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とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

「パンとサーカス」政治からの脱却

2010年01月01日 | インポート

011  あけましておめでとうございます。
今年の正月は暴風雪で明けた。昨日までは雪ひとつない穏やかな天気だったのに、夜半あたりから風音が荒くなった。羽越線は全面運休らしい。この前の特急寝台「日本海」の遅れを思い出した。最近、羽越線の運休や遅れが頻発しているように思える。山形県では、羽越線の高速化に力を入れると言っているのだが、全くの机上プランの掛け声政策である。庄内の孤立が心配だ。
 元旦の読売新聞の社説は読み応えがあった。見出しは「ニッポン漂流」を回避しよう、と現政権の危うさを指摘している。国家戦略なき日本は、国際社会の荒波の中で孤立化し、やがては漂流することになるだろう。これでは困ると訴え、連立の弊害の指摘と、日米基軸が国益に沿うと訴えている。非常時には大胆な政策が必要であり、「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズが一人歩きし、危険な状態にあり、地方が疲弊しているときに、即効性の高い公共事業の活用も大切だと指摘している。ローマ帝国の滅亡を早めた「パンとサーカス」の、大衆迎合的「ばらまき・見せ物政治」から一日も早く抜け出さなければならない、と結んでいる。
 集落の新年顔合わせ会でも、このことで話題は尽きなかった。今日の天気のように政治が荒れるのか。国民を苦しめるのは政治ではないし、国民に責任を転嫁してはならない。
 昨年の暮れに、酒田で子ども歌舞伎があった。これも国の事業である。費用対効果では計り知れないものも大事にしなくてはならない。

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