とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

決断迫られる酒田の「道の駅」

2015年12月19日 | 日記

 山形県に「道の駅」が18カ所ある。東北地方で宮城県を除けばほとんどの県が30ヶ所程度の道の駅があり、山形県は高速自動車道の開通に合わせて、それを増やそうと計画をしている。
 「道の駅」とは、道路利用者のための「休憩機能」と、道路利用者や地域の人々のための「情報発信機能」、それに「道の駅」をきっかけに地域同士が手を結び、活力ある地域づくりを行うための「地域連携機能」を併せ持つ施設で、国土交通省道路局長の承認が必要である。「道の駅」は全国的に観光客誘致の大きな原動力となっている。
 民間調査によると、現存の県内「道の駅」人気ランキングでは、一位は、国道7号線遊佐町の「道の駅鳥海ふらっと」で「道の駅天童温泉」「道の駅寒河江チェリーランド」がそれに続いている。いづれも多くの入込み数の賑わいを肌で感じ取れ場所である。
 東北中央自動車道栗子トンネルの29年開通に合わせて、米沢市は山形県のゲートウェイとして敷地面積が2ha規模の「道の駅」構想を国・県と一体となって進めている。日東道では、秋田県境の遊佐町で、さらに大規模な「道の駅」構想を練っており、まだ開通年次も決まっていない中、着々と準備を進めている。新潟県境の鶴岡市は鼠ヶ関付近の構想がある。地域高規格道路では庄内町が手を挙げている。開通が平成29年の予定であり、その道路工事計画に組み込むものと思われる。肝心の酒田市は音沙汰がない。やるのか、やらないのか。酒田余目間道路の工事期間は29年までである。

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