デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



蒼穹の昴』浅田次郎 ★★★★★

『街場の戦争論』町田樹 ★★★★★

怒りの葡萄』J・スタインベック ★★★★★

細雪』谷崎潤一郎 ★★★★★

『日本人が知らないブッダの話』アルボムッレ・スマナサーラ ★★★★★

『ニューヨークからアメリカを知る76章』越智道雄 ★★★☆☆

老北京の胡同』多田麻美 ★★★★★

本能寺の変431年目の真実』明智憲三郎 ★★★★★

月と六ペンス』S・モーム ★★★★★

反知性主義: アメリカが生んだ「熱病」の正体』森本あんり ★★★★★

『すらすら読める「奥の細道」』(立松和平)   ★★★★★

『賢者の戦略―生き残るためのインテリジェンス』手嶋龍一/佐藤優 ★★★★★

『反知性主義とファシズム』佐藤優/斎藤環 ★★★☆☆

『故郷・阿Q正伝』魯迅 ★★★★★

魯迅――東アジアを生きる文学』藤井省三 ★★★★★

源氏物語』紫式部 ★★★★★

『街場の戦争論』、『賢者の戦略―生き残るためのインテリジェンス』、『反知性主義とファシズム』などの普段以上に頭を使わされる本についても感想を書きたかったが、結論として如何に普段の自分が新聞をきちんと読んでいないかを自覚させられるというところに行き着くので、書けなかった。
『日本人が知らないブッダの話』では、ゴータマの生涯についてずっと勘違いしていたことを指摘してもらえたように感じ、読んでよかったと思う。とくにラーフラの記述は根本的な誤解がとけた。
越年読書は現代語訳の『源氏物語』。

来年もいい本と出会えますように。

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『バベットの晩餐会』 ★★★★★

『ラスベガスをぶっつぶせ!』 ★★★★★

『アメリカン・スナイパー』 ★★★★★

スパルタカス』 ★★★★★

追想』 ★★★★★

妻への家路』 ★★★★★

『オール・アバウト・マイ・マザー』 ★★★★★

サタデー・ナイト・フィーバー』 ★★★★★

ドゥ・ザ・ライト・シング』 ★★★★★

『ソーシャル・ネットワーク』 ★★★★★

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 ★★★★★

『荒野の用心棒』 ★★★★★

幌馬車』 ★★★★★

バック・トゥ・ザ・フューチャー 1・2・3』 ★★★★★

『荒野の七人』 ★★★★★

君よ憤怒の河を渉れ』 ★★★★☆

ワイルド・ギース』 ★★★★★

リバー・ランズ・スルー・イット』 ★★★☆☆

『妻への家路』『アメリカン・スナイパー』『ラスベガスをぶっつぶせ!』『ソーシャル・ネットワーク』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』『君よ憤怒の河を渉れ』『ワイルド・ギース』を除く作品はすべて再鑑賞。
もっとも感慨深かったのは2015年になって「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」を再鑑賞できたこと。初見作品もすばらしかったが、年を重ねてみて再鑑賞作品が再鑑賞に堪えうるすばらしさをもっていることを感じとれたこともよかったように思う。

来年もいい映画と出会えますように。

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『源氏物語』、「鈴虫」の帖まで読了。あと三巻と半分ぐらいであるが、越年読書となりそうだ。
巻六の「若菜」の解説のなかに「「源氏」は若菜から読め」と言ったか書いたかした小説家・評論家がいたらしいことが載っているが、私個人は源氏が栄華を極めるまでの「やりたい放題紆余曲折」があったからこその「若菜」の怒涛の展開だと思うので、やはり巻五まで読んでおくべきだろと思った。
「若菜」以降は近現代の恋愛小説のドロドロ展開に引けをとらない描きっぷりがおもしろく、平安時代であろうが現代であろうが恋愛感情によって生じた人間関係のもつれで生じる面倒ごとは一緒であることを改めて思い知らされる。
少し前に物語の恋愛模様は現代の中高生と同じとか書いたが、宮内の権力や階級的なことまで考えると、『源氏物語』は現代で言えば「家政婦は見た、血生臭くない横溝ゴッド・ファーザー展開作品」といえるかもしれない。物語られる源氏系図を見るとより分かりやすいが、源氏は帝(みかど)の桐壺帝と身分の低い更衣との子であるし、更衣は周囲の身分の高い女たちから羨望と嫉妬を一身に浴びた形で死んでしまうのが出だしの一歩で、それだけで横溝作品の犯行の動機として十分条件が生成されている。絶大な権力者が浮気や不倫で生ませたわが子(源氏)に後を継がそうとしたら殺人事件が起こる確率が飛躍的に高くならざるを得ないだろう(笑)。
源氏は源氏で母親代わりである父(帝)の妻と関係を持って父帝をコキュ化してしまうし、源氏と源氏の母(藤壺)との間にできた子を、藤壺は「帝との子です」を嘘をついて真実を墓場まで持っていくし、その他あげつらいだしたらキリがない。

つづく予定

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史跡としてずっと残っていて欲しいものだ


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コンケロルポンプとな?



多くの学校が講堂と体育館を兼ねていることを考え
ると、施設は充実していたんだなぁという感じもする






こう見ると床が傾斜させて作られているのがよくわかる


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やはりこの季節、太陽はだいぶ南に沈む

いつもの山から下山してしばらくしたら見事な月が出てきた。


冬に改まった形で月を撮るのは初めてかも

昨日(クリスマス)の月はとても美しかったのだが、月を見上げて、ふと『源氏物語』で源氏が催す祝いだったかの宴で、その季節は冬で源氏が空気が澄み楽器の音色が澄まされ、また月光が一層積もった白い雪を照らしだす光景が美しいとかいったような冬の風情を好む場面を思い出した。冬の最中に楽器を奏でる人も、それを聴いている人も寒い中たいへんだなぁと読んでいて思ったものだが、それでも「~の趣があります」だとか「~名人より秀でるような技量をご披露なさいましたがそれでいて控えめであるところが慎ましやかでそれがかえって演奏に重みが~」などと書いてあるのは相変わらずだなぁと苦笑しながら読んだものだ。しかし、裂くはや雪こそ降っていないとはいえ、画像のような空気の澄んだ冬の季節に月が出ているような光景は平安時代も同じような感じだったかもしれないと思った。

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本堂



同じ場所なのに何度も撮り直してしまう



逆光だと装飾が分かりづらい









王様の仏塔は装飾も細かく凝っている


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11月上旬、大阪の国立国際美術館へ「クレオパトラとエジプトの王妃展」を鑑賞しに行ってきた。
見どころはたくさんあったが、個人的に一番印象に残ったのはユリウス・カエサルの胸像であった。
というのは、古代ローマ帝国を目的に行ったルーヴル美術館やカピトリーニ博物館、そしてメトロポリタン博物館でも、紀元前のカエサル像に出会えたことがほぼ無かったからである。大量に作られたアウグストゥスやハドリアヌス、アンティノの像はそれを目当てにしていけば出会える可能性が高いが、個人的にはローマでならまだしも、カエサル像にお目にかかれる可能性はぶっちゃけ低いし、クレオパトラ7世の肖像となるとさらに低くなるように思っているのである。実際、ヴァチカンのキアラモンティでも見つけるのが難しいと思うし、またヴァチカンとなると他にも見たいものがたくさんありすぎて、ついついローマ時代の彫像のことを忘れがちになることもあるのではないか。それに紀元前に制作されたものは公開されることが多くない気がするのである。
しかし、「クレオパトラとエジプトの王妃展」ではキアラモンティ所蔵の紀元前制作のカエサル像をじっくり見れて、プトレマイオス朝時代のクレオパトラ像も3つも見ることができ格別な想いであった。さらにアントニウスとオクタヴィアヌスの像も展示されていて、帝国を巡って争った物語を髣髴とさせた。
展示のテーマはエジプトの女王であって、主役はハトシェプスト、ティイ、ネフェルトイティ。とくに目を惹いたのはハトシェプスト治世のエジプトの繁栄の表す展示だった。また新王国・第18王朝時代アメンヘテプ2世治世の頃に作られた将軍サイシスの像には旧約聖書「創世記」でエジプトに売られたヨゼフはこんな風に偶像化されたのかもしれないと想像力をたくましくした。説明によれば将軍サイシスは上下エジプトの二つの穀倉の監督であったという。七年間もの豊作が続く間に周囲の目をひく作物を備蓄させるためのある種の崇拝の対象となるような奇妙な建造物を国中に建て続け糧秣大臣の威光が増していく、といったようなことを「創世記」を書いた人物が見聞きしていたとするならば、案外この展示に来ていた将軍サイシスのような人物の彫像も見たりして物語創作のヒントにしていたかもしれないと思うと、聖書も何ら根拠のない荒唐無稽話とは決めてかかれないなぁと改めて思った。

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二階から眺む



日の光を効果的に取り入れるつくりになっている



現在保存されている旧校舎は二代目の校舎だという。校舎は
ウィリアム・メレル・ヴォーリズの建築事務所で設計された。



長年外に置かれていた
ようで年期が入っていた



グッズや土産品などが販売されている
コーナーにも、昔日を感じさせる物が



スタンプも数多い


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リハーサルの様子

バンドでライブハウスのようなところで演奏したのは初めてであった。画像は私の属しているバンドではないけれど、このライブハウスで入りきれない人の前で演奏した記念の意味で、見出し画像(リハーサルの様子ではあるが)に使わせていただいた。
右に写る主催者のIさんから今回の演奏の機会の話しをもらい練習を積んで臨んだが、正直、我々のバンドが一番演奏的にも場慣れの度合いでも最もハードルを下げる役割を果たした。我々のバンドの前に出たグループの演奏を聴いて、あまりにもハードルが高くなって逃げ出したくなり出番が来ないでほしいと思ったりもしたのだが、楽しかったのは間違いない。自分の小ささを感じたし、いい経験を積ませてもらえたと思う。
パーティーに来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

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