とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

酒田の鈴政が東京に出店

2018年09月07日 | 日記

 酒田の人気すし店「割烹寿司 鈴政」が東京の一等地、麹町に開店と聞いて行ってみた。午後5時、予約でいっぱいだったが、県議3人と酒田からの珍客として、1時間位ならとカウンターに席を取ってくれた。
 先ず、本マグロの「カマ下」と呼ばれる高級部位のトロが出てきた。色艶、脂乗り、大きさに先ず惚れ込んだ。口に運ぶとまさに、とろっと溶けた。サンマの刺身は、小鉢いっぱいのネギ刻みにまぶして食べる、初めての味である。思わず「旨い」と叫んだ。ビールを片手に、店主「英ちゃんと」話し込んだ。
 築地のマグロが縁で麹町ロイヤルビル一階に出店できた事。寿司職人は全て東京の方である。ランチを千円で提供したところ、行列が出来、一日150人もの来店がある。酒田の味を広めたいと採算度外視で頑張っている。コメは庄内の「雪若丸」を使用、月360キロのオーダーで、「庄内みどり」の安定供給にかかってると話してくれた。地魚は酒田の仲卸から取り寄せ、日本酒は庄内産にこだわる、酒田食文化のアンテナショップと言える。
 「鈴政」とは先代からの付き合いである。昔話になるが、酒田税務署長の新井将敬さんに誘われて「鈴政」に行ったのがきっかけである。その頃、英ちゃんが渡辺美智雄さんに抱かれていた記念写真が残っている。今では、江戸前寿司の本場、東京で勝負をかけている。
 酒田のきっぷのいい「鈴政」に続く展開を期待したい。

コメント (1)
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