蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

パブリック 図書館の奇跡

2021年04月03日 | 映画の感想
パブリック 図書館の奇跡

スチュアート(エミリオ・エステヴェス(主演兼監督)はオハイオ州シンシナティの図書館の司書。一人暮らしでちょっと変わり者。厳冬期に入り、ホームレスが暖を求めて開館から閉館まで図書館に詰めかける。スチュアートはホームレスたちの常連?とは顔なじみだが、かつて体臭がきついホームレスを退館させたとのは差別だと訴訟対象になってしまう。ホームレスの一人が凍死したのをきっかけに、ホームレスたちは閉館時間になっても退館を拒む。スチュアートは彼らの扇動者と誤解され、警察との交渉の矢面に立たされる・・・という話。

スチュアートの勤務ぶりや私生活、同僚の司書や借家の管理人とのやりとりがとてもいい感じだったし、刑事(アレック・ボールドウイン)のエピソードも「どうなるの?」と、期待されたんだけど、ホームレスが図書館に立てこもる本体部分はイマイチだったかな、と思えた。特に刑事の話はほとんど展開されず残念だった。

多分、本物の公共図書館でロケしたんだと思うけど、アメリカの図書館って巨大かつ豪華だなあ。


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