蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ゼロ・グラビティ

2014年07月01日 | 映画の感想
ゼロ・グラビティ

(映画を見たのは今年のお正月だったので、今頃感想を書くのもナンですが、備忘として残しておきます)

知人から「今まで見たこともない映画。絶対にIMAXで見て」と、鼻息もあらく薦められたので見に行きました。

実は、3D映画を見るのはこれが初めて。
映画が始まる前にIMAXシステム?の紹介があって、
「まるで映画の中にいるような臨場感」という旨のウリ文句がありましたが、それがほぼ当てはまるような、映画館というよりテーマパークのアトラクション内にいるような感じで、それが1時間半も続くので、見終わった後の印象は確かに普通の映画とは全く異なるものでした。

3Dってスゲエな、と思った半面、本作が3D映画としては最高峰との誉も高いので、初めて経験したのが最高級品だった、というのもどうよ、次に3D映画を見た時にがっかりしちゃいそう、との思いもありました。

映画の中で主人公が中国の宇宙船に乗り込む場面があるのですが、計器盤の文字は漢字でしたねえ。ホントにそうなんでしょうか?中国の宇宙船の中を見たことがある人なんていないだろうから、想像なのかな?
一方、(やはり映画に登場する)ロシアの宇宙船の計器盤はキリル文字でした。これはまあ、きっとそうですよね。見たことがあるアメリカ人や日本人も何人かいらっしゃるはずですし。というか、宇宙のデファクトスタンダードはキリル文字だったりして・・・。

原題は「gravity」だそうで、本当は無重力世界を描いたのに、あえてそういうタイトルにしてみました、というところ(あるいは重力のありがたさを表現したかったのか)だと思うけど、ここはやっぱり素直に邦題の方がよかったんじゃないかな、とも。

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