38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参播種、雲の多い夏。

2017年07月26日 | 農と暮らしの日記
ことしもまた、この季節。
秋冬どりの人参の種を7月20日に播いた。

野菜はどれも、毎年毎年同じことの繰り返しなのだけど。
とくにこの人参は、「あ~、また来たか~」という感じが強い。
要するに、手がかかるし、気が休まらない。

発芽が始まるのが播種後1週間で、ほぼ出揃うまでには10日か2週間かかる。
とりわけ最初の1週間が重要と言われ、園芸書やwebの解説を見ると、間違いなく「この間は畑を乾かさないように」と書いてある。

なので、ことしも毎日水やり。
ポリタンクに約300リットルの水を軽トラで運び、10リットルのジョウロで32杯。約20m×4条播き×4列(計16条)に2回ずつ。なので、20mに20リットル、1mに1リットルの計算。
もしも連日フル晴天だったら、とてもこの量では足りない。

ただ、今回は幸いにして播種後(梅雨明け後)も雲が多い。
前日の夕方に水やりしたら、翌日の夕方まで、なんとかぎりぎりで播き溝の部分(写真で黒っぽい帯になっているところ)は湿度を保ってくれているという日が多い。
というわけで、ことしの水やりは今のところ1日1回、夕方の1時間弱で済んでいる。

さらに幸いなことに、雨のおまけつき。
播種の翌日未明と4日目の深夜、5日目の夜ににわか雨が降り、6日目の早朝(今朝)にはおそらく10mmほどの雷雨があった。きょうはこのまま曇が多ければ、夕方の水やりを休んでいいかもしれない。



前回書いた19日が、上記の播種の2日前。
20日に梅雨明けが発表されたけれど、梅雨明け前の1週間よりも梅雨明け後1週間のほうが雲が多く、雨も降った。ことしは梅雨明けがはっきりしないかもしれないという見立ては梅雨の間から多く出ていたから、あのタイミングの梅雨明けは唐突だったし、だからといってあそこで梅雨明けにしなければ、発表のタイミングがより難しくなったかもしれない。

そんな曖昧な空模様が、7月播きの人参には助かる。
とはいえ、まだ発芽の兆しはなく、うまく発芽が揃うかどうかはわからない。さらに、8月播き、9月播きの人参もあるから、そのときにどんな気象条件になっているか、心配の種は尽きない。

だからこそ、最初の7月播きがうまくいってくれれば、本当に助かる。
頼みます!



この1週間は。
人参播種、あれこれ定植(2回目の空心菜、つるむらさき、モロヘイヤなど)、2回目の胡瓜の支柱立て・網張り、三尺ささげの支柱立て・網張り、あちこち草刈り。



阪神・秋山投手は21日のヤクルト戦で完投し、8勝目。高校野球の県大会、西条高校は3回戦で第1シードの帝京第五に0-2の惜敗。大相撲名古屋場所は白鵬が優勝、通算勝ち星も歴代1位に躍り出た。

真は高校生として初めての夏休み。
日帰り旅はまず松山の野忽那島(のぐつなじま)へ。



今週後半からは、いよいよ本格的な真夏になりそう。
熱中症にも、そして大雨による災害にもお気をつけください。

<最近の野菜セットの例>
胡瓜、オクラ、茄子、葉ものはモロヘイヤ・つるむらさきのいずれかまたは両方。
セットによってほかに、じゃが芋、さやいんげん、ピーマンなどから。
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猛暑、見えない梅雨明け。

2017年07月18日 | 農と暮らしの日記
胡瓜が大小さまざま、形もいろいろ。
定植して順調に育っていたのに、支柱を立てる適期を逸してしまい、思いがけず“地這い胡瓜”に。ここ1週間ほどの乾燥した天気でも、地這いなら水分を高いところまで運ぶ必要がなく、ストレスが比較的小さいようだ。

ただし、採り遅れ必至。
支柱栽培と違って葉や茎の陰に隠れて見えにくいので。必然的に、胡瓜というよりズッキーニ、それも大きめという感じのがたくさん採れてしまう。
まあこれはこれでおいしいのだけど、瓜っぽいのが苦手な人には全然だめ。

写真は1週間くらい前のもの。
昨日、今日はようやく収穫適期のサイズでほぼ揃うようになった。
フジグラン西条にも並べているので、よろしければお買い求めください。



2週間ぶりの日記。
依然として梅雨は明けず。この1週間は晴天、高温、だけど高湿度の大変な日々だったけど、今日は久しぶりに降った。

朝8時前後に雷雨。
そして、午後もぱらぱらと降り、夕方あたりに局地的にまたざあっと。

おととい、3連休の中日に大豆を播いた。
例年より遅め。雨予報を待っていたけど時間切れとなり、公園の砂場を掘り起こしてからからに乾かしたみたいな畑に播いたので、さてさてこの先どうしようかと思っていたところに、今朝の雨は拍手喝采もの。

何もかもこんなふうに辻褄を合わせてくれる“自然”であればよいのだけど。
なかなかそうもいかない。



石原裕次郎が亡くなって30年。
ということはつまり、ジョン・コルトレーン没後50年。
ということはつまり、彼の生まれ変わりである僕もそういう歳になったわけだ。
早実の清宮選手のお父さん(ヤマハのラグビー監督)もそういう歳になったそうだ。

<最近の野菜セットの例>
じゃが芋、胡瓜、オクラ、茄子、葉物はリーフレタス、つるむらさき、モロヘイヤから1~2種。
セットによってほかに、莢いんげん、ピーマンから。
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台風、14年ぶり愛媛上陸。

2017年07月04日 | 農と暮らしの日記
小麦に、ナナホシテントウ。
梅雨入り直後に収穫して選別待ちだった袋を、7月1日の土曜に久々の青空の下、天日干しにしたら、出てくる、出てくる。約30kgの袋を6つほどで、あわせて20匹くらい。アブラムシ予防に、庭先の苗床に放り投げておいた。



この1週間は水、木ごろに少し降り、日、月と35℃超えの猛暑日が2日続いた。
そして、きょう火曜は台風3号が九州・四国・近畿を通過し、当地では午前中を中心に雨。

宇和島付近に再上陸したあと、四国山地の南側、高知を通ったこともあり、雨風はさほどでなく助かった。
夕方ごろにいわゆる吹き戻しの風が吹いたが、これが乾いた爽やかな風で、30℃とは思えない涼しさ。

愛媛への台風上陸は14年ぶりだという。
意外だが、愛媛を通過した台風はその間にもあった気がするので、それらは高知に上陸してから北上したのだろう。

今朝の段階では、高知のほうに進むとは思わなかった。
ネットなどで進路情報を見ていなかったからだけれど、ラジオで「長崎に上陸」とか「大分付近」とかいうのを聞き、進路が東とか東北東なら瀬戸内海か中国地方かと想像してしまったのだが、大きな間違い。夜になって地図帳を開いてみたら、九州と四国は東西に並んでいるわけではないのだ。
防災は思い込みを排し、正確な情報に基づいて。



この1週間の畑仕事は。
さつま芋を植え終わり、枝豆、三尺ささげ、胡瓜などを植え、茄子の整枝をし、じゃが芋をどんどん掘り(残りあと1列!)、あちこち耕耘、畦草刈りなど。

野菜セットは夏野菜が少しずつ入り始めたところ。
きょう火曜の一例は、じゃが芋、玉葱・赤玉葱、茄子、ピーマン、オクラ、空心菜、モロヘイヤ。
オクラはきょうが初日。



阪神の秋山投手は監督選出でオールスター戦のメンバーに。
チームが首位から離されて厳しい状況でもあり、球宴前にぜひもう1勝してほしい。
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