎夕の水やりに降参しかけた4条×3列ぶん。なんとか芽が出揃い、ひと通りの除草が今日終わって、こんなようす。あれだけ「出ない、出ない」と心配していた芽が、いま見ると「出過ぎ」、というか正しくは「播き過ぎ」で密植気味。まびきも待ったなしだが、それよりこの後の作型の人参の除草が先だ。



日曜の朝、予報どおり未明から小雨。
今朝はちょっと忙しいので6時前、まだ暗いうちに収穫に出る。市街への出荷を急いで終えて7時半から地区の一斉清掃。いつも定刻に行くともう始まっている、というよりも終わりかけているので、今日は30分早く行ったら一番乗りだ。それでも、鎌で小さなお宮の下草を刈っているとすぐに近所の方々が集まり始め、やはり定刻にはもうその場所の掃除はほぼ終了。そこから用水の掃除に移り、9時前にすべて終わり帰宅。

野菜セットを荷造りして10時。
今日は「ゆうき生協」の援農日。あいにくの雨だが、雨なら雨で仕事はある。育苗用ハウス(夏は雨よけのトマトを少し栽培していた)の片づけを一緒にお願いし、さすが人数がいるとあっという間に終了。

雨のなか、畑のようすを少し見ていただいて昼食。
ふだんの出荷のやりとりやイベントで会うだけだとなかなか話もできない生協スタッフや会員さんとも、こんな機会があれば少しコミュニケーションが深まる。今日もいろいろいい話を聞いた。”援農”以上の収穫である。

午後、真と畑で人参の除草(上の写真)。
終わって大根の種を少し播く。たまたま畝のできているところがあったので、湿っているうちに……ということで。雨で日暮れが早く、6時前に畑しごとは終了。

<本日の野菜セット>例
茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、オクラ、地這い胡瓜、小松菜、大根まびき菜、人参まびき菜、在庫からじゃが芋(小芋)、さつま芋、里芋。
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いまはもう秋、なのか。

2007年09月29日 | 農と暮らしの日記
この秋初めての「いもたき」。
昨年も何度か楽しんだ秋の味。今年はとくに里芋の調子がいいので、いもたきが楽しみだったのだが、ようやく今夜、仲秋も過ぎての土曜の夜に実現した。青いのは小松菜。もう少し秋が深まると、藤田家族の大根、人参も入ったにぎやかな鍋になっていく。



土曜の今朝も6時収穫開始。
予報どおり小雨が降っているが、野菜セットがないので出荷作業はさっさと済み、スーパーへ。今日は渚が同乗している。というのは、小学校の宿題で、「産地しらべ」なのだそうだ。ここは”業者”の特権で、開店前の店内を一緒に歩いて調査完了。

学習のねらいは、どんなことなのだろう。
私たちの食べものはいろんなところから運ばれてきています、みたいな要素もあるのだろうから、それも踏まえて、野菜・果物、肉、魚の売り場を見て回る。あまり「外国産がずらり」というのを強調するのも偏っていていけないと思いつつ歩くが、実際、外国産は目立つ。アメリカ産のブロッコリィ、台湾産のメバチマグロ、デンマーク産のボイル海老……。せっかく「愛媛産アスパラガス」を見つけたと思ったら、その隣のホワイトアスパラは「タイ産」だったり。「きのこサラダ」のラベルには群馬、長野、北海道、カリフォルニア、韓国が大集合していた。買わなかったけど旨そうだったのは、「宮城・三重産さば1本198円」と「新居浜産天然真鯛」(小鯛)。



戻って、納屋や作業場の片付け。
始めれば30分ほどなのだけれど、雨の降るこんな日でもないとなかなか取りかかれない。昼まで机しごと。

午後、雨があがったので畑に出る。
最後に残っていたトマトの支柱その他の片付け。誘引ひもを解き、支柱を抜き、畝の草を抜く。約3時間、イヤホンで携帯ラジオを聞きながらの作業で日没終了。明朝少し忙しいので、目を凝らしてピーマンとオクラを収穫して帰る。

明日で9月も終わり。
今日は雨模様で肌寒いくらいだったが、来週はまた晴れて「真夏日」に戻るそうだ。10月に真夏日。最低気温20℃、最高気温30℃。風邪をひくのに最適な初秋である。
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玉葱苗も、いまのところ……。

2007年09月28日 | 農と暮らしの日記
最初に播いた玉葱の芽が出揃った。
春先に収穫する予定の極早生の品種で、このまま11月まで育苗し、「塗り箸くらいになったら」(とよく言われる)、別の畑に植え替える。去年は育苗段階の除草に失敗して十分な苗を確保できなかったので、今年はとにかく毎朝すぐ横を通るところに育苗床を設けた。いまのところ草より先行しており、いい感じ(…だが、これがなぜ、どうして、いつ逆転するのか不思議)。

写真右手は空芯菜。
9月後半の雨続きで、にわかに勢いを取り戻した感がある。湿地を好むと言われるのが実感できる”喜びよう”だ。……が、いまごろ勢いを取り戻しても、小松菜や大根まびき菜など秋の葉ものができ始めており、完全にバッティング。みなさま、まだまだ日中は暑いですから空芯菜をいましばらくよろしくお願いします。



金曜日、今朝も6時収穫開始。
出荷から戻り、風が強いので畑を見に行くと、案の定、畝にかけてある寒冷紗が飛んでいる箇所があり、急いで直す。この時期に台風が来たりすると、この秋向け野菜の防虫用寒冷紗がなかなかやっかいなのだが、今年はこれくらいの風で驚くくらいで本当にありがたい。

午後、トラクタであちこちの耕耘。
10月上旬に播いたり植えたりするための準備で、月曜の雨で湿った畑がようやく乾いた感じなので一気に走り回る。普通なら3日ほどで乾く畑も、9月半ばの大雨続きで地中に含んだ水分が抜けず、今日もギリギリの感じ。

夕方、週末から来週用のさつま芋の収穫。
本当は収穫してからしばらく置いておくほうがおいしいそうで、できればそうしたいのだけれど、作業が間に合っていない。でもこの掘りたての紅東(べにあずま)、甘さが控えめで、ちょっと栗のような触感(ねとねとしてない)が、僕は個人的には好き。というか、さつま芋は実はかなり苦手なのだ。これくらいなら、なんとかいける。

今夜遅くか明日朝には雨の可能性もあるとの予報。
それを見越してのトラクタ作業だったが、ネットで雲の動きをみると、どうもあやしい。できればここでは降らなくていい。もう少し晴れが続いて、あれこれの種播きが済んだところ、来週半ばくらいに降ってくれると最高だが。

<本日の野菜セット>例
茄子、ピーマン&カラーピーマン、オクラ、地這い胡瓜、ゴーヤ、空芯菜、小松菜、大根まびき菜。在庫から、さつま芋、里芋、にんにくなど。
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ラジオの横で、人参除草。

2007年09月27日 | 農と暮らしの日記
夏から秋へ移ろいゆく収穫カゴ。
茄子、ピーマンがまだまだとれる一方で、小松菜、大根まびき菜も野菜セットには入っていく。空芯菜、つるむらさきなど夏の葉ものも健在だけれど、秋の葉ものが入ると、やはりなんとなくほっとする。



木曜の今朝も6時から収穫開始。
野菜セットの数が多いことや、職場”おき売り”もあって、午前中いっぱい出荷に費やす。

早めの昼食のあと、午後いっぱい人参の除草。
このタイミングでやらなければならない作業とはいえ、今日は携帯ラジオではなく、小さなラジカセ(アイワ製)と共に移動しながらの、のんびりした作業(手は猛烈に動いてますが)は、なんとなくうしろめたい。自分の好きな作業だからだろう。それほど、人参の除草は一日中やっていても苦にならない。

<本日の野菜セット>例
在庫からメイクインの小芋、さつま芋、里芋。今朝の収穫から、茄子、地這い胡瓜、ピーマン&カラーピーマン、つるむらさき、空芯菜、小松菜、大根まびき菜など。
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一日じゅう、草とり。

2007年09月26日 | 農と暮らしの日記
最後に播いた人参の芽が出揃っている。
少し厚く播きすぎたが、この畑は土が固くなりにくく、まびきもわりと楽なのであまり心配していない。これより先に播いたぶんに比べて草の出も遅い。



今朝も6時に収穫開始。
水曜で個人の野菜セットがないので、午前中いっぱい、しっかり畑に出る。地這い胡瓜の蔓を這わせていた寒冷紗が草で持ち上げられるほどになっていたのを、ようやく処理。

あわせてその畑の周辺の畦の草を刈る。
本来ならもう1週間は早く刈らなければいけなかった。というのも、ちょうどいま曼珠沙華(彼岸花)が咲き始めているから。例年より遅い気がするが、とにかく、これをいま刈ってしまったら来年につながらないのでは……というわけで、刈り払い機の先の円盤をなるべく花にあてないように作業する(……と、草が残ります)。

午後、引き続き刈り払い。
そのあと地這いトマトの片付け。去年よりはよくできたが、まだまだ管理が行き届かず不揃いになり、とくに後半はほとんどを料理店に大量に買い取っていただいた。それでも手応えはあったので、来年もがんばってみるつもり。

夕方、ほうれん草、人参の除草。
秋分を過ぎ、さすがに日の短さが実感できるようになってきた。畑での作業も6時半くらいが潮時である。

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雨雲去り、仲秋。

2007年09月25日 | 農と暮らしの日記
茄子がなんとかまだ続いている。
ここの茄子は真夏もだらだらと実が成って、なんとなく秋茄子のための切り戻しをする機会を逸したまま、秋を迎えてしまった。それでいまごろ、少し疲れ気味になっているようすで、だからといっていま切り戻しをしたらたぶん、もう復活しないのではないか……ということで、相変わらず”だらだら”とっている。

この畑はいかにも田んぼという感じ。
一度降ると1週間たってもぐちゃぐちゃなのだが、その保水性が茄子にはちょうどいいのかもしれない。極端な乾燥続き、極端な大雨にも、マイペースを失わない。



今朝は6時から収穫。
いつからか、5時台に家を出ることはなくなった。前日のうちに用意できる芋類が在庫にあることも一因だろう。朝の出荷に少し余裕がある。

昨日の雨が朝もまだ続いている。
降りっぱなしではないし、昨日のような土砂降りでもないけれど。出荷のあと、午前中は机しごと。

午後、雨がやんだが畑には出ず育苗の作業。
レタス類ほかいくつかの種を播く。夕方、畑に出てほうれん草の除草、在庫補充用のさつま芋の収穫。

暦は仲秋だが、満月はあさってだということなので月見はせず寝る。

<本日の野菜セット>例
在庫から、メイクインの小芋、里芋、さつま芋。今朝の収穫から、茄子、長茄子、ピーマン、万願寺とうがらし(辛いの混在の可能性あり!)、オクラ、ゴーヤ、地這い胡瓜、大根まびき菜、小松菜。
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9月、降れば土砂降り。

2007年09月24日 | 農と暮らしの日記
野菜セットに入り始めた小松菜。
8月末に大根と同時に播き、寒冷紗をかけていたのも役に立ったか、目立った虫食いはなく、大きいものから順次収穫し始めた。とはいえ、”端境”対策で播いたものなので作付け量は少なく、たぶん今週の野菜セットだけで終わってしまう予定。別の畑に時期をずらして播いてあるのがうまく育ってくれば、このまま春まで途切れることなく出荷できるのだけれど、そうはうまくいかない、気がする。



今朝は6時から収穫開始。
3連休の最終日だが、野菜セットの出荷もあり、畑しごとは昼前に少し。玉葱の種播き(育苗)。すでに早生の品種は播いてあり、今日は中晩生の保存用2品種を播き、これで来春どりの玉葱の種播きは終了。11月に苗をとって定植し、3月末から収穫が始まる、ことになっている。

昼食後、薫とキャベツの定植。
渚と真は友だちの家に遊びにいってくれたので、じゃんじゃん畑しごとをする段取り。……だが、途中、小雨が降り始め、植え付けが終わってしばらくは隣の畑で人参やほうれん草の草を取り始めたものの、雷の音が少しずつ近づいてきたので撤収。家までの数分の間に、もうフロントガラスを叩く大雨になってきた。

結局、夕方まで土砂降り。
あがってしばらくしてまた激しく降り、夜にはあがったけれど、またまたかなりまとまった雨になった。トラクタはこれで2~3日無理。乾いた8月から一転、9月はやはり雨の季節。だけれど、降り方がおかしい。晴れが続いたあと、降れば土砂降り。九月の雨って、もっと情感あふれる……ような印象だが、これではアジア・モンスーンだ(よく知らないが)。

夕方、安倍首相の病院からの会見。
ラジオで聞く声が痛々しい。推して知るべしの激務だから、誰だってこうなって当然のような気もするが、そう考えると歴代の総理はみな相当にタフだったのだろう。僕もがんばらねば(って、全然関係ない)。

3連休が終わったが、渚は明日も休み。
運動会の振り替えなので考えてみればそれでいいのだが、なんだか休みすぎの気もしないではない。あ、先生が休まないといけないのか。9月も終盤、休み休みがんばりましょう。
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秋分の日、まだ残暑。

2007年09月23日 | 農と暮らしの日記
小学校の運動会。
写真では「秋晴れ」のように見えるけれど、晴れているのは北の空で、南は四国山地にかかった厚い雲に覆われていて、それが幸いして陽射しが遮られて、かなり涼しい運動会になった、午前中は。

午後、雲が晴れて夏の空が戻る。
南向きの保護者テントに容赦なく日が注ぎ、じっとしているだけで汗が流れる。渚はかけっこで去年に続いて1位をとったが、所属する「白組」は全体的に苦戦を強いられた。負ける経験も経験。



朝は6時から収穫、出荷。
市街から戻って髭を剃り、小学校に駆けつけると、ちょうど渚の出る「表現」のプログラムが始まるところだった。それにしても楽しそうに踊っている。「楽しそうに踊る」なんてことは僕には考えられないことだ。たいしたものである。

去年は観戦の合間に畑しごとをしていた
今日もどうしたものかと考えていたが、昨夜かなり雨が降ってしまい、乾きかけた畑がまたしっかりと水を含んでしまったので、思い切って休みにする。夕方、テントの片付け。人数がいると早い。



きのう、おとといの日記をここにまとめ書きします。

9/21(金)
出荷のあと、午前中、赤玉葱の種播き(育苗)。午後、人参除草。

9/22(土)
おなじみ援農のSさんら朝から来てくれる。収穫、出荷準備を手伝ってもらったあと、午前と午後あわせて5時間ほど人参の草取りも一緒に。おかげで大いにはかどり、先が見えてきた。夕方、運動会のテント張り。

<最近の野菜セット>例
人参、メイクイン、里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、空芯菜、地這い胡瓜など。
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雨雲去り、9月も後半へ。

2007年09月20日 | 農と暮らしの日記
8月末に播いた大根のまびき菜。
これがこの秋冬の大根の一番手になる。以降、何度か播き、春まで出荷を続ける予定。この季節、夏野菜と秋冬野菜の端境で野菜セットが少し寂しくなるというときに、こうした「まびき菜」は貴重な存在である。ただ、今年はまだ茄子、ピーマンやつるむらさき、空芯菜などが元気だし、里芋、さつま芋も早めに取り始めているので、それほど”端境”感がなく、どちらかというと、「秋の訪れ」を告げる「おたより」的な意味でセットに入れている気がする。



9/18(火)
3連休の雨があがり、朝の出荷のあとは畑しごと。
午前中は草の管理だけさせていただいている畑で刈り払い機を振り回す。午後、人参の除草、今週出荷ぶんの里芋掘り。

9/19(水)
朝の出荷のあと、ほぼ終日、机しごと。
天気は悪くないのだが、家でしなければいけないことが急にたくさん押し寄せてきたので。夜も引き続きパソコンに向かう。

9/20(木)
朝の収穫は今日も6時前くらいから。
午前中、畑の草刈り。午後も別の畑の草刈り。まる一日、刈り払い機を振り回すとさすがに疲れる。夜、机仕事で日付が変わる。

<最近の野菜セット>例
人参、メイクイン、さつま芋、里芋、茄子、長茄子、ピーマン、オクラ、地這い胡瓜、ゴーヤ、空芯菜、つるむらさき、大根まびき菜。
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結局、3日連続の大雨。

2007年09月17日 | 農と暮らしの日記
午後の大雨で水に浸かった畑。
田んぼの用水路があふれるとここに流れ込んでしまう構造になっていて、ちょっと本当はこの排水路をなんとかしなければいけないのだが、手つかずのまま今回の大雨である。除草を始めた人参の畝が水没しかかっている。この大雨は九州の西を通った二つの台風が秋雨前線を刺激したというような仕組みらしい。



3連休3日目の月曜、「敬老の日」。
朝6時からスーパー、野菜セットの収穫と出荷。午前中、人参の除草をしかけたころから、やはり空模様がおかしかったが、結局、午後は昨日に続いての大雨になった。午後、机しごと。夜、JA青壮年部の地区の集まりで近所のレストランへ。「近所のレストラン」というのは1軒しかないが、初めて入った。いつもながら、「農」を語る人々は熱い。

<本日の野菜セット>例
人参、メイクイン・男爵、里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、地這い胡瓜、オクラ、つるむらさき、空芯菜、大根まびき菜など。
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雨の日曜、完休日。

2007年09月16日 | 農と暮らしの日記
20年に一度の伊勢神宮・式年遷宮に用いられる御料木を載せた「お木曳き車」。
これが当地、愛媛県西条市の伊曽乃神社やってきた。西条祭りで「伊勢音頭」(本家?のものとはかなり趣が異なる)が歌われることから交流があるとのことで、過去何度か当地の屋台も伊勢に出かけている。



3連休中日は朝からほぼ終日の大雨。
スーパーの出荷の後、午前中は市街地にある「嶢風庵(ぎょうふうあん)」を初めて訪れた。渚と真は実家にお泊まり中、外は大雨、野菜セットの出荷も少ない日曜日……ていう奇跡的なタイミングでもなければ来ることのないところ。旧西条藩の家老屋敷・庭園を茶室や展示室に利用しており、今日は陶器のセールもやっていた。

昼に実家に寄ってごはん。
雨は降り続いており、仕事は休みに決めた。そして、午後は冒頭の「お木曳き車」。雨の中およそ30分歩いて伊曽乃神社へ。だんじりも7~8台?出ていたが、とにかく大雨なので大変だ。小さな子供をベビーカーに乗せたり抱っこしたりした人たちも多い。本当に祭り好きな西条っこである。

<本日の野菜セット>
人参(6月播き)、メイクイン・男爵、さつま芋、茄子、ピーマン、オクラ、地這い胡瓜、つるむらさき、大根まびき菜。
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3連休は、雨模様?

2007年09月15日 | 農と暮らしの日記
今朝のスーパー「地産地消コーナー」。
茄子、ピーマン、オクラなど夏野菜が相変わらず並ぶ一方で、里芋やさつま芋といった”秋の顔”がその面積を増やしつつある。ただ、茄子とさつま芋が少し余り気味、ピーマンと里芋は好調と、単純に「夏か秋か」で売れ行きが決まらない難しさがある。

下段のじゃが芋は男爵、メイクイン、キタアカリのそれぞれ「小芋」。
普通なら使いにくくてとてもスーパーに並ぶようなものではないのかもしれないけれど、無農薬・無化学肥料だから皮ごと使える、という点(ただその一点)で買っていただける。「芋掘りの苦労」はすでに忘れ、「貴重な在庫」に感謝するのみ。



3連休初日、土曜の朝。
昨夜の雨は上がったが、日中も時折小雨が降る。朝の出荷は上記のスーパーのみで、その帰りに種屋さんで玉葱の種を少し買う。日中、人参の除草、小松菜のさくり(三角ホーで条間の草けずり&土寄せ)。小松菜はまだ虫除けに寒冷紗を被せてある。

渚と真は市街の実家にお泊まり。
連日水やりに明け暮れた一週間が終わり、どうやら雨模様の週末。
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怠け心に、情けの雨。

2007年09月14日 | 農と暮らしの日記
JR伊予西条駅前。
前に写真を載せたときにはあった「椰子の木」がない。最近、背の高いクレーンが駅前にあるのを見かけていたが、どうやらロータリ周辺の整備の一環で伐採されたようだ。横断幕はユニバーシアード柔道の宇高菜絵(西条北中出身)。



金曜の朝、6時前に収穫開始。
朝の市街地出荷のあと、午前中、野菜セットの出荷準備。午後、外は予報が外れて残暑の陽射しが厳しい。本来なら畑しごと日和だが、今日は机しごと。「雨が降ったらやろう」というのではいつまでたっても終わらないから。

夕方、水やりをどうしようか迷った。
予報では明日は少し降るそうだが、同じ予報が昨日も今日も外れている。「水やりをすると雨が降る」ことは前に書いたけれど、今日は開き直ってみた。「水やりしないと雨が降る」。とか言ってたら、渚が「それじゃ、ちょうどいいじゃん」。そうだ、こんな都合のいいことはない。

で、水やりしなかった。ら、どうだ。
晩ごはんのあと、机しごとをしていたら雨音。それも、わりとしっかりした粒の落ちているのがわかる。助かった……。僕の怠け心を見透かしつつ、「しょうがないなぁ、まあそろそろ降らないとなぁ」という感じだろう、とにかく恵みの雨。これでとりあえず、芽の出かかっている大根、小松菜、小蕪、水菜などの直播きの畝はひと晩しっかりと湿ってくれる。



台風が勢力を強めながら九州の西方沖へと進んでいる。
先週の関東方面への台風は当地にまったく影響なしだったが、今回はどうか。暦は3連休、世の中的には逸れてくれたほうがいい台風だろうが、少しくらい前線を刺激してくるとありがたい。
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播種続き、雨は降らず。

2007年09月13日 | 農と暮らしの日記
本日の野菜セットの例。
写真のセットは茄子やじゃが芋が多めに入っており、通常の「大セット」(1800円前後)より少し高め、2000円をちょっと超えている。中央がピーマン、その上が長茄子、茄子で以下時計まわりに、じゃが芋(メイクインとキタアカリの小芋)、里芋、さつま芋、人参B品、万願寺甘とうがらし、赤と緑のオクラ、つるむらさき、空芯菜、ゴーヤ。

一見、充実したセットに見えるかも。
でも実際は”端境”に苦しんでいる。夏の充実した時期のセットと比べると、トマト、胡瓜、枝豆などがなく、オクラやししとう類や葉もの(空芯菜、つるむらさき)も収量が少なくて振り分けるのに苦労する。いま豊富なのは茄子、ピーマンくらい。この時期を狙って播いたいんげんや地這い胡瓜はまだ調子が出ない。

ただ、今年は芋類が早い。
去年の経験から9~10月の端境期に芋類があるとかなり楽だという実感があったので、さつま芋も里芋も早めに収穫を始められるように段取りしていた。それがなんとかうまくいき、救われているというのが実際のところ。



また日記をためてしまったので、まとめ書き。
いずれも午前中は収穫と出荷中心。日の出がますます遅くなり、今週は収穫に出るのが5時半を過ぎている。

9/10(月)
午後、大根、水菜、玉葱の種を播く。玉葱は極早生の育苗。日没まで人参の除草。

9/11(火)
出荷のあと、昼まで人参除草。午後、レタスの種播き(育苗)。今週出荷用のさつま芋、里芋の収穫。日没前後に大根、人参の水やり。

9/12(水)
出荷のあと昼まで、トラクタ作業、里芋の調製(親芋から外したり根っこをとったり)。午後、白菜の直播き、ブロッコリ定植、玉葱の種播き(極早生・育苗)。日没前後に水やり。安部首相、辞意表明。何事も健康第一である。

9/13(木)
午後、大根の虫とり、人参除草のあと、播種直後のアブラナ科野菜に寒冷紗張り(虫よけ)。大根、白菜は支柱でトンネル型に、小松菜、小蕪などはとりあえずベタ掛け。日没前後に水やり。9月播きの人参はとくに水が必要なので用水から水を流し込み、畝全体を湿らせる。



毎日のように出る「ところにより雨」がまた外れつづける日々。
9月に入って雨が降り始めたと思ったら、すぐに青空の残暑が戻った。今週末は雨が続く予報だが、さてさて。台風の進路もやや遠いか。
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残暑と初秋、往きつ戻りつ。

2007年09月09日 | 農と暮らしの日記
葉山からコロッケが届いた。
神奈川・三浦半島の小さな町は藤田家族の先住地で、この葉山コロッケはうちの近所にあり、(ごくたま~にですが)食卓に載っていた。

先月、はるばる遊びに来てくれた元・ご近所さんからの宅急便。
ちょうどいい!ということで、薫がうちのさつま芋をボール型のコロッケにして、一緒にいただいた。懐かしの味、ごちそうさまでした。折しも昨日、おとといは彼の地の夏祭り。御神輿が浜から海に入ったり、隣の校区から子供たちのお囃子の屋台がやってきたりと、大にぎわいで夏を名残惜しむ。そうだ、夜は海岸まわりのバスが御神輿の”練り”のために全然動かなくなるんだ、思い出した。



日曜で野菜セットはなく、スーパーのみの出荷。
収穫ついでに、ようやく芽の出そろった人参の条間に三角ホーを滑らせて除草、中耕。昼までトラクタ、管理機と機械を動かし、小松菜、小蕪、芥子菜、ほうれん草を少しずつ播く。

昼食後、おそらく最後になる人参も播く。
里芋をまた少し掘り、家に戻ってひと休みしていたら大粒の雨。ということもあり、夕方、市街に出る。消化器病学会の市民講座というのがあり、何人かのお医者さんがリレーで講演するのだが、なぜかその合間に「だんじりを楽しむ」という西条祭り迫る!企画みたいなのがあり、それだけを聞いた。わざわざ聞きに行ったわけではなくちょっと用事があったのだったのだけれど、この講師、佐藤秀之先生はちょうどいま地元・飯岡小学校の教諭でもあり、僕が中学生くらいの頃、佐藤先生がまだそのとき学生だったかとにかく若いのに「伊曾乃祭礼楽車考」(だったかな)という本を著し、うちにも2~3冊あって隅から隅まで読んだものだが、どこかに行ってしまった。たぶん実家にはあるはず。

帰宅してまだ明るいので、大根を少し播く。
ついでに明朝ぶんのオクラを少しとる。いま野菜は基本的にすべて朝どりしているのだけれど、今日は野菜セットがなくて、だけどスーパーに何袋も出すほどの量がなさそうだったのでオクラはとらなかったので、夕方大きめのをとっておき、明朝また大きくなったのを追加でとっておくことにした次第。野菜セットがまた明日は少し多い日なので。



日暮れ近くなり、急いで戻って晩ごはんは冒頭のコロッケなど。
さきほどの「だんじり」講演を家族みんなに”伝達講習”する。聞いた話をすぐこうやって人に話すと、自分自身にしっかりとその内容が刻み込まれる。何かをちゃんと覚えておきたいとき、記憶に残したいときは人に話しておく。この数年、わりとそんなふうにしてる気がする。とにかく僕の記憶力はひどいので。

今日9月9日は重陽の節句。
先述の佐藤先生によると、旧暦の9月9日はかつて、祭りの太鼓を叩き始める日。伊曾乃神社の祭礼(現在は10月15~16日)は旧暦9月14~15日だったそうだ。ということはやはり、稲刈り後だったのだろうか。とすると豊作祈願ではなく、御礼の祭りということになる?



来週はもう9月も中旬。
ここからは数日の遅れが1週、2週の遅れにつながると言われ、うっかりすると寒さのリミットに間に合わなくなることになる。いつにも増して「早め、早め」の動きが求められる1週間になりそう。
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