唯識に学ぶ・誓喚の折々の記

私は、私の幸せを求めて、何故苦悩するのでしょうか。私の心の奥深くに潜む明と闇を読み解きたいと思っています。

大坂坊主BAR staff日誌 (3)

2015-01-31 21:19:40 | 大坂坊主BAR staff 日誌
 
 昨日は午前中は雨、そしてとても肌寒い日でした。坊主BARには月に三度位入らさせていただいています。いろんなジャンルの人がお見えになり、質問等も多岐にわたります。迂闊な受け答えは出来ませんが、できるだけ自分にとって解る範囲で応答させていただき、勉強させていただいています。
 『スカット念仏』の著者でもあり、小松大谷高校の教諭でもあられます河合清閑師が、関空からインドネシア・バリ島の仏教遺跡を訪ねられる途中に立ち寄ってくださいました。いつも明るく無邪気な性格の師には華やかさと、人を魅了する両方を兼ね備えた魅力ある方ですね。昨日ももう一度真宗を勉強したいんや、と仰っておられましたが、飽くなき探求心といいますか、菩提心ですね。素晴らしいですね。
 菩提心は平易な言葉で表現しますと、「何故生きているんや」を問う歩みだと思いますね。今です。仏教では現行していると捉えますが、現在行じている、命は働いている、その意味を問うことだと思っています。今において、「生まれてきた意味」と、今において、「死することの意味」が見いだせてくるんではないでしょうか。
 
 そして昨日はもうひとかた、素晴らしい人にお会いすることが出来ました。僕にとってはたまたまの御縁なのですが、河合師がFB友達の大竹淳司様をお連れ下さいました。大竹氏は宗教全般に通じられ、その中から真宗はほんまもんや、「親鸞は弟子一人ももたずそうろう」、親鸞には立教開宗の意志は微塵もなかったことに敬服し真宗の教えを聞いていますと仰っておられました。金融関係のお仕事をされ、文楽や大衆演劇に精通されている多彩な方で、在野にはこのような方がおいでになるんやなぁと、改めて聖教に向き合わなあかんなと強烈な刺激を受けました。ありがとうございました。
 それからもう一つ、坊主BARにいく楽しみがあるんです。俗なことで失礼しますが、お昼をいただいてから23時過ぎまではお腹がもたないので、坊主BARに向かう途中で食事をいただきます。これが楽しみなんです。不謹慎ながら少々お酒も入ります。昨日は園田君ともつ鍋をいただきました。天六交差点西側の河野工務店が入居されていますビルの一階の博多もつ鍋屋さんです。こじんまりとした店構えで愛想のいい御夫婦かな?で切り盛りされている店でしたがとても美味しかったです。もつ鍋はこの店できまりです。乄のうどんも美味しかった。出汁がいいんでしょうね。ひれ酒ののどごしたまりませんね。