38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

春夏野菜、レシピ集完成。

2010年07月31日 | 農と暮らしの日記
「春夏野菜で、わくわくごはん。」、ついに刊行です。
もちろん今回も「秋冬」編と同様、いわゆる自主製作の簡易な冊子。1冊500円、よろしくお願いします。詳しくはこちらをご覧ください。不明の点ありましたらお問い合わせください。ゆうき生協でも取り扱い中。



土曜、予報どおり晴れときどき曇り、高温。隣の新居浜市は36℃を超えたそうだ。
ここ西条も35℃は超えており、畑の上の実質の温度は40℃近くではないだろうか。ただ、風も少しあり、それほどの「猛暑」という実感はない。慣れ、なのかも……。

朝:5時から収穫1時間半、戻ってごはん。
午前:薫が田の草撮りしている間に荷造りして市街に出荷、その他の用事、戻って11時から13時半まで田んぼに合流して草とり。

午後:机しごとしながら休憩して、15時過ぎから人参の草とり約3時間、18時半頃から別の畑で胡瓜の収穫。出荷はないけれど、大きくなりすぎるので早めにとって保冷しておき、順に出荷していく。

19時過ぎ戻り、晩ごはん。
渚と真は思ったより早くバレーボールが終わって帰宅していた。



今日の新居浜の最高気温は36℃超で、全国でも2位くらいの高温だったという。
この週末から来週にかけてはさらに気温が上がるらしい。みなさまくれぐれもご注意ください。
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春夏野菜で、わくわくごはん。

2010年07月31日 | 農に関する情報
藤田家族の食卓から、レシピ集の第2弾がついに登場。
「野菜をまるごと食べる、畑をまるごと食べる」をテーマにした前作、「秋冬野菜で、しあわせごはん。」と同じスタイルの冊子で、今回は「春夏野菜」のレシピがたっぷり。
夏野菜は、ズッキーニ、茄子、ピーマン、唐辛子、トマト、胡瓜、いんげん、オクラ、ゴーヤー、南瓜、夏の葉もの類など、春野菜は、菜の花、空豆や絹さやなどの豆類、春キャベツ、新じゃがいも、新玉葱。ふだんうちで食べている(=薫がつくっている)おかずと、ごはんもの、麺類、お菓子も少し。旬の野菜をまるごと使いきって楽しむヒントに。

『春夏やさいで、わくわくごはん。』●A5判/32ページ/全カラー/綴なし(簡易な小冊子です)。頒価500円+送料(1部120円、2部150円、3部200円)。

お申し込みは藤田までメールで。
部数、送付先の郵便番号・住所・お名前、何で知ったか、をお知らせください。数日以内に現品に郵便振込用紙を同封して発送しますので、到着後ご入金ください(振込手数料はご負担をお願いします)。ezz02513(アットマーク)nifty.comです。なお、部数その他の事情によっては送付前の入金をご相談することがあります。

野菜と一緒に送付、または直接配達することもできます。
詳しくはお問い合わせください。
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人参除草、本格的に。

2010年07月30日 | 農と暮らしの日記
この秋冬の最初の人参、7月播きのもの、いま除草中。
ここまでは土が固く締まってしまい、かろうじて発芽した株まわりの草をなかば摘み取るようにしてとっていたのだけれど(写真の右手の列がそれが終わったところ。除草したように見えないけど)、その作業が遅々として進まないのが幸いしたのか、草がこんなふうに畝全体を覆うようになってしまって、「あー、もう手遅れになりそう……」と思いながら今日また続きを始めたら、思いのほか土が湿っていて、草取りそのものは楽だった。

草も大きくなっているから時間あたりの進行距離はあまり変わらず。
だけれど、土が湿っているから根っこからしっかり引き抜くことができて、しかもそのあとを土をほぐして土寄せまでできるから(これが本来の理想のかたち)、ここからのほうがたぶん除草作業そのものは楽、というか「除草できてる」感が強いと思う。果てしない労働にはこの「できてる感」が大事。スモールステップの積み重ねというやつで。



金曜、予報どおり晴れときどき曇り、35℃前後の高温。
真は登校日&プールおさめ。ラジオ体操はいつもどおり7時から(テープ体操かCD体操か)。

朝:6時頃から机しごと。6時半頃から朝ごはん。ふたりはラジオ体操。
午前:7時すぎから収穫2時間、今日は珍しく渚とふたりで。9割がたをとって一度帰宅、荷造りは渚と薫に任せて別の畑でオクラの収穫30分ほど。戻って荷造りに合流。12時頃に市街に出て配達、スーパー出荷、買い物など。戻って13時過ぎから昼ごはん。

午後:僕は人参の除草、薫はたぶん田んぼの除草。
渚と真は夕方からバレーで、20時前に帰宅、晩ごはん。きのう宇和島で買ってきたイサキと小玉葱を一緒にソテー。あとは畑の野菜あれこれ。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、胡瓜、オクラ、トマト各種、青紫蘇、以上はほぼ全セット共通、ほかに一部セットに小さいズッキーニ、小玉葱など。
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宇和島は都会、肱川は美しい。

2010年07月29日 | 農と暮らしの日記
あやしげな照明をつけて、ひた走るバス。
JA青壮年部会、年に一度の視察研修で、主に「南予」(愛媛県の南部地域。西条は東予、松山は中予)の直売所や道の駅をめぐる日帰りの旅に参加してきた。写真は99枚撮っていたけれど、まあほとんどが直売所の様子などの「資料映像」なので、ここに載せるのは意味のないこんなのにしてみました。

ほぼ一日家をあける旅なので、本来は出かけている場合ではない。
就農してJAの組合員になってからずっと青壮年部には入っていたけれど、この視察研修にはいままで参加したことがなかった。のだけれど、今年は青壮年部の飯岡支部のお世話をするお役目がまわってきたので、自分ひとりの都合で欠席というわけにもいかず、まあ来年からは行かなくてもよいかもしれないけど初年度くらいは顔つなぎということもあるし、というわけで。もちろん、家族3人は留守番、というかそれぞれの仕事、それぞれの勉強、それぞれの日常。



視察先は各地のJAのいわゆる産直市、それと道の駅。
で、そのそれぞれの特色とか何とかはとりあえずおいておいて、ここでは今日、僕が視察研修をさらに深めるための「持ち帰り資料」として購入した品々を記しておく。けっして「お土産」ではなく、あくまでも経営改善のために必要な……。大洲のJAたいき産直市「愛たい菜」では、小麦粉(ミナミノカオリ)、もち麦粉、コーレーグス(島唐辛子)。西予市の宇和・どんぶり館では視察のみ(ちなみに、この近くの愛媛県歴史文化博物館には西条市の「だんじり」が常設展示されてます。川原町の旧屋台)。昼食は宇和島の天赦園(伊達家の庭園)横の「さがの」で。

午後は宇和島のみなとオアシスきさいや広場から。
ここでは鮮魚のイサキとアジ、じゃこ天など練物各種、続いて鬼北町の道の駅日吉夢産地では、にんにくと、南予(八幡浜市)が発祥という魚肉ソーセージ。大洲市肱川町の道の駅清流の里ひじかわでは、肱川らーめん(醤油味)持ち帰り用、そして夕食は伊予IC近くの「そば吉合掌苑」で。



全体的な感想を簡単に記すと。
大洲まではびっくりするほど近かった。自動車道の便利さはふだん使わないからわからなかったけど大変なものだ。そして、宇和島は幼い頃に一度行ったことがあるらしいけどまったく記憶がなく、今回ほとんど初めてという感じだったけれど、「大きな街だなぁ」ということ。合併で人口は西条市のほうが大きくなったけれど、そういうのとは違って、もともとの街(中心市街地)の広がりや重厚感は、「やっぱり都会だなぁ」という印象。それと、宇和島からの帰路、車窓に延々と続く肱川流域の風景に、愛媛の山の深さを感じた。「ゆっくり旅したい、愛媛。」、とつぶやいてしまう。みなさん、この夏、いかがですか?



木曜、予報は雨のち曇り。野菜セットは宅配便が中心。
朝:5時から収穫1時間半、6時半過ぎに戻って朝ごはん。
以降の荷造り、出荷作業は薫に任せ、7時過ぎに家を出て上記の視察研修へ。JAの各支所単位でバスが拾っていってくれる仕組み。
日中:上記の視察研修。
夕方:予定より1時間ほど早く19時前に飯岡着、そのまま帰宅。
夜:20時すぎ、子どもたちがバレーボールから帰ってくるのを待って晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、ピーマン、胡瓜、ゴーヤー、オクラ、トマト各種、青紫蘇、とうもろこし。
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梅雨明け後、初の雨予報。

2010年07月28日 | 農と暮らしの日記
オクラの収穫がまずまず本格的になってきた。
といっても、藤田家族の畑はこのくらい。これでも2つの畑を歩いて1時間弱かかる。今日は野菜セットがないからすべてをスーパーの地産地消コーナーに出し、約100g入りで24袋できた。野菜セットのオクラの単価は1,200円/kgで、スーパーのは100gで128円、わずかに高くしてある。最盛期はこの収穫量の3~4倍くらいになり、オクラだけで2時間近くかかってしまう。



水曜、野菜セットのない日、予報どおり曇り空。
梅雨明けから続いた夏空がここでひと段落、今日と明日は雨がちの予報。

朝:5時から田んぼの草とり1時間、戻って7時過ぎから朝ごはん。
午前:7時半過ぎからオクラほかの収穫、荷作りして10時過ぎから市街スーパー出荷、その他の用事をして11時戻り、2度目の胡瓜の植え付け1時間、12時過ぎ戻り、昼ごはん。

午後:子どもたちは小学校のプールへ。薫も当番で。
僕は13時半から18時前まで田んぼの草とり続き。曇りなので快適。これで全体の8割は終わった。あともうひといき。

夕方:18時から明朝出荷の一部収穫。
胡瓜、トマト、そしてピーマン。この時期は当日朝の収穫が原則だけれど、胡瓜は大きくなりすぎるものがあるから一部は前夕どり、トマトは裂果防止に少し若どりするので。そしてピーマンは当日朝がいいけれど、明日はちょっと忙しいから鮮度の落ちにくいピーマンを先取り。19時過ぎ帰宅、晩ごはん。



梅雨明けから雷雨が一度あったけれど、予報に傘マークが出るのは初めて。
こんな雨が真夏に降るのは何年ぶりだろうか。とにかくこの数年は夏といえば乾燥きわまるという感じで、普通の雨は降らず、夕立ちも降らずという年が当たり前だったから、台風とかじゃなくて予報通りに雨が降るというのは感動的ですらある。明日の木曜もほぼ終日、雨がちだという。除草中の人参はいったいどうなるのだろう。


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いのちの力、合唱コンクール。

2010年07月27日 | 農と暮らしの日記
東予教育事務所管内の合唱コンクール、渚が今年も歌ってきた。
NHKの東予地区コンクール(新居浜会場)を兼ねていて、西条、新居浜、四国中央の20校が出場。課題曲は「いのちのいっちょうめ」、飯岡小の自由曲は合唱組曲「日曜日」~ひとりぼっちの祈り~から、朝。飯岡小の日記に歌詞などのリンクがあります。



火曜、セットの多い曜日、予報どおり今日は雲が広がり、高温だけどほぼ終日の薄曇り。
朝:5時から収穫、6時半過ぎ帰宅、荷作り。
午前:ごはんのあと、荷作り、セット仕上げして10時半過ぎに新居浜方面に出発、今日は薫と真も一緒で、11時半頃に配達は終了、そのまま冒頭の合唱コンクールの会場、新居浜市市民文化センターへ。駐車場は指定の宮西小運動場をお借りして。

会場内の座席は出場の児童たちでほとんどいっぱい。
一般の観覧席は一部で、これは最初から座れないのがわかっていて、とりあえず通路の邪魔にならないところに座って。幸い、飯岡小は5番目だから、開会前に到着して5校目までの合唱を聞くまでくらいなら、なんとか中腰で耐えられる。

いい舞台だった。
歌声もよかったし、歌っているみんなの姿も「いのち」の力に満ちていて。指導の先生方、関係のみなさま、お世話になりました。畑の野菜たちも1学期からこの歌声を聞かせてもらって、いのちのエネルギーをいただいているはず。草たちもエネルギーいただいたようですが。



午後:帰宅して13時半、遅い昼ごはん。
14時半頃から畑に出て人参の草とりの続き。薫は田んぼの草とりの続き。子どもたちは夕方からバレーボール。20時前に戻ってみんなで晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、小玉葱、茄子、ピーマン、万願寺唐辛子、ピーマン各種、オクラ、トマト各種、以上がほぼ全セット共通、ほかに一部セットに、ズッキーニ、とうもろこし。

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土用の丑、鰻の記憶。

2010年07月26日 | 農と暮らしの日記
みんなで播いた大豆はなんとか生育中。
欠株もあるけれど、これならとりあえず予定通りの進行で収穫までいけそう。もちろん、収穫すべき豆がそのときまでにうまくついてくれたら、だけど。



月曜、雷雨から一夜明けて、元通りの晴天、高温。
朝:5時半から収穫2時間半、8時に戻って朝ごはん。
午前:荷造り、11時過ぎに真と一緒に市街配達に出て、ついでに買い物やら用事やらして、13時過ぎ帰宅、合唱練習が終わって帰って来ている渚も一緒に昼ごはん。
午後:15時過ぎから人参の除草を約3時間、別の畑で明朝出荷ぶんの一部収穫(トマト、胡瓜など)、かぼちゃの追加の収穫、19時戻り、晩ごはん。



土用の丑の日ということで、うちも鰻。
今日はあちこちのスーパーなどで鰻を焼く香りがすごかった。鰻を焼く香り、というか煙たさは、銀座・並木通りの記憶とともにある。昼めしに鰻、なんていうのもいまは昔。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子・長茄子、ピーマン、伏見甘唐辛子、胡瓜各種、トマト各種、オクラ、以上はほぼ全セット共通、ほかに一部セットに、ズッキーニ、とうもろこし。
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十日ぶりの雨、夕立ち。

2010年07月25日 | 農と暮らしの日記
里芋の畑にも、なぐりつけるような大粒の雨。
梅雨明け以来、連日の晴天、猛暑で畑もそろそろ厳しい状態になってきたところへ、典型的な「夕立ち」。夕立ちにしてはやや強い雨だったかもしれない。かなり大粒で風も伴い、はきだしをあけていた家は畳にかなり雨が吹き込んだ。ともかくも、恵みの雨。

日曜、予報通りの晴天、高温、そして予報にもあった「ところにより雷雨」。
朝:5時から田んぼの草とり1時間半、収穫1時間。
午前:ごはんのあと荷造り、市街出荷、図書館に本を返しに行ってから帰宅、トラクタであちこち耕耘約3時間、戻って14時半頃からかなり遅い昼ごはん。

午後:少し休んで16時過ぎから遠雷を耳にしながら人参の除草の続き。
17時半過ぎからポツリポツリと雨が落ち始め、すぐに本格的な雷雨に。とりあえず軽トラに避難するも当分やみそうにないので帰宅。今日はそのままあがり。



真はBBQ&お泊り&翌日は中学校総体のバレーボール見学。
2日間お世話になって夕方には帰宅。渚も徳島での大会2日目から帰宅、みんなで晩ごはん。

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7/24(土)夏野菜料理in食創館。

2010年07月24日 | 農に関する情報
西条の有機菜園あちこちでとれた野菜・果物で、おかず、ごはん、デザートを作って食べます。参加者募集中! 詳しくはこちら
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夏の料理教室、冷房天国。

2010年07月24日 | 農と暮らしの日記
ゆうき生協の西条・周桑地区会の主催で。
本日の献立は、写真の左下から「逆さ時計」まわりに、夏野菜の焼き漬け、その右がラタトゥイユ(夏野菜のトマト煮込み)、上がゴーヤーチャンプルー、その左は夏野菜の蒸しパン、そして、ちょっと見えにくいですが、ブルーベリーのデザート各種(シャーベット、大福、寒天、ゼリー入りジュース)。そして、梅紫蘇ごはんも。

料理の講師はこの地区内の生産者、というのが今回の企画のポイント。
ようなるブルーベリー園のけいこさん、ちろりん農園のふさこさん、そして藤田家族の「食卓がかり」である薫も焼き漬けとゴーヤーチャンプルーを担当した。

参加者は大人18人、小学生以上3人、幼児6人、計13家族くらい、たぶん。
見込みよりやや少なかったのは夏休み最初の週末で行事が目白押しだったこととか、やはり土曜より日曜のほうが休みの人は多いのだろうということ、それと、やっぱり(もしかしたら)……と話題になっていたのは「肉がないから」。さて、どの要因が最も大きかったのか、あるいはまた別の背景があったのだろうか。

それはともかく、楽しい教室でした。
教室といっても先生と生徒という感じではなく、講師もプロじゃないし、どのみち手も足りないし、「まあ、こんな感じで、どんどんやっちゃって~」って感じで、「一緒につくって、一緒に食べる」に近い時間の流れ。できあがった料理はすぐにみんなで試食。というか、完全に「お腹すいた~、さあ昼ごはん!」。

ただし、そこはやっぱり料理教室……。
というのは、できあがった料理は人数分ほぼかっちりしかない。ふつう、こんなふうに人が大勢集まって一緒に食べる場合、みんなあれこれ持ち寄って、とか、どか~んとボリュームのあるものがあって、とか、たいてい余るようにできているものだけど、今日はそういうわけで、まあ足りないというわけじゃないけど、ぴったり一人前という感じで、僕個人的にはちょっとあとでお腹がすきました。僕だけでしょうが。



土曜、今日も予報通りの晴天、高温。
朝:5時過ぎから収穫、6時半頃戻ってごはん、荷作り。
午前:8時出発、市街出荷してそのまま料理教室の会場である西条市食の創造館へ。
9時前着、今日はうちがこの行事全体の担当。到着したら会場の方が、「いちおう冷房入れておきましたけど、使わなかったら止めてくださいねー」。いや、今日は冷房なしでは厳しい。ふだん、家では扇風機しか使わないけど、こういう建物でしかも大人数の料理教室だから、エアコンの力を当然のごとくお借りすることにした。ただし、設定は29℃、風力は弱。

予定の10時を少し過ぎて教室開始。
それぞれのメニューを担当講師が簡単に説明したり見本を見せたりしながら、同時並行的にどんどんみんなで手分けして調理。子どもたちは一緒にお手伝いしたり、蒸しパンを一緒にこねたり、デザートの型抜きしたり、ごろごろ寝ころんで絵本見たり、本日もまたこの会場ならでは、窓からJR壬生川駅のホームを見降ろして、特急列車アンパンマン号の○○パンマンの車両の絵が変わってるとかなんとかマニアックに盛りあがったり。

12時頃から試食、最後にそれぞれひとこと感想など。
14時に片付けも終わり、ロビーにおりてから今月の地区会運営委員会。来月以降の行事その他のあれこれを話し合って決めて、15時解散。

僕と薫はそのあと、「まんがら農園」野満さんのところへ。
小麦の籾すり、脱穀の仕上げを機械でやってもらおうということで。ついでに畑の見学、などなど、すっかりのんびり過ごさせていただいて17時過ぎに失礼。畑の様子などはまた今度書きたいと思います。

18時半頃に帰宅。
渚は徳島の大会から帰ってきて、一方の真は今日、バレーボールの男子チームの仲間らと「石鎚ふれあいの里」でBBQ&お泊り。なので、静かに3人で晩ごはん。渚は明日も6時集合で徳島なのでみんなで早く寝る。



というわけで、ブログ記入も翌日になりました。
あ、タイトルの「冷房天国」。やっぱりエアコンの力はすごい。快適でした。が、この同じ日中、どこぞの干潟での「調査」のお仕事で「灼熱地獄」だったお客さんもいたらしい。いつもはうちも畑の上で灼熱地獄だけど、干潟も暑そうだ。水があれば涼しい渚、水がなければ砂漠……。そこの生き物はかなりタフなのだろう。
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大暑、暦どおりの空。

2010年07月23日 | 農と暮らしの日記

今日の野菜セット、荷造り途中。
いつもの記事の野菜セットの紹介ではキャリーの上に新聞紙をひいて、きれいに並べて……という写真を載せているけれど、これはいままさに荷造り中、段ボール箱に次々に入れているところ。

だけれど、実はこれ、いつものやり方とは違う。
このセットはうちに取りにきてくれるお客さんので、それでもいつもは野菜ごとに新聞紙に包んでから箱に入れている。でも今日はそのお客さんがわりと早く来てくれる予定で、持って帰ったらすぐにそれなりに包装し直して(ビニル袋に入れるとか、あらためて水を打ってから新聞紙に包むとか)、そのあとすぐに冷蔵庫に入れてくれるだろうということで、それなら鮮度の心配はないから、そのままドカドカと箱に入れてみた。

宅配便はもちろん新聞紙にしっかりと包んでから箱に入れる。
でも、直接配達したり取りにきてくださるお客さんの場合は、少し簡略化する。そのやり方は、野菜を届けたときに直接受けとり、すぐに適当な処置をしてくださる方の場合と、不在のところに届けて、たぶん箱を開けてくださるのは夕方か夜になってからだろうなという方の場合とで、少し異なる。すぐならわりと大雑把に、しばらく箱のままなら、わりとしっかりと包む、という感じで。

いずれの場合も箱はスーパーや商店でもらってくる野菜や菓子類の空箱
だから、箱そのものに経費はかからない。せいぜいガムテープ代くらい。野菜を包む新聞紙も、2~3週間に一度、新聞販売店で配達されなかった余りものを頂いてくる。つまり古新聞ではなく、新品。同じ日付のものが何十部か結束されているのを、たいていは2日分。これももちろん無料。たまにミニトマトなどに透明の袋を使うけれど、この経費は無視。そんなわけで、とくに「梱包代」のようなものは頂いていない。



金曜、暦では「大暑」、予報通りの晴天、高温。35度前後。
朝:5時過ぎから収穫、7時すぎ戻り、子どもたちもラジオ体操から戻って朝ごはん。
午前:セット荷造り、11時頃から薫は子どもたちと配達に出て、ついでに買い物など。戻って13時半、昼ごはん。
午後:近所で用事、終わって16時頃から人参の除草開始。梅雨末期の大雨で労なく発芽、しかし草も労なく発芽、生育中。
夕方:18時半頃から胡瓜の定植少し。いまとっているものの次の胡瓜。ひと月ほど間があくかもしれないけれど。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、小さい玉葱、茄子、ピーマン、トマト各種、胡瓜各種、オクラ、以上はほぼ全セット共通、他にセットによって、いんげん、伏見甘長唐辛子、青しそ、などから。
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畑も待ったなし、田も心残り。

2010年07月22日 | 農と暮らしの日記
みんなで播いた大豆、初めての中耕・除草をした。
7/11に「ゆうき生協」西条・周桑地区会の行事で播いたのだが、その直後、7/12に梅雨末期の大雨があり畑が浸水、大豆はとくに発芽時の水分過多に弱い(豆が腐ってしまう)ので一時は絶望視していた。ところが、大豆は意外と強い?と認識を新たにした。品種によって全滅だったものもあるけれど、今回播いた全体を見れば8割方は無事に発芽した。

ところが今度は、草だ。
ぼちぼち発芽したまわりを三角ほーででも中耕・土寄せしておこうかと思っていたら、今朝、朝露が降りていて、畑の野菜たちはそういうのを知っているのに違いない、それまで晴れ続きで乾ききってヘロヘロ……という顔をしていた畑が、突然、緑濃いフィールドに変わってしまっている。たったひと晩でこんなことになるものか……。なったのである。いきなりの、待ったなし。きつい……。

そこで大豆も急いで中耕。
管理機で発芽したばかりの大豆の株もとぎりぎりを往復2回耕し(正転の低速、駆動は1速)、最後に畝間を片道1回歩いて軽く土寄せ。写真は「株もとぎりぎり」の耕耘の1往復目か。とにかく左は作業終了、右側は休憩用の芝生。
ではなくて、これから耕耘するところ。草が青々としている。



木曜、セットは主に宅配便。予報も実際も、今日もまた晴天、高温。
朝:5時から収穫約2時間。7時半頃から、ラジオ体操から帰った渚と真も一緒にみんなで朝ごはん。
午前:セット荷造りは薫に任せて、市街スーパー出荷分の荷造り(ピーマン、胡瓜、オクラ)、9時過ぎに出荷してきて10時前に戻り。セットの仕上げを一緒にして完了。

11時頃からトラクタでロータリがけ約1時間。
そのついでにその隣の里芋の畑に初めて水を入れる。里芋は「田芋」ともいわれ、とにかく水を好む芋で、梅雨明け後は畝が乾かないようにこまめ畝間に水を流し込んでやる(この辺りでは「水をかける」という)必要がある。ふだんは田んぼに水を入れるのに使っている水口のパイプをを隣の里芋畑に「よっこらしょ」と向きを変え、ポンプを回して水を出す。出しながら水路を鍬で切ってやり、全体的に水がうまくまわるように「土木工事」。水のまわり具合を見ながら隣でトラクタに乗ってロータリがけ、ここは8月播きの人参の予定のところ。

昼過ぎに戻ってみんなでごはん。
渚は合唱の練習から戻ってきていて、真も宿題か何かちょっとしたようだ。

午後:少し休んで14時過ぎ頃から再びトラクタであちこち耕耘。
梅雨の最中も秋冬向けにこまめに晴れ間を見ては耕していたところが、この高温、乾燥でも草が出始めたので。16時頃から薫と一緒に冒頭の大豆にかぶせてあった寒冷紗を片付け。薫はそのあと、田んぼの草とり、僕はトラクタの続き。

夕方:18時に近所で用事があって畑を離れ、また戻って写真の大豆の中耕・除草。
約1時間半でなんとか終了、19時半に帰宅、薫は子どもたちのバレーのお迎えに行き、僕は晩ごはんの最後の仕上げ。薫がほとんど作った茄子・ピーマンと豚肉の鍋しぎに味噌とみりんで味を漬けたり、食卓に箸を並べたり、胡瓜を切ってサラダにしたり、それくらい。20時頃からみんなで晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、小さい玉葱、茄子または長茄子、ピーマン、オクラ、トマト各種、胡瓜各種、以上がほぼ全セット共通、ほかにセットによって、万願寺唐辛子、空芯菜、青しそ、とうもろこし(初)、などから。
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突然の夏に、置いてけぼり。

2010年07月21日 | 農と暮らしの日記
南瓜を少しずつ収穫し始めた。
何度か書いているように、南瓜は今年、久しぶりに力を入れて作っている。手間がかからないというイメージでどうしても放任になりやすかったので、この夏はうちの畑の中でいちばん人目につき、自分自身も毎日足を踏み入れる1枚に作付けた。

その結果はいまのところ「吉」と出ているようす。
南瓜そのものの出来はよくわからないが、とにかくもとりあえず南瓜畑らしい様子になり、南瓜らしいものもゴロゴロ転がっている、それだけの意味での「吉」。

で、本当に南瓜として出荷できるものになっているか、その試しどり。
南瓜のとりどきについては、実のつけ根の部分がコルク状になって黄色味がかってきたら、というふうにたいていの本には書いてある。しかしそれは実際には微妙で、「おー、この瞬間だ」とかいう手応えはない。なので、「黄色味がかって、って、いまのこの状態かなぁ」とおそるおそる、というかダメ元で何個かとってきたのが上の写真。さてさて、中はどうでしょう。



水曜、セット出荷のない日。予報も実際も晴天、高温。全国各地で猛暑日。
午前:田んぼの草とり2時間ほど、収穫少し、畑の草刈りも少し。
午後:机しごと。とにかく暑く、外に出たら倒れそうなので。
夕方:田んぼの草とり1時間半ほど。



ちょっと今日は休み休みの畑しごと。
毎日こんな天気、こんな温度だったら仕事にならない。毎夏、昼休みといってもごはんのときに1時間ほど休むだけで、あとはどんどん畑に出ていたけれど、今年は梅雨が梅雨らしかったこともあってか、突然やってきた夏に体が対応していない気がする。まだまだ先が長いので、ぼちぼち、サステナブルな感じでいこうと思います。みなさんもお気をつけて。
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一人出荷、やっぱりつらい。

2010年07月20日 | 農と暮らしの日記
甲州もろこしの実が入り始めた。
ご覧の通り、ひげの色がとてもきれい。畑にはない色で、びっくりした。梅雨末期の大雨で何本も倒れてしまったが、残っている株はいまのところ順調そう。あまり丁寧に見ていないから、もしかすると虫がついているかもしれない。とうもろこしは必ず虫にやられるとみんなに言われているから、ダメもと。のんきなものだ。



火曜、セットの多い曜日。予報も実際も連日の晴天、高温。35℃前後。
渚と真は小学校の修了式(※誤り。1、2学期は「終業式」だそうです)。薫はゆうき生協の関係で久万高原に視察の旅。

朝:5時過ぎから田んぼで草取り1時間半、7時前からごはん。
午前:急ぎの机しごとを小一時間、8時過ぎから収穫2時間、10時過ぎからセット荷造り2時間。

昼ごはんは渚が作ってくれた。
自分は友だちの家に遊びに行き、そのまま合唱、バレーボールということで弁当を詰め、そのついでに真と僕のぶんもおにぎりとおかずを用意してくれたのだ。忙しいので助かった。12時過ぎから真と一緒に食べ、真も午後は友だちの家に遊びに出かけた。

午後:12時半頃からセット荷造りの続き。
14時過ぎにようやく終わり、伝票を書いて15時出発、今日は新居浜方面で、終わってそのまま西条市街に走り、買い物あれこれ、用事あれこれ、帰宅したらもう17時半。真はバレーの練習に出かけていた。



やっぱり一人で出荷はつらい。
この季節、いつもなら朝食前に一部の収穫を終え、8時半頃から荷造り、11時半頃には出発しているから荷造り・伝票に二人で3時間というところだが、今日は朝に別の用事をして収穫も遅かったから荷造りスタートが2時間遅れの10時過ぎ。そこから1/2の労力で荷造り・伝票、所要5時間なら上出来だが、普段から一人で収穫・出荷している人ならもっと速いはず。じゃなきゃ畑仕事ができない。



さて夕方、何やらかんやら家事をして、18時過ぎに近所で用事1件。
戻って19時、ごはんの支度して19時半に渚と真のバレーのお迎えに行って帰ってきたら、ちょうど薫も戻ってきてみんなで晩ごはん。

薫の久万高原の旅日記は後日?
せっかく僕のカメラ持って行ったのに、気づいたら1枚も撮らずに帰ってきたそうだ。(だから、上の甲州もろこしの写真は翌日7/21撮影したもの)

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、小さい玉葱、茄子、ピーマン、胡瓜、トマト各種、オクラ、以上がほぼ全セット共通、他にセットにより、つるむらさき、空芯菜、ゴーヤ、などから。
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配送料、いただいてます。

2010年07月19日 | 農と暮らしの日記
(当日の写真なく、7/21の写真を後日アップ、冒頭の記事も追記)

草取り真っ最中の田んぼ。
左はまだ草だらけのまま、右側が一応、草をとったところ。
(以上、追記)




7月5日から、西条、新居浜の直接配達のお客さんから、「配送料」を頂いている。
1セット1回100円。職場などで同じところに2セット以上届ける場合は各50円。これまでは無料だったのを、野菜セットが始まって5年目に入るのを機にお願いすることにした

主な理由は、宅配便で送る方からはその送料の実費を頂いていることとの整合性。
基本的には経営の様々なコストは野菜の価格そのものに反映させるという考え方でやっている(実際は反映も何もなく、世間一般的ないわゆる「有機野菜」の金額と、近隣の「地産地消」型の販売野菜(つまり直売所など)の金額との両方をにらみつつ)。となると、直接配達にかかる経費(直接的にはガソリン代、大きく見れば車の減価償却、そして理屈の上では配送に行く僕か薫かの人件費)。

それで、「こんな計算です……」と、説明した。
①燃料費:1回走行約30km。実質燃費12km/ℓ→約2.5ℓ消費。1ℓ=130円として1回325円。
②人件費:時給500円×1回所要約1.5時間=750円。
 ①+②=1,075円。÷(1回配達セット数:平均10個)=セット1個あたり、約107円。

同じようなスタイルで野菜を販売している方々、どんなふうにしているのだろう。
野菜の値段そのものもそうだけれど、お金のことって、本当に難しい。



世の中3連休の最終日、海の日の月曜日。予報通り晴れ。今日も30℃超の暑さ。
渚はバレーで松山に遠征練習、真は休み。

午前:ごはんのあと、収穫、9時前に戻り、先に田んぼの草とり約2時間。
11時前からセット荷造り1時間、正午頃に真を載せて配達、13時半頃帰宅、昼ごはん。

午後:昼休み兼ねて机しごと2時間ほど、16時半頃から再び田んぼの草とり、19時帰宅。

真は田んぼでおたまじゃくし捕まえたり、用水路で蟹を捕まえたり。
昼からは友だちんちに遊びに行ったり、家で何十回も読んでる漫画また読んだり。

<本日の野菜セット>例
じゃが芋、茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、胡瓜1~3種、トマト1~2種、以上がほぼ全セット共通、このほかセットによって、伏見甘長唐辛子。
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