準備万端ととのえて、守備OK。
ここにいたる経過を報告すると、
巣の形状からしてアシナガバチであること。
(スズメバチは素人がやるのは危険)
比較的おとなしくて、危害を加える様子がない。
巣がよく見えて、手のとどく範囲にある。
(高い樹の上や屋根などはあぶない)
といった好条件がそろっていたのだが、
なによりも、
私の好奇心が勝(まさ)った。
(過去に、以前住んでいた家にもハチの巣が
できて、その時は業者を頼んでいる)
いざ、決行の日、
部屋にクーラーをつけて、身支度。
(白いレインコートを着ると暑い)
何しろ、私がパソコンをやる部屋の壁ごしだ。
夜陰に目をこらして見ると、
働きバチはみな巣に戻っているようだ。
私は息をとめて、
一気に殺虫剤をシューッと吹きかけた。
(一本、カラになるまで勢いよく)
ハチは幾匹も幾匹もあっけなく、地に。
念のため、
残った殺虫剤を巣の穴めがけて襲撃。
私はちょっと興奮した。
これは達成感というのか、
一つの仕事を無事に終えたという感じ。
翌日、巣を観察。
(戻りバチが帰ってくることがあるので
一日置くよう、アドバイスをうけていた)
2日目にやっと、
ビニール袋で巣を除去した。
※ 直径20㌢にもなったアシナガバチの巣