38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さつま芋掘り、台風被害続く。

2019年10月29日 | 農と暮らしの日記
日曜に、さつま芋をまた少し掘った。
この日は2列掘って、左が金時、右が紅はるか。ちょうど品種の境目だったので。

金時はぶくぶくに太り、紅はるかはまだ細い。
金時はさきに隣の列を掘ってひと月ほどたっていたから、根をそちらにも伸ばして栄養分をたっぷり吸って太ったのかもしれない。

さつま芋は、あと8列。
11月中に、いまのところの目安では1週間に2列ずつ掘れば間に合うのだけど、週末はすべてイベントで予定が埋まり、一方で平日は出荷中心だから、雨天のことも考えると前倒し前倒しで掘っていかなければ。
がんばろ。

四国・瀬戸内、愛媛県西条市で、
晩秋に芋掘りに追われる(汗)暮らしはいかがですか?



26(土)、当地はほぼ曇り。
台風21号は関東の東海上を進み、千葉県を中心にまた大雨をもたらした。茂原市の洪水。千葉市緑区の土砂災害など各地で被害。
午前中に、飯盛会で文化祭の焼き芋にするさつま芋の芋掘り。計画どおりコンテナ8個分ほど。午後、それを水洗い。

27(日)、晴れ。
きょうは、冒頭に書いた自分の畑の芋掘り。
きのう掘った飯盛会の紅はるかと同じ日(6月)に蔓を挿した紅はるかは、うちのほうが太いものはより太く、細いものはより細かった。
飯盛会のは種屋さんで購入した蔓で、うちのはその種屋さんで4月に買って挿したものから伸びてきたのを摘んで挿した2次利用のもの。2次利用でこの時期にこれだけ芋がついていれば、4月の蔓の値段が少し高くてもオッケーかな。

28(月)、晴れのち曇り。夜遅くから雨。
午前中に出荷、午後は健全育成協議会のお手伝いで飯岡小学校の稲作学習(5年生)の脱穀。
稲木に架けてあったのを子どもたちが運んで、自走式の脱穀機で大人が脱穀。残った稲わらを子どもたちがまた運んで、1月の「とうど祭り」用に保護者の皆さんが積み上げて保管。
僕自身は事前の準備や事後の乾燥機の作業は全然行けてなくて、子どもたちが来ている間だけの手伝いで申し訳ないのですが。

29(火)、朝まで雨が続き、午前中は曇り、昼前から晴れ。
午前中に収穫、荷造り。午後の配達は薫に行ってもらい、こちらはこまごまあれこれの仕事を片付け。

<最近のフジグラン西条>
里芋(普通の、衣かつぎ向き小芋。おでん向き親芋)、さつま芋(普通の、お得な小芋)、ブロッコリィ。
※枝豆は好評のうちに終了、ありがとうございました。

<最近の野菜セットの例>
里芋・さつま芋・じゃが芋から1~2種、果菜類から2~3種(胡瓜、茄子、いんげん、ピーマンなど)、ブロッコリィ、キャベツ、リーフレタス。
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秋のブロッコリィ、五輪マラソン。

2019年10月25日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィが採れ始めた。
小さいけど。

夏播き秋どりの葉ものには、就農以来ずっと苦戦している。
5、6年目に目立ち始めたダイコンサルハムシがアブラナ科の野菜を猛烈に食害し、冬の野菜セットがぼろぼろな年が続いた。
それでしばらくアブラナ科を減らしてほうれん草やレタス類を増やすなどしてやりくりしたが、なかなか補いきれず。

そんななかで、アブラナ科でもキャベツ類はこの虫のお好みじゃないことを発見。
もちろん、蝶や蛾の幼虫、バッタなどにはやられるのだけど、ダイコンサルハムシほどではない。

というわけで、秋から初夏にかけての葉もの野菜に、キャベツを増量したのがこの数年。
そして、キャベツと基本的に同じ作り方、同じ季節で採れるブロッコリィも少しずつ拡大中。
といってもうちの売り方なので、1作400本とか500本とかなんですが。

余裕が出てきたら、野菜セットのほかに、フジグランにも並べたい。
けど、そんなにはないかな。

四国・瀬戸内、愛媛県西条市で、
秋のブロッコリィを楽しむ暮らしはいかがですか?



2020東京五輪のマラソンにIOC札幌案のニュースはなんとも複雑な気持ち。
真夏の東京でマラソンなんか絶対無理だろ~と思っていたので、本来は良かった良かったとなるところなのだけど、そういう気分にならないのはなぜだろう。
みんなが無理している。

チケット当たってキャンセル不可のホテルも予約したのにどうしてくれる、という投書あり。
そりゃ困るなあ、気の毒だなと思う一方で、「真夏の東京でマラソン」は、それを走る選手ほどではないにせよ、それを是とするすべての人がそれなりのリスクを負わなければ成り立たないもののように思う。
そんなにみんなで無理し合ってどうする。



秋まつりが終わって、静かな1週間。
20(日)は雨が上がり、ラグビーW杯で日本は南アフリカに敗れて大会を終える。
21(月)、あちこち中耕、草むしり。気温は下がってきたけど、草の勢いは衰えず。
22(火)、即位礼正殿儀で世の中は祝日。
火曜なので新居浜に配達に行ったら、市街地で思いがけず奉祝の太鼓台11台に遭遇。ちらっと見て、太鼓台の帰路に巻き込まれないうちに現場を離れる。
23(水)、雨予報を前に、大根、蕪、小松菜など播種、水菜など定植。
24(木)、台風20号から変わった低気圧の通過で朝から深夜まで断続的に雨。庭先で空豆をポットに播く。
25(金)、未明に強風。朝一番で出荷・配達し、特定健診受診。身長も体重も微減、血圧も下がった。1時間ほどで終わって収穫、荷造り。

<本日のフジグラン西条>
里芋(親芋、子芋)、さつま芋(金時)、枝豆(小袋、大袋)。

<最近の野菜セットの例>
じゃが芋・里芋・さつま芋から1~2種、果菜は胡瓜・茄子・ピーマン・オクラ・いんげんから2~3種、枝豆、ブロッコリィ、キャベツなど。
セットによってほかに、つるむらさき、空心菜などから。
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台風19号、秋まつり。

2019年10月19日 | 農と暮らしの日記
16日の夕刻、宮入りを前に加茂川土手に向かうだんじりの列。
伊曽乃神社の祭りは、就農以来、この約3時間だけ見に行くのが恒例になっている。

15時過ぎに森川屋の前に着くと神戸地区の屋台は通過後で、福武など大町校区が次々に四つ辻を曲がり、常心に向かっていく。
玉津橋での屋台の出入りの方法が変更されたそうで、それもあるのか進行が早い。

川入りは17:25頃から35分頃で、例年より長めに感じられた。
それでも提灯の火がぎりぎり美しく見えるくらいには日が暮れたから、昔の記憶のように西日を受けての川入りにとなれば、さらに30分ほど早くなる必要があるのだろう。それはかなり難しそうだ。



前回の10/09から、また随分と日がたってしまった。
台風19号がこれから接近するので警戒しなければということを書いているが、その後の中部・関東・東北地方の惨状は想像していなかったものだ。
この間の出来事を簡単に。

10/09(水)、ノーベル化学賞にリチウム電池を開発した旭化成の吉野彰さん。
10/12(土)、台風19号が静岡県に上陸、首都圏から茨城、福島を縦断して太平洋へ。
南北関東だけでなく、長野県や東北地方へと広範囲の洪水被害。
10/13(日)、ラグビーw杯で日本はスコットランドに勝ち、全勝で決勝Tへ。
10/15(火)、小学校の田んぼの稲木に鳥よけの網かけ。
10/16(水)、飯積祭礼の幟立てと神楽場づくり、夕刻に冒頭の伊曽乃祭礼ちょっと見に行く。英とEU、離脱条件合意。
10/17(木)、飯積祭礼。未明1時台に家を出て18時過ぎに帰宅。2020五輪のマラソン、IOCが札幌開催案。
10/18(金)、久々の本降りの雨で乾燥の畑に恵み。台風19号の被災地には要警戒の大雨予報。

<最近のフジグラン西条>
里芋(定価のA品、廉価の衣かつぎ向き小芋)、さつま芋(金時)、枝豆(小袋と、ややお得な大袋)、たまに胡瓜。

<最近の野菜セットの例>
里芋・さつま芋・じゃが芋から1~2種、胡瓜、オクラ、枝豆。
セットによって、茄子・莢いんげん・ブロッコリィのいずれか、夏の名残の葉物(つるむらさき・空心菜のいずれかまたは両方)、小葱。


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枝豆おにぎり、アクション2019。

2019年10月09日 | 農と暮らしの日記
枝豆の豆ごはんのおにぎり。
畑で株ごと収穫し、出荷用にならない小さい豆が残ったら、自家用に。

大量にたまってくると、かき揚げや豆ごはんで一気に消費する。
それをきょうは、お昼ごはんように、おにぎりに。

そして、その写真をTABLE FOR TWOの「おにぎりアクション2019」に投稿した。
おにぎりの写真を1枚登校すると、アフリカ・アジアの子どもたちに100円(5食分相当とのこと)が協賛企業から寄付されるというので。
昨日だったか、朝日新聞の「人」欄に載っていたのを読んで。



台風19号が非常に強い勢力のまま日本に接近中。
3連休に、今の進路予報では関東地方方面に上陸する可能性が高いようだけど、大型なので、紀伊半島に接近してきたときには当地でも暴風雨の可能性があるし、離れていっても長時間、風や雨が強い状態が続くことは十分に考えられる。

幸い、土曜、日曜のタイミング。
不要不急の外出は控えて、社会全体への負荷を減らすように努めるのがよいと思う。
本当に必要なところに支援の手を集中できるように。

<最近のフジグラン西条>
さつま芋、里芋、胡瓜、枝豆、穂じそ、など。
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秋の枝豆、少しずつ。

2019年10月02日 | 農と暮らしの日記
枝豆。

なのですが、実は、「まだ豆」。実がまだしっかり入っていない。
なので、その中でも多少は充実した莢だけを摘み、単価を割引して(1,500円を1,200円/kgに)野菜セットに入れている。

写真はその摘んだ後の残りなので、まだ豆、でさえない。
米粒サイズくらいの豆しか入っていない莢を塩ゆでしたのが食卓に。

「これはまだ、まだ豆、でさえない。まだだめ、っていうやつ」。
一同沈黙。

四国・瀬戸内、愛媛県西条市で、
日ごとに莢が充実していく秋の枝豆を楽しむ暮らしはいかがですか?



台風18号は17号と同じような進路予報だったが、少し遠回りになった。
そのためなのか、週間予報にあった傘マークが消えたり小さくなったりして、この数日はほぼ曇り時々晴れ。

庭先に広がる苗から、古いものをどんどん植えた。
昨日もじゃんじゃん植えたかったけれど、小学校の校舎のすぐ隣の区画が定植予定地だったので、朝7時過ぎにトラクタで耕耘、管理機で畝立て、朝の会が始まったかどうかくらいになんとか機械を止め、あとはひたすら手作業で定植、2時間ほど。
それでもまだ定植適期の苗が少し残っている。



10/1に消費税率が8%から10%に上がった。
その初日のきのう、僕自身は食品しか買い物をしていないので、まだ10%体験をしていない。

それにしても、メディアは消費税がどれだけ嫌いなのだろう。
いや、僕はNHKラジオと朝日新聞しか知らないのだけど。

テイクアウトなら8%で店内で食べたら10%というのが、よほど気に入らないらしい。
連日のように「わかりにくい」を連呼、朝日新聞は9/30と10/1にほぼ同じイラスト図解(同語反復)を載せていた。

NHKラジオは、イートインしている客の声を拾う。
「店内で食べるときは申告しないといけないので、面倒ですね」みたいな。
取材に答えて普通に話をされていたのはおそらく60~70代と思われた。それだけ生きてきた方が、店内で食べます、と言うことの何をそんなに面倒に思うのだろう。

朝日新聞は、「消費増税 複雑すぎて」の見出し。
牛丼の並盛をテイクアウトした客の「チェーンによって対応がまちまち。価格がわかりにくい」という声を紹介している。
これだけ事前に報道されていて、それぞれの店でも価格表のところにそう書かれているだろうし、それでも困るのだろうか。

仮に牛丼やハンバーガーが本体500円として税が50円か40円かの10円違いだ。
うっかり最初は勘違いしても大したことはないだろうに。毎日通えば月300円だから大きいかもしれないけど、さすがに毎日通えば勘違いしないだろうし、勘違いしたってそれだけのことで、300円損するわけではない。
何をこんなに毎日毎日、大騒ぎしているのか。

などと家で話していたら、家族に言われた。
「何をそんなに毎晩毎晩、言うてるん? NHKや朝日新聞に電話したら?」。



2019年も4分の3が過ぎた。
そろそろ年賀状のことを考えなければ。今から考えておき、とりかかるのはクリスマスのあとのお楽しみだ。


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