蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

硫黄島からの手紙

2007年11月08日 | 映画の感想
作ったのはクリント・イーストウッドなんだけど、登場人物はほとんど日本人でセリフは日本語。カットバックシーンとかに若干ウソっぽい感じがありますが、外国人製作とは思えない出来です。(というより日本人が作る戦争映画より随分マシなような気も・・・)

栗林中将は、慈愛に満ちた父親という感じの描かれ方で、部下に厳格で有能な将軍というイメージはありません。(現実には家族への手紙の内容からは想像できないほど士官には厳しい要求をする人だったらしいですが・・・)

主役の二宮さんは、この映画に限らず、各方面で俳優として評価が高いようです。私は彼の出演作を初めて見たのですが、なんかやる気なさそう、だるそう、という雰囲気が漂っていて、今ひとつかなあ、と思いました。


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