デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 









以前にも似たようなことを書いたが、山の中腹で段々雨が近づいてくる様子は大気がダイナミックに移り変わるさまであり、巨大なエネルギーが衝動的につき動くのをまざまざと見る思いになる。
この日の翌日この場所で、夕方に台湾からの留学生とカリフォルニア出身でボストンの大学に通う旅行者の青年と出会った。
流暢な日本語を話す台湾からの留学生はカンボジアやタイの旅行経験があるそうで、私はタイやバンコク、クルンテープという地名を耳にして目を輝かせた。
カリフォルニア出身の青年がボストンの大学に通っていると聞いた時は思わず↓の絵


ボッティチェリ「神秘の十字架」1497年ごろ(フォッグ美術館)

のことを思い出し、過去にフォッグ美術館に行ったことを熱く語ってしまった。しかし彼はアートは難しい(専門外?)ので入るのも恐れ多いというように、にこやかにジェスチャーを交えて応えてくれた。
時間が無かったので「よい旅を!」と言って下山したのだが、山を半分ほど下りたころに、カリフォルニアといえばそういえば最近すばらしいニュースがあった、ゴールデン・ステート・ウォリアーズがNBAを制覇して私も喜んでいたではないか、なぜその話題が出てこなかったのか自分の頭の回転の悪さに腹が立った。また数ヶ月前にはカリフォルニアを目指す旅の文学『怒りの葡萄』を読んでその衝撃たるや並々ならぬものであった記憶もあるというのに。
そこで思ったのは、バスケットボールの視聴も読書も印象に残るものなのに、やっぱり過去に自分で出かけていって肉眼ですばらしい作品たちを見た印象と辻邦生の『春の戴冠』の描写とが混然となった印象が自分の中でどうしても勝ってしまっているのだな、といったことだった。
この出会いから数日後、今度はカナダからの旅行者の青年と出会った。その出会いについてはまた後日。

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トータルで10年目になる家の中へ水圧を送るポンプが誤作動を起したのが一週間前。症状としては、家の中で水道を開栓していないにもかかわらずポンプが運転しっぱなしになりそれが1時間ちかく続き、止まってしまうと20~30分ほどまったく動かず家の中の水が一切使えないという、そのサイクルが4日間続くという事態に見舞われた。4日目となるとポンプが止まっている時間の方が長くなっていった。動きっぱなしの間にポンプが加熱する所為で冷水を出してもお湯みたいな水が出るまでに至った。
トータルで10年間使い続けた水圧ポンプゆえ、修理よりポンプを丸ごと交換したほうが良いということになり、ポンプメーカーに連絡した。メーカー紹介の市内の業者さんに来てもらって交換してもらったら、いつもの生活に戻れた(新しいポンプは、なんという安定した水圧を保ち続けることだろう!)のだが、誤作動している4日間はまるで気まぐれな神様に付き合わされるような気持ちであった。つまりポンプが動きっぱなしになっている間に洗濯や皿洗いや風呂やトイレを済まさねばならない、ポンプさまのご機嫌をうかがってばかりいるような状態になったのである。私はそこまで気にしないが、家族の中にはトイレを済まそうとしているときにポンプが止まってしまうのはどうにも抵抗があるという者もいるので、水が出るだけありがたいと思いつつも「ポンプ神」に気を遣う状態を自己を笑うようにして耐える日々であった。
とはいえ、ポンプ神は私の足元を見るわけでなし、こちらが読めるタイミングで水を出してくれる神であった。不条理なことは言わないし精神的に威圧なんかしてこないわけだから、こういう神様であれば世界はまだマシなものになるのかもとか、そんなことを思ったりした。



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画像では見えづらいが大阪のビル群もよく見えた

ここで以前山で知り合った日本語の堪能なフランス人青年と再会した。火床には何度も登っているが頂上は未体験とのことなので、下山するつもりが彼を頂上へ案内することに。疲れたが様々なルートを使っての下山だったので充実した山登りになった。

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緑の美しさに見とれていたが、陽が傾いたので火床へ



遠くまでよく見渡せる日だった


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もうちょっと濃い緑だったんだが被写体が影で薄暗いとこだと
どうしても明るい部分を取り込んでしまうのだろうか。






木の幹もこんな色ではなかった















「滝つぼ」といっていいのだろうか


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ウォリアーズ、40年ぶりの優勝!-NBA

2014-15シーズンのNBAの試合は結構よく見ていたが、ウォリアーズとキャブスのカードは納得だったし、ファイナルでは両チーム、本当によく戦ったと思う。怪我で戦線を離脱せざるを得なかった選手たちが来期こそ怪我で泣かされることなく活躍できますように。

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カメラの角度を少し変えるだけで地面が真っ暗に写ってしまう









もみじといえば晩秋から冬だが、粘っこい
緑色が陽光で透き通る季節のものも美しい。





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こういう岩肌を見ると、いま幻の滝と呼ばれているところからでも、
建物を建てる為の採石を行なったのではないかと思わせるものがある。





















肉眼ではそうでもないのだが、カメラを通すと
陰影がかなり濃いというかきつく写ってしまう。


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幻の滝















幻の滝と奇岩









空気の澄み具合といい天気といい、
今年最高の時に来たのではと思った


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