蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

平成21年5月31日 笹川賞 福岡競艇12R優勝戦

2009年06月01日 | 競艇
平成21年5月31日 笹川賞 福岡競艇12R優勝戦

1今村(豊) 2瓜生 3吉川 4藤丸 5松井 6平田

今村がインから09でトップスタートを切って逃げ切りかと思われたが、スタート遅れた(19)瓜生がターンマークぎりぎりを差して優勝。

今日のスポーツ紙(確かスポニチ)の中道(善博)さんの解説が秀逸だった。

スタートタイミングで10も差があると、2号艇は艇の先も見えない状態で、3号艇がハッキリ見える。悪い事に3号艇は目立つ赤色で1号艇はイヤでもまくり警戒にならざるを得ない。
結果、スタート遅れた2号艇がふところが開いたところを差し、ということになることがある。
ただ、こうした差しを決めてバックでトップに立つには機力の裏付けが必要で、瓜生の勝因はモーターを仕上げたこと。・・・といった主旨。

トップ選手(だった解説者)ならではの臨場感たっぷりの内容で、新聞代を払った甲斐があるというもの。

その中道さんが、末尾で「今村の賞金王を見てみたい」というようなことを書いていた。
今やイン戦も普通になった今村には住之江を苦にする事もないと思える。
中道さんだけではなくて、私を含め、いまだ多くのファンは、今村の栄光に満ちた競艇人生で唯一ともいえる欠片である賞金王奪取を期待しているだろう。

コメント
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