青蓮院は、知恩院の北に位置する天台宗の寺院です。三千院、妙法院とともに、天台宗の三門跡寺院とされています。江戸時代の天明8(1788)年、内裏炎上の際、青蓮院は後桜町上皇の仮御所になったことから「粟田御所」と呼ばれてもいます。また、日本三不動のひとつ「青不動」のある寺としても知られています。
長屋門と立派な楠です。この楠は親鸞聖人の手植えと伝えられています。また、長屋門は、明正天皇の中和門院の旧殿の門を移築したものだそうです。
宸殿です。寺内で最も大きな建物です。入母屋造、桟瓦葺きで、明治26(1893)年の焼失後に復興された建物です。「宸」は皇帝の意で、有縁の天皇の位牌を祀る堂です。苔の庭がとても印象的です。
小さな建物ですが、本堂です。方三間、宝形造の小堂で、堂内の厨子には青蓮院の本尊である熾盛光如来の曼荼羅を安置しています。
小御所です。本堂の北側に位置し、入母屋造桟瓦葺きの建物です。天皇の仮御所として使用されていました。明治26(1893)年の焼失後に復興したものです。
小御所の東北側に広がる相阿弥の作と伝えられる庭です。
相阿弥の庭の北側に位置する、霧島の庭です。小堀遠州の作と伝えられています。
茶室の好文亭です。青蓮院を仮御所としていた後桜町上皇が学問所として使用していたそうです。平成5(1993)年に放火で焼失したのですが、2年後に完全復元されました。
◆『青蓮院』詳細データ
住 所:京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
宗 派:天台宗
本 尊:熾盛光如来
創建年:久安6(1150)年
開 基:行玄
長屋門と立派な楠です。この楠は親鸞聖人の手植えと伝えられています。また、長屋門は、明正天皇の中和門院の旧殿の門を移築したものだそうです。
宸殿です。寺内で最も大きな建物です。入母屋造、桟瓦葺きで、明治26(1893)年の焼失後に復興された建物です。「宸」は皇帝の意で、有縁の天皇の位牌を祀る堂です。苔の庭がとても印象的です。
小さな建物ですが、本堂です。方三間、宝形造の小堂で、堂内の厨子には青蓮院の本尊である熾盛光如来の曼荼羅を安置しています。
小御所です。本堂の北側に位置し、入母屋造桟瓦葺きの建物です。天皇の仮御所として使用されていました。明治26(1893)年の焼失後に復興したものです。
小御所の東北側に広がる相阿弥の作と伝えられる庭です。
相阿弥の庭の北側に位置する、霧島の庭です。小堀遠州の作と伝えられています。
茶室の好文亭です。青蓮院を仮御所としていた後桜町上皇が学問所として使用していたそうです。平成5(1993)年に放火で焼失したのですが、2年後に完全復元されました。
◆『青蓮院』詳細データ
住 所:京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
宗 派:天台宗
本 尊:熾盛光如来
創建年:久安6(1150)年
開 基:行玄
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