Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

見果てぬ夢の先~16,17世紀のスペイン鍵盤音楽

2005-05-16 00:23:53 | 音楽
5月14日(土)東京オペラシティー・近江楽堂に於ける「見果てぬ夢の先~16,17世紀のスペイン鍵盤音楽」と題する西山まりえ氏によるチェンバロ&ヴァージナル演奏会を聴く。                       

プログラムは、フランシスコ・コレア・デ・アラウホ/第2旋法によるティエントとディスクルソ、エルナンド・デ・カベソン/甘き想い出、ファン・バウティスタ・カバニリェス/第4旋法による右手のためのティエント98番、ガリャルダス、アントニオ・デ・カベソン/「騎士の歌」によるディフェレンシアス、など。詳しくはこちら

一曲目のアラウホから、近江楽堂がスペインになっていた!!
私の心に浮かんだのは白いような目が痛くなるような光にさらされた風景と対照的に信じられない程に濃く深い影。そこに音楽が立ち上がってくる。何か、チェンバロ&ヴァージナルの演奏会なのだけれど、違う楽器・・・具体的な何か、じゃなくて、うーん、何て表現すればいいのかなあ・・・とにかくチェンバロ&ヴァージナルがそれだけじゃない楽器になっていたように感じた。凄いですっ!興奮して帰宅しました。
コメント
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