プロ野球元審判は知っている(佐々木昌信 ワニブックスPLUS新書)
著者はプロ野球の審判歴29年で現在は実家のお寺の住職。
全く野球界から離れてるせいか、けっこう本音レべルの証言(際どい判定が想定される場面はイヤだとか、判定直後に「しまった間違えた」と思うことがあるとか)も綴られている。以下、面白かったところを抜書き。括弧内は私の感想。
●館山は硬球を持つだけで重心がずれていること=変化させやすい がわかった。
●金子千尋の全盛期はダルビッシュより上と思えた。
●石川雅規は日本一ロジンバックを使う。(そういわれて見ると、フッと左手を吹くシーンをよくみるような気がする)
●藤川球児は基本ゾーンに投げるので、空振りか完全なボールのどちらかが多くて判定がラクだった。
●渡辺俊介の投球は遅くてなかなかミットまで到達しなかった。
●ノーノーやパーフェクトは、案外ピッチャーの調子が悪い時に起こる。2018年クライマックスでの菅野は球がバラけていた。山井の日シリの時も好調とはいえず、著者は8回までで交代だと思っていた。
●ピッチャーはリリース直前に目標を必ず見る。だからビンボールの時は打者を見ようとしてアゴがあがっている。
●逆球のサインもある(そうなんだ)。でも逆球だとボールと判定されがちなので、城島は逆球のサインを出すと、右手で球審=著者のスボンの裾をつまんで知らせた(いいのか?)。
●坂本勇人はプロ2年目のオープン戦で、西武の帆足から難しいインコースをホームラン。キャッチャーの炭谷が球審=著者に「普通打てないですよ、あそこは」といった。
●新庄は香水をつけてプレーする習慣を広げた。今では12球団のほとんどの選手が香水をつけている(そうなの?)。巨人の阿部は白檀、大谷翔平は自分で調合してた。
●大谷翔平は著者が四十肩で投手にボールを投げられないのを知って、イニング交代の時、走って球を取りに来てくれた。
●ストライク・ボールの判定を機械で行ったら、完封続出になると思う。(と、いうことは、現在の審判はかなり狭目のゾーン=打者有利にしているということ??)
●里崎は判定に文句を言わないことで有名で審判からは「仏」と呼ばれていた。(意外・・・)
著者はプロ野球の審判歴29年で現在は実家のお寺の住職。
全く野球界から離れてるせいか、けっこう本音レべルの証言(際どい判定が想定される場面はイヤだとか、判定直後に「しまった間違えた」と思うことがあるとか)も綴られている。以下、面白かったところを抜書き。括弧内は私の感想。
●館山は硬球を持つだけで重心がずれていること=変化させやすい がわかった。
●金子千尋の全盛期はダルビッシュより上と思えた。
●石川雅規は日本一ロジンバックを使う。(そういわれて見ると、フッと左手を吹くシーンをよくみるような気がする)
●藤川球児は基本ゾーンに投げるので、空振りか完全なボールのどちらかが多くて判定がラクだった。
●渡辺俊介の投球は遅くてなかなかミットまで到達しなかった。
●ノーノーやパーフェクトは、案外ピッチャーの調子が悪い時に起こる。2018年クライマックスでの菅野は球がバラけていた。山井の日シリの時も好調とはいえず、著者は8回までで交代だと思っていた。
●ピッチャーはリリース直前に目標を必ず見る。だからビンボールの時は打者を見ようとしてアゴがあがっている。
●逆球のサインもある(そうなんだ)。でも逆球だとボールと判定されがちなので、城島は逆球のサインを出すと、右手で球審=著者のスボンの裾をつまんで知らせた(いいのか?)。
●坂本勇人はプロ2年目のオープン戦で、西武の帆足から難しいインコースをホームラン。キャッチャーの炭谷が球審=著者に「普通打てないですよ、あそこは」といった。
●新庄は香水をつけてプレーする習慣を広げた。今では12球団のほとんどの選手が香水をつけている(そうなの?)。巨人の阿部は白檀、大谷翔平は自分で調合してた。
●大谷翔平は著者が四十肩で投手にボールを投げられないのを知って、イニング交代の時、走って球を取りに来てくれた。
●ストライク・ボールの判定を機械で行ったら、完封続出になると思う。(と、いうことは、現在の審判はかなり狭目のゾーン=打者有利にしているということ??)
●里崎は判定に文句を言わないことで有名で審判からは「仏」と呼ばれていた。(意外・・・)