life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

[GAME6] MLB 1-5 NPB

2004-11-11 23:59:59 | 【野球】日米野球 2004
定時に出てみた。いそいそとドームに向かった。しかし相変わらず駅から歩くし、ゲートは遠いし……(南ゲートだった)おかげで、ふと頭をよぎったのは神戸だった。(鬱)

 友人たちは先に着いていて、練習を見ていたりしてたらしい。私が着いたころにはちょうどスタメン発表が始まって、グラウンド整備をしてるそばでMLBの選手が何人か体を動かしていた。球場の入りは5分程度。平日のこの時間ではあるけど思ったより少ないなという印象。試合前のアトラクションみたいなものも別になかったので、駄弁りながらぼーっとグラウンド眺めて、芸達者なあちらのマスコットさん(今回、調査不足で名前把握できず)とファイターズの熊(B.Bって言ってやれよ)の絡みを面白おかしく拝見したりしていた。
 そのうちにメンバー紹介が始まって、MLBの選手から呼び込まれていった。大塚の姿を見れたのはやっぱり嬉しかったな。でも、「この観客の中に日本での大塚を見たことのある人間が何人いるんだろう」とか思ったりもしていたが(笑)
 で、次に日本の選手が呼び込まれていった。拍手の大きさで知名度がわかるなあって感じで(笑)やっぱりファイターズの次は巨人なんだよなあ、と改めて認識。まあいちばん拍手が大きかったのはあのガッツを抑えてあの古田だったんだけども。納得。

 隈の名前が呼ばれた時、心なしか拍手が大きかったように聞こえた。その後ろ姿見てたら、なんかわからんけど、目頭がじわっと(笑)。まあ、何か感じるものはあるだろうなと思ってはいたけど、まだこんなにこみ上げるものが残ってるとは、自分でもどうしてよいやら。一応周囲の目があるので、怪しい人になってしまうようなことにはならなかったけど(笑)。整列してる時に隣に山口が立っていたので、そのユニフォームに隈を重ねてみたんだけど、どうにもやっぱり明確な像には変わらなかった。なので、赤い字で書かれた背番号を、ずーっと見つめていた。
 セレモニーが終わってベンチにみんなが戻っていく時に、隈に呼びかけたい衝動に駆られたのだが、今まで一度もそういうことをしたことがないし恥ずかしいしでやっぱりできんかった(笑)。つーか、今までそんなことをしたいと思ったこともなかったように思う。でもなんか今日は違ったんだ。君のチームが大好きな人間がちゃんとここにいるよって、決して望まれなかったチームじゃなかったんだよって、そんなこと言うまでもないのかもしれないけど、できればそういうことを隈に、その背中を通した向こうにいるチームのみんなに知ってもらいたかったなって、漠然と思ったりした。

 試合の方は、休養充分準備万端松坂大輔絶好調。4回まではパーフェクト。個人的な、ぼんやり覚えている印象(笑)なんだけど、直球も走っていたし、全体的に外のコントロールがかなりきっちりとされていたと思う。ヒーローインタビューで、対戦したかったオルティスやラミレスがいなかったのを残念がっていたが、試合途中も内心、オルティス出さんかい。くらいに思っていたのかもしれないな、と勝手に思っていた(笑)
 赤星は今日も盗塁を決め、ガンちゃんもアピールし、活躍する人はいつも通り(笑)。守備の面では、和田が死球で下がってしまった後の佐伯様がアレで(笑)そもそもこのシリーズ打ててない&守備はちょっと、なところにやっぱりあの守備だった(笑)のでスタンドの目も厳しくなってきたところに日本チームの初ホームランをかっとばしましたわけで、取り返せて本当に良かったぁぁ~! と(笑)。同じくシーズン中のように打てていない多村も、今日は少し守備で活躍できたので(タッチアップ抑えたり)相手のエラーにより犠飛の打点1つ損するかと思ったけど、犠飛分はちゃんと認められましたね。良かった良かった(笑)。あと、個人的にはばっさんも見られたので、野手は見たい人がちゃんと見られて満足。

 でも投手は……やっぱり大塚出てこなかったし(泣)せっかくKロッド見れたと思ったら、あんまり調子が良くなかったようだし。個人的には、今までも何故か色々と松坂の登板日に当たる確率が高かった(ように思う)ので、う~む。できれば継投してほしかったのだが、とか思ってはいたが……かと言って定石通り地元だからってんで横山が出てきても、それはそれで結構見た気がするのでどっちもどっちだったけど(笑)つーか本当はナベ俊が見たかったんだー!←しつこいよー! ってーか松坂のあれだけの投球見せていただいておきながら罰当たりですよー!
 ま、でも、久々の球場は、それなりに楽しかったっす。シーズン中だったら話は別だろうけど。

 ところで、2000年と2002年と今年のプログラムを並べてみたら……
 今年、表紙のデザインに迫力がない。(笑)