とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

気になる首長の発言

2016年07月06日 | 日記

 参議院選挙も終盤を迎えた。読売新聞、共同通信が終盤情勢を報じている。与党が堅調で民進が苦戦と、どちらも同じ様な調査結果が出ている。しかし、東北の一人区は与党の苦戦と報じられ、山形県では野党統一候補に2重丸が付いていた。同様なのが岩手県と沖縄県の3県である。山形県は自民党県議が30人で与党が7割を占め、市町村首長の殆どが与党候補を推薦しており、野党統一候補に2重丸が付く理由が分からない。
 地方自治は二元代表制である。首長も議員も選挙で選ばれ、同じ民意として地方自治を担っている。しかし、首長に強い権限が与えられており、予算執行権は議会にはない。議員の要望は首長の同意がないと実現しない仕組みになっている。公務員は地方公務員法や公職選挙法で選挙活動は制限されているが、首長などの特別公務員は自由である。しかし、その言動には注意が必要だ。
 昨夜、与党候補「つきの薫」さんの個人演説会に行ってきた。応援弁士で与えられた時間は5分である。最初に終わって、後はじっくり他の弁士の話を聞いていた。国会議員4人もいると国会の立ち位置も分かり、個性も現れる。修羅場をくぐった議員の話は迫力がある。「つきの薫」さんの必死さも伝わり良い演説会だった。
 首長の気になる発言があった。「私を応援してくれた多くの市会議員が私と一緒に与党候補の応援をしてくれない。酒田の発展を思うと政権与党とつながる事が必要だと思っている。。酒田市長として恥ずかしい事であり、許せない。それを見極めて対応するつもりだ」言い過ぎかもしれないがと前置きしての発言だったが、どきっとした。
 政権与党とつながることも大事だが、議会とつながる事もさらに大事だと私は思った。

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