園芸大好きsakkoの記録

1937年生まれの奈良のおばあちゃんのブログです。

タニワタリノキ

2008-07-31 23:03:52 | Weblog


甥の葬儀も、通夜、告別式、10日祭(初七日)まで全て終った
その間、姉は何度棺にとりすがって泣いたことか。
嫁のAちゃんも孫のゆう君もじっと耐えていた。
火葬場のボタンを押したときAちゃんは耐え切れずに声をあげて泣いた。

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最後に姉は、親戚の者にこれまでのお礼述べこれからのことを
頼みますと挨拶して、
もう泣いても息子は帰ってこないのだから
「今度は嫌がられるくらい長生きをしてやろう」と思うと言った。

私はとめどなく落ちる涙をそのままのしていた。
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 姉はまだ眠れないでいるだろう。
 Aちゃんもゆう君も同じだろう・・・・・・


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我家のタニワタリノキ、何時から私の山野草の棚にあるのだろう。
友人のMさんから貰ったものだと思っていたが、
Mさんは知らないという。
鉢植えだが木はほとんど枯死状態なのだが、春も晩くなってから芽を出し毎年花を2~3個付けていた。
昨年ブログに花を載せて初めて「タニワタリ」と云う名だと知った。
それで冬場に水を切らさないように何時もより大切にしていた。
今年は15くらい蕾を付けている。





不思議な花である。そしてそのまま萎れてしまうのである。
実は見たことが無い。

しらべて見ると「アカネ科の常緑高木」で九州南部東南アジアに生息するという。
冬は無加温の温室か室内の取り入れると書いてあった。
sakkoは外に出したまま寒風に晒していた。
だから常緑樹なのに葉を全部落として冬を耐えていたのだろう。
晩春になって、もう今年は芽が出ないのかなと思った頃
新芽が出て、蕾がつくのである。
もう根つまりしているだろう。今年は植え替えよう。
前にもUPしたのに、今夜はこの花が気になってならない。
これからは軒下か温室の下に入れるからね・・・・。

明日から8月・・・・・・・・・・・  

果樹・野菜

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