デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



駅前には路面電車が走っていて町の中心部のレーマー広場へは、すぐにでも行けそうな感じだった。
台湾の暑さをそのままのイメージで外に出ると、北海道よりも涼しい冷気が私を包んだ。夏のドイツは意外に涼しいのか、と思った。
ときおり強めの風が吹いた。それでも周囲の人は半袖で肌を露出していても平然としていた。
ガイドブックを見ながら自動券売機で路面電車の切符を買うと間もなくして列車が着いた。
レーマー広場までは大して時間がかからなかった。だが、その間に目にした町の風景はアジアとはまったく別物だった。本当にドイツに来てしまったんだ、と思った。

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駅構内で大きいサンドイッチと水を買い、待合室の格子状の椅子に腰掛けて遅めの朝食を摂った。周囲はほとんどがドイツ人だったが、たぶん日本人であろう私と同じようなアジア系の若者もいた。
サンドイッチを胃に収めたあと、コインロッカーを探しに構内をぶらついた。すると若い青年がバンドのために1ユーロくれないか、とタカってきた。そら、おいでなさったぞ、と私は心の中で半ば呆れたようにつぶやいた。そしてNOと返事した。
ロッカーはすぐに見つかり、大きい荷物を詰め込んだので随分と身軽になった。そしてレートの見方に自信が無いまま両替を済まし、ドイツから南下するための寝台列車のクシェットを予約した。
クシェット空いていたのでホッとし、私でも自分で列車の予約ができるじゃないか!と自分に満足し胸を高まらせた。窓口の女性はにこやかにテュスと言ってくれた。ここで初めていよいよドイツ語が耳に響いてきたと感じた。
シュテーデル美術館の開館まで時間があった。美しいとされているレーマー広場に行こうと外に出た。

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遡及  


家からつなげられなくなったので、この記事はアップこそ8/30に行なうが、ブログの記録としては、この文書をテキストエディタに保存した8/29の22時45分としておこう。
それにしても記録の日を遡ってアップできるというのは大したものだ。
たとえば何らかの記念日になるようなとっても印象に残ったことがあったとして、ブログに残しておきたいんだけど、たまたまその日の内にアップが出来なかったときなどに利用すれば、非常に助かる機能だと思う。
もちろん、その日の内にアップしないと意味が無いとか思う人もいるだろうけど、政府や官庁の公文書じゃあるまいし、ブログの内容に契約的な効力を発する文章を書くこと自体おかしい。それに遡った日付で更新したところで、本当の更新日はブログのサーバログを見れば一目瞭然。
過去記事は更新したとしても、記念パーティに出席した人たちのみが集まるようなブログで、「あの時の記念写真をあの日の日付分に載せました!」みたいなことがないかぎり、来訪者はたいていの場合気づかないのではないだろうか。

でも、遠い過去の日に心から感動したことをふと思い出したときに、その日に立ち帰って追憶に浸るのも時には悪くないではないか。

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小説  


講座受講者のなかには休み時間中に小説を読んでいる方もいて、その姿を見ているうちに自分もここしばらく中断していた小説の続きを再び読み始めようかと思っている。
その作品はトーマス・マン作『ヨゼフとその兄弟たち』という作品で、中身は旧約聖書の「創世記」を肉付けした内容になっている。全四部(「ヤコブ物語」「若いヨゼフ」「エジプトのヨゼフ」「養う人ヨゼフ」)だが、分量はけっこうあるといっていい。
でも、この作品は今読んでおいた方がいいような気がしている。残すところ、あと一巻と100ページなので読んでしまいたいものだ。
感想は読了してから書きたい。

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昨日の授業で、VBAのプログラムを触った。5行程度の簡単なプログラムなのだが、そのプログラムに1行付け足して、EXCEL上に文字を表示するにはどうすればいいか、という問いに頭をひねった。でも、結局時間内にできなかったのよね、これが…。
ただ、受講者の中で、文字を表示するというマクロのVBAを拝借して、付け足したらどうだ?と言った方がいた。正直、目からウロコだった。
そうなのだ、やみくもに考えるのではなく、工夫とか機転を利かす、以前やったことをとりあえず適用してみる、という柔軟さが必要だったのだ。プログラミングは頭が硬いとできないよねぇ。。。
そして、プログラムの始まりと終わりさえきちんとしてやれば、それが暴走してコンピュータを壊すようなことはまず起こらないから、遠慮なく打ち込めばよいという図太さも必要だなぁとも思う。
時間がある限り、もっと触ってみなければ…。

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離陸前、空港内のショップの営業用スマイルの店員にどんどん商品を薦められ、たじたじになった。
飛行機は台北を23時に離陸した。うわぁ、いよいよというか、とうとう出てしまった、この先どうなるのだろうという不安が私を襲った。
その不安はチャイナエアラインの客室乗務員の英語や、となりにすわった中国人のおじさんの英語がまったく聞き取れず、ろくに返事もできなかったことで膨れ上がった。

長いフライトだった。しかし前の席には日本人団体客もいて、いろいろと話を聞いたことで少し気分が楽になった。日本人団体客は会社の仲間だということだった。
フライト中は正直どこにも着陸してほしくないような気持ちになっていたが、フランクフルトは嫌でもやってきてくれた。
ガラ空きの入国審査は「仕事か休暇か?」と訊かれただけで、即パスポートにスタンプが捺された。
とりあえずフランクフルト中心街に行こうとDB(鉄道)の窓口に向かい、ユーレイルセレクトパス使用開始日のスタンプをもらった。いよいよ旅が始まった、あとは乗るだけだ、と思った。
市街行きの列車に日本人は誰一人いなかった。それだけで鼓動が早くなった。

フランクフルト駅構内は改修工事をしていたが、出発を待つ人や出迎えの人、そして私のようにこれからどのように行動していいのか整理がつかず落ち着かない人がいた。とりあえず朝食を摂ろうと店に寄った。

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昨日の授業で、IPアドレスの話があった。だが、私を含めてその内容を理解している受講者はほとんどいないのではないか。
とりあえず分かったことをメモ書きしておこう。
IPアドレスは、インターネット内で用いられる。またインターネットにつながっていない、たとえば企業内LANでも用いられる。
IPアドレスは、インターネットで用いられるにしろ、企業内LANで用いられるにしろ、決して同じ番号を割り振られることはない。

ところで、とりあえず企業内LANに注目するとして、企業内のネットワークのとその端末(ホスト)全てにIPアドレスを用いて「番地」を定めたいとする。そこで企業内での各々のネットワークとその端末に対して割り振られるのがプライベートIPアドレスである。
そのプライベートIPアドレスの割り振り方だが、企業内にネットワーク(部署)がいくつあるか、またネットワークにつなぎたい端末(ホスト)が何台あるかで、どういったプライベートIPアドレスの形を用いるかを考えねばならない。
ネットワーク数は少なくていいから、とにかくたくさんの端末(ホスト)をつなげたいときにはタイプAやタイプBのIPアドレスを用い、企業内に部署がたくさんあるのでネットワークはたくさん必要だけど、つなげる端末(ホスト)は少しでいいというならばタイプCのIPアドレスを、社内事情を汲んだ上でどういったタイプを利用するかを判断する。
では、ネットワークの割合をどうやってプライベートIPアドレス上で表現するか、そこでサブネットマスクという概念が必要なのだ。つまり、特定のプライベートIPアドレスにサブネットマスクを照らし合わせると、企業内のネットワークアドレスが分かるわけだ。逆にサブネットマスクが分かれば、企業内のネットワークにどれだけの端末(ホスト)をつなげることが可能かも把握できるのだ。すばらしい!

(って、こんな理解でいいのか?!?!)

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台北駅の食堂で120NT$(ニュー・タイワン・ドル)の定食をたのんだが、先に20NT$を出し100NT$を出すため財布の奥をもぞもぞやっていると、レジの女の子が「足りないよ!」といわんばかりの形相で上目遣いに私を見た。
定食でお腹は膨れたものの、ものすごく脂っこくて結局残してしまった。食堂をそそくさと後にした。

外は暗くなり、空港行きのバスが出ている停留所がわからず、インフォメーションの台湾観光年のTシャツを着た女の子にたずねると、英語とたどたどしい日本語を織り交ぜて場所を教えてくれた。
バスはちょうど出発するところだった。急いでチケットを買い、バスに乗り込んだ。駅周辺のネオンがとてもきれいだった。
バスは車内灯が消えていて、空港までハイウェイをひたすら疾走した。暗い車中で、台北よさようなら、三時間後にはアジアを離れるんだな、と頭の片隅でつぶやいた。

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IPマスカレードという言葉を習った。企業などでインターネットを利用するとき、一つのグローバルなIPアドレスを複数のコンピュータで共有する方法のことだ。
複数のコンピュータがインターネット上に同時に接続しているとき、そのときのIPアドレスは同じものをつかっている。つまり仮面をかぶって同じ格好をする、まさにマスカレード(Masquerade:仮面舞踏会)。

私なんかはマスカレードという言葉を聞くと、ネット接続うんたらかんたらより、歌を口ずさむかも。『オペラ座の怪人』のなかの仮面舞踏会の場面での、
マスカレ~♪
というあの旋律を思い出す。あの歌はとくにミュージカル版だと、冒頭、中盤、そしてラストに流れる物語全体の鍵となる曲なのだ。
と思っているうちに、またCD聴きたくなってしまった。

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今日の授業で、三日前に習ったばかりのことを問われた。当てられたわけではないが、当てられていたらおそらく冷や汗をかき、どもって言葉が出てこなかったことだろう。
問われた内容は、普段パソコンを使っているなら当然のごとく行なっていることだ。ワードの拡張子がついているファイルをクリックすれば、ワードが立ち上がる、つまりファイルの拡張子とそのファイルを立ち上げるアプリケーション、という関連付け(association)のことである。
普段当然のごとくやっていることを、改めて言葉に出して説明するとなると、すらすら出てこないのは、悔しいがやっぱり自分が「関連付け」についてしっかり消化していなかったからだと思う。
基本の基本をしっかり説明できることは重要なことだ。それを知っているだけで、応用を利かせる可能性が大きくなるからだ。「関連付け」の意味が分かっていなかったら、エクスプローラの「ツール」の「フォルダオプション」の「ファイルの種類」の一覧を見たところで、なんら意味が分からない。
「ファイルの種類」という画面を機械的に出せても、その意味が分かっていないとただの記号や模様にすぎないのだ。
今日のことは頭をガツンとやられた。胸に突き刺さるような教訓だった。

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