香川県三豊市豊中町にある『本山寺』は、四国88箇所霊場の70番札所で知られているお寺です。
大同2(807)年に、空海が開創したと伝えられています。
ここまでは、他の霊場とあまり変わりないことなのですが、ここ本山寺には他にも特筆すべきことがあるのです。
それは、本堂が香川県に現存する国宝建築物2棟のうちのひとつにあたるのです。

正安2(1300)年に京極氏と佐々木氏の寄進によって建てられた、桁行五間・梁間五間の建物です。屋根は寄棟造、本瓦葺となっています。

円柱を用い、建築様式は純和様に近いいのですが、側面と背面に桟唐戸(さんからど)を用い、外陣に渡した虹梁上に大瓶束を用いる点など、細部には禅宗様も取り入れているようです。
本堂西側には五重塔が建っています。

少し小ぶりな塔ですが、なかなかバランスよい美しい姿をしています。

本堂正面には、重要文化財に指定されている二王門が建っています。

室町時代中期に建てられた三間一戸八脚門です。屋根は切妻造、本瓦葺。主柱、前後の控柱ともに円柱となっています。本堂と同じように、和様を基調としていますが、柱の下部に礎盤を設ける点など細部に禅宗様も取り入れてました。
鎮守堂は、県指定有形文化財のようです。天文12(1543)年頃に建てられたようです。

霊場だけあって、参拝者が次から次へと訪れていました。
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大同2(807)年に、空海が開創したと伝えられています。
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正安2(1300)年に京極氏と佐々木氏の寄進によって建てられた、桁行五間・梁間五間の建物です。屋根は寄棟造、本瓦葺となっています。

円柱を用い、建築様式は純和様に近いいのですが、側面と背面に桟唐戸(さんからど)を用い、外陣に渡した虹梁上に大瓶束を用いる点など、細部には禅宗様も取り入れているようです。
本堂西側には五重塔が建っています。

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本堂正面には、重要文化財に指定されている二王門が建っています。

室町時代中期に建てられた三間一戸八脚門です。屋根は切妻造、本瓦葺。主柱、前後の控柱ともに円柱となっています。本堂と同じように、和様を基調としていますが、柱の下部に礎盤を設ける点など細部に禅宗様も取り入れてました。
鎮守堂は、県指定有形文化財のようです。天文12(1543)年頃に建てられたようです。

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