蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

テルマエ・ロマエ1&2(映画)

2014年07月22日 | 映画の感想
テルマエ・ロマエ1&2(映画)

1はDVDで見て、2は映画館で(GWに)見た。

原作は読んでいないが、レビューなどを読むと温泉絡みの小ネタは原作通りのものが多いらしく、原作を読んでいると「あ~あの場面」などと、よりいっそう笑えるらしい。

確かに、主人公のローマ人(阿部寛)が、現代にタイムスリップして日本のお風呂の風俗?に驚いたり感心したりする部分は、面白い。
一方、セットやロケに相当なお金がかかっていそうなローマ時代の方は(お金がかかっていそうなだけに)残念感が漂う。
ただ、(2の方で途中から字幕をやめてしまい、「字幕は疲れるでしょ」みたいな字幕を流すような)メタ的視点で作られているので、「カネかけて作っているのに、こんなくだらないシーンかよ」みたいなのは、あるいは(日本の場面のチープさと好対照にする)狙いなのかも。

阿部さん、北村さん、市村さん等のローマ人役は、メイクの効果もあるだろうけど、彫深い、日本人離れした顔つきに確かに見える。
それだけに「平たい顔族」(=典型的日本人顔の人のこと)との対照を際立たせるようなギャグがもっと多かったらよかったと思った。

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