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聚楽第行幸和歌巻(じゅらくだいぎょうこうわかかん)
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1月の東京国立博物館の特別展は「顔真卿―王羲之を超えた名筆―」だった。展のあった平成館の二階は大盛況だった。
私は中国の書家については今も疎いほうだが、ここ数年で王羲之、虞世南、欧陽詢、顔真卿などの石碑や拓本を見る機会に恵まれたこともあり、思う以上に時間をかけて鑑賞した。とくに蘭亭序は何度も見直した。ただ来館者が多くてゆっくり見ていられないので書家の名と作品をざっくり見た程度にしか見れていない作品も少なくなかった。
台北の国立故宮博物院から奇跡の来日を遂げた顔真卿筆「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」は立ち止まらないでください状態だった。
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ここだけは撮影可だったが何が書かれているか確認し損ねた。