デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 




とても興奮した、いい試合だった。ノーサイドの笛の後に選手たちが称えあうシーンにも感動した。


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袈裟襷文銅鐸(けさだすきもんどうたく)(弥生時代・中期 前2世紀~前1世紀)

 

 埴輪 踊る人々(古墳時代・6世紀)

 

 

みみずく土偶 (縄文時代(晩期)前1000年~前400年)

 

伝源頼朝坐像(でんみなもとのよりともざぞう)13~14世紀

 

時代がバラバラではあるが、ここに紹介した画像に写っている博物品は小中学校の頃に教科書で目にするものが多いと思う。TVでも見ることもあるかもしれない。
土偶と埴輪と坐像は見事だなと改めて思う。バルザックは「死滅するものは何もない、すべては形を変えるだけだ。」という言葉を残したが、日本で出土したものや伝わった昔の彫像にも現代アートを先取りしたものがあると感じた。



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法隆寺宝物館のあと本館に向かった。

 

再び黒門

 

本館(日本ギャラリー)

太刀 伯耆安綱(ほうきやすつな)

平安時代の太刀で童子切安綱(どうじきりやすつな)とも呼ばれる。伯耆安綱は刀工の名前だ。国宝となっている刀を初めて見た。

天正長大判(てんしょうながおおばん)

これは豊臣秀吉が作らせた日本で初めての金貨としての大判だと歴史の教科書にも載っているものだ。昔は貨幣を発行する権力をもつことの意味が分からなかったが、経済システムの根幹を貨幣でのやりとりで担うのか、農作物でのやりとりで担うのかで、国のシステムや国自体の形、ひいてはのちの国民性といったものまでも変えてしまうことを思うと、経済政策の立案・執行というのはものすごく責任の重いものなのだと今ならひしひしと感じる。



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映画「ベスト・キッド(原題:The Moment of Truth / The Karate Kid)」(1984)をかなり久しぶりに鑑賞。東京五輪で空手競技があることもあって放送されたのだろうか。2時間以上ある字幕フルバージョン版の放送があったので鑑賞した。
今回の分は、かなり前に見た、日本でTV放映されていた日本語吹き替え版とは尺の長さからしてかなり異なっている。なので実質、初鑑賞みたいなものだった。
かつてTV放映されていたバージョンでのノリユキ'パット'モリタが演じたミヤギに、まるで仙人みたいな印象を抱いていた。しかし今回の字幕バージョンではミヤギは仙人ではなく、辛い過去を乗り越えてきた人であることに気づかされた。
どういった辛い過去なのか?それが分かるのは、彼が軍服を着て酩酊してしまう場面だ。要約すれば、ミヤギは第二次大戦でアメリカの日系人として従軍しヨーロッパにてドイツ兵に対して戦果を挙げ勲章まで授与された。しかし当時は日系人差別が激しかった時代でもあり、日系人収容所に収容されていた妊娠中の奥さんが母子ともに出産の際に医師の到着が遅れ合併症で亡くなった悲痛な過去をミヤギは持っていることになる。
私自身の記憶があやふやでなんだが、昔、TV放送された日本語吹き替え版にはその場面がある分と無い分が存在しているように思う。番組の尺の関係で2時間以内にそれもCMも挟まなければならないから実質1時間半と少しくらいの内容に編集されたものだと、主人公ダニエルの新生活とヒロインのアリとの出会い、コブラ会の傍若無人、修行、空手の大会といったスポ魂王道展開を前面に出すものになっていたのかもしれない。またミヤギが酩酊してしまう場面を日本語吹き替え版で見ても日系人差別や日系人収容所が意味するところのものが分かりづらかったように思う。日系人差別のことが理解できるほど精神が大人になってなかった頃というのもあるかもしれないが。
他、フルバージョンではダニエルとアリの関係が深まっていく過程が丁寧に描かれているように思った。デートなどを繰り返す場面がカットされた日本語吹き替え版だと、大会当日の会場にて選手のセコンドしか入れない関係者スペースにアリが「関係者」として入り込みダニエルを間近で応援する場面に妙な唐突感を覚えていたものだ。しかしフルバージョンだとアリもセコンドのような役割を担うにあたり十分納得のゆく描かれ方となっていることが分かった。フルバージョンで鑑賞すると話の脈絡がきちんとしているいい映画であることが分かってよかった。


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旧因州池田屋敷表門(黒門)

江戸時代末期に建てられたと推測される黒門があった。黒門は明治25年に移建され、東宮御所や高松宮家にも引き継がれた。昭和29年3月にさらに移建され修理されたものが東京国立博物館敷地内にあるこの黒門とのことだ。明治から昭和にかけての歴史を見届けてきたかのようだ。

法隆寺宝物館

奈良県の法隆寺の宝物がなぜ東京にあるのか、考えたら不思議なものだ。その理由として明治時代に暴走してしまった廃仏毀釈から宝物を守るために法隆寺が知恵を絞ったと聞いたことはあった。法隆寺宝物館についてはこちらが詳しい。

 

 

 

 

あまり時間がなかったので法隆寺宝物館はざっと見ただけで終わった。また足を運べたら今度こそじっくり見たいものだ。



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