Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

二つの展覧会

2005-05-04 23:19:14 | 展覧会・建築・器
日本橋三越本店6階美術フロアで開催されている展覧会を二つ見てきた。偶然、同じフロアで会期が重なっていたので、贅沢にも一度に二つ訪れる事ができたのである。

エレヴェーターを降りたらそこがもう会場だったのは「遠藤幹彦 彫刻展~ブロンズ・木彫~」(会期5月3日~16日)やわらかい肌の質感が伝わるブロンズの女性像と今回初出品という木彫の作品約20点が展示されていた。作品の前に立つ遠藤さんのショット・・・
                                     

そしてもう一つの展覧会は「伊藤麻沙人 作陶展」(5月3日~9日)
実に色んな表情の陶器が、大物から小さなものまで様々に並べられていて楽しい。伊藤さんのお話も面白かった。それで写真を撮り忘れたのでDMの(代わりと言ってはなんですが・・・)写真を・・・
                        
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二胡演奏会

2005-05-04 19:50:18 | 音楽
初めて中国民族楽器の「二胡」を5月3日、入間市文化創造アトリエ「AMIGO!」で聴いた。
(二胡:ジャー・パンファン、ジャー・パンシン、ピアノ/作曲/編曲:美野春樹)
会場は大正時代からの繊維工業試験場を文化創造アトリエとして再生された木造の建物である。入り口から中を見るとこんな感じ・・・
               

廊下はこんな風・・・・
そしてホールの舞台の向こうには緑の芝生が広がっている。

二胡は二本の弦の間に馬の尻尾で出来た弓をはさんで音を出し、ほぼ千年の歴史を持つといわれている楽器である。私は中国の音楽を二胡で聴けると思い込んで出かけたのだが、曲目はそういったものは殆ど無かった。涙そうそう、ニューシネマパラダイスといった編曲物、二胡とピアノによる新作などが主なプログラムだった。奏者は三人ともすごく上手いし、達者である。聴衆はそれぞれの思いで曲目を楽しんでいたし、また音楽会としてはお客も満杯だし大成功だった。だけど私にとっては今、求めてはいない種類の音楽だった。要は今の大多数の聴衆がこういった「癒し系」音楽(としかいいようがない)を求めているのだなあ、と何となく寂しくなってしまった。
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