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おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

本山寺(三豊市豊中町)

2011年10月27日 23時00分19秒 | 四国の紹介
香川県三豊市豊中町にある『本山寺』は、四国88箇所霊場の70番札所で知られているお寺です。

大同2(807)年に、空海が開創したと伝えられています。

ここまでは、他の霊場とあまり変わりないことなのですが、ここ本山寺には他にも特筆すべきことがあるのです。

それは、本堂が香川県に現存する国宝建築物2棟のうちのひとつにあたるのです。

    

正安2(1300)年に京極氏と佐々木氏の寄進によって建てられた、桁行五間・梁間五間の建物です。屋根は寄棟造、本瓦葺となっています。

    

円柱を用い、建築様式は純和様に近いいのですが、側面と背面に桟唐戸(さんからど)を用い、外陣に渡した虹梁上に大瓶束を用いる点など、細部には禅宗様も取り入れているようです。

本堂西側には五重塔が建っています。

    

少し小ぶりな塔ですが、なかなかバランスよい美しい姿をしています。

    

本堂正面には、重要文化財に指定されている二王門が建っています。

    

室町時代中期に建てられた三間一戸八脚門です。屋根は切妻造、本瓦葺。主柱、前後の控柱ともに円柱となっています。本堂と同じように、和様を基調としていますが、柱の下部に礎盤を設ける点など細部に禅宗様も取り入れてました。

鎮守堂は、県指定有形文化財のようです。天文12(1543)年頃に建てられたようです。

    

霊場だけあって、参拝者が次から次へと訪れていました。





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