とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

選挙の一票

2014年12月21日 | 日記

 ブログの更新が遅れてしまった。書きたい事はいっぱいあるのに、やっぱり心の余裕がないとパソコンに向かう気になれない事が良く分かった。2日から県議会が始まり、同時に総選挙と重なり悩ましき時間を過ごした。
 選挙は有権者の心理が投影されるドラマの様に見える。選択基準はそれぞれの思いで投票するのだが、結果は自分の心のどこかに潜んでいた小さな思いがデジタルで表示された気持ちになる。
 我が家にも投票行動の電話リサーチがあった。投票日の出口調査もあった。投票締め切りの8時を過ぎると、開票も始まらないのに一斉に当確者予想速報が報じられて、政党別勢力分野がグラフに映し出される。概ねの結果予想が報道されるが、不思議と大体の傾向は外れないのには驚く。投票率が下がる要因が、こんな所にあるかも知れない。自分の投票が、体制に影響しないと考え始めると、自分の一票の価値が小さくて見えて「まあ、いいか」となりそうな気分である。
 選挙がある度に、投票率の低さを更新する傾向にある。成熟社会の現象ととらえるのか、どうせ政治なんてと考えるのかは分からない。約4割程の棄権者のリサーチをする方が、投票行動の調査よりは興味深いように思える。
 国権を左右する国民投票が実施されたら、投票率はどうだろうか。まさか総選挙の様に低いままにはならないと信じるが、棄権の責任は重くなる。選挙の結果に「たら」「れば」は通用しない。次に向かって何をするのか、そこが問題だ。

コメント
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