初夏を思わせる晴天の6月11日、すっかり恒例となったイカ釣り船団の出航式が酒田港袖岡埠頭で行われた。県船友漁労長会所属の中型イカ釣り船団 11隻が集結し、式典が行われた。これだけの規模の出航式は日本一だとの紹介があった。
普通に見られるイカは単年漁で、成長が速く北上しながら大きくなり、北海道海域に来る頃には40㎝位となり、肉厚の上質なイカとなり名産物となる。酒田港を出航した船団は、いったん南下して能登半島沖付近から、イカを獲りながら北上し、来年の2月頃までイカを追って操業は続く。
イカは昼は深い海に生息し、夜間に浮上する日周移動を繰り返す習性がある。浮上した所を狙って釣る漁火のイカ釣り船団の様子が遠くに見える時がある。
酒田漁協の大半を占めるイカの水揚げ高は貴重なもので、大漁を願う関係者の期待で袖岡埠頭は埋め尽くされる。航海の安全と大漁を願いながら、しばし家族との別れを惜しむ風景は、毎度のことながら心を打たれる。
goo blog お知らせ
ログイン
goo blog おすすめ
カレンダー
最新記事
最新コメント
- まさし/酒田にコンテナホテル開設
- まさし/庄内中高一貫校は先送りへ
- 久野喜代子/農家と共にムラおこしの大山農協
- ガーゴイル/庄内空港5便化見送る
- あんのうん/公益大学公立化への道のり
- ククラックスラン/公益大学公立化への道のり
- 長女/恐るべし情熱大陸のラーメン
- 五十嵐 清志/保育園の茶道教室
- 五十嵐 清志/我が家の映画館
- さかちゃん/自民党に除名申請