蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

イミテーション・ゲーム

2015年11月22日 | 映画の感想
イミテーション・ゲーム

最初のコンピュータともいえるチューリングマシンを作ったアラン・チューリングの生涯を、ドイツ軍の暗号システム(エニグマ)を解読する家庭を中心に描いた映画。

チューリングは(天才の常として)かなりの変人で人づきあいも最悪。
エニグマ解読チームでも完全に浮いた状態で独善的に解読マシンの構築に没頭します。
チームのメンバーの一人と結婚するのですが、実はチューリングは同性愛者で戦後(当時のイギリスでは同性愛的行為は犯罪だった)に有罪とされています。

この、変な人、をカンバーバッチが演じているのですが、彼が演じるとどうしても変人には見えなくて、真面目な人が偽悪的にふるまっているように映り、実は彼の真実の姿は仕事熱心なナイスガイのように思えてしまう・・・のは私だけでしょうか。

コメント
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