コロナに気を使いながら北平田保育園(園長佐藤ゆかり)では、雲ひとつない秋晴れの下「空いっぱい輝けワイワイうんどうかい」と名づけ、第63回目の運動会を開催した。
参加は保護者2名と理事会から3名が可能で、それぞれ事前にチェックシートに必要事項を記入した上で入場口からのみ会場に入る事が出来る仕組みになっていた。
運動会は玉入れから始まった。紅白に分かれた園児はスターターの合図で一斉に籠を目指して玉を投げ入れた。これがなかなか上手で手馴れた感じがした。終わって皆で籠の玉を数えると、21対28で白組の勝となった。
年齢別の障害徒競走は親子ペアの競技で、泣き出す園児がいたり、要領のいい子がいたりの千差万別である。保育日数の違いが現れる競技の様に見えた。軽快なリズムに合わせた3・4・5歳児の遊戯ツバメは簡素な中にも華があり思わず手拍子が出た。
5歳児リレーが最後の競技だった。紅白に分かれ抜きつ抜かれつの激レースには力が入った。たびたび保育園にも足を運ぶが園児たちのこんなに真剣勝負の顔は見た事がない。勝ちたい速く走りたいと思う心の成長である。
感動した北平田保育園大運動会だった。