練馬区立美術館 2024年3月16日~4月21日
長野県立美術館 2024年5月25日~6月30日
池上秀畝、見たことはあったけどあんまり意識してなかった。 畝は荒木寛畝の畝ね。うまくていろんな画風を吸収してて、旧派ではあるんだけど絵は新派ともそんなに違わないし、渡邊省亭ぽいとこも川合玉堂ぽいとこもある。江戸時代の南北合宗ぽいところもある。個展に加えて同時代展が必要と痛感。展覧会があて図録ができてるだけで素晴らしいのだけれど、画人のルーツ的にも中国絵画との関連もう少し掘り下げられるのではと思った。四季花鳥は狩野派から遡って呂紀とか、金地院・久遠寺の山水図との影響とか。画題としては十牛図とか。連香は楚蓮香よね。