一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

冬がくる前に

2014-10-19 15:00:20 | 雑記


      今年は9月に入るそうそうに涼しく
      なったので、扇風機のほこりが気に
      なって仕様がなかった。

      快晴のさわやかな天気につられ、
      いつもなら11月に入ってからやる
      のに、今朝ふと扇風機を片づけよう
      と思ってしまった。

      この思ってしまった、が曲者で、
      やる気がないのに始めてしまった感
      があって、行動と思考のつじつまが
      合わない。

      
      それでみずからを鼓舞するために
      「紙ふうせん」の歌を口ずさんだ。

      ♪坂のほそい道を 夏の雨にうたれ
       言葉さがしつづて別れた二人
       小麦色に焼けた 肌は色あせて
       黄昏わたし一人 海をみたの
       冬がくる前に もう一度あの人に
       めぐりあいたい
       (くりかえし)

      これって、失恋の歌だったのね。
      フタをはずして羽根をとり、
      洗面所で水洗い。
      本体はぼろ布でほこりをとる。

      ♪秋の風が吹いて 街はコスモス色
       あなたからの便り 風に聞くの
       落葉つもる道は 夏の想い出道
       今日もわたし一人 バスを待つの
       冬がくる前に もう一度あの人に
       めぐりあいたい
       (くりかえし)

      なんだか切ないけど、この季節に
      ぴったりの歌詞。

      冬がくる前に、逢いたい人っている
      かな~と思いつつ。
      「私は一人 扇風機を洗うの~」
      とうたって、終了。

      しかし現実はきびしい。
      今日中に終わらせなければならない
      原稿があった。
      次に出たのは
      「こんなことしてる場合じゃない」
      だった。

      
      ※人間4人猫2匹の扇風機
       猫用のは2階に取り付けになって
       いるのではずせない。