デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 





Megumi Okumoto - When A Man Loves A Woman

"When A Man Loves A Woman"(「男が女を愛す時」)は、例え曲名を知らずとも、きっとどこかで聴いたことのある、有名なバラードだと思う。
今年5月20日に行われた「フレイムハウス10th記念ライブ」で、ボーカリスト/ピアニスト/トロンボニストの奥本めぐみさんによる、グッと感情を込めて心に響く圧倒的な声量で弾き語られた、この名曲の動画をアップロードしました。
ここ最近、私の周りで三組ものカップルが結ばれ、私の中でいろいろなBGMを思い浮かべたものですが、「男が女を愛す時」もふさわしい曲ではないかと思った次第です。それにクリスマスも近いことですし(笑)。
フレイムハウスのライブでは、めぐみさんはこの曲を演奏する予定ではなかったみたいなことを曲の合間におっしゃっていた気が…。
一部始終を書くと、たしかライブの直前に、めぐみさんのファンの女性に彼氏が出来たばかりで、会話の流れから"愛がテーマ"な歌で応えなあかんやろ!みたいな感じで、めぐみさんが快く演奏されたと記憶しています。演奏が終わったあと、ラブラブのファンの方はもちろん、お客さんも大変喜んでいたなぁ~。
演奏は、とくに曲の後半の目がうるうるとなってしまう熱唱が、とてもすばらしく、お客さんが静かにジッと聴き入っていました。その雰囲気がこの動画でも少しでも表れていますように。

奥本めぐみさんのオフィシャルサイト
http://www.megumi-okumoto.com

ブログ
http://megumi-inside.jugem.jp/

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OperaLucia - My sweet lord

新規投稿日時は12月2日14:49ですが、11月29日分の投稿とさせていただきます。

というのも、11月29日は元ビートルズのジョージ・ハリスン-George Harrisonの命日なのです。

8月に出会った楽器部のメンバーからエレアコを貸してもらって、ギターを始めたからには、一度は弾いてみたかった曲がハリスンの「マイ・スイート・ロード」でした。
この地味~な動画は、ギターでリズムを取る練習をしているところです。が、まだまだリズムが狂うところがあるので、せめて何の曲なのか分かるように、歌詞を表示させました。
ハリスンが演奏しているところの映像も、YouTubeにありますので、そちらもご覧くださいませ。

   ***追記2007.12.06***

11月29日にこだわった練習では、やっぱりリズムの点で悲惨な演奏だったので、後日、夜に公園に出かけていってまた練習しました。上のテロップのやつは動画で、その練習の模様、、、

最初の演奏分は、YouTubeから降ろしました。そして動画としてはさらに地味に…ヘッドとネックの影しか映ってないとは…。
こりゃ、ネタ動画化してしまったな…(笑

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フレイムハウスで出会い、いつも楽しいウクレレライブをされる、さとしさんとコガ☆サチさんの結婚パーティーに出席した。
とてもたのしかった~。
パーティーではいろいろな演奏があって、とても盛り上がったし、とくに主役の新婚お二人が登場した時がたのしかったなぁ。
ご結婚おめでとう!


  ***追記:2007.12.04***

この記事にあった

>その模様をYouTubeに上げました。(すべて別ウィンドウが起動しますがご了承ください)

という記述と、YouTubeへリンクしてあったパーティーの模様の画像およびYouTube上の動画を、管理者の責任と判断で削除いたしました。
理由として、パーティーの模様の一部である動画の内容に商業的コンテンツの要素が含まれるというには無理があると思うものの、映っているかたがたの許可がほとんど取れて無いままでのアップロードを管理者が行ったからに他なりません。
おそらく様々なご意見があろうかと思いますが、全責任は管理者である私にありますので、何卒ご了承下さい。
ただ、パーティーの動画や画像については、別の媒体を用いて、出席された方々の希望に沿って私から直接、もしくは然るべき場からご覧に入れることが可能かと思いますので、その折にはよろしくお願いいたします。

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mina - Sing Sing Sing

ひな祭りの乙女ライブの時の、Sing Sing Sing。
今回のYouTubeに、スウィングなジャズの名曲を、minaちゃんの十八番の一つで、軽やかなコードさばきとストローク、リズム感の良さを堪能できるウクレレ演奏を、アップしました。
先日の海の家ライブVOL.3でも、屋外の冷え込みをダンスで忘れさせる目的?で演奏され、ほんとに、その場がリズミカルでダンシングな空間に…(^^)

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横断歩道を渡りながらの撮影だったが、うまくいったんでは?と思う。



南米のフォルクローレのバンドだったなぁ…

Virginレコードのネオンの前での演奏だったので、現地では音楽に関する何かの象徴みたいなものをを感じた。
タイムズスクエアでは、さまざまな中小のギャラリーや劇場やライブハウスの関係者が道行く人々にビラを配っていたりする。そういった真剣な姿の人々を見ると、ニューヨークって本当に個人が自己主張をする街なのだと思ったりする。



やけにピカピカで縦に長~い車。はっきりいって迷惑…

タイムズスクエアから歩いてほど近くは、ニューヨークが世界に誇るブロードウェーがある。ブロードウェー・ミュージカルの劇場がひしめき合っているので、人も多く、看板もきれいなものばかり…。


どこかで…



見たことが…



あるようなものばかりですねぇ…。



光感度を上げて撮影。

「レ・ミゼラブル」の幼少のコゼットがティナルディエにコキ使われる挿絵の版画も、今やブロードウェー・ミュージカルの看板で知られるようになったかもしれない。

上の写真を撮ったときも、私は大きい荷物を担いだままだったので、いい加減、ユースホステルに向うことにした。


地下鉄の「42St」駅にて

一昔前はニューヨークの地下鉄といえば、犯罪の発生率がとても高く危険とされていた。
しかし、現在は監視カメラもたくさんあるし、列車を待つ人用のエリアがあるので、一般の人から離れず人目に付くところにさえいれば、危険を感じることはなかった。注意することといえば、あとはサイフや貴重品入れから手を離さないことぐらい。
今回の旅は、以前とは異なり日本でユースホステルを予約して行った。チェックインは本当にすんなり。また年会費無料のクレジットカード持って行ったので、支払いもあっという間…。ユースの規則についてクチャクチャクチャッと言われたら、早速部屋のキーを渡された。正直、便利になったもんだなぁと、本当に思った。
部屋は12人部屋。本音言うと、値段的にせめて6人部屋やろとふんでいたのでエェー!?と思ってしまったが、まぁマンハッタンで安く泊まろうと思ったら、相部屋は仕方ないし、こんだけ人数がいたらもう「いっしょ」だ。
荷物を置きシャワー浴びたあとは、少しホステル内を見て回った。ほとんどが若い人だが、もちろん年配の方もいた。


広いリビングでは、ノートパソコンを持ち込んでネットをする人が多かった。



テレビでは映画やドラマが夜なのに大音量で流れてたりする。

夕食はユースホステル近くのテイクアウトできるチャイニーズ料理店で、フライライスと骨付きダックを交ぜたやつにした。
ユースに帰ると食事できるテーブルが満席だった。しかし、同じようにチャイニーズをテイクアウトして食べている、背が高く体格のよい黒人の男女のテーブルの席が一つ空いていたので、相席を頼んだら快く応じてくれた。
空いたお腹を満たしていると、相席の二人の英語ではない何の言語なのか分からない会話に興味を持ってしまった。
私が話しかけると、二人は英語で私に返事をした。男性の方は南アフリカ出身、女性の方はカナダ出身で、ともに初対面だが、フランス語で会話していたとのこと…。
フランス語!(笑)。正直、私にはフランス語には聞こえなかった。アフリカで使われている言葉みたいに聞こえたのだ!
このテイクアウトのダックは肉じゃなく骨しか入っていないとか言ったあと、私の出身を言えば、男性の方が何と沖縄県と大阪に縁があるのだという!
滞在の予定を訊かれたので、ニューヨークとワシントンDCに行くつもりといえば、「ブッシュに会いに行くのか?」と訊ねられた。私が「会いたくもない」といえば、「オレは(何をしても)会えない」みたいな返事をくれる。彼の過去に何があったのだ??
そうするうちに二人が席を立ってしまったので、それ以上は何も分からなかったが、初日から驚きの夕食であった。

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一昨日、京都の文化サークルの主催で、若手(といってもかなりベテランだ)が登場する寄席があり、大いに笑いに行ってきた。今回で二度目だ。


桂二乗さん「つる」



桂阿か枝さん「金明竹(きんめいちく)」



桂よね吉さん「仔猫」
 
すべて古典落語。聞きたくてたまらないネタばかりだった。よね吉さんは「仔猫」の前に「河豚鍋」も演じられた。
どの演目も検索すれば出てくるのでカットするが、どの噺も人間の滑稽なところが昔を偲ばせるゆったりした雰囲気の中で語られた。
ネタの世界に没入すると現実を忘れてしまいそうになる。でもオチを聞くと、夢から覚めてしまったみたいで残念だけれども、ホッとする。
よね吉さんは朝の連続ドラマ「ちりとてちん」にも出演されたりしたが、ここ一年で大きくなったように見えた。

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みなさま、弊ブログだけでなく、YouTubeの方もご覧いただきありがとうございます!

見ていただいた方の中には評価(Rate)も入れてくれたりと、とてもうれしいかぎりです。
普段からご愛顧いただいている方々に加え、こちらに今日初めて外国のミュージシャンからコメントと評価がありました。日本語が分かってくれてたら、もっといいなぁとは思いますが…(笑)。
また、いくつかの動画で栄誉(Honors)まで付きました。これは「画像がトップになったら自動的に与えられるもの」らしく、どういう基準でのトップなのかは、よくわかりませんが、うれしいものです。
でも、これらのうれしい出来事も、普段から見てくださっているみなさんのおかげだと思っています。改めて感謝いたします!
これからも、ちょくちょく動画をアップしますので、よろしくお願いします。

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夜の魚-週末の夜は酔っ払ったっていいじゃない-



Stand By Me

さらに、YouTubeに田淵徹さんと上月陽平さんの動画をアップしました。
先に紹介した「カリメロ・クラッシュ」の前に歌われた、静かなしっとりした曲と、ノリのいい熱い曲ですが、二曲とも歌詞に少し哀感が漂っているところがポイントかも。
そして「Stand By Me」は日本語歌詞です。また演奏中の客とのタフなやりとりまで、しっかりと…。
すごっ!

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名作たちのシリーズ?が20を超えてしまった。まだしばらく続きますので、気長に気楽にお付き合い下さいm(_ _)m

さて、下にある2枚の絵だが、これらはレオナルド・ダ・ヴィンチの絵だ、と言ったら信じてしまうかもしれない。
もちろん、実際はレオナルドの絵ではない。しかし、作品の作者には共通するところがある。二人とも、レオナルドに入門し、彼を師と仰いだ画家なのだ。


アンドレア・ソラーリオ「緑色のクッションの聖母」(1500年頃)

「青は藍より出て藍より青し」というのは、レオナルドに言えた事だ。若きレオナルドは師匠のヴェロッキオの「キリストの洗礼」で天使の部分を描いたが、その天使を見たヴェロッキオが二度と筆を取るのを止めてしまったという「伝説」がある。
で、レオナルドが師匠であるというのは、どんなもんでしょ!?!?
アンドレア・ソラーリオ(ソラーリ)(1470/74頃-1514?)はミラノ生まれで、いろんな場所で先輩画家から多くのことを吸収し、生地に帰ってからはレオナルドに入門した。ソラーリは1490年以降にレオナルド芸術を忠実に反映した作品を描いたが、実際、画家として有能で作品も個性的ではあるのだ。
しかし、ソラーリの作品を現在の画集で見つけるには少々てこずるし、ルーヴル館内でも素通りする人が多かった。
レオナルドの画風の追従の域を出ないといわれることもあるが、私は上のソラーリの傑作は、美術史にしっかりと刻まれていると思う。実際、聖母を「母親の営み」として慶びの微笑とともに描いた作品は、あまり見られない貴重なものではないか。


ベルナルディーノ・ルイーニ「洗礼者聖ヨハネの首を受け取るサロメ」(1510年頃)



ひょっとして手が震えたのやも??

ベルナルディーノ・ルイーニ(1480/90頃-1532)のこの作品は、あのコードな映画でもほんの少し映った。
それにしても、このサロメの気持ちの状態はどうなんでしょ? 「勝利」の陶酔も表情に出さず、あたかも当然のような。少なくとも私はこの絵を見たとき、心の中で「うひゃぁ!」と叫び、動悸が激しくなってしまった(笑)

サロメについては、「サロメ」というキーワードで検索すれば、たくさん出てくる。
昔々、古代パレスティナの領主にヘロデという人がいて、ヘロデは兄弟の妻で既に娘のあったヘロディアを娶(めと)る。そのヘロディアの娘が、ここでいうサロメだ。
かつてキリストに洗礼をほどこした洗礼者ヨハネが、ヘロデを「兄弟の妻を娶るのは不道徳」と批判したので、ヘロデは彼を捕らえた。でも、洗礼者ヨハネは社会的?に影響力をもっているので、ヘロデは彼を殺さずに捕らえたままにしていた。
ある時、ヘロデの誕生日の宴会で、妻ヘロディアの娘サロメが、ヘロデとその部下らの前で舞った。ヘロデは彼女の舞がとても気に入り、「欲しいものは何でもやる」と誓ってしまう。
洗礼者ヨハネから不道徳だと言われ、彼を恨んでいたヘロディアは、サロメに「洗礼者ヨハネの首」を願い出るように言い、サロメは願い出た。ヘロデは悲しんだが、誓約した手前、洗礼者ヨハネの首を盆の上に乗せて持ってこさせ、サロメに与えるという、聖書にも載っている背筋の凍るような話である。
ここでは便宜上サロメと書いたが、聖書にはサロメという名前の記述は無い。しかし、この聖書の中のエピソードは、伝承の過程や絵画や戯曲や小説やオペラなどで、さまざまな解釈や物語の改変が重ねられ、今や「サロメ」というだけで、トロイア戦争の火種になったヘレネや、エジプトの女王クレオパトラらに負けず劣らず、ファム・ファタール(運命の女)の象徴にまでなってしまった。後世の解釈(創作・改変)で特に目を惹くのが、洗礼者ヨハネへの熱情にとらわれたサロメ自身が彼の首を望むというパターンだと、私は思う。
私はこの絵が、女性への一種の心理テストに用いられてもおかしくない気がする。私の勝手な妄想だが、この絵(テーマ)を好む傾向にある女性は、かなりの小悪魔ではないか!?(笑)。

ところで、上のルイーニの絵も、「レオナルド作です」と言われたら、「はいそうですね」と言ってしまいそうになるくらい、レオナルド芸術の影響が色濃い。ルイーニはレオナルドに入門し、1510年以降は師レオナルドに傾倒したのだ。
とはいえ、「洗礼者聖ヨハネの首を受け取るサロメ」は、ルイーニの画風である甘美な感じを前面に押し出したことで、師に負けないくらいの精神性が感じられはしないかと思う。

レオナルドの影響を強く受けたルイーニだが、1520年以降になると師の影響を脱して、ルイーニの独自の美しさが表れた作品が出てくる。そういった作品は主にイタリアにあるそうだが、ルーヴルにも先に紹介したボッティチェリの壁画のある同じ部屋に、下のルイーニ独自の作風が表れた作品があった。


ルイーニ「東方三博士の礼拝」(1520-1525頃)

今から思えば、「洗礼者聖ヨハネの首を受け取るサロメ」の印象が強くて「意外な気がした」が、その驚きの印象を忘れないでよかったと思う。
それにしてもこの絵、まるでお釈迦さんが誕生した時みたいな雰囲気を感じたのだが…。

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カリメロ・クラッシュ(仮題)

先日の「海の家ライブvol.3」の記事のなかで、

>PTSDを跳ね返すロック魂

といったことを書いた。
今回はまさにその「PTSDを跳ね返すロック魂」な曲をアップした。
この曲は、真夜中(おそらく未明)に、ベロンベロンに酔っ払った作者の田淵徹さん(歌い手)が、通りすがった何者かから頭にタマゴをぶつけられた実体験を詩へと昇華した、熱きROCK魂の結晶に他ならない。
私には、曲のような体験は無いが、曲を聴いたときユーモアとともに心底「カリメロに謝れ」と思ってしまった(笑)。
演奏が終わった後、私はにわかに田淵さんと、タマゴのいたずらについて、タマゴだけの場合と、タマゴに小麦粉までついてくる場合の二通りについて、詳細に語った…。

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