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おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

ケ・ブランリ-美術館(フランスパリ)

2009年03月04日 23時24分53秒 | 旅先にて
エッフェル塔の根元に付近に位置する『ケ・ブランリー美術館』は、ジャン・ヌーヴェルが手掛け2006年に竣工した建物です。

ガラスの壁は、いかにもって感じですね。

    

緑の壁です。壁に細工がしてあって、鉢が組み込めるようになっているようです。

    

建物本体は、黒を基調とした少し重厚感のある建物です。

    

壁のパネルは、可動式になってて、このあたりもらしさはありますね。この美術館は、前回紹介した2作品に比べて、建物規模がかなり大きいですね。

    

円筒状の発光体からの光で、ピロティ天井に色がついて幻想的な雰囲気を醸し出しています。

    

時間があれば、奥のカフェで休憩したかったのですが。。。


オザンファン・アトエリエ(フランスパリ)

2009年03月03日 23時38分06秒 | 旅先にて
パリ市の南部、パリ国際大学都市の近くに「オザンファン・アトリエ」は建っています。

    

細長い敷地に計画された建物です。近代建築の5原則を提唱する前にデザインされた建物で、サヴォア邸のような、シンプルな大胆さはありませんが、窓の配置などがとても印象的な建物です。

            

パリの街並みの中では、やっぱ白い壁の建物は、どことなく目立ちますね(^^)v


アラブ世界研究所(フランスパリ)

2009年02月27日 23時28分32秒 | 旅先にて
ジャン・ヌーヴェルの『アラブ世界研究所』です。この建物は、ジャン・ヌーヴェルにとっては出世作になるのかな?この建物で、俄然注目を浴びる建築家となりました。

    

アラブ18カ国とフランスが、アラブ世界の情報を発信し、アラブ世界の文化、精神世界を研究するための研究機関を設置することで同意し、建築された建物です。パリ5区のセーヌ川の南側に建てられています。セーヌ川からの外観は下の写真のようになります。

    

メインの建物は、結構細長い形をしています。

            

カメラの絞りのように見える、ガラスパネルはまさしくそのものですね。しかも稼働式でしたよ。

    

う~、これでパネル一枚でいくらかかったんだろ~って思ってしまった。。。それを考えちゃいけないのだろうけど。。。(^^;;

スイス学生会館(フランスパリ)

2009年02月26日 22時42分43秒 | 旅先にて
昨日紹介した、ブラジル館の建物を一つ挟んだ位置にスイス館は建っています。

    

ピロティの上に整然と並んだ開口部が印象的な、とてもシャープな建物です。

    

ここは、建物内にも入ることが出来ました。外観のシャープなイメージから一転して、曲線が印象的なホールです。

            

階段の袖壁も印象的です。

            

談話室の壁も、色鮮やかでとても印象的です。

    

個室も見学することが出来ました。シンプルでよいですね(^^)v おさかなも学生時代はこういうところで生活してみたかったですね~。。。(^^;;

            

ブラジル学生会館(フランスパリ)

2009年02月25日 22時48分17秒 | 旅先にて
パリ市の南に位置する、パリ国際大学都市において、コルビュジェは「ブラジル館」と「スイス館」の二つの建物の設計を行っています。

    

また、明日紹介しますが、「スイス館」とは随分雰囲気が違います。

    

コルビュジェらしさはあるのですが、どうも。。。らしくないような気もします。

    

参考文献に、掲載されることが少ないのも、このあたりに原因が。。。

    

でも、いい建物ですよ(^^)v


カルティエ現代美術財団(フランスパリ)

2009年02月21日 20時57分31秒 | 旅先にて
アメリカのホテルチェーンハイアットホテルアンドリゾーツのオーナーであるプリツカー一族が運営するハイアット財団から建築家に対して授与される賞に「プリツカー賞」っていうのがあるのですが、原則として一年に一人の建築家を表彰しています。サッカーでいえば、バロンドール賞みたいなもんでしょうか?
日本人で過去に受賞されたのは、丹下健三・槇文彦・安藤忠雄の三名になります。その「プリツカー賞」を2008年に受賞したのが、ガラスの建築を手掛けているフランスの建築家「ジャン・ヌーヴェル」なんです。

    

「カルティエ現代美術財団」で1994年竣工の建物です。カルティエが現代美術の作家たちを支援していくための施設のようです。美術館も兼ねているので、当日も多くの来館者が訪れていて長い行列ができていました。

    

ガラスの壁を道側に設けることによって、建物の気配を消しています。なので、とても写真を撮りにくい建物でもあります。

    

ガラスの壁の内側に、建物が建っています。まあ、こちらの建物も全面ガラスなのですが。。。

    

想像してたより、小さな建物でした。。。

サヴォア邸(フランス)

2009年02月19日 21時12分42秒 | 旅先にて
『サヴォア邸』は、パリ郊外のポワッシーに建っています。ル・コルビュジェの最高傑作の一つとも言われています。

    

建物は、1931年に完成しているから、約80年くらい前の建物なのですが、贅肉をそぎ落としたシンプルな姿は、現代においてもその輝きは失ってはいないですね。いや、ますます輝いているかもしれません。

    

ル・コルビュジエ(1887-1965)は、スイスで生まれで、フランスで主に活躍した建築家です。フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に近代建築の三大巨匠と呼ばれるています。

1928年から始まった、CIAM(近代建築国際会議)では、中心メンバーとして活躍していました。

そのころ、コルビュジェは、近代建築の5原則を提唱していました。

  1.ピロティ 2.屋上庭園 3.自由な平面
  4.水平連続窓 5.自由な立面

この5原則を、完全な形で体現したのがこの『サヴォア邸』です。

            

            

いやはや、なんとも形容しがたいほどの感銘を受けてきました。ほんと素晴らしい建物ですね。

    

おさかなも頑張って、感動を与えられる建物をつくっていきたいです。ほんともっともっと頑張らねばと思いましたよ。。。


フランスの旅報告会

2009年02月18日 23時27分37秒 | 旅先にて
今日は、珈琲倶楽部のマスターが、パリの報告会をセッティングしていただいて。フランスで撮ってきた写真を中心に、フランスで感じたことを話してきました。

その中で紹介した写真の一部です。

    

左上が、地下鉄の駅ホームです。左下が地下鉄入口です。パリの地下鉄は結構古くから整備されていたそうで、かなり老朽化していましたよ。パリの地下鉄は、改札は機械で行い、チケットを通すとゲートが開くシステムなのですが、駅から出る際には、チケットを通す必要はありません。定額制だからなのでしょうが。少し戸惑いましたよ。

中下の写真が、地下鉄の車両です。扉は手動で開けます。ボタンを押すタイプやノブを回すタイプなど、何パターンかありました。

右上の写真が、電話BOXです。日本では、あまり見かけなくなりましたが、パリの街には、結構たくさんありました。ガラス張りでお洒落なBOXでした。

右下の、緑色のBOXは、ビンの回収BOXでした。けっこういたるところに設置されていました。


オルセー美術館(フランスパリ)

2009年02月16日 23時43分59秒 | 旅先にて
オルセー美術館は、ルーブル美術館とロイヤル橋を挟んだセーヌ川対岸に位置しています。もともと1900年に開催された「パリ万国博覧会」のオルセー駅の駅舎兼ホテルだった建物を美術館として利用しています。

    

美術館入り口近くには、六体のブロンズ像が。。。結構存在感があります。

    

もと駅舎だけあって、とても大きな空間になっています。

            

大きな時計も印象的です。

    

この美術館には、ミレーの「落ち穂拾い」やマネの「オランピア」やゴッホの「自画像」など有名な美術品が沢山展示されています。そうそう「ヴィーナスの誕生」もあります。

    

っが、閉館間際に入館したため、どれも見れませんでした(^^;; 建物の写真撮っただけです~  ここもリベンジしなきゃですよね


ルーブル美術館(フランスパリ)

2009年02月15日 18時37分48秒 | 旅先にて
オペラ座から南方向へ歩いて行った先に「ルーブル美術館」が建っています。ルーブル宮殿の大部分を美術館に利用しています。アメリカのメトロポリタン美術館と並んで世界最大級の美術館でもあります。

    

パリのセーヌ河岸とカテゴリーで世界遺産にも登録されています。

    

ミッテラン大統領の時代に、地下に大規模な増築を行い、その際に有名なガラスのピラミッドがつくられました。設計はアメリカのI・M・ペイによって手がけられています。

    

膨大な美術品が展示されており、見て廻るには一日あっても足りないほどの量なのですが、今回は超短時間の見学で、ガイドさんの案内によって主要なものしか見て廻れませんでした。

    

「民衆を導く自由の女神」です。これは大昔、ジグソーパズルで作成したのを思い出しました。

    

もと宮殿だけあって、建物も見ごたえありますよ。天井画も素晴らしいです。

            

やっぱ、これは見ておかないとね。「モナリザ」です。

    

「ナポレオンの戴冠」です。これも有名な絵ですよね。

            

「ミロのビーナス」です。

    

「スフィンクス」もいました。

    

地下工事を行ったときに、昔の城壁が出てきたそうです。それをそのまま利用して展示を行っています。

もっともっと見たいものはあったのですが。。。また次回にとっておきます(^^)v


ホテル・アンバサダー

2009年02月14日 20時35分41秒 | 旅先にて
今回のフランスの旅の拠点となったパリの「ホテル・アンバサダー」です。

    

ギャラリー・ラファイエットやプランタン等の百貨店がある通りにあって、オペラ座の東の方に位置している、とても便利な場所にあるホテルです。

    

ロビーの周辺です。ヨーロッパのホテルは天井が高くて気持ちがいいですよね。

            

エレベーターです。パリの街を巡って気がついたのですが、エレベーターやエスカレーターは、ほとんどが「OTIS」でしたね。流石老舗というところでしょうか。日本だと「三菱」が多いのですが。。。

    

バー及びロビー周辺です。重厚感のある空間となっています。

    

ホテルでの食事は、朝食バイキングだけでした。モブログでも紹介しましたが、パン、チーズ、ヨーグルト、ハム等がメインとなっていました。チーズも種類が豊富で美味しかったですよ(^^)v

    


ノートルダム大聖堂(フランスパリ)

2009年02月12日 21時38分34秒 | 旅先にて
ノートルダム大聖堂はパリ市内を流れるセーヌ川の中洲であるシテ島に建っていて、ゴシック建築を代表を建物です。建築史の勉強の際には、必ずと言っていいほど登場してくる建物でもあります。1991年には、世界文化遺産にも登録されています。

            

建物は、1163年に工事が着工され、1225年には一応の完成になったようですが、正面の双塔は1250年頃まで工事がおこなわれていたようです。

    

建物構造は、中央のヴォールトをフライングバットレスが支える構造となっています。現在のバットレスは、1345年に完成したと考えられています。

    

正面に3つのゲートがあるのですが、真ん中のゲート上部には、キリストの最後の審が描かれた彫刻となっています。

完成当初は、かなりな影響威力を持つ教会であったようですが、徐々に人心も離れ、破壊や略奪を受け1795年には閉鎖されたそうです。その後、ナポレオン・ボナハルトがミサや戴冠式を行い再び光を浴びるようになったそうです。その後、作家のヴィクトル・ユゴーが小説「ノートル=ダム・ド・パリ」の中でその魅力を訴えたことで、修復の気運が高まり、現在の姿へと輝きを取り戻したそうです。

    

大聖堂内部のボールト天井です。ステンドグラスがはめ込まれたサイドウィンドウからほのかに光が取り入れられ、荘厳な空気を醸し出しています。

    

スポット照明も、とても効果的です。

    

ステンドグラスの窓も、いたるところに設置され、とても美しいです。

            

ちなみに、ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」を表し、聖母マリアの事を指すそうです。

    

夜明けの頃に、一度行ってみたいものです。ほのかに明るくなり、徐々にステンドグラスが輝き始める姿を見てみたいものです。

    


東京都庁(東京都新宿区)

2009年01月18日 18時58分34秒 | 旅先にて
東京都庁は、丹下健三の設計による建物です。もともとは千代田区に建っていたのですが(現在の東京国際フォーラムがあるあたり)、1990年に現在の場所に移転してきました。最近のような気がしてましたが、もう20年くらいになるんですね~。

    

    
            

約17万人もの職員を抱える巨大組織なので、それなりに大きな建物が必要なので、このように巨大な建物を必要なのでしょうが。。。

写真は、東京都庁第一本庁舎です。この建物の横に東京都庁第二本庁舎が建っています。

下の写真は、議会棟になります。

    

丹下健三は、好きな建築家の一人ですが、晩年の建物には魅力を感じません。この東京都庁も好きな建物ではないです。おさかなのすんでいる香川県も県庁舎は丹下健三の設計による建物なのですが、2000年に竣工した本館の方は好きではないのですが、1958年竣工の東館は、大好きな建物です。

そういった意味でも、旧東京庁舎は残しておいて欲しかったですね~。まあ、当時はバブルの真っ最中でしたから、結構いけいけどんどんみたいなところもあったのだとは思いますが。。。惜しい事をしてしまいましたね~。


代々木国立屋内総合競技場(東京都渋谷区)

2009年01月14日 11時11分21秒 | 旅先にて
丹下健三設計の「代々木国立屋内総合競技場」に行ってきました。じっくり見るのは、やっぱり学生時代以来です。

    

吊り構造によって構成されていて、2枚の湾曲屋根がとても印象的です。

            

力強さをも感じさせるデザイン性が今の時代においても強烈な個性を与えていますね。

    

    

小競技場の方です。

    

    

学生時代より、随分時間は経っていますが、自分自身の建築に対する考え方も時代を経て変遷しているように、同じ建物を見たとしても、感じるものは随分と変わっていますね。それはそれでとても興味深いことですね。


渋谷駅界隈

2009年01月12日 18時37分22秒 | 旅先にて
渋谷の街を歩くのも学生時代以来のような気がする、だとすると随分久しぶりです。当時からある建物もあったり、見知らぬ建物があったりと結構楽しめました。

学生の時には、よく待ち合わせ場所にしてた。ハチ公の銅像です。学生時代には携帯電話などの便利な道具はなく、こういった目印は重要だったんですよね。

    

ハチ公の像の前に、緑色の電車の車体が。。。なんだか懐かしいです。

    

渋谷の駅ビルです。

    

センター街の方。。。

            

FMラジオでよく登場するスペイン坂スタジオ。おのぼりさんはやっぱ押さえておかないと。。。

    

こういった建物を見ると、やっぱ都会だな~って思います。地方じゃなかなか勇気がいると思う(^^;;
「ライズ」 北河原温設計で、1986年竣工の建物です。

    

東京は、坂が多くて、いたるところに階段があるんですよね~

            

「警視庁渋谷署宇田川派出所」です。設計は、鈴木エドワードで、1985年竣工の建物です。それまでの交番の概念でなく、建築物として取り組んだ画期的な作品ですね。

    

おさかなが若かったころは、こういった建物が多かったのですよね。ちょっとメカチックな感じで。。。
「ヒューマックス パビリオン 渋谷」 若林広幸設計で、1992年竣工の建物です。

            

今の主流は、こういったシンプルな感じですよね。

    

新年早々と言うこともあって、普段の喧騒はなく、いたって穏やかな渋谷でした。