園芸大好きsakkoの記録

1937年生まれの奈良のおばあちゃんのブログです。

春の味覚「イカナゴの佃煮」と亀の話

2015-03-05 22:43:40 | Weblog

風が強くて体感温度はすごく低い。
それでも雨が降らなかったら畑に行って春の用意をしょう。

ブラックベリーとラズベリーの根元の草を取って、敷き藁の代わりに籾殻を撒いて置いた

風があったが、風の合間にビニールを張って小さなハウスを作った。
高さは私の背丈ほど、幅1.8m長さ4Mの小さなハウスである
もう少ししたら、ドイツ豆、トウモロコシ、紫蘇、枝豆などの苗をここで育てる。
その後、ピーマンと唐辛子をここで育てる

 

そら豆の根元の草を取って、配合肥料を置いて敷き藁の代わりにここにも籾殻を撒いておいた
その後、ネットを被せて置いた。

今日は頑張った。
一休み。ポケットの飴ちゃんをなめながら、カメさんはどうなっがかな?

かごを上げてみたら中央に穴が一つ。
子亀はもう穴から出て行ってしまっている。
・・・・・・・・これは、・・・・
寒かったり、雨だたりで昨日も一昨日も来なかったな~。
あたりを探したがもうどこにもいない。

 

昨年の初秋に、ニンジンの横を耕していたら亀の卵が出てきたので
もう一度埋め直して置いたのはどうなっているだろう
印をしておいた場所を掘ってみた

割れた卵の殻と、小さな土の塊のような子亀が2匹。
え~~っ、生きている~~~。
ビックリした。まさかと思って掘ったのに!!!!!!である。
傍に溜まっていた雨水で洗ってやった。(冷たい水で洗われて迷惑だったかな?)

左側、ひっくり返してお腹も撮影(ごめん)

暫くすると歩き出した。
意外にも早く歩くものだ。
大きさは、ミドリガメより少し小さめ。

連れて帰って飼う訳にもいかず、困ったな。
このままだとまだまだ寒いので凍えるかも?
元の土に戻して少し土をかけて上から枯草を乗せて置いた。
あの籠の下の亀は自力で出て行ったのだから、この亀だってなんとか自力で頑張ってほしい。
この亀さんには悪いことをしたな。もう少し土の中に居たかったかも?。ご免ね。


昨年の夏、かぼちゃの葉影で産卵中の亀を見つけた。
70日くらいで孵化するらしい。
テレビでよく見るウミガメの様子が目に浮かび、一斉に穴から出てきて川に(海が無いもの)向かう。
だが、あれはウミガメのこと。
この亀は、クサガメ?ツチガメ?は孵化してもそのまま土の中で冬を越し
春になったら出ていく。
以前、ジャガイモを植えようと耕していて子亀を見つけたことがあった。
あれは土の中で春を待っていた子亀だったのだ。

 

 

小梅の花が満開に近い。

桃の木の下では取り残したフキノトウのつぼみが膨らんでいる

そして土筆も

フキノトウと土筆を収穫

フキノトウはこの間「フキノトウ味噌」を作ったので
今回は佃煮にした。
つくしは卵とじ。これを食べないと私の春は来ないのだ

そして遠方からの春の味覚。
元OLの友人が豊中から「イカナゴのくぎ煮」を送ってくれた
毎年送ってくれるのでもうそろそろと思っていた。
土生姜が入って味は一級品。彼女の手作りである。
お礼の電話に「来年も元気だったら送るね」と。
来年も再来年もその次の年もずっとずっと、待っているよ。

 


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