デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



上田正昭『帰化人―古代国家の成立をめぐって』
…韓国旅行を振り返って聖王のことを調べる手掛かりになった本。短い分量ながら新羅や高句麗や百済から日本にやってきた渡来人が、古代日本にいかなる影響を与えたかよく分かる本だった。

バルガス=リョサ 『ラ・カテドラルでの対話

一青妙 『わたしの台湾・東海岸―「もう一つの台湾」をめぐる旅―』
…台湾の東海岸には日本統治時代の名残や、また太魯閣渓谷などの人々を圧倒する自然があることは知っていたが、東海岸には他にもたくさんの魅力が詰まっていることがよく分かった。また一青妙の家族が昔の台湾と日本に深いつながりがあるとは知らなかった。

水野俊平 『朝鮮王朝を生きた人々』
…韓流ドラマにすぐになりそうな話しばかりで、おもしろかった。いたるところに忠孝という言葉を感じさせる。

砂本文彦 『ソウルの歴史-漢城・京城・ソウル 都市と建築の六〇〇年 』
…弊ブログの韓国旅行の記事を書くにあたり、特に韓屋についての記事を書く上で大いに参考にさせていただいた本。

司馬遷『史記

コリイ・ドクトロウ 『マジックキングダムで落ちぶれて』
…人生のバックアップを若いころの肉体に反映できる事実上の不死の世界において、人間は何を生きがいにするのか?というテーマを扱ったSF作品。不死が当たり前の世界でも人間の性はちっぽけなもので変わらないことを考えさせてくれる傑作だった。

原田マハ『楽園のカンヴァス』
…絵画をめぐるミステリーを読んだのは初めてだったが、ページを繰るのをやめられなくなった。アンリ・ルソーの絵や画家の生涯について少しでも関心のある人にぜひおすすめしたい。

ロバート・A・ハインライン 『月は無慈悲な夜の女王』
…機動戦士ガンダムの世界はこのSF作品を発展させたものだが、月世界と地球との間で起こる出来事はフランス革命やロシア革命のみならずアメリカの西部開拓時代の社会やアメリカの独立戦争を彷彿とさせる。また、すぐれたSFは人類の未来をも予言するものだが、それは作中でも随所にみられて舌を巻いた。

見た映画
「アラベスク」

足を運んだ特別展
「石本正 展」

今年は読書をあまりできませんでしたが、来年もいろいろな作品をぼちぼち手掛けていければと思います。
来年も弊ブログをよろしくお願いいたします。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




某動画サイトにて、韓国の旅を模様を動画にしているものを視聴時、おや?これでは?と思ったものがあった。
それはずばりこういったイヤホン型翻訳機で、弊サイトのこちらのポケットWi-Fiというのは私の間違いだったと思う。隣席の彼は外国語の翻訳を耳にしながらサイトを見たり通話していたのだ。
最新機器に疎い私だが、この翻訳機は便利だと思った。昔SFドラマで見た宇宙翻訳機の実現も現実味を帯びてきているのかもしれない。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )