郵便物を投函するために車で郵便局に向かった。郵便物を出すにも車が必需品とは情けない事情だが、これも仕方ない生活である。その道すがら感動の場面に遭遇した。
少し遠くに園児が集団移動する様子があったので注意はしていた。私の車はそこ通る道筋なので交差点まで進んだ。信号機が赤だったので当然車は停止した。それを確認した上で園児が道路横断をはじめた。すかさず「止まってくれてありがとうございます」全員大きな声で私に礼を言ってくれたのだ。道路は車だけのものではないことは分かっている。大きな速い「車優先」が染みついてはいないか、車を運転するものとして一考された場面だった。
以来、注意深く観察すると信号のない横断歩道で、止まって歩行者が渡るまで停車する車を良く目にする。歩行者が頭を下げて横断する姿が相互会話に見える。道路交通法はその通りなのだがこの行為が「弱者優先の兆し」の文化に昇華し始めた様にもみえる。
道路を横断するにも「身の安全と礼儀」を教え込まれた園児達が大人になった時の社会が頼もしく思えた。
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